
ニコン Zfcのレンズおすすめ決定版!純正DX/FX+VILTROXから選定











Nikon Zfcはレンズの組み合わせを考えるのも楽しいカメラ。レトロなボディに似合うレンズ、旅行で付けっぱなしにできるレンズ、大きなボケを生かしたポートレート用など選択肢が多くて迷いやすい機種です。この記事ではNikon Zfcのレンズの選び方の軸からメーカー別・用途別の本命レンズまで整理します。ZマウントDX/FXの違いや手ブレ補正の考え方も押さえながら、Zfcに合うレンズを一緒に絞り込んでいきましょう。
この記事のサマリー

Zfcの特徴から逆算したレンズ選びの軸(焦点距離・F値・手ブレ補正・サイズ感)が整理できる

純正ZマウントDX/FXとサードパーティ製を含めたニコン Zfcのおすすめレンズの本命候補を用途別に把握できる

スナップ・旅行・Vlog・ポートレート・望遠・マクロまで、シーンごとの最適な1本がイメージしやすくなる

各レンズのメリットだけでなく、弱点や他レンズとの選び分けも分かるので買ってから後悔しない判断がしやすくなる

全体比較で、自分の予算と使い方に合わせたレンズ構成案をそのまま真似できる
ニコンZfcに似合うレンズ選びの基本軸

Zfcはクラシカルな外観と、APS-Cセンサーを搭載した軽量ボディが特徴です。その個性を生かすには、スペックだけでなくバランスや見た目も含めてレンズを選びたいところです。まずは共通の判断軸を押さえておくと、Zfcのおすすめレンズの候補がぐっと絞りやすくなります。
焦点距離・F値・手ブレ補正・サイズ感の4つを押さえれば、用途ごとにベストな1本が見えてきます。少しだけ整理しておきましょう。
判断軸 | チェックポイント | Z fcでの目安 |
|---|---|---|
焦点距離 | どの距離感を一番撮るか | スナップ:35〜40mm相当 |
F値 | 暗い場所とボケ量への強さ | 室内・夕方多めならF1.7〜F2クラスの単焦点が有効 |
手ブレ補正(VR) | 低速シャッターでの安定性 | Z fcはボディ内補正なし。望遠や高倍率ズームはVR必須級 |
サイズ感 | 持ち運びやすいか | ボディ+レンズで1kg未満だと日常・旅行が快適 |
ZマウントDX/FXと焦点距離の考え方
ZfcはDXフォーマット機なので、フルサイズ用(FX)のZレンズを付けると焦点距離が1.5倍相当になります。28mmのレンズは約42mm相当、40mmは約60mm相当というイメージです。スペック表の数値だけ見て選ぶと「思ったより狭かった」「想像より広すぎた」となりやすいので、35mm判換算での画角を意識したいところです。
ニコン純正の「NIKKOR Z DX」レンズは最初からAPS-C用として設計されており、表記の焦点距離に1.5を掛けた画角になります。例えば「NIKKOR Z DX 16-50mm」なら24-75mm相当です。街スナップなら35〜40mm相当、旅行の付けっぱなしなら24〜70mm相当付近が使いやすく、多くの人にとって基準になりやすい範囲です。
レンズ例 | 表記焦点距離 | 35mm換算 | 得意なシーン |
|---|---|---|---|
NIKKOR Z DX 16-50mm | 16-50mm | 約24-75mm | 初心者・日常・旅行のオールラウンダー |
NIKKOR Z DX 18-140mm | 18-140mm | 約27-210mm | 旅行・家族イベントを1本で済ませたい |
NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 | 24mm | 約36mm | スナップ・テーブルフォト |
NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE | 28mm | 約42mm | 街歩きスナップ向けの標準画角 |
NIKKOR Z 40mm f/2 SE | 40mm | 約60mm | ポートレート寄りスナップ |
NIKKOR Z DX 50-250mm | 50-250mm | 約75-375mm | 運動会・動物園など遠距離撮影 |
ポートレートでは85mm前後、スポーツや運動会では200mm以上が欲しくなります。Zfcにレンズを組み合わせるときは、「換算焦点距離で何mmか」をメモしておくと、自分の好きな画角が自然に見えてきます。
F値と手ブレ補正のバランス
Zfcにはボディ内手ブレ補正が搭載されていません。そのため暗い場所や望遠側では、レンズ側の手ブレ補正(VR)があるか、あるいはF値の明るい単焦点かが重要になります。スナップ中心であれば、F1.7〜F2クラスの単焦点を1本持っておくと、室内や夕方でも安心感が違います。
レンズ例 | 表記焦点距離 | 35mm換算 | 得意なシーン |
|---|---|---|---|
NIKKOR Z DX 16-50mm | 16-50mm | 約24-75mm | 初心者・日常・旅行のオールラウンダー |
NIKKOR Z DX 18-140mm | 18-140mm | 約27-210mm | 旅行・家族イベントを1本で済ませたい |
NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 | 24mm | 約36mm | スナップ・テーブルフォト |
NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE | 28mm | 約42mm | 街歩きスナップ向けの標準画角 |
NIKKOR Z 40mm f/2 SE | 40mm | 約60mm | ポートレート寄りスナップ |
NIKKOR Z DX 50-250mm | 50-250mm | 約75-375mm | 運動会・動物園など遠距離撮影 |
一方、旅行用の高倍率ズームはどうしてもF値が暗めになりますが、そのぶん手ブレ補正がしっかりしたモデルが多いです。日中メインで撮るなら「VR搭載・F値は控えめ」、夜や室内が多いなら「VRなしでもF値優先」という考え方が分かりやすいでしょう。Zfcは高感度性能も悪くないので、ISOをそこそこ上げる前提で考えると選択肢が広がります。
デザインとサイズ感も写りの一部
Zfcの魅力は見た目も含めた「持ち歩きたくなる感じ」です。レンズが大きく重くなると、どうしてもカバンに入れるのが面倒になり、シャッターチャンスそのものが減ってしまいます。日常や旅行でたくさん撮りたいなら、ボディ込みで1kgを切る構成に収めておくと、疲れにくくなります。
スペシャルエディションの28mmや40mm、パンケーキの26mmなど、Zfcに似合うレトロな外観のレンズも増えてきました。機能面だけでなく、「鏡筒デザインが好みか」「カメラバッグに入れたときの収まりはどうか」といった感覚も大切です。テンションが上がる組み合わせを選ぶと、撮影頻度そのものが増えて上達も早くなります。
Zfc自体のレビュー詳細についてはこちらで詳しくまとめています。
用途別に見るZfcおすすめレンズの考え方

Zfcおすすめレンズといっても、ベストな選択は人によって違います。日常のスナップが中心なのか、家族旅行やVlogが多いのか、ポートレートに振り切るのかで候補は変わってきます。ここで一度、自分の撮りたいシーンを整理してから製品を見ていくと無駄がありません。
撮影スタイル | 換算焦点距離の目安 | 合うレンズ例 |
|---|---|---|
スナップ・日常 | 35〜40mm前後 | NIKKOR Z DX 24mm f/1.7/NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE |
旅行・Vlog | 18〜24mm+中望遠 | NIKKOR Z DX 18-140mm/NIKKOR Z DX 12-28mm PZ VR |
ポートレート | 85mm前後 | Viltrox AF 56mm f/1.4 Z/NIKKOR Z 40mm f/2 SE |
望遠撮影 | 200mm以上 | NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |
よくある用途をいくつか取り上げておくので、自分が一番近いパターンに印を付ける感覚で読んでみてください。
スナップ・日常写真を中心に撮りたい場合
通勤や散歩のついでにZfcを持ち歩きたいなら、広すぎず狭すぎない標準域の単焦点や小型ズームが合います。換算35〜40mm相当の画角は、人の目の感覚に近く、街角やカフェ、家の中などどんな場面にも合わせやすいです。NIKKOR Z DX 24mm f/1.7やNIKKOR Z 28mm f/2.8 SEは、その代表格と言ってよいでしょう。
レンズが軽いほど「今日はカメラを置いていこうかな」と感じる場面が減ります。Zfcの魅力を最大限に味わうなら、まずは軽量な単焦点を1本選び、キットズームとローテーションさせる構成が現実的です。カバンの中でかさばらないレンズほど、結果的に良い写真を生みやすくなります。
旅行・Vlog・家族イベントを広く残したい場合
旅行や家族イベントでは、レンズ交換に時間をかけにくい場面が増えます。そんなとき頼りになるのが高倍率ズームや広角ズームです。一本で広角から中望遠までカバーできるNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRは、まさに旅行用の定番候補です。
動画撮影やVlogも重視するなら、電動ズームと広角側の取り回しに優れたNIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRが強力な味方になります。自撮りで背景をたっぷり入れたい、室内での家族Vlogを撮りたい、そんなニーズにぴったりです。
ポートレート・望遠撮影を楽しみたい場合
人の表情やペットの仕草を印象的に残したいなら、85mm前後の中望遠域と、200mm以上の望遠域をカバーするレンズが欲しくなります。背景をしっかりぼかしたい人には、Viltrox AF 56mm f/1.4 Zのような大口径単焦点が便利です。
運動会やステージイベントなら、換算300mm以上をカバーする望遠ズームがあると安心です。NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRのような軽量望遠ズームは、初めての望遠チャレンジにも向いています。Z fcの小型ボディと組み合わせてもバランスが取りやすく、手持ち撮影でも扱いやすいセットになります。
Zfcのおすすめレンズ比較早見表
レンズ名 | 一言サマリ |
|---|---|
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR | 軽さと画角バランスが優秀な「Z fc標準キットレンズ」。まずはこれを使い倒すと自分の好みが見えてくる入門ズーム。 |
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR | 換算27-210mmを1本でカバーする旅用万能ズーム。家族旅行やイベントを「レンズ交換なし」で乗り切りたい人向け。 |
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR | 運動会・動物園・飛行機など「遠くの被写体専用」の望遠ズーム。初めての望遠チャレンジにちょうどいいサイズ感。 |
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR | Vlog・自撮り・室内撮影に強い電動ズーム付き超広角。Z fcを動画機として活用したい人の本命候補。 |
NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 | 換算36mmの明るい標準単焦点。日常スナップとテーブルフォトを「軽く・明るく」撮りたい人の1本目に最適。 |
NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE | Z fcに一番似合うクラシック標準。見た目も含めて「フィルムライクなスナップ」を楽しみたい人向けの42mm相当。 |
NIKKOR Z 40mm f/2 SE | ポートレート寄りに振ったクラシック中望遠。家族や恋人のポートレートで大きなボケを出したい人向けの60mm相当。 |
NIKKOR Z 26mm f/2.8 | ほぼコンデジ感覚で持ち歩けるパンケーキ。Z fcを「常にバッグに入れておく日常カメラ」にしたい人向け。 |
Viltrox AF 13mm F1.4 Z | 換算20mmで星空・夜景・室内をガッツリ攻める超広角大口径。純正にないスペックで作品撮りの幅を広げたい人向け。 |
Viltrox AF 56mm F1.4 Z | 換算約84mmのポートレート専用機的単焦点。とろけるボケ量と価格バランスで「人物写真を極めたい」人に刺さる1本。 |
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 | 等倍マクロ+中望遠寄りの標準単焦点。花・小物・料理の接写からポートレートまで「物撮り強化」したい人のマクロ枠本命。 |
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR:Z fc入門の軽量標準ズーム

キットレンズとしてZfcと一緒に手にする人が多いのが、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRです。沈胴式の標準ズームで、収納時はパンケーキレンズ並みの薄さになります。まず一本目としてこのレンズを活かし切れると、その後のレンズ選びも迷いにくくなります。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR |
発売日(発表) | 2019年10月10日発表(Z50と同時) |
対応センサーサイズ | DX(APS-C) |
焦点距離 / 開放F値 | 16-50mm / f/3.5-6.3 |
35mm判換算 | 約24-75mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR 搭載(約4.5段相当と案内) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.2m(広角端) / 最大撮影倍率 約0.2倍 |
フィルター径 | 46mm |
重量 | 約135g |
みんなのカメラ 作例ページ |
軽さと画角のバランスが抜群
16-50mmは換算24-75mm相当をカバーし、広角寄りのスナップから中望遠寄りのポートレートまでひと通りこなせます。沈胴させれば長さ約32mm、重さ約135g程度と非常に軽く、Z fcボディと合わせても600g前後に収まるのが魅力です。毎日の通勤バッグに入れておいても邪魔にならない重量感で、「カメラを持ち出すハードル」を下げてくれます。
広角24mm相当では旅行先の街並みや集合写真、カフェの店内などを取りこぼしなく写せます。中望遠側にズームすれば、テーブルフォトや少し離れた位置からの人物スナップにも対応できます。一冊で「とりあえず困らない」範囲を押さえたレンズなので、Zfc初心者にとって頼もしい相棒です。
VR搭載でシャッタースピードに余裕が生まれる
このレンズには光学式の手ブレ補正が搭載されているため、ボディ内補正を持たないZ fcでもブレを抑えやすくなっています。広角側なら1/10秒付近まで粘れる場面もあり、夕方の街スナップや室内撮影で心強いです。動画撮影時も、手持ちで歩きながらの撮影がぐっと扱いやすくなります。
もちろん、暗い室内や動きの速い被写体には限界がありますが、ライトな使い方なら十分カバーできます。逆光耐性やAF速度もキットレンズとしては良好で、最初の一本としては「できることが多い」レンズと言えます。
物足りなくなったと感じたら次の一手を考える
16-50mmを使い込んでいると、「もっとボケが欲しい」「もう少し寄りたい」「ズームが足りない」といった要望が見えてきます。これは悪いサインではなく、むしろ次のレンズを選ぶ指標がはっきりした状態です。例えばボケ量に不満が出てきたなら、後述の24mmや40mmの単焦点が候補になります。
一方、旅行でズームが足りないと感じるなら18-140mmの高倍率ズームへ、望遠が欲しいなら50-250mmへとステップアップするイメージです。16-50mmを基準に自分の撮影スタイルを確認しておくと、zfc おすすめレンズの中から「自分に合う一本」を選びやすくなります。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR:旅行オールインワンの本命
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旅先や家族イベントでレンズ交換を極力減らしたいなら、NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRが有力な候補になります。換算27-210mm相当の幅広い画角を1本でカバーしつつ、重さ約315gと高倍率ズームとしては軽量級です。Zfcを「何でも撮れる旅カメラ」に変えてくれる一本と言えます。ニコンZfcのおすすめレンズの中でも、特に「とりあえずこれ一本で行きたい」タイプの人には相性が良いレンズです。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR |
発売日(発表) | 2021年10月13日発表 |
対応センサーサイズ | DX(APS-C) |
焦点距離 / 開放F値 | 18-140mm / f/3.5-6.3 |
35mm判換算 | 約27-210mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR 搭載(約5段相当) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.2m(広角端) / 最大撮影倍率 約0.33倍 |
フィルター径 | 62mm |
重量 | 約315g |
みんなのカメラ 作例ページ |
広角から中望遠まで隙のないズーム域
広角側では風景や建物、室内の引きのカットをしっかり押さえられます。標準域では街並みや人物スナップ、料理などを自然なパースで撮影でき、中望遠〜望遠側では子どもの運動会や動物園などでも活躍します。27-210mm相当というレンジは、日常と旅行のほとんどのシーンをカバーできる万能さが魅力です。
最短撮影距離も広角側で0.2mと短めで、テーブル上の小物や料理のクローズアップもこなせます。背景を大きくぼかすには少し工夫が必要ですが、「まず撮り逃したくない」という人にとっては非常に頼れる存在です。
高倍率ズームとしては優秀な描写とVR性能
高倍率ズームは画質が犠牲になりがちですが、このレンズは中央から周辺までしっかりシャープに写ります。特に広角〜標準域はコントラストも高く、旅行スナップなら十分以上のクオリティです。色乗りも素直で、RAW現像で少し調整するだけで見栄えの良い仕上がりになります。
手ブレ補正も強力で、望遠端210mm相当でも比較的遅いシャッタースピードで粘れます。暗所ではISOを上げる必要がありますが、VRがあることで手ブレによる失敗をかなり減らせます。Z fcにとって「手ブレ補正付きの万能レンズ」は一本持っておきたい存在なので、その役割をこのレンズに任せる構成は現実的です。
明るさとサイズのトレードオフを理解する
開放F値が3.5-6.3と暗めなため、大きなボケや夜景の表現が得意とは言えません。旅行では日中の撮影が多くなるので大きな問題にはなりませんが、室内メインの方や夕景ばかり撮るスタイルの方は、明るい単焦点との併用を考えたいところです。
それでも高倍率ズームとしてはかなりコンパクトで、Z fcと組み合わせても負担にならない範囲に収まっています。レンズ一本で身軽に行きたい日と、単焦点を組み合わせて表現を追求したい日で構成を変えると、Z fcがさらに楽しくなります。
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR:運動会・動物園で頼れる望遠ズーム

子どもの運動会や発表会、動物園や飛行機撮影など、遠くの被写体をしっかり写したい場面では望遠ズームが欠かせません。NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRは、換算75-375mm相当という本格的な望遠域をカバーしながら、約405gと十分軽量に仕上がっています。「望遠は初めて」というZ fcユーザーにも扱いやすい一本で、Zfcおすすめレンズの望遠枠として真っ先に候補に挙げられます。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |
発売日(発表) | 2019年10月10日発表(16-50mmと同時) |
対応センサーサイズ | DX(APS-C) |
焦点距離 / 開放F値 | 50-250mm / f/4.5-6.3 |
35mm判換算 | 約75-375mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR 搭載(約5段相当) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 約0.5m(広角端) / 最大撮影倍率 約0.23倍 |
フィルター径 | 62mm |
重量 | 約405g |
みんなのカメラ 作例ページ |
375mm相当まで届くズーム域
75mm相当の中望遠では人物の自然なポートレートやステージ撮影に向き、200〜300mm以上の領域では運動会や野鳥、飛行機などかなり遠い被写体もフレームいっぱいに捉えられます。特に学校行事では撮影位置に制限が多いため、このズームレンジがあると「遠くて小さくしか写らない」といった悩みを避けやすくなります。
標準ズームでは届かない距離の被写体を大きく写せると、写真のバリエーションが一気に広がります。Z fcのサブカメラ的ポジションを本気の望遠マシンに変えてくれる一本、と考えるとイメージしやすいでしょう。
強力なVRと扱いやすい重量
このレンズの魅力は、望遠ズームとしては軽量な部類に入りつつ、VRがしっかり効く点です。375mm相当で手持ち撮影をする場合、わずかな手の揺れが大きなブレになってしまいますが、光学式手ブレ補正のおかげで歩留まりが上がります。運動会で手持ち連写を続けるようなシーンでも安心感があります。
Z fcとの組み合わせでも約850g前後に収まり、フルサイズ+大口径望遠に比べればかなり軽快です。肩や首にかかる負担が少ないので、撮影に集中しやすくなります。
望遠レンズならではの注意点
F値は4.5-6.3と暗めで、特に望遠端では光量不足を感じやすくなります。室内スポーツや夕方の撮影では、ISO感度をかなり上げるか、シャッタースピードを思い切って落とす必要があります。被写体ブレを抑えたい場面では、連写を活用して瞬間を拾う撮り方が有効です。
また、被写界深度が浅くなるため、ピント位置のシビアさも増します。AF-Cと瞳AFを活用しつつ、撮影後に拡大チェックを行う習慣を付けると安心です。こうしたポイントさえ押さえれば、Z fcで望遠撮影を楽しむための頼もしい一本になってくれます。
NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR:Vlogと広角スナップの主力
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超広角で旅行やVlogを撮りたいZ fcユーザーには、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRがぴったりです。換算18-42mm相当をカバーし、電動パワーズームと手ブレ補正を備えたDX専用ズームとして登場しました。自撮りにも風景にも使いやすく、最近のトレンドを押さえた一本です。Zfcおすすめレンズの中で「動画寄り」の選択肢を探しているなら、真っ先に候補に入れておきたいレンズです。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR |
発売日(発表) | 2023年4月18日発表 |
対応センサーサイズ | DX(APS-C) |
焦点距離 / 開放F値 | 12-28mm / f/3.5-5.6 |
35mm判換算 | 約18-42mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR 搭載 |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 約0.19m(広角端) / 最大撮影倍率 約0.21倍 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約205g |
みんなのカメラ 作例ページ |
広角18mm相当で自撮りも余裕
広角端12mm(18mm相当)は、自撮りや室内撮影で威力を発揮します。腕を伸ばしても自分と背景をしっかりフレーム内に収められるため、Vlogやグループショットが撮りやすくなります。旅行先で風景をバックにした自撮りをする場面でも、画角に余裕があると構図に悩みにくくなります。
建物の内部や狭い路地など、後ろに下がれない状況でも広く写せる点も頼もしいです。標準ズームでは「あともう少し広角が欲しい」と感じた場面をしっかりカバーしてくれます。
電動ズームとVRで動画撮影に強い
このレンズはパワーズームを搭載しており、ズームリングの操作や対応アクセサリーから滑らかに画角を変えられます。動画撮影中にガクガクしがちな機械式ズームとは違い、一定速度で自然なズームが行えるので、Vlogだけでなくちょっとした作品撮りにも向いています。
さらに光学式手ブレ補正も搭載されているため、Z fcの電子VRと組み合わせると手持ち動画でもかなり安定した映像になります。歩き撮りでも視聴しやすい映像を残しやすく、スマホからステップアップしたい人にとっても扱いやすい組み合わせです。
静止画用の広角レンズとしても活躍
静止画でも、風景や街並み、インテリア撮影など広角が欲しいシーンで活躍します。22〜24mm相当付近にズームすれば、旅行スナップにちょうど良い画角になり、一本で広角と準標準の両方を楽しめます。F値は明るいとは言えませんが、広角側ではシャッタースピードを稼ぎやすいため、そこまで不便は感じにくいはずです。
ボケ量を求めるなら単焦点の出番になりますが、「まずは広角側の世界を開きたい」という目的なら、この一本で十分世界が変わります。Z fcで動画も静止画も広く楽しみたい人にとって、強い味方になってくれるでしょう。
NIKKOR Z DX 24mm f/1.7:軽くて明るい万能スナップレンズ
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DX専用の明るい単焦点として登場したNIKKOR Z DX 24mm f/1.7は、Z fcユーザーにとって非常に扱いやすい一本です。換算36mm相当の画角はスナップやテーブルフォトに適しており、F1.7の明るさでボケも楽しめます。重量も約135gと軽く、キットズームからのステップアップとして人気が高まっています。ニコンZfcレンズ おすすめの中で「とりあえず一本単焦点を足したい」と考えるなら、この24mmは有力候補です。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 |
発売日 | 2023年6月7日発売 |
対応センサーサイズ | DX(APS-C) |
焦点距離 / 開放F値 | 24mm / f/1.7 |
35mm判換算 | 約36mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR なし(ボディ側電子VRのみ) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.18m / 最大撮影倍率 約0.19倍(1:5.3) |
フィルター径 | 46mm |
重量 | 約135g |
みんなのカメラ 作例ページ |
日常の撮影距離にちょうど良い画角
36mm相当という画角は、人の視野に近く自然なパースで写せます。街角のスナップ、カフェでのテーブルフォト、家族の何気ないワンシーンなど、幅広く使える距離感です。広すぎないので背景の整理がしやすく、かといって窮屈すぎないため、初めて単焦点を使う人にも馴染みやすいでしょう。
被写体との距離感もつかみやすく、「あと半歩近づこう」「一歩下がろう」といった調整で画の印象が変えられます。こうした感覚を養うのにもちょうど良い一本です。
F1.7の明るさで室内や夜も心強い
F1.7という明るさは、キットズームのF3.5〜6.3と比べると2〜3段分の差があります。室内の暗い場所でもシャッタースピードを稼ぎやすくなり、ISO感度を必要以上に上げなくて済む場面が増えます。子どもの寝顔や夕方の部屋の雰囲気など、今までブレやノイズで諦めていたシーンも狙いやすくなります。
背景ボケも素直で、被写体を浮き立たせた表現が楽しめます。F2.8〜4まで少し絞ると、シャープさとボケのバランスが良くなり、日常スナップにはちょうど良い雰囲気になります。
軽さを生かした「付けっぱなし」運用
レンズが135g前後と軽量なため、Z fcに付けっぱなしでも全く苦になりません。散歩用カメラとして首から提げておける軽さで、気になった瞬間をすぐに撮れるようになります。16-50mmと比べても重量差はわずかですが、明るさの差で撮れるシーンが増える感覚が強い一本です。
ズームができない制約はありますが、そのぶん構図を考える習慣が自然と身につきます。「単焦点一本で撮り歩く日」を作ると、Z fcとの付き合い方がさらに深まるはずです。
NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE:Z fcに一番似合うクラシック標準レンズ
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Zfcの外観にぴったりマッチするレンズとして名前が挙がるのが、NIKKOR Z 28mm f/2.8 Special Editionです。フィルム時代のMFニッコールを思わせるヘリテージデザインで、Zfcに装着すると一気にクラシックな雰囲気が強まります。DX機では約42mm相当となり、スナップに適した標準域として使えます。Zfc似合うレンズを探している人にとって、写りとデザインを両立した有力な選択肢です。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 28mm f/2.8(SE) |
発売日 | SE版は2021年6月頃にZ fcと同時発表 / 通常版は2021年11月18日発表 |
対応センサーサイズ | FX(フルサイズ) |
焦点距離 / 開放F値 | 28mm / f/2.8 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約42mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.19m / 最大撮影倍率 約0.2倍(1:5) |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約155g(SE/通常版ともほぼ同じ) |
みんなのカメラ 作例ページ |
自然な画角で街歩きが楽しくなる
42mm相当という画角は、36mmより少しタイトで、50mmよりやや広い絶妙なバランスです。被写体に一歩踏み込んだ視点で撮れるので、街角の人物やディテールを切り取るスナップに向きます。背景を入れつつ主役をしっかり際立たせたい場面でも扱いやすく、日常使いの「標準レンズ」として馴染みます。
F2.8の明るさは爆発的に明るいわけではありませんが、日常用途なら十分です。少し絞ってF4〜5.6付近で使うと、画面全体がシャキッとした描写になり、Z fcの発色と相まって気持ちの良いスナップが量産できます。
Zfcとのマッチングが抜群のデザイン
SE版は鏡筒のローレットやフォント、色味までクラシカルに仕上げられており、シルバーのZ fcボディと組み合わせるとまるでフィルムカメラのような佇まいになります。撮る前から気分を上げてくれる見た目は、道具としての満足感にも繋がります。カメラを机に置いて眺めている時間が増えるかもしれません。
見た目の良さは、意外と撮影頻度にも直結します。お気に入りの時計や靴と同じように、「持って出かけたくなる」道具は自然と使用回数が増えます。その結果、写真の枚数も経験値も増えるので、デザインにこだわることは決して無駄ではありません。
手ブレ補正がない点への対処
このレンズにはVRが搭載されておらず、Zfc側にもボディ内補正がないため、シャッタースピード管理が重要になります。42mm相当なら1/60秒前後を目安にすれば大きな問題にはなりませんが、暗い室内ではISO感度を上げるか、シャッタースピードを思い切って上げる必要が出てきます。
それでもレンズ自体が軽いこと、明るさもF2.8あることを考えると、運用上のストレスはそこまで大きくありません。ブレが心配なシーンでは連写を活用し、数枚のうち一枚をしっかり残す撮り方を意識すると失敗が減ります。
NIKKOR Z 40mm f/2 SE:ポートレート重視の中望遠寄り単焦点

同じくスペシャルエディションとして用意されているNIKKOR Z 40mm f/2 SEは、DX機では約60mm相当の画角になります。ポートレートに向いた中望遠寄りの単焦点で、背景をしっかりぼかした写真を撮りたいZ fcユーザーに向いています。外観は28mm SEとほぼ共通で、2本揃えると見た目も統一しやすい点も魅力です。人物撮影や物撮りでボケを活かしたい人に刺さる一本と言えます。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 40mm f/2(SE) |
発売日 | 2021年9月14日発売 |
対応センサーサイズ | FX(フルサイズ) |
焦点距離 / 開放F値 | 40mm / f/2 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約60mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.29m / 最大撮影倍率 約0.17倍(1:5.8前後) |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約170g(SE/通常版とも同等) |
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60mm相当とF2でしっかりボケる
60mm相当の画角は、被写体との距離を少しとりつつ背景を整理しやすい距離感です。F2開放で被写体に寄れば、背景が大きくぼけて被写体だけが浮かび上がる表現が可能になります。家族のポートレートやペットの撮影、小物の物撮りなどで「一段階上の見栄え」を狙いやすい画角です。
被写界深度が浅くなるため、ピント位置はややシビアですが、Z fcの瞳AFを併用すれば実用上は大きな問題にはなりにくいです。ポートレート用の一本として導入すると、一眼らしい写真が増えていきます。
コンパクトな中望遠としての立ち位置
F1.4クラスの中望遠単焦点と比べると、40mm F2は非常にコンパクトです。Z fcとのバランスも良く、長時間の撮影でも疲れにくい重量に収まります。大口径中望遠はどうしてもボディよりレンズが目立ってしまいますが、この40mmならZ fcの小ささをある程度保てます。
日常スナップにはやや狭い画角かもしれませんが、「今日はポートレート中心で撮ろう」という日に付けて出かけると気分が変わります。28mm SEとセットで揃え、シーンに応じて付け替える構成もおすすめです。
こちらもVRなしなのでシャッタースピードに注意
28mm SE同様、40mm SEもVR非搭載です。60mm相当になるため、手ブレを避けるには1/80〜1/100秒くらいを目安にすると安心です。暗い室内ではISO感度を上げるか、光量のある場所へ被写体を誘導する工夫も必要になります。
それでもF2の明るさがあるおかげで、室内でもそれなりにシャッタースピードを稼げます。日中屋外でのポートレートでは、感度100で余裕のある設定を組めるため、大きな弱点にはなりにくいでしょう。
NIKKOR Z 26mm f/2.8:ポケットサイズのパンケーキ

NIKKOR Z 26mm f/2.8は、Zマウントレンズの中でも最も薄型クラスのパンケーキレンズです。厚さ約23.5mm、重量約125gという小ささで、Z fcに装着するとほとんどレンズの出っ張りを感じません。DX機では約39mm相当と、スナップにちょうど良い画角になります。「とにかく軽くコンパクトなZfcセットが欲しい」という人にとって、Zfcおすすめレンズの中でも唯一無二の存在です。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z 26mm f/2.8 |
発売日 | 2023年2月7日発表 / 同年春発売(世界最薄クラスのフルサイズAFレンズとして) |
対応センサーサイズ | FX(フルサイズ) |
焦点距離 / 開放F値 | 26mm / f/2.8 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約39mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.2m / 最大撮影倍率 約0.19倍(1:5.3) |
フィルター径 | 52mm(フード側にねじ込み) |
重量 | 約125g |
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常にバッグに入れておける薄さ
レンズがここまで薄いと、Z fcそのものをコンデジ感覚で扱えます。小さめのショルダーバッグやサコッシュにもすっと入り、旅行や街歩きの荷物を大きく増やしません。「今日はカメラを持っていくか迷う」レベルの日でも、26mmならとりあえずバッグに入れておける気軽さがあります。
レンズを付けたまま机に置いても出っ張りが少ないので、自宅での保管もしやすいです。見た目もシンプルで、Z fcのデザインを邪魔しない控えめな存在感になっています。
39mm相当の万能スナップ画角
39mm相当という画角は、前述の24mmや28mmの中間に位置します。少し引いた視点で街並みを捉えつつ、被写体にも寄りやすい距離感です。F2.8の明るさは必要十分で、日中のスナップならほとんどの場面をこなせます。
ボケ量はF1.7やF2に比べると控えめですが、その分ピントの合う範囲が広くなり、スナップとしては扱いやすい側面もあります。絞ってパンフォーカス気味に撮ると、シャープでキレの良い画を楽しめます。
軽快さを優先するなら最有力候補
VRこそ搭載されていませんが、39mm相当なら1/60秒前後をキープすれば大きくブレる場面は多くありません。むしろ「常に持ち歩けること」の価値が非常に大きいレンズです。撮れるシーンの幅を広げるというより、撮る回数そのものを増やしてくれるタイプと言えます。
他のレンズと組み合わせるなら、「26mm付けっぱなし+必要な日だけ望遠ズームを持ち出す」という構成が現実的です。Z fcをライフログ用のカメラとして育てていきたい人にぴったりです。
VILTROX AF 13mm f/1.4 Z:超広角で明るいサードパーティ

サードパーティ製の選択肢も視野に入れるなら、VILTROX AF 13mm f/1.4 Zは非常に魅力的です。APS-C専用の超広角大口径レンズで、Zfcでは約20mm相当になります。F1.4という明るさを備え、星空や夜景、室内撮影で大きなアドバンテージを持つ一本です。純正には存在しないスペックなので、個性派として光る選択肢になります。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | VILTROX AF 13mm F1.4 Z |
発売日 | 2022年6月 |
対応センサーサイズ | APS-C(DXフォーマット向け) |
焦点距離 / 開放F値 | 13mm / f/1.4 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約20mm相当(13×1.5=19.5mm) |
手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正なし(ボディ側電子VRのみ) |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 約0.22m(8.7インチ) / 最大撮影倍率 約0.1倍前後(メーカー公称値ベース) |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約455g |
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超広角20mm相当でダイナミックな描写
20mm相当という画角は、風景や建築撮影で迫力ある画を生み出します。前景に被写体を置きつつ背景の広がりを写すと、立体感のある写真になります。狭い室内でも広く写せるため、イベント会場やカフェ、スタジオ撮影などでも便利です。超広角ならではのパースペクティブを生かした構図遊びは、写真の表現力をぐっと広げてくれます。Zfcで広角の世界に踏み込んでみたい人にとって、強力な武器になります。
F1.4の明るさで星空・夜景に強い
F1.4という明るさは、星空撮影や夜景スナップでとても頼りになります。シャッタースピードを短めに抑えつつISO感度を抑えられるため、ノイズを少なく高画質な夜の写真を残しやすいです。特に星景では、明るさの差が星の写りやすさに直結します。
室内撮影でも、暗いバーやライブハウスなど、光量の厳しい環境で活躍します。広角なので手ブレにも比較的強く、少し遅めのシャッタースピードでも粘りやすいです。
サイズとVRなしを許容できるかがポイント
このレンズは大口径だけあって、それなりに大きく重めです。Z fcとの組み合わせではややフロントヘビーになり、長時間の持ち歩きには向きません。ここは「超広角でF1.4」というメリットとトレードオフになります。
またVRは搭載されていないため、動画用途では純正12-28mmのほうが扱いやすい場面も多いです。静止画中心で、暗所や星空での撮影を重視する人にとっては大きな武器になる一方、日常のVlog用途なら純正ズームを優先する選択も十分あり得ます。
VILTROX AF 56mm f/1.4 Z:手頃な85mm相当ポートレートレンズ

ポートレート用の中望遠単焦点を探しているZ fcユーザーにとって、VILTROX AF 56mm f/1.4 Zは注目の一本です。APS-C専用で、Z fcでは約84mm相当になり、クラシックなポートレートの王道画角に近い距離感になります。F1.4の大口径ながらサイズも比較的コンパクトで、価格も純正に比べると導入しやすい水準です。「背景をとろとろにぼかしたい」「人物写真をとことん楽しみたい」という人に向くZfcのおすすめレンズです。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | VILTROX AF 56mm F1.4 Z |
発売日 | 2022年8月 |
対応センサーサイズ | APS-C(DXフォーマット向け) |
焦点距離 / 開放F値 | 56mm / f/1.4 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約84mm相当(56×1.5) |
手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 約0.6m / 最大撮影倍率 約0.1倍 |
フィルター径 | 52mm(X/E/Z共通仕様) |
重量 | 約290g前後 |
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大きなボケと柔らかな描写
F1.4開放で被写体に寄ると、背景が大きくぼけて主役が浮かび上がるカットを簡単に撮れます。85mm相当の画角は顔のパースが自然で、ポートレートに非常に適しています。Z fcの瞳AFと組み合わせれば、被写体の動きに合わせた撮影もしやすくなります。
ボケの形も比較的素直で、ポートレート以外にも、花や小物、料理のクローズアップなどで印象的な一枚を狙えます。単焦点らしい立体感を楽しみたい人にぴったりです。
純正85mmより軽く、価格も手頃
ニコン純正のZ 85mm f/1.8 Sは素晴らしい性能を持つレンズですが、Z fcに付けるにはやや大きく重めです。Viltrox 56mm f/1.4はそれより一回り小さく軽いため、APS-Cボディとの相性が良くなります。価格も新品で数万円台に収まることが多く、「ポートレート用に一本足してみたい」というニーズに応えやすいです。
描写は純正に比べれば多少甘さがある部分もありますが、実用上は十分なレベルです。むしろ少し柔らかめの描写がポートレートに向くと感じる人もいるでしょう。
AFやファームアップのフォローも確認しておきたい
サードパーティ製レンズ全般に言えることですが、AF性能や将来的なファームウェアの対応はメーカー次第になります。Viltroxは比較的積極的にファームアップを配布しており、USBポートから更新できるモデルもありますが、純正に比べればサポートは限定的です。
とはいえ、コストパフォーマンスを考えると魅力的な一本であることは変わりません。作例やレビューをよくチェックし、自分の撮りたいイメージに合うかどうか判断してから導入すると安心です。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8:身近な被写体を大きく写すマクロレンズ

最後に、マクロ撮影を楽しみたいZ fcユーザーに向けてNIKKOR Z MC 50mm f/2.8も押さえておきます。フルサイズ対応のマイクロレンズですが、Z fcでは約75mm相当となり、クローズアップ撮影やテーブルフォトに向いた画角になります。最大撮影倍率は1.0倍(等倍)で、花や小物、料理などを実物大で大きく写し出せます。Zfcのおすすめレンズの中でも、表現の幅を広げる役割を担う一本といった立ち位置です。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 |
発売日 | 2021年6月2日発表 |
対応センサーサイズ | FX(フルサイズ) |
焦点距離 / 開放F値 | 50mm / f/2.8 |
35mm判換算(Z fc装着時) | 約75mm相当(DX×1.5) |
手ブレ補正 | レンズ内VR なし |
最短撮影距離 / 最大倍率 | 0.16m / 最大撮影倍率 1.0倍(等倍マクロ) |
フィルター径 | 46mm |
重量 | 約260g |
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テーブルフォトや小物撮影に強い
75mm相当という画角は、テーブルに置いた料理や小物を少し離れた位置から撮影するのに向いています。最短撮影距離も短く、皿の上のディテールや雑貨の質感を大きく写し出せます。背景を整理しやすい画角なので、「生活感を少しぼかしながら主役を際立たせたい」場面にぴったりです。
F2.8の明るさとマクロ設計により、ピント面は非常にシャープで、ボケも柔らかく滑らかです。ブツ撮りやレビュー写真をきれいに見せたいときにも重宝します。
標準〜中望遠単焦点としても活躍
マクロレンズは接写専用というイメージを持たれがちですが、MC 50mm f/2.8は通常の標準〜中望遠単焦点としても優秀です。ポートレートでは少しタイトな画角になりますが、そのぶん背景を整理しやすく、被写体に集中した構図を作りやすくなります。
重量も260g前後と比較的軽く、Z fcとのバランスも悪くありません。スナップでの使用も視野に入るため、「マクロもポートレートも一本で楽しみたい」という人にとってコスパの良い選択になります。
Zfcおすすめレンズ比較とレンズ構成の組み立て方
ここまで紹介してきたレンズを一覧で眺めると、自分に合う構成が見えてきます。最後に、代表的な組み合わせ例とともに、レンズごとの役割を整理しておきましょう。Zfc似合うレンズを上手に組み合わせると、少ない本数でも撮影領域を大きくカバーできます。
表にすると、用途ごとの役割がより把握しやすくなります。
レンズ名 | 換算焦点距離 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
DX 16-50mm VR | 24-75mm | 入門・日常・旅行 | 軽量・沈胴・VR付きの標準ズーム |
DX 18-140mm VR | 27-210mm | 旅行・イベント | 一本で広角〜望遠までカバー |
DX 50-250mm VR | 75-375mm | 運動会・動物園 | 軽量望遠ズーム、VR強力 |
DX 12-28mm PZ VR | 18-42mm | Vlog・風景 | 電動ズーム付き超広角 |
DX 24mm f/1.7 | 36mm | スナップ全般 | 軽く明るい標準単焦点 |
28mm f/2.8 SE | 42mm | 街歩きスナップ | Z fcに似合うクラシック外観 |
40mm f/2 SE | 60mm | ポートレート | 大きめのボケ、SEデザイン |
26mm f/2.8 | 39mm | 散歩・常備 | 超薄型パンケーキ |
Viltrox 13mm f/1.4 | 20mm | 星空・夜景・広角作品 | 超広角でF1.4の大口径 |
Viltrox 56mm f/1.4 | 84mm | ポートレート特化 | 手頃な価格の大口径 |
Z MC 50mm f/2.8 | 75mm | マクロ・物撮り | 等倍マクロで接写に強い |
「2本構成」で考えると迷いにくい
Zfcのレンズ構成を考えるとき、いきなり3本以上揃えようとすると選択肢が多すぎて迷いやすくなります。まずは「ズーム1本+単焦点1本」の2本構成で考えると整理しやすいです。例えば、16-50mm+DX 24mm、18-140mm+28mm SE、12-28mm+40mm SEといった組み合わせです。
ズームをベースにしつつ、単焦点でボケや暗所性能を補うイメージを持つとバランスが取りやすくなります。望遠やマクロが欲しくなったら、3本目として50-250mmやMC 50mmを追加する流れが現実的です。
自分の「撮りたいシーン」を一番に優先する
最後はやはり、「自分が一番多く撮るシーン」を優先して決めるのが失敗しないコツです。旅行が中心なら18-140mm、日常スナップならDX 24mmや26mm、ポートレートがメインなら40mm SEやViltrox 56mmといった具合です。
Zfcのレンズ情報を集めていると、あれもこれも欲しくなりますが、まずは1〜2本に絞って使い倒してみてください。その経験が、次にどんな一本を足せば良いかを自然と教えてくれます。
ニコンZfcおすすめレンズのまとめ
Zfcはボディ単体でも魅力的なカメラですが、レンズを工夫するとまったく違う表情を見せてくれます。標準ズームで万能に撮る構成、パンケーキで常に持ち歩く構成、単焦点でボケを楽しむ構成など、どれも正解になり得ます。まずは自分が一番撮りたいシーンを一つ決め、その場面で気持ちよく使える一本から揃えていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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