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【2026年版】OM SYSTEM OM-5 Mark IIのレビュー比較まとめ 旅・登山・雨天に強い小型ミラーレスの実力








OM SYSTEM OM-5 Mark IIは、マイクロフォーサーズらしい小型軽量ボディに、強力な手ブレ補正と防塵・防滴に配慮した設計を備えたミラーレスです。雨予報の旅や山歩き、三脚を使いにくい散策でも持ち出しやすく、手持ち撮影の安心感を高めてくれます。一方で、顔・瞳AFには対応するものの、動物・乗り物などの高度な被写体認識AFや10bit動画記録には対応していません。この記事では画質・操作性・AF/連写・動画・ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの計算写真機能まで、向き不向きが分かるように解説します。競合のAPS-C機と比べた強みと注意点も含めて、OM-5 Mark IIが自分の撮り方に合うかを確認しましょう。
この記事のサマリー

OM-5 Mark IIは、小型軽量ボディに雨や寒さに強い設計、強力な手ブレ補正、計算写真機能を備えたアウトドア向きの一台です。

画質は20MP据え置きながら扱いやすく、手持ちハイレゾショットやライブND、ライブコンポジットで表現の幅を広げられます。

AFは121点クロスタイプで日常撮影には快適ですが、動物・乗り物などの高度な被写体認識AFには対応していません。

動画は4K30p中心の8bit運用で、10bit内部記録や4K60pを重視する本格的な動画用途にはやや物足りません。

競合はEOS R10、Z50II、X-S20。耐候性と携帯性ならOM-5 Mark II、AFや動画性能ならAPS-C勢も有力です。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIのレビュー要点
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小型ボディに強力な手ブレ補正と高い耐候性を備え、ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの計算写真機能まで扱いやすくまとめているのが、OM-5 Mark IIの魅力です。計算写真機能とは、複数枚合成やカメラ内処理によって、通常撮影だけでは得にくい表現や高精細な仕上がりを狙える機能を指します。
また、センサーや画像処理は従来路線を引き継いでいるため、画質の大幅な進化よりも、現場での撮りやすさや撮影時の安心感を重視する人ほど満足しやすいでしょう。一方で、動物・乗り物などの高度な被写体認識AFや、10bit記録を使った動画制作を重視する人には、物足りなさを感じる場面があります。
おすすめな人
荷物を抑えたい旅行や登山で、天気の変化を気にしすぎず撮りたい人に向いたカメラです。軽量なレンズと組み合わせれば、海辺での手持ちスローシャッターや渓流の水の流れ、夕景の街スナップまで、三脚なしで撮りやすい場面が広がります。
また、移動が多い旅でも無理なく持ち歩けるカメラを探している人とも相性は良いでしょう。防滴レンズと組み合わせれば、小雨や砂ぼこりが気になる場面でも持ち出しやすく、撮影機会を逃しにくくなります。性能の絶対値だけでなく、携帯性と安心感のバランスを重視する人ほど、このカメラの良さを感じやすいです。
不向きな人
野鳥やモータースポーツのように、被写体が急加速・急旋回する撮影で、動物・乗り物などの被写体認識AFに頼りたい人には合いにくいカメラです。AFは日常撮影には十分使いやすいものの、顔・瞳AF中心の設計なので、カメラ任せで幅広い被写体を追い続けるタイプではありません。
さらに動画を主目的にして、Log(後編集しやすいフラットな画作り)の10bit(色の情報量)記録や外部出力前提の色作り、音声モニタリングを重視する人にも物足りなさが出やすいでしょう。4K30p中心の8bit記録は扱いやすい一方で、編集で大きく追い込みたい場合は制約が目立ちやすくなります。
要素別レビュー早見表
OM SYSTEM OM-5 Mark IIは「持ち出せる強さ」と「手持ちで成立させる仕組み」が強みです。反対に、AFの自動検出の幅や動画の制作適性は、同価格帯のAPS-C勢に劣る部分もあります。
要素 | 特徴 |
|---|---|
携帯性 | 防滴対応まで含めて軽い。旅・山での撮影に便利 |
耐候性 | 雨や寒さが気になる屋外でも使いやすい。防塵・防滴性能は組み合わせるレンズで変わる※ |
手ブレ補正 | 静止画も動画も強力。手持ち撮影の成功率が上がる |
画質(静止画) | 20MP据え置きながら扱いやすい画質。高感度はセンサーサイズ相応 |
AF性能 | 顔・瞳AFは便利だが、動物・乗り物の被写体認識AFは非対応 |
連写・瞬間対応 | 約30fpsはAF・AE固定。追従性重視なら約10fps運用が基本 |
動画性能 | 4K30p/8bit中心。通常動画はFHD60pまで、S&Q動画で最大120fps |
計算写真機能 | ライブNDや手持ちハイレゾショット、ライブコンポジットが使いやすい |
操作性 | 新メニューとCPボタンで使いやすい。しかし小型ゆえボタン密度は高め |
※ IPは塵や水への保護等級です。OM-5 Mark IIはIP53レンズとの組み合わせでIP53、IPX1レンズとの組み合わせではIPX1になります。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIの基本情報
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OM SYSTEM OM-5 Mark IIは2022年11月18日に発売され、アウトドア志向の設計を軸に、メニュー刷新やUSB Type-C対応、CPボタン(ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの計算写真機能を呼び出す専用ボタン)の追加などで、使い勝手を高めたミラーレスです。センサーは約2037万画素のマイクロフォーサーズで、防滴レンズとの組み合わせで防塵・防滴性能を発揮し、強力な5軸手ブレ補正も備えています。動画は4K30p中心の8bit記録で、静止画寄りのバランスになっています。
主なスペック要点
OM-5 Mark IIの主な仕様は以下の通りです。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | 約2037万画素 Live MOS(マイクロフォーサーズ) |
ISO | ISO 200-25600、LOW(約64相当/100相当)あり |
AF | 121点クロスタイプ位相差AF+コントラストAF/顔・瞳AF対応 |
連写 | 約30コマ/秒(静音連写H、AF・AE固定)/約10コマ/秒(静音連写) |
動画 | C4K (横4096pxのシネマ向け4K)24p、4K 30p、FHD 60p(通常動画)/S&Q動画 最大120fps、8bit記録 |
手ブレ補正 | 5軸補正 中央6.5段、対応レンズで中央7.5段(5軸シンクロ手ブレ補正) |
EVF | 約236万ドット OLED |
モニター | 3.0型 バリアングル タッチ対応(約104万ドット) |
メディア | SD/SDHC/SDXC(UHS-I/II対応) |
耐候性 | 防滴レンズとの組み合わせで防塵・防滴性能を発揮/-10℃対応 |
質量 | 約370g(本体のみ)/約418g(バッテリー・カード込み) |
前モデルOM-5との違い
前モデルのOM-5と比べると、センサーや画像処理の基本は近い一方で、日常的に気になりやすい部分が改善されています。USB-C対応により、モバイルバッテリーでの充電やケーブル類の共通化がしやすくなり、旅行や山歩きでの運用もしやすくなりました。
また、上位機に近い新メニューやCPボタンの追加により、ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの機能を呼び出しやすくなっています。スペック上の大きな変化よりも、撮影中の迷いを抑え、使いやすさを整えたアップデートと見ると分かりやすいでしょう。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIのデザインと操作性のレビュー
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OM SYSTEM OM-5 Mark IIで分かりやすく変わったのは、OM-1系に近い新メニューと前面のCPボタン追加です。小型ボディの携帯性はそのままに、ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの呼び出しがしやすくなりました。一方でサイズ優先のボディなので、望遠ズーム装着時の保持感はレンズとの組み合わせで印象が変わります。
握りやすさと携行性:小型ボディの軽快さを活かしやすい
OM-5 Mark IIはカメラバッグの中でかさばりにくく、旅やハイキングでも持ち出しやすいサイズ感が魅力です。水や防寒具などを優先したい場面でも一緒に入れやすく「撮りたい場面はありそうだけれど、荷物が増えるから置いていく」となりにくいのは、この小型ボディならではの強みといえます。
その一方で、ボディが小さいので望遠ズームを組み合わせると前側に重心が寄りやすく、レンズによっては長時間の保持で重さを感じることもあります。標準ズームや小型単焦点では軽快さが際立ちますが、望遠をよく使うならボディ単体の軽さだけでなく、レンズを含めた全体のバランスまで見ておくと選びやすいでしょう。
メニュー刷新とCPボタン:多機能を扱いやすくする改善
操作性の進化はスペック表では目立ちにくいものの、実際の使いやすさに関わる重要な部分です。OM-5 Mark IIでは上位機に近いメニュー構成になり、設定項目を探しやすくなりました。DPReviewでも新メニューやボタン周りの改善が、実用面での扱いやすさにつながっていると述べています。
また、CPボタンが追加されたことで、ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの機能を呼び出しやすくなったのもポイントです。多機能なカメラは、便利な機能があっても使うまでの手順が多いと出番が減りがちです。しかし、入口が分かりやすくなったことで、旅先や撮影現場でも必要な機能を選びやすくなりました。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIの画質評価
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画質の魅力は派手な高解像感というより、旅先の色や明るさを自然にまとめやすいバランスの良さにあります。建物の質感や空の階調、食事の色味まで過度に強調せず、撮って出しでも見やすい仕上がりを得やすいのが特徴です。
常用ISO域の強さ:旅スナップで自然にまとまりやすい画
低〜中感度ではディテールとノイズのバランスが良く、建物の質感や木々の葉の重なりも無理なく描写できます。特に旅先や街歩き撮影では、過度にシャープすぎず、自然に見えるJPEGが好みに合う人も多いでしょう。
一方で、室内や夜景でISOを上げるとAPS-C以上の機種ほどの余裕はありません。そのため暗所で画質を保ちたい場合は、無理にISOを上げるより手ブレ補正を活かしてシャッター速度を少し遅めにする方が安定しやすいでしょう。ただし、人物や動物など動く被写体では、被写体ブレにも注意が必要です。
手持ちハイレゾショットの使いどころ:20MPを超える精細感を引き出す
手持ちハイレゾショットは風景や建築など、被写体の動きが少ない場面で活用しやすい機能です。たとえば風景撮影で「三脚はないけれど、あとでトリミングするかもしれない」というときも、細部まで残しやすいのが魅力です。
ただし、複数枚を合成する仕組みのため、木の葉の揺れや人の往来があると不自然な部分が出ることがあります。万能ではないからこそ、撮影前に「この場面は手持ちハイレゾショット向きか」を見極めると、より効果的に使えるでしょう。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIの手ブレ補正と手持ち撮影のレビュー
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OM SYSTEM OM-5 Mark IIを選ぶ大きな理由が、5軸手ブレ補正の強さです。CIPA基準で最大6.5段、対応レンズとの協調で最大7.5段という公表値があり、暗い場面でもISOを上げすぎずに撮りやすくなります。静止画だけでなく旅動画や歩き撮りでも頼りになり、撮影時の安心感を高めてくれる強みです。
スローシャッターが使いやすい:夜の街・屋内・夕暮れの撮影で頼れる
手ブレ補正の利点は、ブレを抑えることだけではありません。ファインダー像や背面モニターの表示が安定しやすく、夕景の街や望遠側でも構図を整えやすくなります。そのため、慌てて撮った場面でも失敗カットを減らしやすくなるでしょう。
効果の出方は焦点距離や構え方によって変わりますが、暗い場面でシャッター速度を少し遅めにできるのは大きな強みです。ISOを抑えたい夜の街角や、三脚を使いにくい屋内撮影でも扱いやすい点もメリットです。
動画でも頼れるが、歩き撮りは期待値調整が必要
手持ち動画は滑らかにしやすいものの、歩行時の上下動まで完全に消せるわけではありません。階段では揺れが残ることもあるため、膝を柔らかく使う、ストラップを張って支点を作るなど、基本的な撮り方と組み合わせると安定しやすくなります。
Digital Camera Worldも、OM-5 Mark IIの強力な手ブレ補正をアウトドア用途の強みとして評価する反面、動画志向の最新機とは方向性が異なると述べています。そのため、動画中心で選ぶ場合は8bit記録などの制約も含めて判断したいところです。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIのAF性能と連写のレビュー
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AFは121点クロスタイプ位相差で、静物や一般的な人物撮影では扱いやすい性能です。また、顔・瞳AFにも対応しており、旅先の人物スナップでも便利に使えます。一方で、動物・乗り物などを自動検出して追い続けるタイプの被写体認識AFは搭載していません。さらに連写は約30コマ/秒の静音連写HではAF・AE固定となり、追従を使う場合は約10コマ/秒が基本です。
スナップ・旅の人物は快適:顔検出の挙動は工夫も必要
料理や建物の装飾など、AFポイントを置いて撮る被写体では、迷いが少なくテンポよく撮れます。人物撮影でも顔・瞳検出が使える場面では便利ですが、意図したピント位置より顔を優先することがあります。
DPReviewでも、顔検出が有効なときに選択中のAF枠より顔を優先しやすい点が触れられています。ポートレートやスナップでは便利な一方、前景や小物にピントを置きたい場面では、顔検出を切るなどの使い分けを考えると安定します。
プロキャプチャーと条件付き高速連写:決定的瞬間を狙いやすい
プロキャプチャーは、シャッターを全押しする前のコマも記録できる機能です。そのため鳥が飛び立つ瞬間や水しぶき、子どもの一瞬の表情など、反応が遅れやすい場面でチャンスを残しやすくなります。
ただし万能ではなく、背景が複雑な場所や被写体がフレーム端へ動き続ける場面では外すこともあります。連写速度だけでなくAF枠の大きさ、追従設定、被写体の動きを見越した構図作りまで含めて使うと安定しやすいでしょう。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIの動画性能のレビュー
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動画は4K30pを中心に、通常動画ではフルHD60pまで、S&Q動画(スロー/クイック用の速度変換撮影)では最大120fpsに対応する旅や日常記録に向いた設計です。手ブレ補正の効果が大きく、歩き撮りや手持ちでの軽いパンも安定させやすい一方、記録は8bit中心で10bitには対応しません。編集で大きく色を調整したい人は、色の耐性や音声まわりも含めて確認しておきましょう。
4Kの素直さと扱いやすさ:旅動画を気軽に残しやすい
食事や街並みの記録なら4K30pでも十分に高精細で、編集負荷も重すぎません。タリーランプにより録画中かどうかを確認しやすくなった点も、撮り忘れを防ぎやすい便利な改善点です。
TechRadarでも、OM-5 Mark IIは万能なハイブリッド機というより、携行性とアウトドア性能を活かした撮影に向くカメラとして評価しています。動画単体で見ると物足りない部分はありますが、旅や散策用のカメラとして見ると扱いやすさが際立ちます。
8bit運用の注意点:本格編集なら競合も確認したい
8bit記録は、撮って出しや軽い補正なら十分使いやすい一方で、空の階調を大きく調整したり、肌色を細かく追い込んだりする編集では余裕が限られます。OM-Log400やシネマ系プロファイルはありますが、素材の情報量は10bit対応機ほど多くありません。
また、外部マイクは使えるものの、ヘッドホン端子はありません。そのため、音声を細かく確認しながら撮る用途では工夫が必要です。編集耐性を重視するなら、Fujifilm X-S20のような10bit対応機も比較しておくと選びやすいでしょう。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIの計算写真機能レビュー
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Via: PetaPixel 作例(ライブNDフィルター使用)
OM SYSTEM OM-5 Mark IIらしさがよく出るのが、ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの計算写真機能です。計算写真機能とは、複数枚の画像合成やカメラ内処理によって、通常撮影だけでは得にくい表現や解像感を引き出せる機能のことです。OM-5 Mark IIはこうした機能を使いやすくまとめており、仕上げをパソコン任せにしすぎず、撮影時に表現を作り込みたい人に向いています。
機能 | できること | 向いている場面 | 使うときのポイント |
|---|---|---|---|
CPボタン | ライブNDや手持ちハイレゾショットなどの機能をすばやく呼び出せる | 旅先や散策中に機能を切り替えたいとき | よく使う機能へ素早くアクセスしやすい |
ライブND | 減光フィルターを使ったように遅いシャッターを選びやすくする | 滝、渓流、波、水辺の風景 | フィルターの付け替えなしで使いやすい |
ライブコンポジット | 明るくなった部分だけを重ねて光跡を記録する | 星の軌跡、車のライト、焚き火 | 全体が明るくなりすぎにくく、経過も確認しやすい |
星空AF | 星にピントを合わせやすくする | 星空、星景、夜のキャンプ | 速度優先と精度優先を使い分けられる |
ナイトビュー / 手持ち撮影アシスト | 暗い場所での構図決めや手持ち長秒撮影を助ける | 夜景、星景、暗所撮影 | 星空撮影に慣れていない人でも扱いやすい |
手持ちハイレゾショット | 手持ちで高解像の画像を生成する | 風景、建築、看板や装飾の記録 | 動きの少ない場面ほど撮影が安定しやすい |
ライブNDとライブコンポジット:風景や光跡の表現を手軽に広げる
ライブNDは、物理NDフィルターなしで遅いシャッターを使いやすくする機能です。滝や波をなめらかに見せたい場面と相性がよく、屋外でフィルターを付け替える手間を減らせるのは大きな利点です。旅先や登山のように荷物を増やしたくない撮影では、特に使いやすさを実感しやすいでしょう。
ライブコンポジットは、明るく変化した部分だけを重ねていく仕組みです。長時間露光で全体が明るくなりすぎにくいため、星の軌跡や車のライト、焚き火の火の粉などを撮りたいときに向いています。撮影中に仕上がりを確認しながら進めやすいので、夜景や星景の撮影でも扱いやすい機能です。
星空AFと手持ちハイレゾショット:難しい撮影を身近にしてくれる
星空AFは、暗所で難しい星へのピント合わせを助ける機能です。速度優先と精度優先の2モードがあり、気軽な星空撮影から三脚を使った本格的な星景撮影まで、目的に応じて使い分けられます。さらにナイトビューや手持ち撮影アシストもあるため、暗い場所での構図決めや手持ち長秒撮影のハードルを下げやすいのも魅力です。
手持ちハイレゾショットは、三脚を使いにくい場所で風景や建築を高精細に残したいときに便利です。高解像の画像を手持ちで狙えるのは大きな強みですが、合成処理を使うため、人の往来や草木の揺れが少ない場面ほど結果は安定します。旅先で軽装のまま解像感をしっかり残したい人には、特に相性の良い機能です。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIに合うレンズ選び
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OM SYSTEM OM-5 Mark IIの良さを引き出すには、レンズ選びも重要です。マイクロフォーサーズは、同じ画角をフルサイズ換算で考えたとき、レンズを小型軽量にまとめやすいのが利点です。防塵防滴を活かすなら、シーリング対応レンズを軸に標準ズームや軽量単焦点で組むと、システム全体の魅力が分かりやすくなります。まずは、OM-5 Mark IIと組み合わせやすい代表的なレンズを紹介します。
レンズ名 | 35mm判換算 | 質量 | 防滴性能 | 向いている撮影 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
24-90mm相当 | 254g | IPX1(防滴ボディ装着時) | 旅行・街歩き・登山 | 軽さ重視の標準ズーム。最短0.12mで寄りやすい | |
24-200mm相当 | 561g | IP53(防滴ボディ装着時) | 旅行1本化・風景・人物・遠景 | 高倍率でもF4通し。レンズ内手ブレ補正あり | |
200-800mm相当 | 1,125g(三脚座除く) | IPX1(防滴ボディ装着時) | 野鳥・飛行機・遠景圧縮 | 超望遠をカバー。400mm側で寄りも狙いやすい | |
120mm相当 | 185g | IPX1(防滴カメラ装着時) | 花・小物・昆虫・旅行風景 | 等倍マクロ対応。軽くて持ち出しやすい |
旅の万能ズーム:12-45mm F4と12-100mm F4の選び方
携帯性を優先するなら、M.Zuiko Digital ED 12-45mm F4.0 PROのような軽量ズームが好相性です。広角側で街並みを広く写し、望遠側でスナップを切り取れるため、旅先の標準ズームとして扱いやすい一本です。また、開放F4でもOM-5 Mark IIの手ブレ補正を活かせば、薄暗い場面でも撮りやすくなります。
レンズ交換をできるだけ減らしたいなら、M.Zuiko Digital ED 12-100mm F4.0 IS PROも便利です。35mm判換算24-200mm相当を1本でカバーでき、対応ボディとのSync IS(ボディとレンズを協調させる手ブレ補正)によって手ブレ補正も活かしやすいため、外出時の屋内から夕景まで一本で対応しやすいでしょう。
望遠・マクロ:小型システムで被写体に寄れる楽しさ
野鳥や遠景を狙うなら、M.Zuiko Digital ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIのような望遠ズームが候補になります。35mm判換算200-800mm相当の画角を比較的コンパクトに持ち出せるため、遠くの被写体を狙いやすいのが魅力です。被写体認識AFの面では最新APS-C勢に劣る場面があっても、システム全体を比較的コンパクトに持ち出せることで撮影機会を作りやすくなります。
花や小物をしっかり撮るなら、M.Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macroのようなマクロレンズも相性が良いです。フォーカススタッキングを組み合わせれば、近接撮影でもピントの合う範囲を広げやすく、旅先の小さな被写体も印象的に残しやすくなります。
OM-5 Mark IIにおすすめのレンズについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIと競合機の比較
OM SYSTEM OM-5 Mark IIは、小型軽量・耐候性・強力な手ブレ補正・計算写真機能を重視した中級ミラーレスです。同価格帯の競合には、より新しい被写体認識AFや10bit動画など、AFや動画機能に強みを持つ機種もあります。ここでは代表的な3機種と比べながら、OM-5 Mark IIを選ぶならどの用途が向いているか解説します。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
OM-5 Mark II | 小型・耐候・強力な手ブレ補正・計算写真機能を重視するアウトドア寄りの中級機 |
被写体検出AFと高速連写が強みのAPS-C機。IBISは非搭載 | |
被写体検出AFや4K60p、N-Log/HLGが魅力のAPS-C機。IBISは非搭載 | |
10bit動画と色作りの自由度が強いハイブリッド機 |
Canon EOS R10:動体AFの安心感と引き換えに“外での強さ”は別物
Canon EOS R10は、人物・動物・乗り物に対応する被写体認識AFが強く、運動会や動物のほか乗り物撮影などでカメラ任せにしやすい機種です。そのため、動く被写体をテンポよく撮りたい人には、OM-5 Mark IIより扱いやすく感じる場面があります。
一方で、ボディ内手ブレ補正は非搭載なので、防塵防滴やアウトドア向けの安心感はOM-5 Mark IIとは方向性が異なります。雨天の散策や手持ち撮影の安定感を重視するならOM-5 Mark II、動体AFを優先するならEOS R10が比較ポイントです。
Nikon Z50II:AFと動画の新しさが強み、ただしIBISはなし
Nikon Z50IIは、9種類の被写体検出AFや4K60p、N-Log/HLG対応など、AFと動画機能の新しさが分かりやすいAPS-C機です。静止画でも動画でも、人物以外の被写体まで幅広く任せやすい点はOM-5 Mark IIとの違いになります。
ただし、ボディ内手ブレ補正は非搭載です。そのため薄暗い屋内や夕景の手持ち撮影では、レンズ側の補正やシャッター速度の管理が重要になります。AFや動画を重視するならZ50II、手持ち撮影や耐候性を重視するならOM-5 Mark IIが選びやすいでしょう。
Fujifilm X-S20:10bit動画と色作りが魅力、ただし携帯性は要比較
Fujifilm X-S20は、6.2K/30p 4:2:2 10bit内部記録や4K60pに対応し、動画をしっかり作り込みたい人に向く機種です。フィルムシミュレーションも魅力で、写真・動画の両方で色作りを楽しみたい人にはOM-5 Mark IIより自由度があります。
一方で、OM-5 Mark IIは小型軽量ボディに耐候性、強力な手ブレ補正とライブNDや手持ちハイレゾショットをまとめて持ち出せる点に強みがあります。PetaPixelでもOM-5 Mark IIは多機能さと持ち出しやすさに価値があると述べています。そのため動画性能ならX-S20、悪天候の屋外撮影や軽装での運用ならOM-5 Mark IIが合いやすいでしょう。
OM SYSTEM OM-5 Mark IIのレビュー比較まとめ
OM SYSTEM OM-5 Mark IIは、画質スペックの高さというより、「外に持ち出して撮れる場面を増やす」ためのカメラです。防滴レンズとの組み合わせで防塵・防滴性能を発揮し、強力な手ブレ補正やライブND、ライブコンポジットなどの計算写真機能も備えているため、旅行・屋外・悪天候のスナップ撮影で頼りになります。一方で、顔・瞳AFには対応するものの、動物・乗り物などの高度な被写体認識AFや10bit動画を重視する機種ではありません。そのため、持ち出しやすさと手持ち撮影の安定感をどれだけ重視するかを基準に、レンズ構成まで含めて選ぶと判断しやすいでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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