【リーク】ZEISSが新シネレンズ3本を予告:Distagon 40/T1.5、Planar 65/T1.5、Sonnar 100/T1.5

【リーク】ZEISSが新シネレンズ3本を予告:Distagon 40/T1.5、Planar 65/T1.5、Sonnar 100/T1.5

ZEISSがティザーで示した新シネレンズは、40mm・65mm・100mmという現場の主力域を直撃しています。暗闇から浮かび上がったのはT1.5の表記と、Distagon・Planar・Sonnarという強い名前。会期が近いBSC Expoとも時期が重なり、2026年春のシネレンズ市場がざわつく理由が見えてきます。この記事では、確定情報と推測を明確に切り分けながら、初心者にも分かりやすく、専門家にも納得できる形で整理します。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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ZEISSが新シネレンズ3本をティザー公開。Distagon 40/T1.5、Planar 65/T1.5、Sonnar 100/T1.5の刻印が確認でき、「Aatma」の文字も出現。BSC Expo前後の続報に注目

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ZEISSの新シネレンズはT1.5の3本構成で、刻印から40mm/65mm/100mmが判明。競合のハイスピード市場とも重なる並び。画像に見える「Aatma」は新シリーズ名なのか?

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40mm・65mm・100mmという主力焦点距離でT1.5。ZEISSがDistagon/Planar/Sonnarの名を前面に出した3本のティザーが話題。発表時期はBSC Expo周辺との見方もあり

まず確定した情報:3本の名称とT1.5、T表記

Via: Photo Rumors

現時点で分かっている情報は多くありません。だからこそティザー画像で確認できる文字が重要です。確認できる表記は次の3本です。

  • ZEISS Distagon 40/T1.5 T
  • ZEISS Planar 65/T1.5 T*
  • ZEISS Sonnar 100/T1.5 T*

いずれもT1.5です。スチルで一般的なF値ではなく、透過率を加味したT値が刻まれている点は、シネ用途であることを強く示します。加えて、画像上には「Aatma」という文字が薄く見えます。ただし、これがシリーズ名なのか開発コードなのかは断定できませんので、ここでは「画像で読める」という事実にとどめます。

なぜ40・65・100なのか。焦点距離の並びが現場目線

40mmは、広すぎず狭すぎず、人物の距離感も背景も扱いやすい焦点距離です。35mmほどの誇張が少なく、50mmほど寄り切らないため、ジンバルでも三脚でも使いやすい一本目になりやすいです。65mmは、50mmよりわずかに圧縮感を足しつつ、85mmほど寄りすぎない「ちょうど良い中望遠」として重宝されます。対話劇や広告の人物撮影で、空気感を残しながら主役を立てやすい焦点距離です。100mmは、背景を整理し、被写体を強く際立たせる王道です。被写体との距離を取りやすいので、照明やマイクの逃げも作りやすいという実務面の利点もあります。

さらに興味深いのは、この並びが競合の定番ハイスピード系でも中核に置かれやすいことです。例えばSIGMAのFF High Speed Prime Lineは40mm T1.5や65mm T1.5をラインアップに持っています。こうした状況を見ると、ZEISSはど真ん中の市場を狙っている可能性が高いと言えます。ただし、これは焦点距離の選び方からの予想です。

Distagon・Planar・Sonnarは「名前」ではなく設計思想の合図

Distagon、Planar、Sonnarは、ZEISSが長年使ってきた光学設計の系譜を示す名称として知られています。ZEISS自身もPlanarについて、登録商標であると同時に古典的な設計思想を指す言葉である旨を解説しています。今回のティザーが面白いのは、単に「40mm」「65mm」「100mm」と焦点距離を示すだけでなく、Distagon/Planar/Sonnarを前面に出した点です。ここから考えられる可能性は複数あります。

  • 新シリーズがクラシックZEISSの設計思想を前面に掲げる可能性があります
  • 既存ラインとは描写コンセプトを変える可能性があります(コントラスト、フレア、ボケの質などです)
  • 名称の復活によって、レンタルハウスや撮影部などの現場に分かりやすく訴求する狙いがあるかもしれません

ただし描写の方向性がクリーンなのか、あえて柔らかいのかなどは現時点で公開されていません。ここは続報待ちです。

ZEISSの現行シネラインと今回の3本はどこでつながるのでしょうか

ZEISSのシネレンズは、用途と価格帯で性格が分かれています。例えば、Nano Primeは比較的コンパクトでT1.5を掲げ、Compact Prime CP.3/CP.3 XDは交換マウントや運用面も含めた設計が特徴です。さらにSupreme Prime RadianceはT1.5で、ラージフォーマット対応やフレア表現など、個性を前面に出したシリーズとして知られます。

では今回の3本がどのラインに属するのかと言うと、正直に申し上げて、まだ断定できません。マウント、対応フォーマット、シリーズ名、サイズ感、価格、発売時期といった重要情報が公開されていないためです。

一方で、ティザーが「刻印」を見せる構図になっており、製品としての輪郭が固まりつつある段階に見えるのも事実です。もし「Aatma」がシリーズ名だとすると、既存ラインとは別の新ファミリーとして立ち上がる可能性もあります。ただし、ここは推測です。

発表の舞台はBSC Expoなのか、CP+なのか。日程で整理します

押さえるべき日程は2つあります。まずBSC Expo 2026は、2月12〜14日にロンドンで開催されます。公式サイトの出展者リストにはZEISSの掲載も確認できます。時期的にもティザーと近く、何らかの情報解禁があっても不思議ではありません。ただし、発表が確定したわけではありません。

次にCP+ 2026は、2月26日〜3月1日にパシフィコ横浜で開催されます。海外記事では、コシナがCP+で新しいレンズの試作品を展示する旨の話題にも触れられています。こちらも、現時点では「関連する可能性がある」段階として整理しておくのが安全です。Photo RumorsはBSC Expoで発表される可能性に言及していますが、これは記事側の見立てであり、公式発表ではありません。ここは混同しないように注意が必要です。

初心者向け:T1.5は何がすごいのですか

T値は、実際にどれだけ光が通るかを意識した指標です。スチルのF値は主に設計上の明るさを示しますが、T値は透過率によるロスも含めて露出をそろえやすい点がシネ用途で重要です。
T1.5は暗所での自由度や浅い被写界深度に直結します。一方で、ピントの難しさ、周辺の描写、フレアや収差の出方など、レンズの性格が強く出やすい領域でもあります。だからこそ、シリーズ名や設計名称を強調するティザーは、描写コンセプトの違いを期待させます。

編集長の結論:この3本はZEISSが主戦場を選び直した合図かもしれません

近年は、ZEISSの写真用レンズ新製品が長く止まっていることもあり、シネ部門の動きが注目されやすい状況です。過去には「写真レンズ市場から撤退するのでは」という噂が出て、ZEISSが否定的な見解を示した経緯も報じられました。

その流れのなかで、今回のティザーは単なる追加レンズというより、勝負の匂いが強いと感じます。

  • 焦点距離が40/65/100という主力域です
  • T1.5でハイスピード市場の中心を狙っています
  • Distagon/Planar/Sonnarを掲げ、物語性のある名前で訴求しています
  • 画像に「Aatma」という新しい謎が残されています

まだ分からないことは多いです。マウント、対応フォーマット、価格、発売時期も未公開です。続報が出た瞬間に、現場のレンズ選びの地図が少し書き換わる可能性があります。


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