【リーク】富士フイルム、1インチセンサー搭載コンパクトカメラ開発中？ X30／XQ2系復活の兆しか

開発中とされるモデルの骨格

報じられているのは、「1インチ（≒13.2×8.8mmクラス）センサーを搭載した、フルサイズミラーレスやAPS-Cとは異なるコンパクトカメラ」であるという一点。現時点では「既存シリーズの後継か」「まったく新シリーズか」「X halfのような実験的モデルか」のいずれか、ということしか判明していません。

過去、富士フイルムはX30、XQ2、XF1など2/3型センサー搭載の高級プレミアムコンパクト機を展開していました。今回の噂は、それらの系譜を“1インチセンサーで蘇らせる”可能性を示唆しています。

なぜ“1インチセンサー”なのか？

1インチセンサーを選ぶ意義は、“持ちやすさ＋画質”のバランスにあります。スマートフォンの次に手軽な“本格カメラ”を求めるユーザーにとって、フルサイズは重く、APS-Cでも大きめ─そんな中で1インチは、携行性を残しつつ画質もスマートフォンを超える選択肢になります。富士フイルムとしても、かつて固定レンズ・コンパクト機で存在感を出していたため、再投入を検討していても不思議ではありません。

気になるポイント＆ユーザーの視点

この噂を現実的に捉えるなら、以下のようなチェックポイントがあります：

• レンズ交換式か固定レンズか：過去のX30系はズーム内蔵。今回も汎用性ある「ズーム付き固定レンズ」モデルとなるか注目です。
• マウント／交換レンズ対応：もしズーム固定ならレンズ要らずですが、交換式ならXF／XCレンズ資産との連携も。
• 価格・発売時期：コンパクトで1インチセンサーという仕様なら、手に届く価格帯になる可能性高。ユーザーの“本格携行カメラ”需要を狙えるポジションです。
• シリーズの位置づけ：X seriesミラーレスとどこで住み分けるのか？“サブカメラ”“旅行携帯カメラ”なのか、メイン機になり得るのか。

温度感と展望まとめ：再び“ニッチなカメラ”市場へ

スマートフォンの撮影性能向上に伴い、コンパクトカメラ市場は縮小傾向にありました。その中で「1インチセンサー＋高倍率ズーム＋携帯性」の組み合わせは、改めて評価されつつあります。富士フイルムがこの方向で動いているという噂は、これまで影の薄かった“ハイエンドコンパクト”分野に再び注目を集める可能性を秘めています。正式発表日時・仕様が明らかになるまでは“噂”の段階ですが、携行性を重視して撮る人ほど注目しておきたい動きです。

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