レンズフィルターが外れない原因と安全な外し方|輪ゴム・レンチ・最終手段まで解説

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レンズフィルターが外れない。そんなトラブルは、締め付けすぎや砂噛み、斜め噛み、枠の歪みなどが重なって起こることが多く、焦って力任せに回すほど悪化しがちです。大切なのは「摩擦を増やす」「力を均一にかける」「段階的に手段を上げる」という基本を守ること。本記事では、輪ゴムやゴム手袋での外し方からフィルターレンチの使い方、可変NDやレンズフード併用時の注意点、最終手段の判断基準まで分かりやすく解説します。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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外れない原因は「斜め噛み」「砂噛み」「締め付け」「枠の歪み」「固着」が中心

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最初は輪ゴムやゴム手袋など“摩擦を増やす方法”を試す

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テープを利用するのも有効な手段。回り出しのきっかけを作る

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フィルターレンチはレンズを傷めにくい解決手段。ニッパーでの破壊は最終手段

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日常の付け方・外し方を見直してトラブルを未然に防ぐ

目次

レンズフィルターが外れない主な原因と見分け方

レンズフィルターが外れない主な原因と見分け方

レンズフィルターが外れない理由は、大きく以下の5つに分けられます。症状の出方から原因を推測すると、上手く外せる手段も見つかるでしょう。

疑われる原因

よくある症状

最初に試したい手段

斜め噛み

装着直後から固い/動きが急に止まる

摩擦UP+手のひらで均一加圧、ダメならレンチ

砂粒・ゴミ噛み

ザラつきが出て徐々に重くなる

ブロアー清掃→摩擦UP→レンチ

締め付けすぎ

滑って力が入らないが引っ掛かりは少ない

輪ゴム・ゴム手袋、テープで回り出しを作る

枠の歪み

一部だけ引っ掛かる/回すほど渋い

レンチ、状況により専門店判断

可変NDの層固着

外側リングだけ空回り/層が一緒に回る

固定と分離を意識、無理ならプロ依頼

表の通り、最初から工具に頼るより「摩擦」と「均一な力」で解決するケースが多い一方、歪みや斜め噛みは長期戦になりやすいのが実情です。

斜め噛み(クロススレッド)で“最初から固い”

レンズフィルターが装着直後から重い、回転が途中で急に止まるなら斜め噛みを疑いましょう。フィルターがわずかに傾いたままネジ山に入ると、回すほど食い込み、手の力では動きません。典型例は、急いで取り付けて「最初の1回転が渋かったのに押し切った」ケースです。もう1つは、バッグ内で圧がかかりフィルター枠が押され、斜め方向に力が入って固着するパターンです。斜め噛みが起こった場合は無理に回さず、まず摩擦を増やして手のひらで均一に圧をかけ、わずかに締め方向へ戻してから反時計回りに短くトルクをかけて回り出しを作ります。

砂粒・ゴミ噛みで“ギリギリ→停止”に変化する

海辺や砂地の撮影後、最初は回っていたのに途中からザラつき、最後に止まるなら砂噛みの可能性が高いです。ネジ溝に粒子が入ると、回転の抵抗が増え、結果的に締め付けも強くなります。例えば浜辺の風で舞った砂、運動会の校庭の細かな土が原因になりがちです。外周に白っぽい粉が見えたり、回すと「ギシギシ」した感触があれば、まずは清掃してみましょう。

締め付けすぎで“回り出し”が作れない状態

フィルターは軽く止まる位置で十分固定されますが、不安から強く締め込むとネジ山同士が密着し、摩擦が増えて外れにくくなります。症状としては「引っ掛かりは少ないのに滑って回らない」「最初のひと押しが異様に固い」といった状態が典型です。特に金属枠同士は温度変化でも締まりやすく、屋外撮影後に固着が起きることもあります。まずは摩擦を増やし、手のひらで均一に圧をかけて“最初の数度”だけ動かすのがポイントです。

枠の歪み・打痕で“特定の位置だけ引っ掛かる”

落下や接触で枠が歪むと、回転はするのに一定位置で引っ掛かります。金属枠は一見無傷でも、円がわずかに楕円になるだけでネジ溝との相性が崩れ、固着が起きます。例として、保護フィルターが先に地面に当たりガラスは無事でも枠に打痕が残るケースがあります。もう1つは、狭いカバンから出し入れする際に先端をぶつけ、枠が微妙に変形するパターンです。

可変NDの層固着で“外側だけ空回り”する

可変NDは二層(あるいは複数層)構造で、外側リングを回して濃度を調整します。この構造ゆえに、内側の固定リングまで一緒に回してしまうと締め付けが進み、固着が起きやすくなります。症状は「外側リングは動くのに外れない」「層ごと一緒に回ってしまう」といったもの。対処は、レンズ側にねじ込まれている内側リングをしっかり固定し、外側だけを分離して扱うこと。構造を理解せず力をかけると、かえって締め込みを強めてしまうため注意が必要です。

外す前にやるべき準備と、やってはいけない行動

フィルター外しは、回す力そのものより準備が大切です。準備不足のまま力をかけると、フィルター枠だけでなくレンズ側のネジ山や前玉を傷め、修理費が跳ね上がる原因になります。

まずは清掃と安全性の確保

最初に、境目をブロアーで軽く吹き、砂や粉を飛ばします。フィルター外しは乾いた状態で行うのがコツで、液状のものをを垂らすと汚れがペースト状になって溝に残り、逆に悪化することがあります。次に、机の上に滑り止めシートやタオルを敷き、レンズ(またはカメラ)を安定させます。例えば三脚座のある望遠は座を支点にし、標準ズームは鏡筒をねじらないよう片手で鏡筒根元を支えます。

力のかけ方は“指先つまみ”より“手のひら均一”

外れないときほど、指先でリングの一点をつまんで回したくなりますが、これは枠を歪ませやすくなるので避けるべきです。手のひら全体でリング外周を包み、押す力を均一にして回すと、変形を起こしにくくなります。具体例として、C-PLの薄枠は指先だと逃げやすく、結果として強くつまんで歪ませがちです。もう1つは、冬場に手が乾燥して滑り、力を増やした瞬間に手元がぶれて斜め方向に力が入るケースです。

絶対に避けるべきNG行動:ペンチ直当て・こじあけ・前玉側圧迫

金属ペンチを枠に直当てすると、枠が潰れてさらに外れなくなるうえ、破片が前玉に落ちる危険があります。レンズ先端を強く握り込むのもNGで、鏡筒の回転やガタの原因になり得ます。特に注意したいのが、装着したままレンズフードも握ってこじあけることです。フードがてこになりそうに見えて、実際は枠に斜め方向の力が入り、歪みを増やします。

レンズフード・可変ND・iPhone用で外れないケース別対策

レンズフード・可変ND・iPhone用で外れないケース別対策

レンズフード併用や可変ND、iPhone用フィルターなどは、構造の違いによって固着の原因も対処法も変わります。見た目は同じ「外れない」でも、力のかかり方や固定されている位置が異なるため、通常の外し方では悪化することもあります。ここではケース別に、無理なく安全に外すためのポイントを整理します。

レンズフード併用:フードが“指の逃げ場”を奪う

フードが付いたままだとリング外周に指が届かず、力が均一にかけられません。まずフードが外せる構造なら外し、フィルターの外周を手のひらで押さえられる状態を作ります。ねじ込み式フードは、フィルターの前ネジに噛み合って“二重の固着”を作ることがあります。こうなると回転抵抗が増え、枠の歪みも起きやすいので、先にフードを外す工夫(ゴム手袋+短いトルク)を優先すると安全です。

可変ND・回転式フィルター:外側リングだけ回す意識

可変NDは二層構造で、外側が回って濃度調整する設計です。ここで内側(レンズにねじ込まれている側)まで一緒に回してしまうと、締め付けが進み、外れない状態になりやすくなります。対策は、外側リングを回すときに内側を固定することです。ゴム手袋で内側を軽く押さえ、外側だけを動かします。例えば動画撮影で頻繁に回す人は、撮影後に必ず外して保管する運用に変えるだけで固着トラブルが減ります。

iPhone用のねじ込み・クランプ式:金属同士の締め付けに注意

iPhone用フィルターは、スマホケースやリグの金属リングにねじ込むタイプがあり、薄枠ゆえに指が滑ると一気に締め付けてしまいます。外れないときは、まず摩擦を増やす(輪ゴムやゴム手袋)手順が有効です。メーカー各社が専用アクセサリーを出しており、たとえばNEEWERのようにスマホ用フィルターシステムを前提にした製品もあります。撮影前に軽く締めて止め、終わったら外す運用にすると固着しにくくなります。

レンズフィルターが外れない時の外し方早見表と知っておきたいねじ山損傷

ここでは、手段ごとの必要なものとレンズ損傷リスクを比較します。

方法

必要なもの

レンズ損傷リスク

向く状況

輪ゴム・ゴム手袋

家庭用品

低(力を均一にかければ)

締め付けすぎ、軽い固着

両面テープ・テープ固定

テープ類

低〜中(粘着残り注意)

回り出しが作れない、薄枠

フィルターレンチ

専用工具

低(扱いを誤ると中)

斜め噛み、歪み疑い、硬い固着

強力な代用工具

工具

フィルター破損覚悟の最終盤

表の通り、フィルターレンチは「成功率」と「損傷リスク」の釣り合いバランスが良いと言えます。

作業中に“回ったのに戻る”は黄色信号:ねじ山損傷に注意

回ったと思ったのに戻ったり途中で引っ掛かりが増える場合、ネジ溝に異物が残っているか、枠がさらに歪んだ可能性があります。この状態で続けると、レンズ側のネジ山を痛めやすくなります。例えば砂噛みで無理に回すと、細かな粒子がヤスリのように働きます。もう1つは、フィルター枠が潰れて楕円になり、回すたびに一部が噛む状態です。いったん止めて別の方法を試すか、プロへの依頼へ切り替えるのが賢明です。

輪ゴム・ゴム手袋で外す:摩擦アップの基本手順

輪ゴム・ゴム手袋で外す:摩擦アップの基本手順

工具に頼る前に試したいのが、輪ゴムやゴム手袋で摩擦を高める方法です。固着は「滑って力が伝わらない」ことが原因であることも多々あり、摩擦が足りないだけというケースも少なくありません。ポイントは握力に頼らず、手のひら全体で均一に圧をかけること。まずは安全性の高い方法から段階的に試していきましょう。

輪ゴムは“横巻き”より“面で押さえる”と安定する

輪ゴムはリングに巻き付けるより、外周に沿わせて手のひらで押さえ、摩擦を増やす使い方が安定します。コツは、輪ゴムを2〜3本重ねて外周に当て、手のひらでフィルター面に対してまっすぐ下方向へ軽く圧をかけながら反時計回りに回すことです。回り出しの瞬間だけ力を足し、動いたら力を抜きます。

ゴム手袋・滑り止めシートは“手首をひねらない”姿勢で

ゴム手袋や滑り止めシートの使用は、素手よりも滑らない状態で回転を伝えられる有効手段です。手首を強くひねるとブレて斜め力が出るので、肘を体に寄せ、前腕ごと回す意識にすると失敗が減ります。また、滑り止めシートを使う場合は、レンズを逆さにしてフィルターを上に向け、シート越しに手のひらで押しながら回します。例えば標準ズームなら鏡筒の根元を支え、沈み込みを防ぐと回転が伝わりやすくなります。

それでも外れないときの“1mm回す”考え方

固着した場合、最初の数度動けば解決するケースもあります。いきなり外し切ろうとせず、「まず1mmだけ回す」つもりで、押す力と回す力を分けてみましょう。押してから回す、回してから押す、を交互に試します。実例として、海辺撮影後に固着したプロテクターが、ゴム手袋を使って押しながら一瞬だけ強く回す動きでパキッと緩むこともあります。逆に長期装着の保護フィルターは、じわじわ回すより短いトルクの方が動く場合があります。

テープ・温度差を利用する:回り出しを作って外す

摩擦アップでも動かない場合は、「最初のひと動き」を生み出す工夫が有効です。両面テープやテープ固定は、リングに力を逃がさず伝えるための補助手段。温度差もわずかな膨張差で固着を緩める可能性があります。ただし、いずれもやり過ぎは禁物。レンズ側に負担をかけない範囲で、段階的に試すことが重要です。

両面テープで外周のグリップを増やす

両面テープは粘着力そのものより「指が滑らない外周」を作る目的で使います。テープはフィルター枠の側面に短冊状に貼り、粘着面を外側にして即席のラバーにすると回しやすくなります。例えば薄枠のC-PLで指がかからないとき、テープで厚みを増やすと手のひらで均一に押しやすくなります。もう1つは、手汗が少ない冬場にグリップが不足するケース。テープが滑り止めの役割を果たしてくれます。

リングを動かさず、回転だけを作るテープ固定法

リングが滑って力が逃げると、いくら強く回しても動きません。テープ固定法は、外周を軽く固定して“ズレ”を抑え、回転方向の力だけを効率よく伝える方法です。マスキングテープなど粘着の弱いテープを外周に一周巻き、端を机や滑り止めシートに固定してから反時計回りに短くトルクをかけます。力を一点に集中させず、歪みを増やさないのがポイントです。この方法は、レンズが小型で握りにくいときに特に有効です。例えばパンケーキレンズは保持が難しく、テープ固定で“回す動作だけ”に集中できます。テープは粘着の弱いものを選び、塗装面に貼りっぱなしにしないのが安全です。

温度差を利用する方法も

金属同士の固着は、わずかな膨張差で動き出すことがあります。そのため、温度差を利用するのも有効です。ただしドライヤーで強く温める、冷却スプレーを吹くなど急激な温度変化は、結露やコーティングへの負担につながりやすくおすすめしません。現実的には、室温でしばらく置いて手の熱を伝える程度が無難です。例えば冬の屋外から室内へ入った直後は結露しやすいので、その状態で外そうとせず乾いてから試します。温度差は“補助”として考えるのが安全でしょう。

フィルターレンチで外す:安全と成功率のバランスが良い工具

摩擦アップやテープ固定でも動かない場合は、専用工具の出番です。フィルターレンチはリング外周を均等につかみ、てこの原理で効率よくトルクをかけられるため、レンズ本体をねじる量を最小限に抑えられます。使い方を誤らなければ損傷リスクも低いのが特徴です。

フィルターレンチは左右均等に噛ませる

レンチはサイズを合わせ、リング外周の溝に左右均等に噛ませます。片側だけに力が寄ると枠を潰しやすいので、レンチの“つまみ”が対称になる位置で持ち、反時計回りへ短く力を入れます。例として、Canon EOS R6 Mark IIに装着した標準ズームの前枠で固着した場合、ボディ側を握って回すより、レンチでリングだけにトルクをかける方がマウントへの負担を抑えられます。

代用品(オイルフィルターレンチ等)はリスクを理解してから

車用のオイルフィルターレンチなど強力な工具は、目的外使用のため失敗時の損害が大きくなります。締め付け力が強すぎて枠を潰し、ガラスが割れた破片が前玉を傷つけると、本末転倒になりかねません。どうしても試すなら、レンズ面を厚手のテープやフィルムで養生し、圧力が一点に集中しない形状の工具を選びます。ただしフィルターを捨てる覚悟が固まっている場合だけにしましょう。

どうしても外れないとき:ニッパーの最終手段と、プロに任せる判断

どうしても外れないとき:ニッパーの最終手段と、プロに任せる判断

ここまでの手順でも外れない場合、選択肢は「フィルターを壊して外す」か「専門の修理・カメラ店に依頼する」に絞られます。レンズ保護を最優先に、納得のいく手段を選びましょう。

ニッパー・ペンチで壊すのは“レンズを守る養生”が前提

ニッパーやペンチでフィルター枠を切断する方法は、あくまで“レンズを守るためにフィルターを犠牲にする”最終手段です。最大のリスクは、金属片やガラス片が前玉に落ちて傷を付けること。作業前には、まず前玉全体を養生テープやマスキングテープで多層に覆い、破片の飛散を防ぎます。できればレンズを下向きに固定し、破片が内部へ入り込まない姿勢を作ることも重要です。切断は一気に潰すのではなく、枠の一部に小さな切り欠きを入れて応力を逃がし、わずかに広げるイメージで行います。力任せに握り込むと枠が変形してネジ山を傷める可能性があるため、少しずつ段階的に進めるのが鉄則です。

歪みが強い・斜め噛みが濃厚なら、破壊より依頼が安全

枠の歪みが強いと、切断中に工具が滑ってレンズに当たりやすくなります。また斜め噛みはネジ山同士が強く食い込んでいるため、無理をするとレンズ側のネジ山を削る危険があります。プロは専用レンチや治具で保持し、養生もしながら外します。費用感は店舗や状態で変わりますが、フィルター外しのみなら数千円〜1万円前後に収まることも多いでしょう。特に不安がある場合や高価なレンズの場合は、無理をせず専門店へ依頼する方がおすすめです。

フィルターレンズのトラブルを減らす:装着のコツ、清掃習慣、フィルター選び

フィルターレンズのトラブルを減らす:装着のコツ、清掃習慣、フィルター選び

フィルターレンズが外れないというトラブルは、撮影の工夫というより“日常の付け方・外し方”で大半が防げます。特に保護フィルターを常用する人ほど、月1回のメンテナンスが重要です。

締め付けは“止まったら終わり”:軽く当たる位置で止める

基本的にフィルターは強く締めなくても落ちにくい構造です。力を入れずにスムーズに回して止まるところで十分なので、無理に締め付けるのはやめましょう。具体的には、装着時に一度だけ軽く回して止め、そこから“追い締め”しないのがコツです。取り外すときも同様に、最初の一瞬だけトルクをかけ、動いたら力を抜いて回し切ります。

月1回の脱着と清掃:砂噛みと固着を同時に予防する

保護フィルターを付けっぱなしにすると、ネジ溝に細かな粉が溜まります。月1回を目安に外し、ブロアーで吹いて乾拭きするだけでも、固着の発生率は大きく下がります。たとえば運動会シーズンに校庭で撮った後、可変NDを屋外で回した後などは、いつもより早めに外して清掃すると安心です。標準ズームの例ならCanon RF24-70mm F2.8 L IS USMのように前枠が触れやすいレンズでも、砂が残ると渋くなることがあります。

フィルター品質と枠設計:薄枠・回転枠ほど“扱い”が重要

外れないリスクは、加工精度や枠の剛性にも左右されます。薄枠はケラレに強い一方、指がかかりにくく、締め付けすぎや歪みを招きやすい面があります。回転式(C-PL、可変ND)は層構造ゆえ、固着の条件が増えます。色かぶりを抑えるタイプなど、目的別に製品が進化しており、たとえばNiSiはC-PLの色味面の工夫を打ち出しています。性能だけでなく、枠の回しやすさやローレット形状も選定軸に入れると失敗が減るでしょう。

最後に、運用チェックリストとして予防策を表にまとめます。できる限りのケアをして、トラブルを未然に防ぎましょう。

予防策

おすすめのケア頻度

予防しやすいトラブル

続けるコツ

装着は軽く止まる位置で終える

毎回

締め付けすぎ

「追い締めしない」をルール化

脱着してブロアー清掃

月1回、砂地撮影後は早め

砂噛み、固着

バッテリー充電のついでに実施

回転式フィルターは使用後に外す

毎回

可変NDの層固着

ケース収納を習慣にする

フィルターレンチを用意する

最初に1回

斜め噛み、歪み

複数径に対応するセットが便利

予防策をきちんと取っていれば外れない不安も減り、撮影中にフィルターを付け替える判断もしやすくなります。例えば風景でC-PLを使い、次にNDへ替えるような運用でも、固着を恐れることがなくなるでしょう。

レンズフィルターが外れないときのまとめ

レンズフィルターが外れない原因は、締め付けすぎ・砂噛み・斜め噛み・枠の歪み・可変NDの層固着が中心で、状態を見極めると解決しやすくなります。外れなくなったときはまずは清掃を行い、輪ゴムやゴム手袋など摩擦を増やす方法を試します。それでも動かなければテープ固定、次にフィルターレンチへ段階的に移行しましょう。ニッパーでの破壊は最終手段で、歪みや斜め噛みが疑わしい場合は専門店への依頼がおすすめです。また、今後の予防として、軽い締め付けで止めることと月1回の脱着清掃を習慣にすると、同じトラブルを繰り返しにくくなります。


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