
【話題】ソニーが"Canon EOS R6 Mark IIIは脅威?"と質問 ミドルクラスハイブリッド戦争が熱い


海外のソニー系情報サイトSony Alpha Rumorsが、ちょっと面白い小ネタを投下しました。PetaPixelのポッドキャスト内でMCクリス氏が「ソニー側から、キヤノンのEOS R6 Mark IIIについて“本当に大きな存在なのか? ソニーにとって問題になるのか?”と直接質問された」と明かしたというものです。メーカーが競合機の評判を“中の人”視点で気にしているのは当然とはいえ、こうして話題になるのは珍しい部類。Sony Alpha Rumorsも「ソニーがキヤノンを意識しているのはユーザーにとって良いニュース。安全運転ではなく革新を」と背中を押しています。
この記事のサマリー

ソニーがPetaPixelのクリス氏に「R6 Mark IIIは脅威か」と尋ねたとされ、ミドルクラス・ハイブリッド機の競争が一段と激化している。

“R6 III vs α7 V”の構図が注目される中、ソニーが競合評価を探る姿勢は、ユーザーにとって今後の製品進化を促す追い風となりそうだ。
なぜR6 Mark IIIが“気になる存在”なのか

では、EOS R6 Mark IIIは何がそんなに強いのか。キヤノン公式の情報を見るだけでも、スチルと動画の両面で“現場向け”がかなり濃いモデルです。32.5MPフルサイズセンサー、電子シャッターで最高40コマ/秒(プリ連写20コマ)、7K/60pのRAW Light内部記録、7KのOpen Gate(3:2)記録、4K/120pなど、ハイブリッド機として欲しい要素が一通り並びます。さらにCanon Log 2や波形・フォルスカラー・ゼブラといった露出補助も用意され、動画ユーザーが“作業しやすい”方向に寄っているのがポイントです。
PetaPixelもR6 IIIを「ハイブリッドの強力機」として紹介し、同サイトの説明では32.5MPセンサーがC50由来である点などにも触れています。
ソニーが“聞いてきた”のが示すこと
もちろん、今回の話は「クリス氏がそう語った」という範囲であり、ソニー公式が何かを認めたわけではありません。ただ、それでも面白いのは、今の主戦場が「フルサイズ・ミドルクラスのハイブリッド」だと改めて見えてくる点です。ここは販売台数も影響力も大きく、勝ったメーカーが“次の標準”を作りやすい。だからこそ、他社機の評価に神経質になるのは自然です。
実際ソニー側も、α7シリーズの新型で「写真も動画も一本で」路線をさらに強めています。ソニー公式の製品情報では、α7 Vは約33MPの部分積層Exmor RSセンサー、ブラックアウトフリー30fps連写、4K 120p対応などを特徴として掲げています。
4K120pはSuper 35/APS-Cで、など細かい条件はあるものの、“スピードと汎用性”を武器にした真っ向勝負になってきた印象です。
ユーザー目線では「良いプレッシャー」
競合が強いほど、メーカーは守りに入れません。キヤノンがOpen GateやRAWワークフロー寄りの動画機能で攻めるなら、ソニーはAFや読み出し、連写、ボディ運用(アプリ連携や操作性)でどう返すのか。場合によってはファームでの機能強化も含めて、“ミドルクラス最強”争いはさらに面白くなりそうです。
まとめ
PetaPixel側の発言をきっかけに「ソニーがR6 Mark IIIを気にしているらしい」という話が出てきたのは、それだけこの価格帯の戦いが本気になっているサイン。ユーザーとしては、各社が遠慮なく競い合ってくれるほど選択肢が良くなるので、次の一手(新機種・ファーム・レンズ)も含めて続報を追いかけたいところです。
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