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キヤノンAPS-Cに“本気の標準ズーム”は来る? RF-S 15-70/15-80特許が示す「15mm始まり」の現実味






RF-Sのレンズラインナップは今でも悪くはない。ただその中でも「標準ズームの芯」がまだ弱い。そんなAPS-Cユーザーのモヤモヤに、久々に刺さる材料が出てきました。Canon Rumorsが今回取り上げたのは、RF-S 15-70mm/15-80mm という“15mm始まり”の標準ズーム特許。しかも今回が2回目の挑戦とされ、キヤノン側の温度感も気になります。噂と現実の境界線を引きながら、「もし出たら何が変わるのか」を解説します。
この記事のサマリー

RF-S 15-70/15-80特許情報の話題が再浮上。15mm始まり標準ズームの期待が高まる。

現行RF-Sの弱点は“標準ズームの芯”。15mm始まりが埋める空白とは。

特許=発売確定ではないが、R7系の将来と合わせると見逃せない動き。
なぜRF-Sに「プロシューマー標準ズーム」が必要なのか
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APS-Cの標準ズームで一番効くのは、実は“望遠”より先に“広角”です。キヤノンのRF-S標準ズームは現行だとRF-S 18-45mmとRF-S 18-150mmが中心ですが、どちらも広角端は18mmスタート。 APS-C換算だと18mmは約29mm相当。日常スナップでは十分でも、室内・旅行・建築・テーブルフォトで「あと一歩引けない」場面が出ます。
そこで欲しくなるのが、昔のEF-Sで評価された“15mm始まり”の発想。実際、EF-S 15-85mmは2009年に市場投入され、24-136mm相当を1本で回せる便利ズームとして定番になりました。 いまRF-Sで同じ思想のレンズが欠けている。ここが最大の空白です。
今回の特許が示す「3つの選択肢」—15-70通しF4/広角F2.8/レンジ重視
特にEOS R7 Mark IIの本格的な登場も見えてきたなかで、APS-C用に「明るめで、必要な焦点域をカバーする標準ズーム」は“歓迎される”どころか“必要”だという論調が特に強まっています。そこでCanon Rumorsが最新の記事で取り上げたのは、キヤノンの特許公開情報(公開番号:特開2026-003099)です。ここでは“15mmから”始まる設計実施例が確認され、RF-S標準域を“15mmから”始める3案が取り上げられました。
想定レンズ案 | 特徴・位置づけ |
|---|---|
15-70mm F4 IS STM | 通しF4で露出変化が少なく、写真・動画ともに撮影テンポを保ちやすい。15mm始まりなら換算約24-112mm相当となり、日常から旅行、軽イベントまで幅広く対応。 |
15-70mm F2.8-4 IS STM | 広角側F2.8が室内や夕景で確実に効く意欲的な設計。ただし構成が攻めている分、量産・価格面で取捨選択が入りやすいタイプ。 |
15-80mm F2.8-5.6 | 一見すると無難だが、実用性が高く“いちばん売れやすい”構成。15mm始まりの強みを維持しつつ望遠側を伸ばし、EF-S 15-85の正統進化を狙える。 |
ここで大事なのは、特許は発売予告ではないという前提。Canon Rumors自身も「研究の一端が見えるだけ」と強調しています。 ただし、同じテーマが繰り返し出てくると“社内に需要の声が残っている”ことは読み取れます。
現行RF-Sラインは「悪くない」…でも“芯”が足りない
現行RF-Sは「軽い・小さい・手堅い」が揃っています。
レンズ | 役割・位置づけ |
|---|---|
超広角の入口を作った | |
RF-S 18-45mm/18-150mm | キット〜万能域の柱 |
望遠側のつなぎ |
でも、写真好きが“長く使う標準ズーム”に求めるのは、だいたいこの3点です。
(1) 24mm相当の広角端(室内・旅で効く)
(2) 露出が読みやすい(通しF4や、せめて明るめ設計)
(3) ボディ側が進化しても足を引っ張らない解像・AF・補正の作法
このうち(1)が現行標準ズームでは満たしにくい。だから「15mm始まり」が刺さります。
競合は“高級APS-C標準ズーム”をすでに持っている
キヤノン以外を見ると、“プロシューマー標準ズーム”は珍しくありません。
レンズ | 特徴・位置づけ |
|---|---|
APS-Cで通しF2.8の王道標準ズーム。メーカー自身が「一定F2.8のAPS-C標準ズーム」を前面に打ち出す代表例。 | |
35mm判換算で約24-84mm相当の通しF2.8。標準域を高画質でカバーでき、仕事用途にも持ち出せるレンジ。 |
この状況で、キヤノンAPS-Cだけ「本気標準ズームがない」のは、ユーザーの乗り換え動機になり得ます。だからこそ、今回の特許が“期待込み”で盛り上がるわけです。
サードパーティが増えても、結局「純正の軸」は必要
最近はRFマウント周辺でも動きがあり、シグマは Canon RFマウント向けレンズ展開を公式に案内しています。 ただ標準ズームの“基準”は、ボディとの最適化(補正・AF・動画時の挙動)まで含めて、やはり純正が強い。
もしキヤノンが「15mm始まり」のRF-S標準ズームを出すなら、RF-Sシステム全体の評価が一段上がります。逆に言えばここが埋まらない限り、APS-Cは「軽いけど決め手が薄い」扱いになり続ける。
結論:“出たら売れる”のは分かる。問題は「どの案で来るか」
今回の特許から断定できるのは「キヤノンがRF-Sの“15mm始まり標準ズーム”を研究している」という一点だけです。発売時期も、発売の有無も、ここからは読めません。
でも、ユーザー側の答えはシンプルです。
- 旅で、室内で、子どもで、イベントで、15mm始まりの標準ズームは強い。
- そして「R7 Mark II級(あるいはそれに近い)APS-Cボディ」が来るなら、それに見合う“芯レンズ”が必要。
“通しF4”で王道を取るのか。広角F2.8で尖るのか。15-80で実用に寄せるのか。ここは続報待ち。ただ、久々に「待つ価値のあるRF-S」なのは間違いありません。
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