レンズの外し方から付け方まで解説!カメラ初心者でも安全にレンズ交換できる手順

レンズの外し方から付け方まで解説!カメラ初心者でも安全にレンズ交換できる手順

レンズを外すときに「どこを押すのか」「回す方向は正しいのか」で悩むのはよくあること。無理に回してしまうと、レンズやカメラを傷める原因になります。この記事は、レンズの外し方を手順に沿って整理し、メーカー差や外れない時の対処、防塵の考え方、交換時の注意点や、交換をスムーズにする段取りまで紹介します。

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筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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ロック解除から取り外しまで4ステップで確実&安全に交換

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作業場所とレンズの持ち方を見直して落下とゴミ混入を防ぐ

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メーカーごとにレンズを回す方向が異なる

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レンズが外れないときは押し込み・方向・荷重の3点を確認

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レンズ交換を早くするコツは練習とバッグ配置

目次

【基本】レンズの外し方:ロック解除から付け方まで

【基本】レンズの外し方:ロック解除から付け方まで

ここでは、ミラーレスと一眼レフに共通する手順として、外し方から付け方までまとめます。なお、押すボタンや回す方向を間違えると、固く感じることがあります。そのため、抵抗が強いときほど動作と方向を確認するようにしましょう。

①レンズリリースボタンを押し、正しい方向へ回す

カメラ正面から見て、マウント付近にあるレンズリリースボタンを押し込みます。押している間だけ解除される機種が多いため、回す間は押し続けましょう。左手でレンズを支えたまま、ゆっくり回してロック解除位置まで動かします。回転の角度はマウントによって違いますが、短い回転で外れるものが一般的です。

なお、途中で強い抵抗が出たらいったん止めてください。ボタンが戻っていないか、方向が合っているかを再確認し、レンズが奥まで装着されているかも見ます。

②レンズをまっすぐ引き抜く

外れる位置まで回すと手応えが軽くなり、レンズが前に抜けます。最後までレンズを支え、ボディ側をひねらず、レンズをまっすぐ引き抜くと傷が付きにくくなります。なお、望遠レンズや明るいズームは重量があるため、三脚座がある場合はそこを持つと安定します。片手でボタンを探しながら回すのは落下の原因になるため避けましょう。

③装着はレンズをまっすぐ入れる

装着は、ボディ側とレンズ側のマウントマーク(白点・赤点など)を合わせて差し込み、所定の方向へ回してロックさせます。合っていない状態で押し込むと傷の原因になるので注意しましょう。屋外で急ぐときほどマーク合わせを省略しがちですが、慣れるまでは一度確認してから回すほうが確実です。

差し込むときは、レンズをまっすぐ入れるのが基本です。斜めに当てると電子接点が擦れたり、マウント面に偏った力がかかったりしてしまいます。なお、差し込みが固いと感じたら、角度がずれている可能性があります。押し込まずに一度抜き、マークを合わせ直してから再装着します。

リアキャップを外した直後は、後玉や接点を触らないよう注意します。その際指の置き場を鏡筒の太い部分にすると、手元が安定します。また、交換中に指でマウント面や電子接点を触ると、皮脂が付着して接触不良の原因になります。握る場所を決め、指先はマウントの内側に入れないのが安全です。触れてしまった場合は、乾いたクリーニングクロスで外周のみを軽く拭きましょう。

④装着後はロックと動作を短時間で確認する

ロックが掛かると「カチッ」という感触がします。ただし音だけで判断しないようにし、軽くひねってガタつきがないか、ロックボタンが戻っているかを確かめます。電子接点の接触が甘いと、絞りが動かない、AFが迷う、手ブレ補正が効かないといった症状が出ることがあります。交換直後に一枚撮って確認すると安心でしょう。

また、ズームロック付きのレンズは、装着後にロックが解除されているか確認します。意図せず鏡筒が伸びるとバランスが崩れ、落下しやすくなります。絞りリングやAF/MFスイッチがあるレンズは、正しい位置にあるかも見ておきます。

いずれも違和感があるときは、いったん外して付け直します。慣れるまでは目で見るだけではなく、手の感触でも確かめましょう。

レンズを外す前にチェック:落下を防ぐ方法

レンズを外す際に落下させてしまう原因は、回すときよりも前段の準備不足や作業場所の選び方が多い傾向にあります。電源をきちんとOFFにすることと、安定する場所での交換を心がけましょう。

電源はOFFに。さらに持ち方で破損リスクを下げる

基本的にレンズの交換は電源OFFの状態で行うようにしましょう。電源ONの状態では、レンズ内手ブレ補正やAFが動作している場合があるため、意図しない動きが生じることがあります。また、ストラップは首に掛けるか手首に通し、落下を物理的に防ぎます。

特に望遠ズームは重心が前に来るため、レンズ側を左手で支えたまま操作し、ボディだけでねじらないようにします。外した直後にボディキャップとリアキャップを閉められるよう、交換直前にキャップを準備しておくと良いでしょう。ボディ内部が開いている時間を短くすると、防塵の面でも安心です。重いレンズは、外す前にレンズを支えてからロックを解除します。三脚座付きなら、その部分を持つと安定します。片手で外そうとすると落下しやすいので、両手が使える体勢を作ってから作業します。

外した直後のキャップ装着と動作確認を習慣にする

レンズを外したら、先にボディキャップを付けて内部を保護し、次にレンズのリアキャップを締めます。その際、電子接点や後玉に指が触れないようにしましょう。キャップは締めすぎず、次回すぐ開けられる程度で十分です。交換後は、マウント周りに砂や繊維が噛んでいないかを目視で確認します。ブロアーを使う場合は先端が触れない距離を心がけ、接点へ直接強く当てないようにしましょう。最後に一枚撮って、絞りが動くか、AFが迷わないかを確認します。ここで異常に気づければ、レンズの付け直しや接点状態の確認で戻せる場合があります。

レンズを外す前にチェック:ゴミの混入を防ぐ方法

レンズを外す前にチェック:ゴミの混入を防ぐ方法

レンズ交換の際に起こりうるのが、ゴミの混入です。特に屋外でレンズ交換をする際は、少しでもゴミを防げるように工夫を凝らしましょう。ゴミが入ってしまった場合はどこに混入したかを確認することも大切です。

作業場所を選びゴミ混入を減らす

屋外は風や砂埃の影響を受けやすい場所です。そのため、風が強い日は交換回数を減らすことも重要です。どうしても交換する場合は、可能なら建物の陰や車内など、風が直接当たりにくい場所で行いましょう。さらに風上を背にして体で風を遮ると、マウント部に風が当たりにくくなります。

そして雨の日や潮風が吹く場所では水分と塩分が付着しやすく、接点トラブルや腐食の要因になる可能性があります。その場合は濡れた手で触れず、交換後は乾いた布で外装を拭きます。帰宅後はキャップ内側の水滴や砂も確認し、必要ならブロアーで手入れをしましょう。

なお、レンズを外すと、ボディのマウント面が空気にさらされます。そのためボディは下向きに軽く傾け、上に向けたまま置かないのが基本です。また、レンズは膝や地面に置かず、安定した置き場所を作りましょう。バッグの上に柔らかい布を敷く、レンズポーチを簡易マットにするなどの対策がおすすめです。レンズはフード装着時も転がりやすいため、置き方にも注意します。

ゴミが入ったかも?の確認方法と安全な対処

ゴミが入った可能性がある場合は、まず撮影をしてみます。空や白い壁をF16〜F22あたりまで絞って撮り、画像を拡大して同じ位置に点が出るか見ます。前玉の汚れは写り込みにくいことが多く、同じ位置に点が出る場合はセンサー側のゴミの可能性が高くなります。ただし、フィルター汚れやレンズ後方の汚れなど条件によっては写り込み方が変わるため、レンズを替えて同位置に出るかで切り分けます。

レンズを替えても同じ位置に点が出るのであれば、センサー側にゴミが入った可能性があります。逆に、ズーム操作で点の形が変わったり位置が動いたりする場合は、レンズ側(フィルター汚れ、内部の埃など)の影響も考えられます。まずはフィルターの拭き取りと、別レンズでの再確認を行ってみましょう。

また、カメラに「センサークリーニング(ダストリダクション)」機能がある場合はそれを実行します。それでも残る場合は、サービスや専門店での清掃も検討しましょう。自力での清掃は道具と手順を誤ると傷の原因になるため、注意が必要です。

レンズが外れない・固いときの対処方法

「レンズが外れない」「固くて回らない」といったトラブルは、レンズを外す際によく起きます。故障以外の要因としては、操作のズレや噛み込み、レンズの自重でマウントに斜めの力がかかっているといったケースがあります。焦って力を入れるほど、マウントや内部部品を傷めるリスクが上がるため、まずは動作のどこで止まっているかを確認します。

押し込み・方向・荷重・噛み込みの3点を確認する

最初に確認したいのは、レンズリリースボタンが最後まで押せているかどうかです。指先だけだと浅く、ロックが残って回らないことがあります。

次に回す方向です。メーカーによって回す方向が異なるため、正しいかどうかを正面基準で確認しましょう。また、レンズが奥まで装着されていないと、ロックが噛み合わず回転が渋くなる場合があります。いったん軽く押し込み、装着位置まで入っているかを確かめてから再度解除します。そして、三脚座付きレンズや大きいズームは自重でマウントに斜めの力がかかります。レンズを水平に支え直してから回すと軽くなる場合があります。

最後に異物の噛み込みです。砂や繊維がマウント周りに入ると回転が渋くなります。外から見える範囲のゴミをブロアーで飛ばすと上手くいくケースもあります。

力任せはNG。安全な対処と相談の基準

避けたいのは、工具でこじ開ける、ボディを強くねじる、潤滑剤を塗布するといった方法です。マウント精度が崩れたり、接点に油分が回ったりすると、故障の原因となります。固いときは、ボタンを押したまま“ほんの少し戻す方向に動かしてから外す方向へ動かす”と噛み込みが解消する場合があります。その際の力はほんの少しにして、違和感が増したら止めます。

また、マウントアダプター使用時は、解除ボタンがアダプター側にある場合も考えられます。ボディ側だけ押しても外れないため、アダプターのロック位置と回す順番を確認しましょう。フィルターやフードが干渉して握りにくいと、力が偏って固く感じることがあります。いったんフードを外し、グリップしやすい位置でレンズを支えてから操作します。

それでも外れない場合はメーカーサービスや購入店に相談するのが安全です。どの方向にどの程度動くか、異音やガタつきがあるかをメモして伝えると診断が進みやすくなります。

メーカー別に違う?回す方向とロック解除の見つけ方

メーカー別に違う?回す方向とロック解除の見つけ方

レンズの外し方で間違いやすいのが回す方向です。メーカー(マウント)で回転方向が違うため、方向を間違えないように気をつけましょう。分からない場合はボディ側の表示か取扱説明書で確認するのが安全です。

回転方向の違いは“正面から見て”で整理する

キヤノン(RF/EF)、ソニー(E)、富士フイルム(X)、マイクロフォーサーズなどのメーカーでは、カメラ正面から見て反時計回りに回して外します。一方、ニコン(F/Z)は時計回りで外れる方向が基本です。方向が逆だとロック爪に力がかかり、固着しているように感じやすくなります。

ボタン位置とマウントマークを先に確認する

レンズリリースボタンは、押している間だけ解除される機種が多い傾向にあります。浅い押し込みだとロックが残るため、指の腹でしっかり押しましょう。レンズ側にあるカスタムボタンと間違えやすいところなので、注意してください。マウントマーク(白点や赤点など)は装着位置の目印です。外すときもマーク付近で止まる機種が多いため、“止まる位置”を覚えると交換が速くなります。

なお、小型ボディはボタンが奥まっていることがあります。指先が滑ると押し込みが甘くなるため、気をつけましょう。メーカーをまたいで複数台を使う場合は、ボディごとに外す方向をメモし、撮影前に確認しておくと事故を減らせます。

マウントアダプター・オールドレンズの外し方

マウントアダプターやオールドレンズを使う場合は、レンズ交換が難しいと感じることがあるかもしれません。外れない原因がレンズではなくアダプター側にあるケースも考えられるでしょう。解除手順は製品ごとに違うため、「どこにロックがあるか」を意識しながら回すのが基本です。

アダプターは“二段ロック”を意識して解除する

アダプター使用時は、ボディ⇔アダプター、アダプター⇔レンズの二段ロックになります。解除ボタンがボディ側ではなくアダプター側にあると、ボディのボタンを押しても外れません。まずは“どこを押すと回るのか”を確認します。多くのアダプターは解除レバーやボタンがあり、押しながら回す仕組みです。

外す順番は、ボディからアダプターごと外す場合と、先にレンズだけ外す場合があります。無理に回さず、取扱説明や刻印を確認しましょう。なお、一部のアダプターはロックリング式で、リングを回してからレンズを回転させます。レンズだけを回すと引っ掛かるため、リング位置を先に戻してください。

絞り連動や電子接点付きアダプターは、ロックが固いと感じる場合があります。解除ボタンを確実に押し込み、ゆっくり回して引っ掛かりを感じたら一度戻します。

ねじ込み式レンズは噛み込み対策が重要

ねじ込み式(例:M42など)のレンズは、回転して外すタイプです。リリースボタンではなくねじ山で固定されているため、基本は反時計回りに回して緩めます。斜めに入れると噛み込みやすく、外すときも固く感じます。無理に回さず、いったん締め方向に少し戻してから緩めると外れやすい場合があります。

また、ねじ込み式レンズは保管中の湿気や温度差で固着する場合もあります。急に力を掛けず、ゆっくりと均一に回すとねじ山への負担を抑えやすくなります。固着している場合、ゴム手袋などで滑りを減らすと力を掛けやすくなるでしょう。ただし、工具で挟むのは鏡筒が歪む恐れがあるため避けてください。外した後はねじ山に砂や金属粉がないか確認し、乾いたブラシで軽く払います。

レンズ交換を快適にする習慣

レンズに関するトラブルは、交換時だけでなく日頃の扱いでも起きます。マウント周りの汚れやキャップ運用が雑だと、固着や接触不良の原因になります。日々のメンテナンスを見直し、トラブルを減らしましょう。

マウントと電子接点は“触らず・擦らず”が基本

電子接点は通信の要で、汚れや皮脂が付くとAFや絞り制御が不安定になることがあります。基本は触らないようにすべきですが、万が一指が当たった場合は乾いたクロスで外周を軽く拭きます。また、マウント面に砂が付いたまま回すと、金属同士が擦れて傷になります。交換前後に確認し、ゴミが見えたらブロアーで外周から飛ばしましょう。

なお、綿棒などで強く擦ると繊維が残る場合があります。清掃を行う場合は毛羽立ちや繊維残りに注意し、メーカー推奨の方法や専用品に従いましょう。アルコールや溶剤は材質によって影響が出る可能性があるため、自己判断で強い薬剤を使わないようにします。また、レンズ側のマウント爪に欠けや変形があると、装着も取り外しも渋くなります。

キャップ管理と保管環境で固着・不具合を防ぐ

キャップは紛失しやすいため、注意が必要です。ポケットよりもバッグ内の小ポーチにまとめると砂の付着も減り、安心でしょう。キャップを確実に閉め、レンズ同士を仕切れるインナーを使うと安心です。

また、保管時は湿気にも気を付ける必要があります。カビだけでなく金属部の固着にもつながるため、乾燥剤入りのケースや防湿庫があると管理しやすくなるでしょう。乾燥剤は色の変化で交換時期が分かるタイプが便利です。また、バッグの中でマウント部同士が当たると微細な傷や粉が出ることがあります。

さらに、移動中にレンズが鏡筒伸長したり、フードが緩んだりするのもトラブルの原因になります。あらかじめズームロックやフード固定を確認し、交換前の準備として整えておきましょう。屋外で使った場合は帰宅後に外装を乾拭きし、マウント周りも確認してから収納するとトラブルを防ぎやすくなります。

レンズの交換が速くなるテクニック

レンズの交換が速くなるテクニック

レンズの外し方を覚えたら、次は素早く交換する方法も検討してみましょう。交換に無駄な時間を使わなければ撮影もスムーズにすむため、時間の節約にもなります。

家で練習する

レンズを外す際は、知識だけでなく手の動きが重要です。家であらかじめ練習しておくと、屋外でも迷わず交換しやすくなります。大事なのは同じ手順を繰り返して、迷いが出るポイントを減らすことです。練習方法はまず、机の上に柔らかい布を敷き、落としても傷がつきにくい環境を作ります。ストラップを掛け、ボディは下向きに傾ける姿勢から始めます。次のレンズを用意し、交換直前にリアキャップを扱える状態にしておきます。

準備が整ったら、外す→ボディキャップ→リアキャップ→付ける→一枚撮る、の流れを繰り返します。撮るところまで入れると、接触不良や付け忘れに早く気づけます。重いレンズを想定し、左手でレンズを支えたままボタンを押す練習も入れましょう。

慣れてきたら、バッグの上で交換する動作も練習します。外での実戦に近くなり、置き場がない状況でも動作が安定しやすくなります。最後に、外したレンズの置き場まで含めて練習します。置き場が決まると動作が途切れにくくなり、落下のリスクも下げやすくなります。練習後は、マウント面にゴミが付いていないかも確認します。

バッグ配置と手順固定で交換スピードを上げる

交換を速くするコツのひとつは、レンズの置き場を固定することです。バッグの左に外すレンズ、右に付けるレンズといったように配置を決めると、流れがスムーズになります。また、交換を始める直前に、落下させないよう手で保持した状態でリアキャップを緩めておくのも有効です。外したら同じ方向に回して締める流れにすると迷いにくいでしょう。

レンズを取り出す回数が多い人は、トップオープン式のバッグやウエストポーチを使うと交換しやすくなります。外したレンズを一時的に置くなら、レンズポーチに口を開けた状態で入れると、転がりにくく便利です。

回す方向を体に入れる

回す方向を体に入れるコツは、レンズが外れる位置で手応えが軽くなる感覚を覚えることです。最初から大きく回さず、解除して少し回して止める練習を繰り返します。メーカーが違うボディを使う人は、ボディごとに練習しましょう。

暗所を想定して、ライトを落として練習するのも有効です。視覚に頼れない状況で手順ができれば、撮影中の迷いを減らせます。動画撮影でジンバルを使う人は、レンズ交換後にバランスが変わる点も意識しましょう。

レンズの外し方でやりがちな失敗と、失敗しない仕組み

レンズの外し方の手順を覚えていても、操作がしにくい状況や急いでいる時には間違いやすくなります。落下やゴミ混入は一度でも大きなトラブルになるため、注意が必要です。ここでは初心者が起こしやすい失敗と、失敗を起こしにくくする工夫を紹介します。

よくあるミスは「押し不足」「上向き放置」「斜め力」

ボタンを押し切らないまま回そうとして、固いと感じるケースがあります。指先ではなく指の腹で押し、押し続けたまま回すとスムーズになりやすいでしょう。次に多いのが、レンズを外したままボディを上向きに置くことです。下向きに傾けるか、すぐキャップを付けます。

また、レンズを抜くときにボディを引っ張ると、マウントに斜めの力がかかります。レンズを支え、ボディは固定してレンズを抜く意識を持ちましょう。キャップを後回しにしてレンズをむき出しでバッグに入れると、接点や後玉が擦れやすく、埃も付きやすくなります。外したらその場でキャップを付けます。さらに交換中にストラップが引っかかると、手元が引かれてレンズを落とす原因になります。交換前にストラップをまとめておくとより安全でしょう。

失敗を防ぐのは手順より“環境とルール”

ミスを防ぐ方法として、交換するものの定位置を作ることが有効です。室内外を問わずレンズはバッグの上で交換する、ボディは下向き、キャップは利き手側に置く、などルールを固定します。ストラップを必ず掛ける、重いレンズは三脚座を持つ、といったルールも有効です。また、外す前に次のレンズを準備しておくと、ボディ内部が開いている時間が短くなります。最後に、交換直後の撮影・確認をルーティンにします。AFや絞りに違和感があれば、その場ですぐに直しましょう。

レンズの交換回数を減らすことも大切

特に旅行や子どもの行事のようにテンポが速い場面では、レンズ交換を減らすことも大切です。例えば標準ズーム+望遠ズームの二本立てにするか、高倍率ズームで一本化すると、交換回数を減らせるでしょう。ボケや暗所性能を優先するなら単焦点を足す選択肢もありますが、交換できる余裕があるかはよく考慮しましょう。

動画を撮る場合は、ズーム操作の感触や手ブレ補正の相性も確認します。交換でカメラを止める時間が多いほど、撮影の流れは保ちづらくなります。迷ったら、屋外で交換する回数を基準に考えると判断しやすいでしょう。

レンズの外し方・交換方法まとめ

レンズの外し方は、レンズリリースをしっかり押し、正しい方向へゆっくり回してからまっすぐ抜くのが基本です。固いときは無理に回さず、押し込み・方向・レンズの自重による荷重を先に見直しましょう。また、交換中はボディを上向きにせず、次のレンズとキャップを先に準備してボディ内部が開いている時間を短くします。バッグの上で交換するなど定位置を作ると、落下とゴミ混入の両方を減らせるでしょう。

なお、アダプター使用時はロックが二段になるため、解除位置を確認してから操作します。ブロアーで改善しないゴミや、外れない症状が続く場合は無理をせずメーカーや専門店に相談してみてください。


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