NIKKOR Z 24-105mmと24-120Sの使い分けは?ニコン新標準ズームを徹底比較

NIKKOR Z 24-105mmと24-120Sの使い分けは?ニコン新標準ズームを徹底比較

標準ズームは登場シーンが多いレンズなのに、いざ選ぶとなると迷いがち。便利な焦点域ほど、性格が違うからです。今回Nikon Rumorsが、新登場のNIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1 と、定番S-Lineの NIKKOR Z 24-120mm f/4 S を並べて比較しました。結論はシンプルで、軽さと寄りの24-105、画質と一貫性の24-120S。ただ、その“シンプルな結論”の裏に、買ってから効いてくる差がぎっしり詰まっています。この記事では、スペック差を「数字」だけで終わらせず、どんな撮影で差が出るのかまで落とし込みます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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新レンズ24-105は350gで0.5倍まで寄れる。日常・旅行の一本向き。

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24-120 f/4 Sは全域F4固定と光学設計が武器。安定重視に刺さる。

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迷ったら「暗所と人物=24-120S」「軽さと寄り=24-105」で決める

年明けすぐに正式発表された新レンズ「NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1」のスペック・価格・競合比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。

まず結論:“持ち出し率”で選ぶなら24-105、“失敗しない一本”なら24-120S

最初に結論をまとめると、次のような立ち位置比較として締められています。

レンズ

特徴・向いているポイント

24-105mm f/4-7.1

バッグが軽くなる。寄れる。価格も抑えめ。その代わり望遠端は暗い。

24-120mm f/4 S

全域F4で露出が読みやすく、画質設計も上。重く高価だが現場での安心感が高い。

同じ「24mmスタート」の標準ズームでも、狙っているユーザーが違います。24-105は“日常の延長”、24-120Sは“ちゃんと撮る日”の守護神、という棲み分けが見えます。メーカー公式での販売価格帯は、既存24-120mm f/4 Sが154,000円(税込)、新発売24-105mm f/4-7.1は$549.95(税込86,100円)と2倍近い違いがあります。

スペック差が一目で分かる比較表

主要なスペックの差をまずは数値で比較してみましょう。この表だけでも「軽さ」「寄り」「F4固定」の三つ巴が見えます。

項目

(新)24-105mm f/4-7.1

24-120mm f/4 S

ズーム域

24-105mm

24-120mm

開放F値

F4-7.1(可変)

F4固定

最短撮影距離

0.2m(W)/0.28m(T)

0.35m(全域)

最大撮影倍率

0.5倍(70-105mm)

0.39倍

絞り羽根

7枚

9枚

フィルター径

67mm

77mm

重量

350g

630g

暗所とボケは“数字どおり”に差が出る──F7.1は想像以上に効く

望遠端で F7.1。ここは誤魔化せません。夕方の街角、室内の子ども、ちょっと暗いレストラン。ISOを上げるか、シャッターを落とすか、手ブレと戦うか。迷う場面が増えます。いっぽう24-120Sは全域F4なので、ズームしても露出計算がブレにくい。これが“撮影体験の安定”につながります。

ボケ量も同様で、105mmでF7.1は「背景が溶けない」わけではないけれど、被写体分離の作りやすさはF4固定に軍配が上がります。ポートレートをよく撮る人ほど、この差は無視しづらい。

24-105の真価は“寄れる標準ズーム”──0.5倍が撮影の幅を広げる

24-105が面白いのは、望遠端の暗さを補って余りある“寄り”の強さです。最短 0.2m(広角)/0.28m(望遠)、さらに 0.5倍(70-105mm)。この条件がそろうと、旅先の料理や雑貨、子どもの手元、花のディテールが一気に撮りやすくなります。

「寄りたいから単焦点マクロを持つ」ではなく、「標準ズームで寄れてしまう」。これは持ち物も判断回数、も減ります。結果、撮る枚数が増える。ライトユーザーにとって、ここは性能以上の価値です。

画質・耐逆光・運用の安心感は、S-Lineが強い(コーティングと設計の差)

Nikon Rumorsの比較では、24-120Sは特殊硝材やコーティングが手厚く、フレアやゴースト、収差の抑え込み、堅牢性でも優位と整理されています。B&Hの説明でも、ARNEO/Nano Crystalの併用で逆光耐性を狙うこと、フッ素コートや防塵防滴配慮がうたわれています。

つまり24-120Sは、旅行だけでなく「仕事」「一発勝負」「天候が怪しい日」に強い。重いのは事実ですが、その重さが“保険料”になっているタイプです。

動画目線なら“AFの質”と“ブリージング”を意識したい

24-105はSTM、24-120Sはマルチフォーカス(デュアル駆動)という整理。B&H側の説明でも、24-120Sは複数のAF駆動ユニットを同期させるマルチフォーカスで、静かで滑らかな動作をうたっています。

YouTubeやVlogで「ズームしながら撮る」なら、AFの挙動は編集より先に作品の質を決めます。ここは“実写レビュー待ち”の領域ですが、設計思想としては24-120Sが動画でも優位に立ちやすい、という読みはできます。

まとめ:自分ならどっち

撮影スタイル・重視点

おすすめレンズ

旅行・家族・散歩が中心/軽さが正義

24-105mm f/4-7.1

暗所が多い/ポートレート比率が高い/一本で外したくない

24-120mm f/4 S

寄り(料理・物撮り)を標準ズームで完結したい

24-105mm f/4-7.1

逆光や天候の悪さでも粘りたい/撮り直しが効かない

24-120mm f/4 S

最後に、価格差と重量差は、じわじわ効きます。毎週持ち歩くなら350gは正義。年に数回の大事な撮影なら、24-120Sの安定感に投資する価値があります。この用途や目的によって使い分けましょう。

NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1の最新情報をチェック

NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1のスペック・価格・競合比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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