【2026年版】FUJIFILM X-H2のレビュー比較まとめ

【2026年版】FUJIFILM X-H2のレビュー比較まとめ

X-H2 ボディ
X-H2 ボディ
¥235,250
出品中の商品(1)
細部まで締まった描写と、ハイライトからシャドーまでなだらかな階調が魅力。堅実なAFと安定したホールド感で、ポートレートの目元から風景の細部まで安心して狙える。直感的なダイヤル操作は意図を反映しやすく、色のりもしっとり。逆光や夜景でも雰囲気よくまとめやすい。撮って出しでも整い、追い込みもしやすい。被写体の立体感を自然に引き出し、淡い色から深い色までつながりが滑らか。光の難しい室内でも落ち着いたトーンでまとめやすく、後処理の手間を抑えられる。長く使うほど操作が手に馴染み、撮影テンポが上がる。作品づくりの軸に据えやすい。
X-H2 ボディ 日英2言語設定モデル
X-H2 ボディ 日英2言語設定モデル
出品待ち
細部まで繊細に描く画づくりと自然な発色が魅力のボディ。堅実なAFとブレに強い設計で動きにも対応しやすい。直感的な操作系は現場での切替がスムーズ。日本語と英語表示に対応し、チーム撮影や海外での運用も安心。混ざった光でも色と階調が破綻しにくく、表現の幅を広げてくれる。被写体の立体感や肌のトーンが自然にまとまり、撮って出しでも仕上がりが安定。露出やホワイトバランスの微調整も追い込みやすく、編集の負担を抑えられる。現場での共有や貸し出しにも配慮され、運用面でも頼もしい。作品づくりの土台として長く使いやすい。

FUJIFILM X-H2は、APS-Cで40.2MPという高解像に加え、8K/30pの4:2:2 10-bit内部記録、さらにCFexpress Type B使用時はApple ProResの内部記録にも対応した“写真も動画も本気”の一台です。高画素機は微ブレが結果に出やすい傾向があり、レンズ選びや撮影姿勢の影響が目立ちます。また、電子シャッターでは動きやパンで歪みが見える場面も報告されています。この記事では実機レビューの評価も踏まえ、FUJIFILM X-H2のレビューとして長所・弱点、競合比較までフラットな目線で紹介していきます。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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40.2MPの高解像と160MPピクセルシフトは風景・建築・商品撮影で強力。ただしレンズ選びとブレ対策が前提です。

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8K/30p・ProRes・F-Log2で動画も制作向け。ProResはCFexpress Type B運用が前提で、長回しは温度設定とメディア速度が要点になります。

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動体性能は万能ではなく、電子シャッターの歪み耐性や追従の安定感を最優先するなら、積層センサー機(例:X-H2S)を含めて比較したいところです。

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価格は新品・中古で振れ幅があるため、型番(言語)や保証、付属品まで条件を揃えて比較するのがコツです。

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最新ファーム(Ver.5.30)で接続まわりの仕様変更に注意。接続セットのリセットやinstax直プリ終了が告知されているため、運用中の人は再設定・手順変更が必要です。

目次

レビュー要点:おすすめできる人/不向きな人

Via: PhotographyBlog

X-H2は“高解像で作品を作りたい人”にとって強力な選択肢になります。一方で、動体の追従や電子シャッターの歪み耐性を最優先する人は、別モデルのほうが条件に合う場合があります。買い方を誤らないために、被写体と編集スタイル(RAW現像中心か、動画編集中心か)を先に固めておくのが近道です。x-h2 レビューの入口として、まず適性を切り分けましょう。

おすすめ:高解像で作品を作りたい、ハイブリッド派

40.2MPのAPS-Cは、細部の質感や立体感を残しやすく、トリミング耐性も得やすい解像度です。Imaging ResourceはX-H2を「(当時)市場で最も高解像のAPS-C」と述べ、ディテール重視の旗艦として位置づけています。

富士フイルム公式は、Pixel Shift Multi Shotでセンサーを半画素ずつ動かしながら20枚撮影し、専用ソフトで合成して160MP画像を生成すると説明しています。赤・緑・青の画素情報を揃えやすく、結果として偽色を抑えやすいことも利点として示されています。建築、商品、作品複写など“動かない被写体”を丁寧に撮る人ほど相性が良いでしょう。

動画面でも8K/30pの4:2:2 10-bit内部記録に対応し、Apple ProRes(CFexpress Type B運用)も選べます。CineDが「Swiss Army Knife」と評したように、1台で静止画と動画を行き来する志向の人に向きます。撮影後に現像・編集で詰めるスタイルほど、X-H2のデータ耐性を活かしやすいのも特徴です。

不向き:動体の歩留まり最優先、軽さ重視の人

高画素センサーは積層型ほど読み出しが速くないため、電子シャッターではローリングシャッター歪みが課題になり得ます。公式スペック上も、電子シャッターは「動きの速い被写体や手持ち撮影には適さない場合がある」旨が示されています。連写については公式スペック上、メカシャッターで最大15fps、電子シャッターで最大20fps(電子20fps時は1.29倍クロップ)と整理されています。数値としては十分でも、電子シャッターの歪み耐性は被写体や撮り方に左右されます。

操作面ではThe Vergeが、グリップ自体は良好としつつ「小指が浮く」可能性を具体的に指摘しています。軽量ボディや小型レンズ中心の運用を求めるなら、同社のX-T系や他社APS-C小型機も比較対象になります。“速さと軽さ”を最優先する要件だと、X-H2は条件に合わない場合があります。動体撮影では「歪みを許容できるか」まで含めて判断しましょう。

X-H2の要素別レビュー早見表

X-H2のトピックごとのレビュー内容のまとめます。それぞれの観点の詳細を解説していきます。

項目

評価内容

画質

APS-C 40.2MPの高解像が武器。風景・建築・商品でディテールが伸びる一方、レンズ性能と微ブレ対策で差が出やすい。

AF・連写

被写体検出で日常〜準動体は強い。高速パンや電子シャッター連写は歪みが出る場面があり、動体最優先ならX-H2S検討も現実的。

手ブレ補正・高画素運用

IBIS最大7.0段は心強いが、高画素ゆえ微ブレが見えやすい。160MPピクセルシフトは三脚・静物で真価。

動画

8K/30p 4:2:2 10-bitとProRes(CFexpress前提)で制作向け。長回しは温度設定・メディア速度・データ管理が鍵。

操作性・ボディ

PASM+トップLCDの実務設計で設定再現性が高い。堅牢だが、手の大きさによってはグリップの好みが分かれる。

記録メディア・バッテリー・通信

CFexpress+SDのデュアルで高ビットレート運用に対応。ただしProRes/8Kは周辺投資(カード・ストレージ)と接続設定の見直しが必要になりやすい。

基本情報のおさらい:発売状況・価格・主要スペック

Via: PhotographyBlog

購入判断を早めるには、まず「何ができて、いくらで買えるか」を押さえるのが近道です。ここでは静止画・動画の中核スペックと、いま市場でどう値付けされているかをまとめます。

主要スペック:40.2MP、8K/ProRes、7.0段IBIS

富士フイルム公式によれば、X-H2は40.2MPセンサーに加え、8K/30pの4:2:2 10-bitをSDまたはCFexpress Type Bへ内部記録できます。Apple ProRes 422 HQ/422/LTにも対応しますが、ProResはCFexpress Type Bカードへの記録が前提です。F-Log2で13+stopのダイナミックレンジ(社内試験)をうたい、4K HQ(8Kオーバーサンプリング)やデジタルズームも用意。静止画では160MPピクセルシフト、HEIF対応など、素材品質を底上げする要素が揃っています。

項目

内容

センサー

APS-C 40.2MP(X-Trans CMOS 5 HR)

画像処理エンジン

X-Processor 5

手ブレ補正

ボディ内5軸手ブレ補正(最大7.0段)

動画(内部記録)

8K/30p 4:2:2 10-bit(SD / CFexpress Type B)

Apple ProRes

ProRes 422 HQ / 422 / 422 LT(CFexpress Type B使用時)

Log

F-Log2(最大13+stop:社内試験)

高解像撮影

Pixel Shift Multi Shot(約160MP/20枚合成)

ファインダー

EVF 約576万ドット/0.8倍/最大約120fps

記録メディア

CFexpress Type B×1、SD(UHS-II)×1

操作系はPASMダイヤル、トップLCD、フルサイズHDMI Type Aなど“実務寄り”。最大7.0段の5軸IBIS、5.76MドットEVF(0.8倍/約120fps)、79点のシーリングによる防塵防滴、-10℃動作、シャッター耐久50万回(社内試験による)などが公式に示されています。外観や操作思想はX-T系とは異なり、設定の再現性や周辺機器との接続を重視した設計です。

販売価格の目安:新品・中古の差と、価格変動の理由

発売日は2022年9月29日です。現在も市場で流通しており、26年時点でのメーカー公式の販売価格は306,900円(税込)となっています。なおProRes運用を前提にするとCFexpressなど周辺コストが上乗せになるため、ボディ価格だけで判断しないのがコツです。

また、販売店や価格比較サイトでは、メニュー言語が日本語・英語のみに限定された「日英2か国語モデル」として区別して案内されるケースがあります。購入時は型番表記とメニュー言語、保証条件を揃えて確認すると安心です。

X-H2の画質レビュー:40.2MPの解像感はどこまで効く?

Via: Imaging Resource:X-H2作例(520mm, F7.1, 1/1250s, ISO 4000)

X-H2最大の売りはAPS-Cで40.2MPという高解像です。ただし数字が大きいほど「何でも良く写る」わけではありません。実機レビューの声を手がかりに、解像のメリットが出る撮影と、苦手が出る場面を切り分けます。作例を見るときの“拡大ポイント”も押さえて、判断を早めましょう。レンズ選びのヒントにもします。

実機レビューで見える差:風景・建築・商品で“質感”が増える

Imaging Resourceは、X-H2の40MPセンサーを「高解像のAPS-C」として扱い、細部描写の強さを軸に評価しています。大判プリントや作品用途、切り出し前提の撮影でメリットが見えやすいです。ただし高画素はレンズ性能を選びます。富士フイルムは「40MP解像に適したXFレンズ」の例示リストを公開しており、XF33mmF1.4やXF16-55mmF2.8など、解像系レンズを中心に組むと恩恵が出やすくなります。

高感度は万能ではありません。PhotographyBlogはISO64〜3200のJPEGを「ノイズがない」と評する一方、ISO51200は避けたいとも明言しています。夜の動体は、明るいレンズと露出設計を優先すると結果が安定します。高解像の恩恵を感じやすいのは“光がある場面”。ここを押さえると、X-H2は非常に強いです。

競合比較:X-T5は同等画質、R7/a6700は“用途の違い”

同じ40.2MP世代のX-T5は基本の画質傾向が近く、画質だけで決めにくい関係です。差が出るのはボディ形状、動画機能、放熱や端子など、運用面になります。解像だけで比べると、EOS R7は32.5MP、α6700は26MPクラス。トリミング耐性はX-H2が有利ですが、動体AFや動画の設計思想はメーカーごとに違います。

EOS R7は4K60pや高速連写を特徴とし、α6700は4K120pなど動画寄りの強みがあります。自分のワークフローで、RAW現像と動画編集の比率を棚卸ししてから比べると迷いにくいでしょう。迷ったときは、同じ被写体を店頭で撮り比べ、拡大表示でディテールの出方を確認するのが確実です。

AF・連写レビュー:動体は得意?苦手?

Via: Cameralabs

X-H2のAFは第5世代プロセッサーと被写体検出で強化されました。ただし、ハイスピード機のように条件を選ばず当たるタイプとは限らず、設定が結果を左右します。特にAF-Cの追従はプリセットの選び方で印象が変わるため、初期設定のまま断定しないのがコツです。ここでは得意分野と失敗しやすいポイントを整理します。

AFの強み:被写体検出と静止被写体の精度

富士フイルム公式は、Deep Learningベースの被写体検出AFが人物の顔・瞳に加え、動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車まで対応すると説明しています。撮影ジャンルが広い人ほど、検出の恩恵を受けやすい構成です。

また公式は、X-H2の高画素化で位相差画素が増え、静止被写体(風景やポートレートなど)でAF-S精度が向上する旨も示しています。ピント面の芯を作りたい撮影で効く改良です。The Vergeは、目・顔・被写体追従の設定が分かれており、切り替えには慣れが必要だと指摘しています。まずは顔瞳+ゾーンAFを軸にし、被写体別にAF-Cカスタムを作ると迷いが減ります。

被写体検出のON/OFFや検出対象の選び方だけでも挙動が変わるため、撮影ジャンルごとに設定を固定して検証すると判断しやすいです。

連写とローリングシャッター:スピードは用途で見極める

公式スペック上、X-H2はメカシャッターで最大15fps、電子シャッターで最大20fps(電子20fps時は1.29倍クロップ)に対応します。電子シャッターは最速1/180,000秒も特徴で、強い日中光で開放を使う場面などで有利です。一方で電子シャッターは、被写体やカメラの動きによって歪みが目立つことがあります。The Vergeも、非積層のX-H2では素早いパンで垂直線が曲がる例を挙げ、積層センサーのX-H2Sのほうが耐性が高いと述べています。

他社ではEOS R7がメカ15fps・電子30fpsをうたっており、速さ重視の選択肢になります。運動会や野鳥の“ここ一番”を逃したくないなら、連写速度だけでなく歪み耐性まで含めて比べましょう。風景やポートレート中心なら、15fpsでも十分なケースが多いです。用途に合わせてシャッター方式を使い分けるのが現実的です。

手ブレ補正・高画素運用のレビュー:ブレとの戦いをどう制するか

40MPクラスは、ブレが結果に出やすいレンジでもあります。X-H2は強力なIBISを備えますが、解像を追い込むほど撮影姿勢やシャッター操作の影響が増えます。手持ちで解像を出す作法と、ピクセルシフトを使い分ける基準を押さえておきましょう。三脚運用の目安も触れます。

IBIS 7.0段:効くが“万能”ではない

富士フイルム公式は、5軸IBISで最大7.0段の補正効果をうたいます。暗所でシャッター速度を稼げるのは強みで、単焦点でもスナップの自由度が上がります。ただし被写体が動く場面では、IBISよりシャッター速度を優先した方が結果が安定しやすいでしょう。人や乗り物を止めたいなら、まずは被写体に合わせた十分な速度を確保するのが安全です。

手持ちで解像を出したいなら、肘を締め、体幹で支え、シャッターを静かに押す基本が効きます。AFが合っていてもブレていた、を減らすだけで歩留まりが上がります。望遠域は特に微ブレが見えやすいので、連写で当たりコマを拾う運用も有効です。

160MPピクセルシフト:三脚前提の切り札、注意点も

X-H2はPixel Shift Multi Shotを搭載し、センサーを半画素ずつ動かしながら20枚撮影し、合成ソフトで160MP画像を生成します。公式は、偽色がほぼ見えない点も利点として挙げています。

Cameralabsも、最大限の恩恵を得るにはシャープなレンズが重要だとし、ピクセルシフト運用では特にそれが効くと述べています。一方で、被写体が少しでも動くと破綻しやすい性質は変わりません。風で揺れる葉、雲の流れ、人の往来がある場所は避けたいところです。

美術品の複写、商品、建築のディテールなど“完全に止まる被写体”で使うと武器になります。RAW現像とは別に合成工程が増えるので、撮影後の時間も見込んで運用しましょう。必要なときだけ160MPを使う、と割り切れると運用はラクになります。合成用ソフトの導入も忘れずに。

動画レビュー:8K/ProResは“使える”のか

Via: PhotographyBlog

「APS-Cで8Kは必要か」という疑問はもっともです。X-H2の動画はスペック勝負だけでなく、編集耐性やクロップ自由度まで含めた“制作の余裕”がポイント。写真メインでも、旅や家族イベントで動画を撮る人は多いはずです。x-h2 レビューとして、押さえておきたい実用面を確認します。

画質と編集耐性:8Kの価値は“4Kのため”にもある

富士フイルム公式は、8K/30pの4:2:2 10-bit内部記録に対応し、Apple ProRes 422 HQなども扱えると明記しています。4K HQは8Kオーバーサンプリングで高精細を狙えます。Cameralabsは、40MPの恩恵を最大化するにはシャープなレンズが重要だとし、ピクセルシフトなど高精細モードでは特に差が出ると述べています。8K素材はクロップやリフレームに強く、ワンオペ撮影の保険にもなります。

富士フイルムは、4K HQ/4K DCI HQ/FHDでデジタルズーム(最大2倍)が使えることも案内しています。非常手段として便利ですが、使う前提なら画角設計を決めておくと編集がスムーズです。8Kは「8Kで見るため」より「編集で余裕を得るため」と捉えると、価値が見えやすくなります。

熱と長回し:放熱設計+ファンで“撮り切る”発想

富士フイルム公式によれば、X-H2はX-H2Sと同じ放熱構造を採用し、特定条件下で8K/30pを約160分記録できるとしています。条件例として、25℃のクールスタート、Auto Power Off TempをHigh、H.265 4:2:0 200Mbps、縦位置グリップVG-XH+バッテリー3本などが示され、温度上昇時は自動停止する可能性も明記されています。

長回しの保険になるのが純正の冷却ファン(FAN-001)です。公式は、装着により高温時の録画耐性を伸ばせると案内しています。撮影前に温度設定(Auto Power Off Temp)を確認するだけでも事故が減ります。運用面では、USB給電の可否、メディアの書き込み速度、収録コーデックの選択、バックアップ手順までをセットで設計すると安定します。長回しは「熱・電源・メディア」を同時に見るのが基本です。特にProRes運用はデータ量が増えるため、編集PCやストレージ計画も含めて組み立てましょう。

操作性・ボディ:写真も動画も迷わないインターフェースか

Via: PhotographyBlog

X-H2はPASMダイヤル+トップLCDの“実務系”デザインで、従来のX-T系とは操作思想が異なります。慣れれば操作の再現性を作りやすい一方、ダイヤル派には戸惑いが出ることも。店頭の第一印象と、長時間撮影での疲れやすさは別物です。海外メディアの具体的な指摘をヒントに、触り心地と現場の扱いやすさをチェックします。

グリップと操作感:堅牢でクリック感、ただし癖も

The Vergeは、X-H2/X-H2Sの「all-metal build」を“非常に頑丈”とし、ボタンやダイヤルが「やや硬め」に感じると表現しています。背面チルト液晶についても、回すときの抵抗感があり頑丈だと述べています。同レビューは、グリップ自体は良い一方で「小指が浮く」可能性も具体的に指摘しています。手の大きさによっては、縦位置グリップやLプレートで握り代を足すと改善する場合があります。

富士フイルム公式もUpdated HandgripやFeather-Touch Shutter Releaseをうたっています。操作感は個人差が大きいので、可能ならレンズを付けて構え、ダイヤルの硬さやシャッター感触まで確認するのが確実です。特にシャッターフィーリングは撮影テンポに直結するため、購入前に実機での確認をおすすめします。

EVF・耐候・端子:プロ向けの気配りはあるか

The Vergeは5.76MドットEVFを「crisp」と評し、アイレリーフが快適だとも述べています。トップLCDは低照度で見やすい一方、点灯はバッテリー消費が増えるため自動でタイムアウトする、と具体的に説明しています。公式スペックでもEVFは0.8倍・約120fps、ボディは79点シーリングで-10℃まで対応。フルサイズHDMI Type Aを備え、ケーブルを挿したままでもバリアングルが回る設計が示されています。

同価格帯のAPS-Cでは、端子や防塵防滴の設計思想に差が出ます。外部レコーダー運用やライブ配信を考えるなら、端子のサイズと取り回しは実運用に効きます。購入前に競合機も触って比べると、X-H2の“実務寄り”の方向性が整理しやすくなります。

記録メディア・バッテリー・通信:ワークフローで差がつく

Via: PhotographyBlog

撮影体験は画質やAFだけで決まりません。X-H2のように高解像・高ビットレートになるほど、メディア速度や転送、ファームの仕様変更が満足度を左右します。8KやProResを使うなら、撮影前からワークフローを組んでおくと事故が減ります。最後に運用面を詰めて、買ってからの後悔を減らしましょう。

CFexpress+SDの現実:8K/ProResは周辺投資もセット

富士フイルム公式は、カードスロットがCFexpress Type B×1とUHS-II SD×1であることを示しています。特にProRes運用はCFexpress Type Bが前提になりやすく、カード選びが安定性と運用コストに直結します。高ビットレート素材は、編集PCのストレージやバックアップも圧迫します。撮影日単位でSSDへ退避し、編集はプロキシで回すなど、事前に手順を決めておくと現場の混乱が減ります。

静止画中心ならUHS-IIでも成立する場面は多い一方、動画の長回しや高ビットレート、仕事での運用ではCFexpressが有利になりやすいです。必要な速度と容量を満たすメディアを優先して選びましょう。二重記録の設定やバックアップ手順も、導入時点で決めておくと安心です。

最新ファーム情報:接続仕様の変更点をチェック

富士フイルムは2025年12月2日にX-H2のファームウェア更新(Ver.5.30)を案内しています。日本語サポートでは、アップデート後に「ワイヤレス通信」に関わる設定メニューが削除されるため、接続セット選択が標準設定にリセットされる点を注意喚起しています。Frame.io/FTPサーバーなどを使っている場合は、接続先に合わせて再設定が必要です。

またVer.5.30では、instax™SHARE SP-1/2/3からのダイレクトプリントができなくなることが明記されています。印刷する場合は、スマートフォンアプリ(FUJIFILM XApp等)で取り込んでからinstax™プリンター専用アプリで出力する手順に切り替える必要があります。

Frame.io(Adobe Camera to Cloud)への直接アップロードについては、公式が「ファイルトランスミッター(FT-XH)をカメラに装着してインターネット接続することで可能」と案内しており、ボディ単体での直接アップロードではありません。

アップデート時は十分に充電したバッテリーを使用し、公式手順に沿って実施するのが基本です。運用中の人ほど、更新内容と注意事項を読んでから適用しましょう。

X-H2のレビュー比較まとめ

X-H2は、APS-Cで「高解像の静止画」と「制作向け動画」を両立したハイブリッド機です。40.2MPと160MPピクセルシフトは風景・建築・商品で強みになり、8K/30pやProRes(CFexpress Type B運用)やF-Log2は映像制作でも選択肢を広げます。一方で、電子シャッターの歪み耐性や動体追従の安定感は用途次第でX-H2Sや他社機が条件に合う場合もあります。購入前は、被写体と運用(レンズ、カード、熱対策、転送)を照らし合わせ、店頭でグリップとEVFを確認したうえで、購入時点の相場と条件を揃えて比較しましょう。購入後は最新ファームの更新内容も確認し、接続・ワークフローを再点検すると安心です。


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