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【2026年版】PowerShot SX70 HSの詳細レビュー比較まとめ




PowerShot SX70 HSは、21mm相当の超広角から1365mm相当の超望遠までを1台でカバーする65倍ズームの“ネオ一眼”です。遠くの野鳥や月、運動会など「近づけない被写体」を撮りたいときに強く、ファインダー撮影でフレーミングを追い込みやすいのが特徴です。一方で1/2.3型センサーのため高感度は控えめで、室内や夕景ではスマホや大きなセンサー機に分があります。この記事では2026年時点の競合比較、実機レビューから分かる長所と弱点などを紹介します。
この記事のサマリー

65倍ズームは遠景に強い一方、暗所と高感度は割り切りが必要

競合はP1100=超望遠、FZ85D=軽量、RX10 IV=画質重視で軸がはっきり

4K動画とマイク端子で望遠動画も撮れるが、4Kはクロップ前提

高精細EVFとバリアングル液晶の組み合わせで撮影しやすい

日中の望遠を楽しむなら今でも有力。暗所重視なら別路線が安心
PowerShot SX70 HSがおすすめな人・不向きな人
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結論から言うと、PowerShot SX70 HSは「望遠を最優先しつつ、レンズ交換や荷物の増加は避けたい」人に向く一台です。65倍ズームとEVFで遠景を追い込みやすい反面、暗所画質や大きなボケは得意ではありません。日中の屋外で活きる反面、夜や室内はやや不向き。そのため、旅や家族イベントの望遠役として選ぶと良いでしょう。
PowerShot SX70 HSがおすすめな人
野鳥・飛行機・月・運動会のように“寄れない被写体”を撮影する機会が多い人に、PowerShot SX70 HSはおすすめです。遠いものの撮影に、65倍ズームは強力な味方となります。広角から望遠まで一本で済むので、旅先でも使いやすいでしょう。TechRadarも「操作性と巨大ズームを小さな筐体に詰めた一方で、広角画質や高感度は伸びしろがある」と評しています。
日中の屋外でISOを抑えて撮れるときほど、このカメラの良さが出ます。RAWで撮ってノイズ処理やシャープをプラスするのも相性が良く、バリアングル液晶とマイク端子で旅動画まで一貫して使えるのも魅力です。超望遠の記録力が欲しい人にはハマるでしょう。
PowerShot SX70 HSが不向きな人
PowerShot SX70 HSが向かないのは、室内イベントや夜景の撮影がメインの「そのままの綺麗な仕上がり」を求める人です。小型センサーは高感度でザラつきが出やすく、スマホの夜景合成のほうが気持ちよく写る場面もあります。暗い体育館の動体は特に撮影しづらいでしょう。背景を大きくぼかしたポートレート、階調重視の逆光風景にも弱点が出ます。さらに外部ストロボを前提にする人は、アクセサリーシュー非搭載という仕様がデメリットになるでしょう。
望遠端はF6.5と暗く、被写体ブレを止めるにはシャッター速度が欲しくなります。夕方以降に動体を追うなら、三脚や一脚を使える体制があるか、あるいは明るいレンズの別機種に頼るかが分かれ道です。そのため画質最優先の人にはあまりおすすめできません。
要素別レビュー早見表
PowerShot SX70 HSの特徴を見ていきましょう。得意不得意がはっきりした機種なので、まずはここで「自分の撮り方」に合うか確認してみてください。
要素 | レビュー |
|---|---|
ズーム | 65倍は唯一性。望遠端は暗く支え必須 |
画質 | 低ISOは良好。高感度と逆光は割り切り |
手ブレ補正 | 効きは良いが超望遠は姿勢とSSが重要 |
AF | 基本は合うが追従は弱め。設定で補う |
動画 | 4K+マイク端子は強み。クロップ注意 |
EVF/モニター | EVFは見やすい。液晶はバリアングル |
操作性 | 一眼風で握りやすい。ホットシューなし |
携帯性 | 超望遠込みで約610g。首掛けも現実的 |
入手性 | 販売終了で流通は少なめ |
強みは望遠と操作感、弱点は暗所と高感度です。どちらを優先するかを考えると、選びやすくなるでしょう。
PowerShot SX70 HSの基本情報
PowerShot SX70 HSは2018年発売の65倍ズーム機で、広角21mm相当から超望遠1365mm相当までを一本で担います。生産終了扱いのため、中古品か在庫品を狙う必要があります。なお、2026年2月時点で、SX70 HSの「同じ路線の後継ネオ一眼」はキヤノンから発表されていません。
主なスペック要点
主要スペックは以下です。PetaPixelは「DIGIC 8で10コマ/秒連写と4K動画、CR3 RAW対応を得た」としています。望遠を撮り切るための機能追加が芯にあるといえるでしょう。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | 1/2.3型 約20.3MP BSI CMOS |
常用ISO感度 | ISO100-3200(拡張あり) |
AF | コントラストAF/顔検出・追尾 |
連写 | 約10コマ/秒(ワンショット)/約5.7コマ/秒(追従) |
動画 | 4K(最大30p)/フルHD(最大60p) |
手ブレ補正 | レンズ内光学式 |
ファインダー | 0.39型 約236万ドット EVF |
背面モニター | 3.0型 約92万ドット バリアングル |
記録メディア | SD/SDHC/SDXC(UHS-I) |
表の数字が示す通り、機能は充実しています。ただし小型センサーと超望遠の組み合わせは、光量と手ブレの条件で写りが大きく変わります。
PowerShot SX70 HSと競合機の比較
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2026年はコンデジ全体が“懐かしさ”だけでなく、目的特化で選ばれることが多くなっています。SX70 HSのような尖った機種は、より注目されやすいといえるでしょう。ここでは競合になりそうな代表3機種と比較します。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
65倍バランス型。日中の望遠を手軽に | |
超望遠特化。遠景・月を最優先 | |
軽量コスパ。旅の万能寄り | |
画質重視。600mmまで+暗所に強い |
選び方は「届く距離」と「撮れる時間帯」の二軸
SX70 HSは65倍というバランスで、持ち出しやすさと望遠の両立を狙った立ち位置です。望遠端は暗いので、日中の屋外で勝負する人ほど満足度が上がります。夕方以降はズームを少し戻してシャッター速度を確保すると整います。レンズの明るさとセンサーサイズが、撮れる時間帯を決めます。
P1100はズームレンジが別次元で、フレームに入るだけで価値があります。前世代のCOOLPIX P1000から思想を継いだ、超望遠で遊ぶための“専用機”として考えると良いでしょう。RX10 IVはセンサーが大きく、夕方や室内でも画質が崩れづらいです。FZ85Dは軽くて取り回しが良いので、荷物を減らしたい旅にはおすすめです。望遠に寄りすぎず、画角で勝負できる人ほど相性が良いといえます。
PowerShot SX70 HSが有利になるシーンと競合が有利になるシーン
運動会で表情を大きく撮りつつ、集合写真は広角で押さえたい。こういった「一本で済ませたい」状況はSX70 HSが得意です。バリアングルで人垣越しに撮れるのも効きます。マイク端子もあり、望遠動画にも向きます。また、SX70 HSは持ち運びやすいため、撮影機会の総量で勝てるタイプです。
一方、野鳥や月はP1100が魅力的ですが、重量とサイズの負担が増えます。レンズ交換式に移る前の望遠の練習機としても扱いやすく、露出とブレ感覚が身につきます。暗所や動画を重視するならRX10 IVが堅い選択ですが、価格も上がります。FZ85Dは気楽さが魅力で、写真を「記録」と割り切れる人ほど合うでしょう。
PowerShot SX70 HSのデザインと操作性のレビュー
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PowerShot SX70 HSの見た目は小さな一眼レフ風で、深いグリップとモードダイヤルが特徴です。スマホより「撮っている感」が強く、遠くの被写体を追うときも構えが安定します。一方でタッチ操作や外部ストロボの拡張性は割り切りが必要で、撮り方の優先順位がそのまま満足度に跳ね返ります。ファインダー撮影が中心の人ほど、この一眼風レイアウトの恩恵が大きいといえます。
強みは握りやすさと物理操作の気持ちよさ
PhotoReviewは「コンパクトで軽いボディに、強力な操作系を詰め込んだ」と評価しています。超望遠を振り回す機種ほど、握りやすさがそのまま歩留まりに直結します。約610gのボディは、望遠込みのカメラとしては持ち出しやすい部類です。右手だけで支えるより、左手で鏡筒の下を受けて二点支持にすると、EVF像が落ち着いて構図が決まりやすくなります。
また、モードダイヤルにP/A/S/Mが揃い、露出補正やISOの変更も迷いにくいつくりです。まずはTvでシャッター速度優先にして、ブレを止める感覚を体に入れると上達が早いでしょう。側面ボタンのズームフレーミングアシストは、超望遠で被写体を見失ったときの保険になります。押している間だけ引き、枠で元の画角を示すので、野鳥や飛行機の再度の捕捉がしやすくなります。
弱点は拡張性とタッチ操作、競合との差
操作性の裏返しとして、アクセサリーシューがない点は用途を選びます。内蔵ストロボはありますが、外部フラッシュや電波トリガーを常用する人にはSX60 HSのほうが都合が良いでしょう。背面液晶はバリアングルで角度の自由度は高いものの、タッチ非対応です。AF位置の変更は十字キー操作になるため、動体でフレームを動かす撮り方はやや難しい可能性があります。
また、競合と比べると、P1100はより大柄で携帯性は落ちますが超望遠の安定感があります。FZ85Dは気軽さが強みで、RX10 IVはボタン類の反応とレンズの明るさで撮れる状況が増えます。どの機種でも共通する撮影のコツは、望遠ほど操作を単純化することです。SX70 HSなら、カスタム設定を一つ作り、ISO上限とシャッター速度を固定して迷いを減らすと歩留まりが上がります。
PowerShot SX70 HSのズームと手ブレ補正のレビュー
PowerShot SX70 HSのメインは、21-1365mm相当というレンジそのものです。超望遠ほど「写る/写らない」を分けるのは手ブレと被写体ブレで、スペック以上に支え方が結果を変えます。
ここでは、望遠を活かすコツを具体的に紹介します。なお基本的には、光のある時間帯に望遠を回し、暗くなる前に撮り切るのがポイントです。デジタルズームより光学ズーム内で勝負すると、写りの破綻が起きにくくなるでしょう。
65倍ズームは300〜800mm相当あたりが使いやすい
Photography Blogはズームフレーミングアシストを「被写体を見失いがちな望遠端で役立つ」と紹介し、長い画角を現実に使う仕組みとして評価しています。超望遠は“当てる”より“外さない”設計が大事です。体感でいちばん使いやすいのは、300〜800mm相当あたりです。被写体を画面に収めやすく、シャッター速度も稼ぎやすいので、運動会や動物園ではこの帯域から始めると成功率が上がります。
ズームは急に回さず、被写体の動きに合わせて少しずつ追うと見失いづらいでしょう。なお、1365mm相当は「寄れないものを大きくする」最後の手段です。熱の揺らぎや空気の霞が写りに影響するので、遠景ほど“寄りすぎない勇気”も必要になります。
手ブレ補正を活かす撮り方と競合比較
レンズ内手ブレ補正は効きますが、超望遠では姿勢とシャッター速度が勝ちます。肘を体に固定し、ストラップを張ってテンションを作るだけで、EVF像の暴れ方が変わります。望遠端はF6.5なので、曇天や夕方はすぐにISOが上がります。動体は1/800秒前後を目安にして、足りないときは無理に望遠端を使わず、少し引いて解像感を優先すると良いでしょう。連写で3〜5枚刻んで、ブレの少ない一枚を拾うのも効きます。
ズーム勝負ならP1100が圧倒的で、フレームに入れるだけで価値があります。FZ85Dは20mm相当スタートの広角が便利で、RX10 IVは望遠が短い代わりにレンズが明るく、夕方でもシャッター速度を稼げます。
PowerShot SX70 HSの画質評価
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画質の結論はシンプルで、「光があれば十分、暗いと厳しい」です。1/2.3型センサーは超望遠を成立させるための代償で、階調や高感度は大型センサー機に及びません。逆に言えば、条件を整えれば“望遠の一体型”としてはよく写ります。広角端は周辺が甘く見えることがあるので、風景は少し絞って撮ると整うでしょう。なお望遠は空気の揺らぎに左右されるため、画質の限界はカメラだけで決まりません。
低感度は素直、RAWで伸ばしやすい
Digital Camera Worldは「結果はセンサーサイズ相応で、ISO800以下を推奨」としています。まずはこの前提を守るだけで、写真の失敗が大きく減ります。ISO100〜400の屋外では、色は素直で、解像感も普通に見るサイズなら十分です。広角側は周辺が少し柔らかく見えるので、風景はf/5.6〜8あたりを使うと締まりやすいでしょう。超望遠の解像は空気の揺らぎに影響されるため、被写体が近いほど伸びます。
おすすめはRAW撮影です。ノイズ処理とシャープを自分の好みに寄せられ、特に望遠端で出やすいコントラスト低下を持ち上げやすくなります。なお、撮って出しを期待しすぎないのがコツです。A4程度なら安心でしょう。
高感度と逆光は割り切り、競合との差が出る
ISO1600以上はノイズが増え、細部が溶けたように見えやすくなります。暗い場所で無理に望遠を使うと、シャッター速度不足と高ISOが同時に来るので、結果が崩れやすくなるでしょう。ノイズ低減は強くしすぎず、RAWで後から整えるほうが自然に残ります。
逆光ではダイナミックレンジの狭さが出やすく、白飛びと黒つぶれのどちらかを選ぶケースもあります。露出補正をマイナス側に寄せ、ハイライト優先で撮ってRAWで持ち上げるほうが良いでしょう。画質重視ならRX10 IVが一段上で、夕方の望遠でも粘ります。P1100は“写り”より“届く”価値が強く、FZ85Dは価格と軽さで割り切る方向です。SX70 HSはその中間で、条件次第で十分戦えます。
PowerShot SX70 HSのAF性能・連写のレビュー
AFはコントラスト方式で明るい屋外では素直に合いますが、暗所や低コントラストでは迷いやすいタイプです。連写は瞬間を拾う助けにはなりますが、追従性能は万能ではありません。ただしコツを掴むと、運動会や鳥の飛び立ちで歩留まりが上がります。まずは撮りたい瞬間を決め、そこだけ短く連写するだけでもヒット率が変わります。
動体追従を安定させる設定と撮り方
Imaging Resourceは本機を「高倍率ズームに4KやRAWなどを詰めた一方、ホットシュー非搭載など割り切りもある」としています。AFも同じで、得意な状況を作るのが大切です。動体では顔検出よりも中央一点寄りの枠で、被写体のコントラストが出る部分を狙うほうが安定します。望遠端は画角が狭く外しやすいので、少し引いた画角で追い始め、必要になったら寄る手順がおすすめです。サーボAFは万能ではないため、被写体が来る位置で待ち、通過の瞬間だけ追う撮り方が向きます。
また、シャッター半押しで一度ピントを掴ませてから追うと、迷いが減ります。鳥や飛行機は背景が抜ける場面で追従が切れやすいので、背景に木や建物が入る位置を選ぶと成功率が上がるでしょう。
連写性能の実用感と競合比較
連写はワンショットAF時に約10コマ/秒、追従時は約5.7コマ/秒が目安です。RAW連写は書き込み待ちが出るので、決定的瞬間はJPEG優先にする割り切りも効きます。逆に“後で選ぶ”用途なら、連写を短く区切って枚数を管理するとストレスが減ります。また、バッファが詰まったら、むやみに連写を続けず一呼吸置くのが鉄則です。UHS-I対応SDでも、カードの書き込み速度で体感が変わるので、古い低速カードは避けたほうが安心です。
競合で動体を狙うならRX10 IVが別格で、AFと連写の余裕が大きいです。P1100は遠くを大きく撮れる反面、追従は“コツ勝負”。FZ85Dは軽さで追いやすいので、運動会などでは意外と相性が良いこともあります。
PowerShot SX70 HSの動画性能のレビュー
動画は「望遠で寄れる」こと自体が武器になります。4K対応とマイク端子で最低限の装備は揃いますが、4Kは画角が狭くなり、手ブレの影響も目立ちます。静止画の延長で撮るより、動画は寄り方を一段ゆるめると安定します。記録としては4K30pとフルHD60pが使え、スロー用途ならフルHDの高フレームも選べます。
4Kは便利だがクロップ前提で考える
DPReviewは「65倍ズームに4K動画とCR3 RAW対応を組み合わせた」と紹介しています。静止画と同じ“遠くを大きく”を動画でできるのが、この機種の特徴です。一方で4Kはクロップが入るため、広角側でも思ったより狭く感じることがあります。手持ちで歩き撮りをするなら、フルHDに落として画角と手ブレの余裕を稼ぐほうが良いでしょう。4Kは細部が綺麗な反面、パンを速くすると歪みが出やすいので、ゆっくり動かすのが基本になります。
望遠動画は三脚か一脚がほぼ必須です。手持ちなら、ズームを欲張らず中望遠で被写体を追い、寄るのは短いカットだけにすると見やすい映像になるでしょう。特に望遠は顕著です。
マイク端子は強み、運用は割り切りが必要
外部マイクを挿せるのは、同クラスの高倍率コンデジでは貴重です。運動会や旅のVlogで声を残したいなら、ウインド対策をした小型マイクだけでも満足度が上がります。ただしヘッドホン端子はなく、AF駆動音やズーム操作音が入りやすい点は注意です。露出が変わるシーンでは、オート任せより露出補正で“白飛びを避ける”意識が失敗を減らします。長回しは熱よりバッテリーが先に来やすいので、短いカットを繋ぐ撮り方が現実的です。
動画を本気でやるならRX10 IVが一歩先で、AFと手ブレ、画質に余裕があります。P1100は超望遠のロマン、FZ85Dは手軽さ。SX70 HSはマイク端子を活かして“望遠動画を手軽に”が狙い目です。
PowerShot SX70 HSのEVF・モニターのレビュー
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超望遠を本気で使うと、背面液晶だけではフレーミングが不安定になりがちです。SX70 HSは高精細EVFとバリアングル液晶の組み合わせで、「構図を追い込む」「角度を逃がす」を両立します。見え方の特徴を知るだけで、望遠の成功率が上がります。晴天下の逆光や、望遠端での微ブレ確認はEVFが有利です。液晶は角度の自由度が高いので、撮影スタイルに合わせて使い分けましょう。
高精細EVFは超望遠の命綱
Camera LabsはEVFが約236万ドットに強化された点を挙げ、「明るく詳細で、望遠で野鳥などを狙うときのフレーミングに有利」と評価しています。覗いて撮る気持ちよさは、このクラスでは大きな強みです。眼当てと視度調整を合わせておくと、ピントの山が掴みやすくなります。コツは、被写体を追うときほど両目を使うことです。片目でEVF、もう片目で周辺視を残すと、飛んでくる鳥や走る子どもを見失いにくくなります。
EVFは液晶よりブレの揺れが見えやすいので、手ブレに気づきやすい利点もあります。像が暴れるときは、シャッター速度を上げるか、ズームを少し戻すだけで整います。超望遠では“見えるブレ”を減らすだけで、AFの迷いも減って一石二鳥です。
バリアングル液晶の利点とタッチ非対応の注意点
バリアングル液晶はローアングルや自撮り、柵越し撮影で便利です。超望遠で“カメラを高く掲げる”場面でも角度をつけられるので、運動会の観客席からでも使いやすいでしょう。動画のローアングルも狙えるので、旅先の街撮りにも適しています。
ただしタッチ非対応のため、AF枠の移動は十字キー中心になります。被写体に合わせて枠を細かく動かす撮り方より、中央寄りで合わせてトリミングする発想のほうが噛み合います。液晶の反射が気になるときは、無理に明るさを上げず、EVFに切り替えるほうが判断が速いです。競合ではRX10 IVがタッチ対応で、AF枠移動のテンポが良いです。FZ85Dは軽くて角度を変えやすく、P1100は大きい分だけ安定して覗けるのが強みになります。
PowerShot SX70 HSのバッテリーと通信のレビュー
超望遠機は「撮影時間=構えている時間」が長くなり、電池の消耗も体感しやすいジャンルです。SX70 HSは小型バッテリーLP-E12を採用し、丸一日フルに回すと心許ない場面も出ます。反面、Wi‑FiとBluetoothでスマホ連携は一通りこなせるので、使い方次第でカバーしやすいカメラともいえるでしょう。撮影可能枚数の目安は液晶使用時が約325枚、EVF中心だと約255枚程度、エコモード(液晶)だと約405枚と差があるため、使い方で結果が変わります。
電池持ちは控えめ、撮影ルーティンで伸ばす
Tom's Guideは比較の中で、SX70 HSの撮影可能枚数を「255枚程度」と紹介しています。実際、EVFを多用して超望遠を追うほど減りやすいので、予備バッテリー前提で考えると安心です。伸ばすコツは、液晶の明るさを上げすぎないことと、再生チェックを短くすることです。望遠はつい確認したくなりますが、再生回数を減らすだけで体感が変わります。特にイベントでは“撮る→少しだけ確認→また撮る”の繰り返しになりやすいので、確認の癖を抑えるのが効きます。イベント撮影は通常設定、旅のスナップは省電力、と用途で切り替えるとストレスが少ないでしょう。
Wi‑Fi/Bluetooth連携は“記録の出口”を作れる
スマホ転送は、撮った直後に共有したいときほど価値があります。Bluetoothで常時接続しておき、必要な写真だけWi‑Fiで取り込む運用にすると、バッテリー負担を抑えつつ快適に利用できます。転送は縮小を選ぶと速く、まずSNS用を確保してから原寸を持ち帰る流れが現実的です。リモート撮影は、三脚を立てた超望遠におすすめです。シャッターボタンに触れないだけでブレが減るので、月や遠景の看板など“動かない被写体”ほど効果が分かりやすいです。競合ではP1100もスマホ連携が強く、FZ85Dは気軽さが売りです。RX10 IVは転送速度と画質のバランスが良いので、撮ってすぐ編集する人ほど向きます。SX70 HSは「撮って持ち帰る」出口を作ると生きます。
PowerShot SX70 HSのレビューまとめ
PowerShot SX70 HSは、65倍ズームとEVFを武器に「遠くを大きく撮る」を一台で叶えるネオ一眼です。反面、暗所画質と追従AFは万能ではなく、日中の屋外で撮り切る前提が合うかが鍵になります。競合のP1100は超望遠特化、FZ85Dは軽量コスパ、RX10 IVは画質と動画に強いので、被写体と撮影時間帯で選びましょう。迷ったら、ISO上限を控えめにしてシャッター速度優先でブレを止める撮り方が合うかを想像すると判断が早くなります。
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