RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー比較まとめ。画質と実用性を両立した一本

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー比較まとめ。画質と実用性を両立した一本

RF 24-70mm F2.8 L IS USM
RF 24-70mm F2.8 L IS USM
¥282,110
出品中の商品(21)
日常から仕事まで幅広いシーンで主力として頼れる標準ズーム。開放からコントラストが高く、人物の肌や街の質感、室内の光まで清潔に再現します。ピント面はシャープで背景は自然にとけ、フレーミングの自由度が高い。静かで迷いにくいAFは写真も動画も快適。周辺までの均質性が高く、逆光でも粘り強い描写。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、近接も得意でテーブルフォトやディテール表現にも対応。操作感は確かな手応えで、撮影のテンポを崩しません。旅行から広告まで幅広く一本で完結できるバランスが魅力です。発色は素直で後処理もしやすい。
EOS R6 ボディ
EOS R6 ボディ
¥146,990
出品中の商品(40)
自然な発色と滑らかな階調で、肌や空の質感を丁寧に描くスタンダードモデルです。堅実なAFと気持ちのよいシャッターフィールで、動きものから静物まで素直に対応します。カスタマイズ性が高く、主要な操作を手元に集約できるため、構えたまま設定に迷いにくいのも魅力。低照度でも色が破綻しにくく、夜景や室内での撮影でも落ち着いたトーンを保ちやすい描写です。風景の深い階調からポートレートの柔らかなボケまで、目的に合わせた表現に真っ直ぐ応えます。長く使える基礎体力があり、作品作りの軸として信頼できる、実直なボディです。
RF 24-105mm F4 L IS USM
RF 24-105mm F4 L IS USM
¥123,540
出品中の商品(56)
常用域を広くカバーし、旅行やスナップ、記録から作品づくりまで一本で対応。全体にバランスの良い解像と自然な発色で、周辺まで破綻の少ない描写。逆光や高コントラストでも粘りがあり、細部が潰れにくい。AFは静かで確実、動画でもフレーミングの乱れが少ない。迷ったときに頼れるスタンダード。ズーム操作はスムーズで、素早いフレーミングにも追従。MFリングは程よい重みで微調整が楽。周辺光量の変化は穏やかで、画面全体のトーンが整いやすい。手持ち撮影でも落ち着いた画づくりに役立ち、動画でも扱いやすい。日々の記録から旅の一枚まで安心して任せられる。
EOS R5 ボディ
EOS R5 ボディ
¥228,700
出品中の商品(41)
作品づくりに応える解像感とやわらかな階調表現が持ち味。人物では肌の質感が上品にまとまり、風景では細部まで空気感を残して描きます。安定したAFと直感的な操作系でテンポよく撮影が進むのも魅力。静止画と動画を行き来しながら、逆光や暗所でも落ち着いたトーンで仕上げやすい、頼れるスタンダードです。素直な発色は後処理での追い込みにも向き、彩度やコントラストを調整しても破綻しにくい印象。旅やポートレート、商品撮影まで幅広く対応し、撮る人の基準機として長く使えるバランスの良さが光ります。握り心地も落ち着いており、構図に集中しやすい一台です。
EF 24-70mm F2.8L II USM
EF 24-70mm F2.8L II USM
¥130,000
出品中の商品(11)
仕事から作品撮りまで頼れる標準ズーム。ピント面はキリッと解像し、微細な質感を丁寧に拾います。発色は癖が少なく、後処理での追い込みもしやすい。周辺まで均質で、風景や商品撮影でも安心。逆光でもコントラストが粘り、光を活かした表現に強い。AFは素早く静かでテンポを崩しません。近接では立体感が際立ち、金属も布も質感豊か。一本で多様な現場を肩の力を抜いてまとめられます。ズーム操作は抵抗感が程よく、構図の微調整が確実。動画でもピント移動が滑らかで、フレーミングの安定に寄与します。持ち出しやすいバランスで、移動の多い撮影でも疲れにくい。
RF 28-70mm F2.8 IS STM
RF 28-70mm F2.8 IS STM
¥155,440
出品中の商品(16)
広い画角を気持ちよくカバーし、ピント面は芯がありつつ硬すぎない描写。開放付近からコントラストがすっと立ち上がり、色は濁りにくく背景は自然にとろけます。静かで迷いにくいAFと一定のズームトルクで構図の微調整が容易。周辺までのまとまりも良好で、空や肌のグラデーションも滑らか。手持ちでも安定した画づくりに役立ち、逆光下でも破綻しにくい抜けをキープ。動画ではブリージングが控えめで、ピント移動は滑らかです。携行時のバランスも取りやすく、撮って出しでも色が乗りすぎず調整幅が広い。被写体との距離変化にも素直に反応し、表情や質感を気持ちよく描き出します。
RF 24-105mm F2.8 L IS USM Z
RF 24-105mm F2.8 L IS USM Z
¥407,630
出品中の商品(24)
標準域を広くカバーするズームで、静止画から動画まで幅広くこなす万能選手。ズーム全域でピント面のキレとコントラストが安定し、周辺まで均質。逆光でも粘りがあり、色の階調が豊かに出ます。静かで確実なオートフォーカスと滑らかな操作系、抑えめのフォーカスブリージングにより、手持ち撮影でも落ち着いた画づくりに役立ちます。発色はニュートラル寄りで後処理の追い込みがしやすく、細部の質感を損ねにくいのも好印象。ズームリングのトルクは落ち着いていて、フレーミングの微調整が行いやすく、動画のパンやズームワークでも自然に決まります。
RF 28-70mm F2 L USM
RF 28-70mm F2 L USM
¥398,110
出品中の商品(15)
明るさをいかした浅い被写界深度と、開放からの高いコントラストで、被写体が引き立つ。ズーム全域で色乗りが安定し、肌も風景も自然にまとまる。逆光にも粘る描写で、光を味方にしやすい。AFは静かで確実、迷いにくい。動画でもブリージングが抑えめで、呼吸感の少ないフォーカス移動が可能。リング操作は滑らかで、構図の切り替えがリズミカル。近接でも立体感を保ちやすく、テーブルフォトや花でも雰囲気よく仕上がる。周辺まで均質で、絞れば隅々のテクスチャもくっきり。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、イベントや旅の記録でも一本でテンポ良く対応。作品撮りから日常まで守備範囲が広い。

CanonのRF 24-70mm F2.8 L IS USMは、キヤノンRFマウントの中でも定番のレンズです。ズーム全域でF2.8、レンズ内手ブレ補正、そして標準ズームとしては驚くほど寄れるのが強み。一方で約900gと重量があり、価格も気軽ではありません。この記事では画質・操作感・AF・手ブレ補正・近接性能まで、さまざまな視点からRF 24-70mm F2.8 L IS USMを紹介します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

チェックアイコン

ズーム全域F2.8と高い解像感が軸。イベント・ポートレート・スナップを「失敗しにくい標準ズーム」でまとめたい人におすすめ

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約900gの重量と大きさが最大の壁。旅行の長時間歩きや小型ボディ中心だと、機動力が落ちやすい点は要注意

チェックアイコン

レンズ内手ブレ補正はCIPA基準で最大5段分(70mm、EOS R使用時)で、ボディ内手ブレ補正がない機種でも使いやすい

チェックアイコン

最短撮影距離が24mmで0.21m、最大撮影倍率0.30倍(32mm時)と「寄れる」のも魅力

チェックアイコン

競合はRF28-70mm F2.8 IS STM、RF24-105mm F2.8 L IS USM Zなど。それぞれの違いを分かりやすく解説

目次

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー要点

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー要点

via:SLR Lounge

CanonのRF 24-70mm F2.8 L IS USMは、画質・手ブレ補正・近接性能までしっかり備えた、RFマウントの大三元標準ズームです。そのぶんサイズや価格は重めです。まずは、どんな人に向いていて、どんな人には合いにくいのかを紹介します。なお「大三元」とは、各メーカーの上位F2.8通しズーム3本をまとめた呼び方です。

おすすめな人

RF 24-70mm F2.8 L IS USMは仕事や作品づくりで、24〜70mmの範囲を高画質で撮影したいという人に合います。たとえばイベントなら、24mmで会場全体の雰囲気を広く写しつつ、50〜70mmでは登壇者の表情まで狙いやすく、1本で画づくりをまとめやすいレンズです。

また、室内ポートレートや披露宴のように光量が揺れる場面ではF2.8通しと手ブレ補正が便利になります。そのため、手持ちの成功率を上げたい人にとってもおすすめです。なお、被写体ブレは別問題なので注意しましょう。

不向きな人

軽量コンパクトを最優先にする人には、約900gがハードルになります。街歩き旅行で長時間カメラを下げて持ち歩くような人にとっては不向きになることもあるでしょう。また、2026年5月28日現在キヤノンオンラインショップ価格は363,000円(税込)と比較的高価なため、価格を抑えたい人にも不向きといえます。F2.8が必須でないなら、F4通しや小型ズームのほうが結果的に持ち出す回数が増え、撮れる写真が増えるケースもあります。

要素別レビュー早見表

一般的にレンズは、イベント、ポートレート、旅行、動画などの用途によって向き不向きが大きく変わります。まずはRF 24-70mm F2.8 L IS USMの「どの部分が強く、どこに注意が必要か」を一覧で確認してみましょう。

要素

レビュー

解像力

開放から使えるシャープさで、ズーム全域の安定感が強み。

ボケ味

F2.8らしい素直なボケ。背景の整理がしやすい標準ズーム。

逆光耐性

極端な逆光では工夫が必要だが、フレアを抑えやすい傾向。

歪曲・周辺減光

広角側は補正前提になりやすい。RAW現像のワークフロー次第。

手ブレ補正(IS)

CIPA基準で最大5段分(70mm、EOS R使用時)。手持ち運用の幅を広げる。

AFの実用性

USMらしく静かで素早い動作が期待でき、イベント向き。

近接撮影

24mmで0.21mまで寄れる。小物・料理の撮影が楽になる。

重量バランス

レンズは大柄。大型ボディでは安定しやすいが小型では前玉が主張。

コスト

性能に対する納得感は出やすい一方、気軽に選べる価格帯ではない。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMは総合力は非常に高い一方で、重量や価格がネックになりやすいレンズでもあります。特に価格に関しては、標準ズームとしては明確に高価格帯です。趣味で気軽に選ぶというより、仕事・作品づくり・長期運用を前提に検討したい価格感といえます。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの基本情報

RF 24-70mm F2.8 L IS USMは、2019年9月下旬に発売されたRFマウントの大口径標準ズームです。ズーム全域F2.8、レンズ内手ブレ補正、優れた近接性能を備えた、RFシステムの主力レンズといえます。24〜70mmは幅広い撮影ジャンルをまかないやすく、仕事用から作品づくりまで対応しやすい1本です。

主なスペック要点

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの大きな特徴は「F2.8通し・IS・最短撮影距離・フィルター径・重量」です。フィルター径や重量はカメラアクセサリーやバッグ選びにも関わるので、購入前に確認しておきましょう。

項目

レンズ種別

標準ズーム(RFマウント)

焦点距離

24-70mm

開放F値

F2.8(ズーム全域)

手ブレ補正

レンズ内IS(静止画 最大5段分)

最短撮影距離

0.21m(24mm時)/ 0.38m(70mm時)

最大撮影倍率

0.30倍(32mm時)

絞り羽根枚数

9枚(円形絞り)

フィルター径

82mm

最大径×長さ

約φ88.5mm × 125.7mm

重量

約900g

発売日

2019年9月下旬

現行RF標準ズーム内での立ち位置

RF24-70mm F2.8 L IS USMは、24mm始まり、F2.8通し、Lレンズの描写、レンズ内ISをバランスよく備えた標準ズームです。携帯性を優先するならRF28-70mm F2.8 IS STM、105mmまでのレンジや動画対応を重視するならRF24-105mm F2.8 L IS USM Zも候補になります。なお、2026年5月時点で、RF24-70mm F2.8 L IS USMの明確な後継機にあたる「II型」は登場していません。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのデザインと操作性のレビュー

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのデザインと操作性のレビュー

via:OpticalLimits

RF 24-70mm F2.8 L IS USMは、まずサイズと重さに驚く人も多いレンズです。ただ、操作まわりは扱いやすく、撮影中に迷いにくい作りになっています。ズームリングやフォーカスリングも動かしやすく、長時間の撮影でも安定して使いやすいといえるでしょう。

持ったときのバランス:900g級をどう受け止めるか

約900gは、標準ズームとしては非常に重たい部類です。小型ボディ中心だと、片手保持が続く場面で疲れが出やすくなります。一方ボディがEOS R5EOS R6系のようなグリップがしっかりした機種だと、重心が前に寄っても両手で安定させやすいでしょう。

また、最大径約88.5mm・全長約125.7mmとサイズも大きめです。旅行やイベント、街歩きなど移動しながら撮る場面では、レンズフード込みでさらにボリュームが出るため、バッグ内のスペースや持ち運びの負担は事前に考えておきたいポイントです。

リング・スイッチ類:「迷いにくさ」が魅力

標準ズームは撮影中のズーミング頻度が高いため、リングの操作感重要です。RF 24-70mm F2.8 L IS USMは、ズームリングのストロークと回転の粘りが扱いやすく、意図した画角に止めやすいタイプです。また、AF/MFやISのスイッチは誤操作しにくい配置になっています。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの画質レビュー

大三元標準ズームに求められるのは、ズーム全域で安定した画質と、どの場面でも安心して使いやすいことです。RF 24-70mm F2.8 L IS USMは、F2.8の開放からシャープに写しやすく、少し絞るとさらに細部まで描写しやすいレンズといえます。

解像感:開放から使えるか、周辺まで粘るか

F2.8通しの標準ズームは、焦点距離によって写りの傾向が変わりやすいのが悩みどころです。RF 24-70mm F2.8 L IS USMは24mm側でも70mm側でも被写体の質感が出しやすく、人物の髪や衣装、商品のエッジなどをきれいに写しやすい傾向にあります。

なお、風景を細かく写したいときは、少し絞って撮ると安定しやすいでしょう。一方で、F2.8開放からしっかり使えるため、暗い場所や室内でもシャッタースピードを確保しやすくなります。絞りを無理に上げなくても撮れる場面が増えるので、表現の自由度が高いレンズといえます。

ボケと色:標準域らしい素直さが武器

24-70mmは望遠単焦点ほど極端なボケ量は出ませんが、F2.8があるだけで背景の整理はしやすくなります。たとえば70mm・近接で上半身ポートレートを撮ると、背景の情報量を落として被写体を立てることもしやすいでしょう。

色再現はボディ側の設定や現像でも変わりますが、Lレンズらしい安定感を期待しやすい傾向です。肌色や白い被写体の階調が崩れにくいと、納品写真のセレクトやレタッチ工程もしやすくなります。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの手ブレ補正(IS)レビュー

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの特徴のひとつが、レンズ内手ブレ補正を搭載している点です。CIPA基準で最大5段分(70mm、EOS R使用時)の補正効果があり、IBIS非搭載のEOS RやEOS RPでも、手持ち撮影の安定感を高めやすいレンズといえます。

暗所での「撮れる確率」を上げる実用装備

手ブレ補正が効くのは、被写体が止まっている、あるいは動きが小さい場面です。たとえば室内のスナップ、教会や式場の雰囲気カット、料理や会場装飾などは、シャッタースピードを落としても成立しやすい被写体。ここでISがあると、ISOを上げすぎずに済むケースが増えます。

ただし、人物が動く場面では被写体ブレの対策が別に必要です。ISは万能ではないので、撮影現場では「ISOとシャッタースピードの折り合いをつける補助」として捉えると失敗が減るでしょう。

IBIS非搭載ボディで使いやすさが増す

ボディ内手ブレ補正(IBIS)は、機種や世代によって搭載の有無が分かれます。IBIS非搭載ボディで使う場合、レンズ内手ブレ補正の有無は重要なポイントです。RF 24-70mm F2.8 L IS USMはレンズ側にISを備えているため、EOS RやEOS RPのようなIBIS非搭載機でも手持ち撮影を安定させやすいレンズです。

動画でも、手持ち撮影時の細かな揺れを抑えやすくなります。ただし、歩き撮りまで滑らかにするにはレンズ内ISだけでは限界があります。より安定させたい場合は、脇を締める、ストラップを軽く張る、ゆっくり歩くなど、撮り方もあわせて意識するとよいでしょう。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのAF性能レビュー

RF 24-70mm F2.8 L IS USMはナノUSM(キヤノンの高速・静音AFモーター)を採用しており、静止画では高速なAF、動画では滑らかなAFが期待できる設計です。実際の追従性は、組み合わせるボディのAF性能や被写体検出設定にも左右されますが、助かるケースも多いでしょう。

一瞬の表情を狙いやすいAFと静かな動作

披露宴や子どもの行事のように「一瞬の表情」をうまく撮影したい場面では、フォーカスの迷いが少ないことが武器になります。24mm側で状況を広く押さえ、次の瞬間に70mm側で寄る、といったズームワークでも、AFが追従してくれると歩留まりが上がります。

また、静音性も見逃せません。静かな室内での撮影でも使いやすいため、活躍の幅が広がるでしょう。

ボディ設定で伸びる余地:迷ったら「標準」から

AFの追従性や粘りは、サーボAFの特性や被写体検出の設定で印象が変わります。最初から細かく追い込むよりもまずはボディ推奨の標準設定で癖を掴み、撮影ジャンルに合わせて少しずつ調整するほうが、失敗が増えにくいでしょう。特に人物撮影では、顔・瞳検出を使うかどうかで歩留まりが変わります。動きの少ない被写体なら標準設定でも十分使いやすく、動きが速い場面では追従感度や検出対象を見直すと安定しやすくなります。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの近接撮影レビュー

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの近接撮影レビュー

via:The-Digital-Picture(作例)

RF 24-70mm F2.8 L IS USMが「ただの大三元」で終わらない理由が近接性能です。最短撮影距離は24mmで0.21m、70mmで0.38m。さらに最大撮影倍率0.30倍(32mm時)と、標準ズームとしては寄れる部類に入ります。

料理・小物・商品撮影で効く、0.21mという武器

たとえばカフェのテーブルで料理を撮るときに、椅子を引けない状況でも画角を作れるのが近接の強みです。24mmで寄って背景も入れた「状況説明の写真」を撮り、次に50〜70mmで質感寄りのカットに切り替える、といった流れが1本で成立します。

また、最大撮影倍率0.30倍は「ハーフマクロほどではないが、明確に寄れる」ラインです。アクセサリーやコスメ、ガジェットの小物撮影でも、使いやすいでしょう。

近接時の注意点:歪み・影・ピント面を意識する

広角側で極端に寄ると、パース(遠近感の誇張)が出やすく、人物では顔の形が変わって見えることがあります。料理でも皿の形が強調されるので、必要なら少し引いて50mm前後に寄せるなど、画角の選び方で自然さを作れます。

また、近いほどレンズや手が光を遮りやすく、影が落ちる場合があります。部屋の照明位置を変える、被写体を窓側に寄せるなどの工夫をすると、このレンズの解像感がより活きます。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMの動画運用レビュー

動画では、画角の使いやすさ、AF駆動音の少なさ、レンズ内ISによる手持ちの安定感がポイントになります。フォーカスブリージング(ピント位置を変えたときに画角が少し変わって見える現象)の出方まで重視する場合は、使用ボディとの組み合わせで確認しておくと安心です。

手持ち動画でのメリット

手持ち動画では、レンズ内ISによって細かな揺れを抑えやすくなります。固定気味の手持ちカットやインタビュー、室内の記録では、映像の安定感を得やすいでしょう。

一方で、歩き撮りまで滑らかにするにはレンズ内ISだけでは限界があります。脇を締める、ストラップを軽く張る、上下動を抑えて歩くなど、基本的な撮り方と組み合わせるとより安定します。

24-70mmの「画角が変えられる」便利さ

動画では、被写体との距離を変えにくい場面が多いぶん、ズームで画角を調整できることは大きなメリットとなります。24mmで場の説明、35〜50mmで会話の距離感、70mmで表情を拾う、といった切り替えが素早くできるのは強みです。

さらに立ち位置を大きく変えずに画の調整もできるため、撮影テンポを崩しにくいといえるでしょう。レンズ交換の回数も減らしやすく、撮り逃しを抑えやすい点も標準ズームならではの強みです。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMと競合機の比較

RF 24-70mm F2.8 L IS USMと競合機の比較

via:SLR Lounge

RF 24-70mm F2.8 L IS USMは、24mm始まり・F2.8通し・Lレンズ・IS搭載のバランス型です。軽さ重視ならRF28-70mm F2.8 IS STM、望遠側のレンジや動画運用まで重視するならRF24-105mm F2.8 L IS USM Zなども候補になります。

機種

立ち位置

RF 24-70mm F2.8 L IS USM

標準域の主力。F2.8通し+IS+近接のバランス型

Canon EF24-70mm F2.8L II USM

EF単体では約805gとRF24-70mm F2.8 L IS USMより軽いものの、EOS R系で使う場合はマウントアダプター分の重量が加わる

Canon RF24-105mm F4 L IS USM

レンジと機動力重視。F4でも1本完結を狙いやすい

Canon RF28-70mm F2 L USM

F2で描写力を押し上げた高性能タイプ。重さと価格を許容できる人向け

Canon RF28-70mm F2.8 IS STM

軽さ重視のF2.8通し標準ズーム。28mm始まりだが、約495gと軽く、持ち歩きやすさを優先する人向け

Canon RF24-105mm F2.8 L IS USM Z

24〜105mmをF2.8通しでカバーする静止画・動画向けの大口径ズーム。レンジは強いが、約1,330g(三脚座除く)と大柄

EF24-70mm F2.8L II USM:軽さとEF運用を優先する人へ

Canon EF24-70mm F2.8L II USMは、EFマウントで長く定番になった24-70mm F2.8です。アダプター前提でEOS Rボディと組み合わせても画質面で大きな不満が出にくい一方、ISがないため暗所の手持ちでは差が出やすくなります。

すでにEFレンズ資産が厚く、RFへの移行コストを抑えながら使いたい人にはぴったりでしょう。逆にRFで標準ズームを主力にしたいのであれば、ISや近接も含めた完成度でRF 24-70mm F2.8 L IS USMに軍配が上がります。

RF24-105mm F4 L IS USM:旅行・取材で一本化したい人へ

Canon RF24-105mm F4 L IS USMは、24-70mmより望遠側が伸びるぶん、旅行や取材を1本でまかないやすいレンズです。屋外中心で日中の撮影が多いなら、F4でも困らない場面も多いでしょう。

一方で室内イベントやポートレートで背景を整理したい場面では、F2.8とF4の差が出やすい傾向にあります。被写体を立てたい、暗所でISOを抑えたい、という撮影が多い人ほどRF 24-70mm F2.8 L IS USMが向きます。

RF28-70mm F2 L USM:標準域の表現を単焦点寄りにしたい人へ

Canon RF28-70mm F2 L USMは、ズームでありながらF2という強烈な個性が魅力です。ボケ量や暗所の余裕は同じ標準域でも別物になりやすく、ポートレートやブライダルの「ここぞ」で強い武器になります。

ただし、広角端が28mmスタートである点と、重量級になりやすい点は用途を選びます。24mmが必要なスナップや風景、会場の引きが多い撮影が中心なら、24mmスタートのRF 24-70mm F2.8 L IS USMのほうが向いているでしょう。

RF28-70mm F2.8 IS STM:軽さ重視でF2.8通しを使いたい人へ

RF28-70mm F2.8 IS STMは、ズーム全域F2.8ながら約495gに抑えた軽量な標準ズームです。RF24-70mm F2.8 L IS USMより広角端が28mm始まりになるため、室内や集合写真、風景では、もう一歩引かないと全体を入れにくい場面があります。

一方で、旅行や街歩き、軽量ボディとの組み合わせでは持ち出しやすく、F2.8通しをできるだけ軽く使いたい人には有力な選択肢です。Lレンズの外装や24mm始まりを重視するならRF24-70mm F2.8 L IS USM、軽さと価格のバランスを重視するならRF28-70mm F2.8 IS STMが選びやすいでしょう。

RF24-105mm F2.8 L IS USM Z:105mmまで欲しい静止画・動画ユーザーへ

RF24-105mm F2.8 L IS USM Zは、24mmから105mmまでをF2.8通しでカバーする大口径標準ズームです。70mmでは少し足りないイベント、ブライダル、取材、動画撮影でも、レンズ交換なしで中望遠域まで使えるのが大きな強みです。ズーム時の全長固定、アイリスリング、パワーズームアダプター対応など、動画運用を意識した仕様もRF24-70mm F2.8 L IS USMとの違いです。

ただし、約1,330g(三脚座除く)と重いため、軽快な手持ち撮影や長時間の街歩きには負担が出やすいといえます。24〜70mmで足りるならRF24-70mm F2.8 L IS USM、105mmまでのレンジや動画対応を重視するならRF24-105mm F2.8 L IS USM Zが候補になります。

RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー比較まとめ

CanonのRF 24-70mm F2.8 L IS USMは、標準域で「ズーム全域の画質」「F2.8通し」「レンズ内手ブレ補正」「寄れる近接」を高い次元でまとめた、RFシステムの主力レンズです。懸念点は約900gの重量と価格で、長時間の持ち歩きをしたい人や軽快さ優先の人にはやや不向きといえるでしょう。イベントやポートレート、作品撮りで標準域を一本化したいなら、有力候補として、手ブレ補正と近接の価値まで含めて検討してみてください。


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RF 24-70mm F2.8 L IS USM
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¥228,700
出品中の商品(41)
作品づくりに応える解像感とやわらかな階調表現が持ち味。人物では肌の質感が上品にまとまり、風景では細部まで空気感を残して描きます。安定したAFと直感的な操作系でテンポよく撮影が進むのも魅力。静止画と動画を行き来しながら、逆光や暗所でも落ち着いたトーンで仕上げやすい、頼れるスタンダードです。素直な発色は後処理での追い込みにも向き、彩度やコントラストを調整しても破綻しにくい印象。旅やポートレート、商品撮影まで幅広く対応し、撮る人の基準機として長く使えるバランスの良さが光ります。握り心地も落ち着いており、構図に集中しやすい一台です。
EF 24-70mm F2.8L II USM
EF 24-70mm F2.8L II USM
¥130,000
出品中の商品(11)
仕事から作品撮りまで頼れる標準ズーム。ピント面はキリッと解像し、微細な質感を丁寧に拾います。発色は癖が少なく、後処理での追い込みもしやすい。周辺まで均質で、風景や商品撮影でも安心。逆光でもコントラストが粘り、光を活かした表現に強い。AFは素早く静かでテンポを崩しません。近接では立体感が際立ち、金属も布も質感豊か。一本で多様な現場を肩の力を抜いてまとめられます。ズーム操作は抵抗感が程よく、構図の微調整が確実。動画でもピント移動が滑らかで、フレーミングの安定に寄与します。持ち出しやすいバランスで、移動の多い撮影でも疲れにくい。
RF 28-70mm F2.8 IS STM
RF 28-70mm F2.8 IS STM
¥155,440
出品中の商品(16)
広い画角を気持ちよくカバーし、ピント面は芯がありつつ硬すぎない描写。開放付近からコントラストがすっと立ち上がり、色は濁りにくく背景は自然にとろけます。静かで迷いにくいAFと一定のズームトルクで構図の微調整が容易。周辺までのまとまりも良好で、空や肌のグラデーションも滑らか。手持ちでも安定した画づくりに役立ち、逆光下でも破綻しにくい抜けをキープ。動画ではブリージングが控えめで、ピント移動は滑らかです。携行時のバランスも取りやすく、撮って出しでも色が乗りすぎず調整幅が広い。被写体との距離変化にも素直に反応し、表情や質感を気持ちよく描き出します。
RF 24-105mm F2.8 L IS USM Z
RF 24-105mm F2.8 L IS USM Z
¥407,630
出品中の商品(24)
標準域を広くカバーするズームで、静止画から動画まで幅広くこなす万能選手。ズーム全域でピント面のキレとコントラストが安定し、周辺まで均質。逆光でも粘りがあり、色の階調が豊かに出ます。静かで確実なオートフォーカスと滑らかな操作系、抑えめのフォーカスブリージングにより、手持ち撮影でも落ち着いた画づくりに役立ちます。発色はニュートラル寄りで後処理の追い込みがしやすく、細部の質感を損ねにくいのも好印象。ズームリングのトルクは落ち着いていて、フレーミングの微調整が行いやすく、動画のパンやズームワークでも自然に決まります。
RF 28-70mm F2 L USM
RF 28-70mm F2 L USM
¥398,110
出品中の商品(15)
明るさをいかした浅い被写界深度と、開放からの高いコントラストで、被写体が引き立つ。ズーム全域で色乗りが安定し、肌も風景も自然にまとまる。逆光にも粘る描写で、光を味方にしやすい。AFは静かで確実、迷いにくい。動画でもブリージングが抑えめで、呼吸感の少ないフォーカス移動が可能。リング操作は滑らかで、構図の切り替えがリズミカル。近接でも立体感を保ちやすく、テーブルフォトや花でも雰囲気よく仕上がる。周辺まで均質で、絞れば隅々のテクスチャもくっきり。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、イベントや旅の記録でも一本でテンポ良く対応。作品撮りから日常まで守備範囲が広い。
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RF 24-70mm F2.8 L IS USMのレビュー比較まとめ。画質と実用性を両立した一本に関連する投稿

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RF 24-70mm F2.8 L IS USM
RF 24-70mm F2.8 L IS USM
¥282,110
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