Nikon(ニコン)Fマウントの神レンズおすすめ12選 広角レンズから超望遠まで

Nikon(ニコン)Fマウントの神レンズおすすめ12選 広角レンズから超望遠まで

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
出品待ち
信頼の望遠ズーム。キレと発色のバランスがよく、被写体の立体感を丁寧に表現。周辺までの均質性が高く、細部のテクスチャもきちんと描く。逆光下でもコントラストが損なわれにくく、フレアの出方も穏やか。AFは静粛で正確、動体への追従も安定。取り回しに配慮された重量配分で、手持ち撮影でも落ち着いた描写にまとまり、動画でも呼吸感が少ない。現場で頼れる基軸の一本。肌の階調や衣服の質感も崩れにくく、自然な色のりで後処理の自由度が高い。ズーム全域でピント位置の移動が滑らかで、フレーミングの意図を保ちやすい。長時間の撮影でも集中を保てる。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
出品待ち
近接でも細部のテクスチャーを緻密に写し取り、花やテーブルフォトはもちろん、控えめなポートレートまで幅広く楽しめます。ボケはなめらかで背景がやさしく沈み、主被写体の輪郭は緻密に締まり、落ち着きのあるコントラストで質感が際立ちます。色は濃すぎないバランスで階調が豊か、逆光の縁にも粘りがあり、周辺まで滑らかにつながる均質性で画面全体が澄んで見えます。AFは静かで精度重視、MFリングの回し心地は丁寧で繊細、微妙なピント送りも無理なく追え、作業のテンポが気持ちよく保てます。動画ではブリージングの変化が読みやすく、構図の意図を崩しにくいので、手持ち撮影の安定にも助けられ、作品づくりが捗ります。
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
出品待ち
望遠域を広くカバーし、野鳥やモータースポーツまで被写体を選ばない一本。中央の解像感は高く、周辺も安定しており、遠景の細部まで丁寧に描きます。背景のボケは滑らかで、被写体の輪郭を心地よく引き立てる傾向。AFは静粛で粘りがあり、テレ端でも合焦に迷いにくい。コントラストは力強く、曇天でもメリハリのある画に。移動の多いフィールドでも取り回しよく信頼できます。 背景処理がしやすく、遠近の重なりを整理しながら主役を際立たせる表現に向きます。ズーム操作は素直で、素早い構図変更にも追従しやすい。フィールドでの一瞬の変化に即応できる実用性が光ります。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
出品待ち
自然な画角で日常からポートレートまで幅広く活躍。開放では柔らかい空気感を残しつつ、絞ればカリッとした解像へ移行。ボケは素直でクセが少なく、被写体の立体感を引き立てます。逆光にも粘り、フレアをコントロールしやすい描写。AFは静かで迷いにくく、街歩きのスナップでも即応。軽快なサイズ感でボディとのバランスも取りやすく、常用一本として持ち出せる安心感があります。最短付近でもピント面はきりっと立ち上がり、テーブルフォトや小物撮影でも質感を素直に再現。色乗りは自然で、見たままに近いトーンが得やすいのも魅力。シンプルな撮影体験が創作意欲を軽く後押ししてくれます。
35mm F1.4 DG HSM
35mm F1.4 DG HSM
出品待ち
表現の幅が広い準広角単焦点。ピント面はキリッと立ち上がり、ボケは自然で面のまとまりが良い。発色は鮮やかすぎず、階調に余裕のあるコントラストで被写体の質感を丁寧に描きます。周辺までの安定感も高く、風景やスナップ、ポートレートまで万能。逆光下でも粘り、ヌケの良さが印象的。AFは静かで素直に合焦し、動画でもピント移動が滑らか。近接もこなし、作品づくりの心強い相棒。開放域では空気感がふわりと乗り、絞れば線が引き締まる素直な性格で、撮影意図に合わせたコントロールがしやすい一本です。手持ちでも安定した画づくりに役立ちます。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
出品待ち
広がりのある視界で風景や建築、夜景を気持ちよく写せる広角単焦点。開放からクリアなピント面と抜けの良いコントラストが魅力で、細部のテクスチャーまで丁寧に描きます。画面端までのまとまりが良く、直線や面の表現が安定。逆光下でも白けにくく、色再現はナチュラル。近接も得意で前景を入れた奥行き表現がしやすい。静かで迷いにくい合焦は静止画も動画も快適で、フォーカス移動時の画角変化も目立ちにくい。ピントリングの操作感も素直。歩き撮りの取り回しが軽く、旅にも日常にも似合う一本。安心して順光から逆光まで挑めます。調整もスムーズ。
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
出品待ち
近接でもニュートラルな描写で、なだらかなボケと精細なピントが立体をすっきり分け、テーブルフォトの質感を伝えます。素直な色乗りは食べ物の色味を誇張せず、周辺まで均質で小物の輪郭が崩れにくく、背景のにじみも落ち着きます。静かで迷いにくいAFは寄る動作にもスムーズで、MFリングの操作感は細かい追い込みに向き、ピントの反復もやりやすい。逆光下でもコントラストがすっきり保たれ、ブリージングは控えめで動画の寄り引きでも画の揺れが少なく構図が安定します。手持ちでもバランスが取りやすく、持ち出しやすいサイズ感で、日常のテーブルシーンから作品づくりまで幅広く応えます。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
出品待ち
ズーム全域でコントラストが安定し、ピント面は力強く、ボケは自然。人物から風景、物撮りまで万能に活躍する標準域。逆光でも破綻しにくく、細部の階調を丁寧に拾う。AFは静かで迷いにくく、追従も良好。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、動画でも画角変化が目立ちにくい。操作系は素直で、日常の相棒にしやすい。周辺まで均質な描写で、開放でも輪郭がにじみにくい。近接でもコントラストが落ちにくく、小物や料理も気持ちよく写る。フォーカスリングのタッチは適度に粘り、微調整がしやすい。イベントや取材の移動撮にも取り回し良好。一本で迷いを減らし、撮影のテンポを保てる。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
出品待ち
超広角域でのぬけの良さと周辺までの安定したシャープネスが魅力。コントラストは引き締まり、微妙な陰影も丁寧に拾う。逆光耐性も頼もしく、夜景や風景で光源を含めた構図でも破綻しにくい。AFは静かで素直に合焦し、MFリングのトルクも良好で微妙な追い込みが快適。がっちりしたつくりで撮影に没頭でき、屋外の厳しい現場でも安心感がある。風景、建築、イベントの会場撮影まで、広い画角を活かした引きの強い表現が気持ちよく決まる。直線の再現性が高く、樽や糸巻きのクセを感じにくい素直な描写で、後処理の補正量も抑えやすい。
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
出品待ち
風景では広がりを気持ちよく捉え、クリアな描写が頼りになる一方、繊細な階調で空のグラデーションも丁寧に出す。シャープな解像にメリハリあるコントラスト、伸びやかな色乗りで、遠景の空気感や雲の立体感までしっかり伝える。周辺までの均質性も高く、逆光下でもゴーストを抑えやすく、光のエッジがすっきり整うのでコントロールがしやすい。ボケはとろける質感で前景処理も自然、AFは静かで迷いにくく、細かな追従が安定し、MFリングはねっとりとした操作感。手持ち撮影でも構図が決まりやすく、ブリージングは控えめで動画にも向き、近接では質感描写と周辺の整理がしやすい。
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
出品待ち
ゆったりとした遠近感で人物を引き立てる中望遠。ピント面は繊細に解像し、背景はとろりと溶けるボケで立体感を演出。色乗りは落ち着き、肌の階調も豊か。逆光でもコントラストが崩れにくく、光を生かした表現に強い。静かで正確なAFとしっとりしたMFリングで微妙なピント合わせがしやすい。ポートレートやディテール撮影に最適。ほどよいワーキングディスタンスで近接も扱いやすく、小物や花の撮影にも相性がよい。動画でもフレーミングの変化が小さく、表情の一瞬を丁寧に描ける。手持ちでも安定した画づくりに寄与し、室内の自然光ポートレートにも活躍。
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
出品待ち
ポートレートで定評のある中望遠単焦点。ピント面は柔らかさを残しつつ芯が通り、背景は大きく溶けて被写体を引き立てる。肌のグラデーションや髪の艶を自然に描き、空気感のある立体表現が得意。逆光でもコントラストが大きく崩れにくく、ハイライトのにじみが美しい。AFは静かで迷いが少なく、室内の低照度でも扱いやすい。周辺までの描写も素直で、背景に木漏れ日が入る場面でも滲みが美しく収まる。フォーカス送りの操作感が滑らかで、動画のワンカットにも向く。人物はもちろん、花やスイーツの近接でも質感再現が上手い。持ち出すだけで表現の幅が広がる一本。

Nikon(ニコン)レンズ Fマウントは、すでに新製品の主役がZマウントに移った今でも「神レンズ」がひしめく宝庫です。Fマウントレンズで風景・ポートレート・野鳥など、自分の撮りたい被写体に最適な一本を探している人も多いはず。この記事では、用途別に本当に使いやすい神レンズを厳選し、選び方の軸から具体的なおすすめまでじっくり紹介していきます。

Author
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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撮影ジャンル・ボディ・予算という3つの軸でニコンFマウント神レンズの選び方を整理します。

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風景向けのニコンFマウント 広角レンズからポートレート・マクロ・野鳥撮影まで、用途別に代表的な神レンズを紹介します。

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純正NIKKORだけでなく、シグマやタムロンなどサードパーティ製のコスパ抜群なニコンレンズ Fマウント対応モデルも取り上げます。

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各レンズの焦点距離・明るさ・AF性能・重量を比較しながら、どんな人に向いているかを具体的にイメージできるように解説します。

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最後に比較表とボディ別おすすめセットを提示し、「どれから買うか」までスムーズに決められるようにサポートします。

目次

ニコンFマウント神レンズの選び方

神レンズ選びはいきなり型番から入ると迷子になります。まずは「何を撮るか」「どのボディで使うか」「いくらまで出せるか」という3つの軸を整理しておくと、候補が一気に絞り込めます。ニコンFマウントは魅力的なモデルが多いぶん、ここを曖昧にしたままだと種類の多さに選びきれなくなってしまいます。

撮りたいジャンルから焦点距離を逆算する

最初に決めたいのは、メインで撮りたい被写体です。ざっくり撮影ジャンルごとに分けると次のような基準になります。

撮影ジャンル

推奨焦点距離

理由

家族スナップ・日常

35〜50mm(標準域)

自然な画角で扱いやすく、室内・屋外のどちらでも対応しやすい

風景・星景

20mm前後(広角)

広がりや奥行きを表現しやすく、星景でも明るい広角が定番

人物アップ(ポートレート)

85〜105mm(中望遠)

ボケが綺麗で歪みが少なく、顔が自然で美しく写る

野鳥・飛行機

300mm以上(望遠〜超望遠)

遠距離の被写体を大きく捉えられ、高速被写体の撮影に必須

旅行スナップ中心であれば24-70mmの標準ズームが最も失敗が少なく、1本で広角から中望遠までカバーできます。ポートレートが主目的ならズームよりもF1.4クラスの中望遠単焦点を優先した方が、背景ボケの美しさで満足度が段違いになるはずです。

また、DX機(APS-C)を使っている場合は、焦点距離が1.5倍相当になる点も忘れずに。例えば50mm単焦点はフルサイズでは標準ですが、DX機では75mm相当の中望遠としてポートレートにちょうど良い画角になります。

ボディとの相性と予算バランスを考える

ニコンFマウントと一口に言っても、D750やD850のようなフルサイズ機と、D5600などのDX機ではベストなレンズが変わってきます。高画素ボディほどレンズの粗も見えやすくなるので、D850クラスなら神レンズ級の高性能モデルを合わせた方が持ち味を引き出しやすいでしょう。

一方、D750やD610などの2400万画素クラスなら、中古で手頃な単焦点でも十分に良い写りが得られます。ボディが10万円台なら、レンズに同程度かそれ以上の予算を割くと、システム全体の満足度はかなり高くなります。

Zマウント機にFTZでFマウントレンズを使う場合も、AF対応・非対応や手ブレ補正の挙動を事前にチェックしておくと安心です。「今のボディで快適に使えるか」「将来ボディを変えても活かせるか」という視点を持つと、長く付き合える一本に出会いやすくなります。

いまFマウントレンズを選ぶメリットとトレンド

Zマウント全盛の今、あえてニコンレンズ Fマウントを買う意味はあるのか?と気になる方も多いはずです。結論から言うと、神レンズ級の写りをコスパ良く手に入れたい人ほど、いまのタイミングは狙い目です。中古市場が成熟し、名玉の相場感が見えてきたことで、予算に応じてかなり戦略的な選び方ができるようになりました。

中古市場で神レンズが手の届く存在に

Fマウント用の新レンズは近年ほとんど追加されておらず、開発の主軸はZマウントに移っています。その一方で、Zマウント移行組が機材整理を進めた結果、神レンズと呼ばれる名玉が中古市場に多く流れています。AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRや105mm f/1.4Eなど、登場当初は高価だったレンズも、中古では新品発売時より価格が下がった個体が見つかるようになりました。

もちろんプレミアがついて逆に値上がりしているモデルもありますが、全体としては選択肢が豊富で、予算に応じて「ちょっと背伸びした神レンズ」を狙いやすい状況と言えます。

多くのAF-SやAF-PレンズはマウントアダプターFTZ経由でZシリーズ機でもオートフォーカスや測光が利用できるため、今はFマウント一眼レフ、将来はZに移行という長期プランを立てている方にとっても、レンズ資産を活かしやすいのがFマウント神レンズの魅力です。

用途特化型レンズで表現の幅を一気に広げる

キットズームだけで撮っていると、どうしても写真の雰囲気が似てきます。そこで一歩踏み込んだ表現を狙うなら、「広角」「中望遠」「マクロ」「超望遠」といった用途特化型のニコンFマウントレンズのおすすめモデルを足していくのが近道です。

例えば風景が好きなら14-24mmクラスの超広角ズーム、人物重視なら85mmや105mmのF1.4単焦点、テーブルフォトが多いなら90〜105mm前後のマクロレンズが候補になります。それぞれのジャンルで神レンズと呼ばれる一本を手に入れると、「このレンズで撮りたいから出かけたくなる」という好循環が生まれます。

ここからは、そうした用途別に「これは外せない」と感じるFマウント神レンズを、メーカーごとに具体的に見ていきましょう。

Nikon(ニコン)Fマウントの神レンズ比較 早見表

レンズ名

一言サマリ

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ニコンF広角の代名詞。風景・星景の「まずこれ」な一本

TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2

純正級描写+VC付きでコスパ抜群の超広角ズーム

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

軽くて明るい広角単。星と日常スナップを両立しやすい定番

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

仕事から旅行まで全部任せられるプロ定番標準ズーム

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

価格以上の写りが魅力の「はじめての単焦点」筆頭候補

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

開放からキレ味抜群。スナップ用ハイパフォーマンス標準

AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

柔らかいボケと自然な立体感が持ち味のポートレート王道

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

「背景を溶かす」ための勝負レンズ。立体感重視の一本

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

マクロも中望遠も一本でこなす万能マクロの定番

TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD

等倍マクロ入門の鉄板。VC付きで手持ちマクロがしやすい

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

スポーツ・ステージ撮影の主力。中望遠ズームの完成形

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

野鳥・航空機デビュー向けの超望遠ズーム「神コスパ」候補

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED|風景・星景の神広角ズーム

ニコンFマウント 広角レンズの代名詞と言えば、このAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDです。フルサイズで14mmスタートという圧倒的な画角と、開放F2.8通しの明るさを持ちながら、ズーム全域でキレのある描写を実現した一本。風景・星景・建築と、広角が絡む撮影ならとりあえずこれを基準に考えて良いレベルです。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

発売日

2007年11月30日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

14-24mm / F2.8

35mm判換算

FX:14-24mm相当/DX:21-36mm相当(換算1.5倍)

手ブレ補正

なし

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.28m/約0.15倍

フィルター径

前面ねじ込み式フィルター不可(後部ゼラチンフィルター対応)

重量

約970g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1036

ダイナミックな画角と高い解像力

14mm側では肉眼ではとても入りきらないスケールの風景を、一枚の写真の中に無理なく収められます。山岳撮影で手前に岩や草花を入れ、奥に稜線を配置すると、遠近感のあるダイナミックな構図が簡単に作れます。

解像力は開放から非常に高く、画面の中心だけでなく周辺まで細部がしっかり描写されます。高画素機のD850で使っても解像がモヤっとしないので、「レンズがボディに負けている」と感じる場面がほとんどありません。

逆光にも強く、太陽をフレームに入れた状態で撮ってもフレアやゴーストが比較的出にくい設計です。ドラマチックな夕景を安心して狙っていけるのは、風景用の神レンズとして大きなポイントでしょう。

扱いやすさと弱点を把握したうえで選ぶ

出目金フロントのため、一般的なねじ込み式フィルターが使えない点は、このレンズの分かりやすい弱点です。減光フィルターを使った長秒露光や、角型フィルターを使った本格風景撮影をしたい場合は、専用ホルダーを導入する必要があります。

重量も約1kgとそれなりにずっしり来るので、登山や長時間の街歩きではストラップとカメラバッグのバランスも意識したいところです。とはいえ14mmから24mmまでをカバーする画角の自由度を考えると、この重さを許せる人は多いはずです。

最強のニコンFマウント 広角レンズが欲しい・風景と星景を本気でやってみたいという方にとっては、今でも十分に投資する価値がある一本と言えるでしょう。

TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2|コスパ重視の超広角ズーム

純正14-24mmは憧れるけれど予算的に厳しい、という人に強く推したいのがタムロンのSP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2です。F2.8通し・手ブレ補正付き・ニコンFマウント対応という条件を満たしながら、中古ならかなり手頃な価格で手に入るコスパの塊のような超広角ズームです。

項目

内容

製品名

TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)

発売日

2018年10月12日(キヤノン/ニコン用)

対応センサーサイズ

フルサイズ(35mm判)対応(Di)/APS-C機でも使用可

焦点距離 / 開放F値

15-30mm / F2.8

35mm判換算

フルサイズ:15-30mm相当/ニコンDX:22.5-45mm相当

手ブレ補正

搭載(VC、CIPA約4.5段相当)

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.28m/約0.20倍前後

フィルター径

前面ねじ込み式フィルター不可(出目金前玉、角型ホルダー運用)

重量

約1,100g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l3019

純正に迫る描写と強力な手ブレ補正

描写は非常に優秀で、特に15〜24mmあたりの解像感は純正14-24mmと比較しても遜色ありません。風景撮影で細かな木々の葉や岩の質感を拡大して確認しても、シャープさは十分合格ラインに達しています。

さらにタムロンらしく手ブレ補正(VC)がしっかり効くので、夜の街スナップや室内撮影でも心強い存在です。超広角はそもそも手ブレに強い画角ですが、通常より遅めのシャッタースピードでも歩留まりを稼ぎやすいのは大きなメリットです。

AFも静かでスムーズに動作し、風景だけでなくウェディングやイベント撮影にも使いやすい印象です。純正にこだわらないなら、超広角の神レンズ候補として真っ先に検討する価値があります。

運用面で気をつけたいポイント

一方で、こちらも出目金フロントのため、フィルター運用は基本的に専用ホルダー前提になります。NDやハーフNDを多用する本格風景派は、レンズ本体だけでなく周辺機材のコストも含めて検討しておきましょう。

重量は約1.1kgと純正14-24mmよりやや重く、長時間の手持ち撮影ではそれなりに体力が必要です。三脚を併用できる撮影スタイルなら問題になりにくいですが、「超広角を軽快に振り回したい」というニーズとは少し相性が悪いかもしれません。

それでも、F2.8通し・手ブレ補正付き・高い解像力という三拍子がそろったレンズがこの価格帯で手に入るのは、Fマウントならではの恩恵です。コスパを重視する風景・星景好きには強くおすすめできる一本です。

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED|軽量広角単焦点の定番

超広角ズームよりも軽快さを重視したい人には、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDがぴったりです。コンパクトなボディにF1.8の明るさを備えた広角単焦点で、風景・星空・室内スナップと幅広く使える万能レンズ。ニコンFマウントで「使い倒せる広角単焦点」を一本選べと言われたら、このレンズを挙げる人も多いでしょう。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

発売日

2014年9月25日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

20mm / F1.8

35mm判換算

FX:20mm相当/DX:30mm相当

手ブレ補正

なし

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.20m/約0.23倍

フィルター径

77mm

重量

約355g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1043

星景からスナップまでカバーする明るさと画角

20mmという焦点距離は、広角としては使いやすい部類に入ります。極端なパースがつきすぎず、それでいて十分な広がりを感じさせてくれるため、風景でも街撮りでも違和感なく馴染みます。

F1.8の明るさを活かせば、星空撮影でもシャッタースピードを短めに抑えて星を点像のまま写しやすくなります。開放から周辺までまずまずシャープで、少し絞れば星景用途でも安心して使えるレベルです。

室内スナップでは、高感度をあまり上げずに自然な明るさで撮れる点が嬉しいところ。手ブレ補正は搭載していませんが、被写体ブレを防ぐ意味でも明るいレンズはやはり有利です。

軽さゆえの「持ち出しやすさ」が最大の武器

重量は約355gと非常に軽く、D750クラスのボディと組み合わせても気軽に持ち出せます。大きく重いズームレンズはどうしても「今日はやめておこう」となりがちですが、このレンズなら常にカメラバッグに入れておけるはずです。

フィルター径も77mmと扱いやすく、PLフィルターやNDフィルターを流用しやすいのも実用面でのメリットです。角型フィルターシステムより気軽に運用できるので、風景入門者にも優しい仕様と言えるでしょう。

広角単焦点を一本追加したい、星空と日常スナップを両立させたいと考えているなら、この20mm f/1.8GはFマウントの中でもかなりバランスの良い神レンズ候補です。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR|仕事にも遊びにも一本勝負

フルサイズの標準ズームで「外せない一本」は何かと聞かれたら、多くのニコンユーザーがAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと答えるでしょう。24mmの広角から70mmの中望遠までをF2.8通しでカバーし、さらに手ブレ補正まで搭載したプロ御用達の定番レンズです。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

発売日

2015年10月22日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

24-70mm / F2.8

35mm判換算

FX:24-70mm相当/DX:36-105mm相当

手ブレ補正

搭載(VR、CIPA約4段相当)

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.38m/約0.28倍

フィルター径

82mm

重量

約1,070g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1045

どんなシーンでも破綻しない万能さ

24mm側では風景や集合写真、70mm側ではポートレートやディテール撮影と、これ一本でほとんどの撮影シーンをカバーできます。画質はズーム全域で安定しており、開放から十分な解像力を持ちながらボケも自然です。

AFは速く正確で、動きのある被写体でも迷いにくい印象です。ブライダルやイベント撮影の現場で酷使されていることからも、その信頼性の高さがうかがえます。仕事とプライベートを一台のカメラで両立させたい人にとって、これほど心強い標準ズームはなかなかありません。

手ブレ補正の効きも優秀で、暗所や室内での手持ち撮影でも歩留まりを大きく改善してくれます。F2.8の明るさと組み合わさることで、夜の街スナップでもISOを無理に上げずに済む場面が増えます。

重量と価格に見合う価値があるかで判断する

一方で、重量約1kgというスペックは決してライトユーザー向けとは言えません。毎日の散歩に持ち出すというよりは、「撮るぞ」と決めた日に腰を据えて使うタイプのレンズです。新品時にはプロ向けの高価な標準ズームとして位置づけられてきたこともあり、導入するかどうかは撮影頻度や用途と相談しながら判断したいところです。

もしそこまでヘビーな撮影スタイルではないなら、F4通しの24-120mmや24-85mmのような軽量ズームと、明るい単焦点の組み合わせの方が幸せになれる可能性もあります。自分の撮影頻度やスタイルと照らし合わせて判断しましょう。

とはいえ「ニコンFマウントの標準ズームでベストを一つ挙げろ」と言われたら、編集部としてもこの24-70mm f/2.8E VRを推さないわけにはいきません。それほど完成度の高い一本です。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G|初めての単焦点に最適な神コスパ

初心者向けにニコンFマウントレンズのおすすめを一本だけ教えてと言われたら、真っ先に挙げたいのがAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gです。新品・中古とも比較的手頃な価格帯にありながら、写りは立派に“神コスパ”。単焦点の楽しさと明るいレンズならではの表現力を、気軽に味わわせてくれる存在です。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

発売日

2011年6月2日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

50mm / F1.8

35mm判換算

FX:50mm相当/DX:75mm相当

手ブレ補正

なし

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.45m/約0.15倍

フィルター径

58mm

重量

約185g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1063

軽くて明るく、場面を選ばない標準レンズ

フルサイズでは標準、DX機では中望遠として使える50mmは、スナップ・ポートレート・テーブルフォトと活躍の場が非常に広い焦点距離です。F1.8の明るさがあるおかげで、室内でもISOを抑えつつシャッタースピードを稼げます。

描写は開放から柔らかめで、F2.8〜4まで絞ると一気にシャープさが増すタイプ。ポートレートでは少し絞って顔にキレを出しつつ、背景は程よくボケてくれるので使い勝手が良いです。

重量はわずか185gしかなく、どんなボディに付けてもバランスが良好です。大柄なズームから付け替えた瞬間、カメラってこんなに軽かったっけと感じるはずです。

単焦点入門として最適な一本

ズームレンズに慣れていると、最初は「画角が固定されるのが不安」と感じるかもしれません。しかし、50mm単焦点で撮っていると、自分の足で前後しながら構図を探す習慣が身につきます。

その過程で「自分が好きな距離感」「よく使う画角」が見えてくるので、次にどんなレンズを増やすべきかが自然と分かってきます。いわば、レンズ選びの「基準値」を教えてくれる存在と言えるでしょう。

予算に余裕があれば1.4GやシグマArtシリーズも選択肢ですが、最初の一本としては50mm f/1.8Gの気軽さと写りのバランスが抜群です。

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art|表現力重視のハイパフォーマンス標準

純正だけでなく、サードパーティ製のニコンレンズ Fマウント対応モデルにも神レンズは存在します。その代表格がSIGMA 35mm F1.4 DG HSM Artです。登場時から「純正を超える」と話題になった一本で、今でも35mm大口径のベンチマーク的な存在です。

項目

内容

製品名

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

発売日

2013年1月18日

対応センサーサイズ

フルサイズ(35mm判)対応(DG)/APS-C機でも使用可

焦点距離 / 開放F値

35mm / F1.4

35mm判換算

フルサイズ:35mm相当/ニコンDX:52.5mm相当

手ブレ補正

なし(光学式手ブレ補正は非搭載)

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.30m/約0.19倍前後

フィルター径

67mm

重量

約665g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l493/variants/v2802

開放からビシッと決まる解像力

このレンズの特徴は、とにかく開放からシャープなこと。F1.4で撮っても被写体の輪郭がしっかり立ち上がり、細かなディテールまで十分な解像感が得られます。

その一方で、ボケは硬すぎず程よく滑らかで、前ボケ・後ボケとも素直な描写です。背景を整理しつつも、環境の雰囲気は残したいストリートスナップには最適なキャラクターと言えます。

コントラストと発色も自然で、ニュートラルな色再現を好む人にはぴったりです。RAW前提で後処理を追い込みたいタイプのフォトグラファーからも高い支持を集めています。

重量とAFの個体差への向き合い方

難点はやや重量級なことと、個体によってAFのピント精度に癖が出る場合があることです。ボディ側のAF微調整機能や、シグマUSBドックでの調整が前提になるケースもあります。

とはいえ、一度きちんと合わせてしまえば、その後は「撮れば写る」頼もしい相棒になります。F1.4の被写界深度でビシッとピントが来たときの快感は、一度味わうと病みつきになるでしょう。

標準域でとにかく画質を妥協したくない人、純正にはない攻めた描写を体験したい人にとって、SIGMA 35mm F1.4 ArtはFマウントでも屈指の神レンズ候補です。

AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G|人物撮影の王道ポートレートレンズ

ポートレート専用の神レンズを一本選ぶなら、AF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gは外せません。F1.4の大きなボケと、ほどよい圧縮効果のある画角が組み合わさり、人物を主役として際立たせることに特化した一本です。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

発売日

2010年9月2日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

85mm / F1.4

35mm判換算

FX:85mm相当/DX:約127.5mm相当

手ブレ補正

なし

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.85m/約0.11〜0.12倍

フィルター径

77mm

重量

約595g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1072

とろけるボケと自然な立体感

85mmという焦点距離は、顔のパースが崩れにくく、背景も大きくぼかしやすい絶妙な立ち位置にあります。開放F1.4で撮ると、ピント面はしっかり描写しつつ、その手前と奥がとろけるようにぼけてくれます。

このレンズのボケはクセが少なく、玉ボケの形も素直で、背景に木漏れ日やイルミネーションがあるシーンで非常に綺麗に仕上がります。肌の描写も柔らかく、ポートレートにぴったりのキャラクターです。

絞れば十分なシャープさも得られるため、ポートレートだけでなくディテールカットやテーブルフォトにも応用できます。とはいえ、このレンズを手にしたら、まず人物撮影を楽しんで欲しいところです。

浅い被写界深度との付き合い方

開放F1.4では被写界深度が極端に浅く、少しの前後ブレでもピントが外れてしまいます。特に近距離での撮影では、瞳に合わせたつもりがまつ毛にピントが来る、といったことも起きがちです。

そのため、最初はF2〜2.8あたりから慣れていき、被写体との距離や構図に応じて絞りを変えていくと失敗が減ります。瞳AF付きのZ機+FTZで使うと、システム全体としての歩留まりはかなり改善します。

「人を綺麗に撮りたい」という思いに真正面から答えてくれるレンズなので、家族写真やポートレート撮影が好きな方にこそ、ぜひ一度試して欲しい神レンズです。

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED|立体感あふれるボケ描写

同じポートレート向けでも、もっとインパクトのあるボケと圧縮感が欲しい人にはAF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDがあります。105mmという少し長めの画角とF1.4の組み合わせは、被写体を浮き上がらせる力が非常に強く、一度ハマると抜け出せない危険なレンズです。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

発売日

2016年8月26日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

105mm / F1.4

35mm判換算

FX:105mm相当/DX:約157.5mm相当

手ブレ補正

なし

最短撮影距離 / 最大倍率

約1.0m/約0.13倍

フィルター径

82mm

重量

約985g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1034

背景を溶かし込む圧倒的なボケ量

F1.4の開放で人物を上半身くらいの距離感で撮ると、背景はほとんど絵の具で塗りつぶしたように溶けます。その中でもピントが合った瞳や髪の毛のディテールはしっかり残り、立体感のある印象的な一枚になります。

この「前後の空気感まで写るような立体感」は、105mm f/1.4E特有の魅力です。量産型の写りではなく、「これで撮ったと分かる」キャラクターを求める人にはたまらないはずです。

開放から十分な解像力を持ちつつも、ボケに嫌なクセが少ないため、ハイライトが煩くなりがちなシーンでも使いやすいのがポイントです。

サイズ・価格ともに「覚悟の一本」

一方で、レンズ自体はかなり大柄で重量も約985gと、85mm f/1.4Gより一段ヘビーです。撮影に出るときは「今日はこのレンズを中心に撮る」と決めて持ち出すような感覚になります。

価格も発売当初からハイエンドクラスに位置づけられており、決して気軽に買えるレンズではありません。それでも、実際に使ってみると別格だと納得させられる写りを見せてくれます。

ポートレート撮影に本気で取り組みたい人、作品撮り用に勝負レンズを一本用意したい人にとって、105mm f/1.4EはFマウントの到達点の一つと言って良いでしょう。

AF-S Micro NIKKOR 105mm f/2.8G VR|マクロと中望遠を一本で楽しむ

被写体にぐっと寄って撮る楽しさを教えてくれるのが、AF-S Micro NIKKOR 105mm f/2.8G VRです。等倍マクロ対応の105mmというスペックは、花・テーブルフォト・小物撮影から、少し離れたポートレートまで幅広くこなせる万能さがあります。

項目

内容

製品名

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

発売日

2006年3月24日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

105mm / F2.8(等倍マクロ対応)

35mm判換算

FX:105mm相当/DX:約157.5mm相当

手ブレ補正

搭載(VR II、マクロ域では効果やや低下)

最短撮影距離 / 最大倍率

約0.314m/1.0倍(等倍)

フィルター径

62mm

重量

約720g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1074

シャープなマクロ描写と自然なボケ

マクロ域では細かな質感描写が重要になりますが、このレンズは絞り開放から十分シャープで、少し絞ればプロダクト撮影にも使えるレベルの解像力になります。

花びらの繊細なグラデーションや、料理のソースのテカりなどをしっかり描きつつ、背景は柔らかくボケてくれるので、被写体が気持ちよく浮かび上がります。VR(手ブレ補正)のおかげで、三脚が使えない状況でも安心して寄れるのも魅力です。

ワーキングディスタンスが長めなので、昆虫など逃げやすい被写体にも適しています。望遠マクロとしてのバランスが良く、マクロ初挑戦の一本としてもおすすめできます。

中望遠としての使い道も広い

105mm F2.8というスペックは、ポートレート用レンズとしても十分に実用的です。F2.8開放でも背景はしっかりボケるので、屋外でのハーフバストショットなどなら、美しいボケを活かした写真が撮れます。

マクロレンズはAFがややゆっくりなモデルも多いですが、この105mmはAFも比較的スムーズで、日常スナップやちょっとしたイベント撮影にも対応できます。ピントリングのトルクも適度で、マニュアルで追い込みたい時にも扱いやすいです。

「マクロもポートレートも気になる」「一本でいろいろ遊びたい」という欲張りなニーズに、非常に良い形で応えてくれるFマウントの神レンズです。

TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USD|タムキューの現代版神マクロ

マクロレンズと言えばタムロン90mm、通称「タムキュー」を思い浮かべる方も多いでしょう。SP 90mm F/2.8 Di MACRO VC USDは、その伝統を受け継ぎつつ、手ブレ補正や防滴構造など現代的な機能を備えた一本です。

項目

内容

製品名

TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)

発売日

2016年2月25日

対応センサーサイズ

フルサイズ(35mm判)対応(Di)/APS-C機でも使用可

焦点距離 / 開放F値

90mm / F2.8(等倍マクロ)

35mm判換算

フルサイズ:90mm相当/ニコンDX:135mm相当

手ブレ補正

搭載(VC、シフトブレ対応、CIPA約3.5段)

最短撮影距離 / 最大倍率

0.30m/1.0倍(等倍)

フィルター径

62mm

重量

約600g(ニコンF用)

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l3047

高い解像力と柔らかなボケの両立

描写は非常にシャープで、等倍付近でも被写体の細部までしっかり描き出します。それでいてボケは柔らかく、背景がうるさくなりにくいのがタムキューらしい特徴です。

手ブレ補正(VC)が効くため、三脚なしでのクローズアップ撮影でも歩留まりを確保しやすくなっています。花や雑貨の撮影では、構図を微調整しながら手持ちで撮れるので、撮影のテンポが良くなります。

純正105mmマイクロとの比較では、焦点距離が少し短いぶんワーキングディスタンスはやや詰まりますが、その分コンパクトで扱いやすい印象です。価格も手頃で、初めてのマクロにも向いています。

コスパの高い「遊べる一本」

中古市場では純正マクロより安価なことが多く、画質とのバランスを考えると非常にコストパフォーマンスが高いレンズです。防滴構造のおかげで、花の撮影中に多少水滴がかかっても安心して続行できます。

マクロ撮影に興味があるものの、純正レンズにいきなり大きな予算を投じるのは不安、という方にとってはベストな入り口になるでしょう。Fマウント対応のタムロンレンズの中でも、完成度の高い一本です。

マクロ専用としてだけでなく、中望遠的なスナップやポートレートにも使えるため、「一本で遊び尽くせる神レンズ」を求める人にもマッチします。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR|スポーツ・ステージ撮影の主力

スポーツ・ステージ・運動会など、動きものを本気で撮りたいなら、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRは心強い相棒になります。いわゆる「大三元」の中望遠側を担うレンズで、F2.8通し・高速AF・強力な手ブレ補正と、動体撮影に必要な要素が揃った一本です。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

発売日

2016年11月11日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

70-200mm / F2.8

35mm判換算

FX:70-200mm相当/DX:105-300mm相当

手ブレ補正

搭載(VR、SPORTモード含む、CIPA約4段)

最短撮影距離 / 最大倍率

約1.1m/約0.21倍

フィルター径

77mm

重量

約1,430g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1067

高速AFと安定した描写

AFは非常に速く、被写体をしっかりとらえ続けてくれます。サッカーやバスケットボールのような不規則な動きでも、連写中にピントが抜けにくい印象です。

描写は開放からシャープで、ボケも滑らか。被写体と背景の距離が十分に取れるシーンでは、F2.8でもかなり大きなボケを得られます。ステージ撮影などで背景を整理しながら主役を浮き立たせたい場面に向いています。

VR(手ブレ補正)の効きも良く、望遠側でも通常より遅めのシャッタースピードで撮影しやすくなります。暗めの室内スポーツでもISOを抑えやすく、画質面での余裕が生まれます。

機材としての「本気度」を高めてくれる存在

重量は約1.4kgと決して軽くはありませんが、そのぶん作りは非常に頑丈です。防塵防滴構造も整っているため、多少の雨なら気にせず撮影を続けられます。

価格もそれなりですが、70-200mm F2.8クラスのレンズは多くのメーカーでプロ用機材として位置づけられている定番の焦点域です。長く使う前提なら、導入コストに見合うリターンを得やすいクラスのレンズと言えるでしょう。

子どものスポ少からライブハウスのステージまで、これ一本で攻めたいという人にとって、Fマウントの中で最有力の神レンズと言って良いでしょう。

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR|野鳥・航空ファンに人気の超望遠ズーム

野鳥や飛行機の撮影に挑戦したい人にとって、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRは非常に頼もしい一本です。200〜500mmの超望遠域をF5.6通しでカバーしつつ、価格は同クラスの単焦点に比べるとぐっと抑えめ。野鳥入門の定番レンズとして多くのユーザーに支持されています。

項目

内容

製品名

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

発売日

2015年9月17日

対応センサーサイズ

フルサイズ(ニコンFX)対応/APS-C(DX)でも使用可

焦点距離 / 開放F値

200-500mm / F5.6(通し)

35mm判換算

FX:200-500mm相当/DX:300-750mm相当

手ブレ補正

搭載(VR、SPORTモード含む)

最短撮影距離 / 最大倍率

約2.2m/約0.22倍

フィルター径

95mm

重量

約2,300g

みんなのカメラ 作例ページ

https://www.minnacamera.com/products/l1041

500mmまでを一本でカバーする利便性

200mmから500mmまでを一気にカバーできるため、被写体との距離が変化しやすい野鳥撮影でも、レンズ交換なしで柔軟に対応できます。テレ端の500mmはDX機では750mm相当となり、かなり遠くの被写体にも手が届くようになります。

F5.6通しというスペックのおかげで、露出計算がシンプルになるのも地味に便利なポイントです。ズームを動かしても明るさが変わらないので、シャッタースピードとISOの管理に集中できます。

描写は価格を考えると優秀で、500mm側でも少し絞れば十分シャープな画質が得られます。野鳥撮影の世界に足を踏み入れるには、非常にバランスの良い選択肢と言えるでしょう。

重量とAF速度のバランス感覚

重量は約2.3kgとかなり重く、長時間の手持ち撮影は体力勝負になります。三脚や一脚を併用する前提で運用すると、負担がだいぶ軽くなります。

AF速度はプロ用の単焦点に比べると一歩譲りますが、静止している被写体や比較的動きの読めるシーンなら問題なく対応できます。飛びものを本気で追いかけたい場合は、上位の単焦点との住み分けを考えたいところです。

とはいえ、まずは超望遠の世界を体験してみたいという人にとって、価格と性能のバランスが取れた神コスパレンズであることは間違いありません。

ニコンFマウントの神レンズ比較表とボディ別おすすめ組み合わせ

ここまで挙げてきた神レンズたちを、焦点距離と用途でざっくり整理してみましょう。どれも魅力的ですが、一度に揃える必要はありません。自分のボディと撮影ジャンルに合わせて、優先順位を付けながら段階的に揃えていくのがおすすめです。

レンズ名

焦点距離

開放F値

主な用途

AF-S 14-24mm f/2.8G

14–24mm

F2.8

風景・星景・建築

TAMRON 15-30mm G2

15–30mm

F2.8

風景・星景・夜景

AF-S 20mm f/1.8G

20mm

F1.8

星景・スナップ

AF-S 24-70mm f/2.8E

24–70mm

F2.8

オールラウンド

AF-S 50mm f/1.8G

50mm

F1.8

日常・ポートレート

SIGMA 35mm F1.4 Art

35mm

F1.4

スナップ・環境ポートレート

AF-S 85mm f/1.4G

85mm

F1.4

ポートレート

AF-S 105mm f/1.4E

105mm

F1.4

ハイエンドポートレート

Micro 105mm f/2.8G

105mm

F2.8

マクロ・中望遠

TAMRON 90mm MACRO

90mm

F2.8

マクロ全般

AF-S 70-200mm f/2.8E

70–200mm

F2.8

スポーツ・ステージ

AF-S 200-500mm f/5.6E

200–500mm

F5.6

野鳥・航空機

撮影ジャンル別の優先順位を決める

風景メインなら、まずは20mm f/1.8Gか14-24mm f/2.8Gのどちらかを軸に据え、余裕があれば標準域として24-70mm f/2.8Eを追加する流れが王道です。星景を狙うなら、明るさで20mm f/1.8Gを優先しても良いでしょう。

人物中心なら、50mm f/1.8G+85mm f/1.4Gの組み合わせが非常に扱いやすく、室内・屋外ともに対応できます。よりボケ量を求めるなら、85mmの代わりに105mm f/1.4Eを投入すると、一気に描写の世界が変わります。

マクロや物撮りが多い人は、Micro 105mm f/2.8Gかタムロン90mmマクロのどちらかを一本持っておくと、作品の幅がぐっと広がります。野鳥や航空機まで視野に入れるなら、最終的に200-500mm f/5.6Eを追加するイメージです。

ボディとの相性を踏まえたセット例

D750クラスのフルサイズ機なら、「AF-S 50mm f/1.8G+20mm f/1.8G」で軽快な2本体制にするか、「24-70mm f/2.8E一本勝負」で万能さを取るかが分かれ目になります。どちらも非常にバランスの良い組み合わせです。

D500やD7500などのDX機では、50mm f/1.8Gが中望遠ポートレートとして活躍するので、標準域をズームの17-50mmクラスに任せつつ、望遠側に70-200mm f/2.8Eを足していくイメージです。スポーツや動物園撮影をよくする人には特におすすめできます。

Zシリーズに移行予定があるなら、FTZ経由で快適に使えるAF-S系レンズを優先して選ぶと安心です。ここまで紹介した神レンズの多くは、その条件を満たしているので、将来のボディ変更を前提にしても投資しやすいラインナップと言えるでしょう。

ニコンFマウント神レンズのまとめ

ニコンFマウントには、今なお色あせない神レンズが数多く存在します。広角・標準・中望遠・マクロ・超望遠と用途ごとに一本ずつ押さえていくと、自分の撮影スタイルがはっきり見えてきて、写真の仕上がりもぐっと変わってくるはずです。まずは「撮りたい被写体」と「今のボディ」を起点に、この記事で気になったレンズを一つ選んでみてください。


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AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
出品待ち
信頼の望遠ズーム。キレと発色のバランスがよく、被写体の立体感を丁寧に表現。周辺までの均質性が高く、細部のテクスチャもきちんと描く。逆光下でもコントラストが損なわれにくく、フレアの出方も穏やか。AFは静粛で正確、動体への追従も安定。取り回しに配慮された重量配分で、手持ち撮影でも落ち着いた描写にまとまり、動画でも呼吸感が少ない。現場で頼れる基軸の一本。肌の階調や衣服の質感も崩れにくく、自然な色のりで後処理の自由度が高い。ズーム全域でピント位置の移動が滑らかで、フレーミングの意図を保ちやすい。長時間の撮影でも集中を保てる。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
出品待ち
近接でも細部のテクスチャーを緻密に写し取り、花やテーブルフォトはもちろん、控えめなポートレートまで幅広く楽しめます。ボケはなめらかで背景がやさしく沈み、主被写体の輪郭は緻密に締まり、落ち着きのあるコントラストで質感が際立ちます。色は濃すぎないバランスで階調が豊か、逆光の縁にも粘りがあり、周辺まで滑らかにつながる均質性で画面全体が澄んで見えます。AFは静かで精度重視、MFリングの回し心地は丁寧で繊細、微妙なピント送りも無理なく追え、作業のテンポが気持ちよく保てます。動画ではブリージングの変化が読みやすく、構図の意図を崩しにくいので、手持ち撮影の安定にも助けられ、作品づくりが捗ります。
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
出品待ち
望遠域を広くカバーし、野鳥やモータースポーツまで被写体を選ばない一本。中央の解像感は高く、周辺も安定しており、遠景の細部まで丁寧に描きます。背景のボケは滑らかで、被写体の輪郭を心地よく引き立てる傾向。AFは静粛で粘りがあり、テレ端でも合焦に迷いにくい。コントラストは力強く、曇天でもメリハリのある画に。移動の多いフィールドでも取り回しよく信頼できます。 背景処理がしやすく、遠近の重なりを整理しながら主役を際立たせる表現に向きます。ズーム操作は素直で、素早い構図変更にも追従しやすい。フィールドでの一瞬の変化に即応できる実用性が光ります。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
出品待ち
自然な画角で日常からポートレートまで幅広く活躍。開放では柔らかい空気感を残しつつ、絞ればカリッとした解像へ移行。ボケは素直でクセが少なく、被写体の立体感を引き立てます。逆光にも粘り、フレアをコントロールしやすい描写。AFは静かで迷いにくく、街歩きのスナップでも即応。軽快なサイズ感でボディとのバランスも取りやすく、常用一本として持ち出せる安心感があります。最短付近でもピント面はきりっと立ち上がり、テーブルフォトや小物撮影でも質感を素直に再現。色乗りは自然で、見たままに近いトーンが得やすいのも魅力。シンプルな撮影体験が創作意欲を軽く後押ししてくれます。
35mm F1.4 DG HSM
35mm F1.4 DG HSM
出品待ち
表現の幅が広い準広角単焦点。ピント面はキリッと立ち上がり、ボケは自然で面のまとまりが良い。発色は鮮やかすぎず、階調に余裕のあるコントラストで被写体の質感を丁寧に描きます。周辺までの安定感も高く、風景やスナップ、ポートレートまで万能。逆光下でも粘り、ヌケの良さが印象的。AFは静かで素直に合焦し、動画でもピント移動が滑らか。近接もこなし、作品づくりの心強い相棒。開放域では空気感がふわりと乗り、絞れば線が引き締まる素直な性格で、撮影意図に合わせたコントロールがしやすい一本です。手持ちでも安定した画づくりに役立ちます。
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
出品待ち
広がりのある視界で風景や建築、夜景を気持ちよく写せる広角単焦点。開放からクリアなピント面と抜けの良いコントラストが魅力で、細部のテクスチャーまで丁寧に描きます。画面端までのまとまりが良く、直線や面の表現が安定。逆光下でも白けにくく、色再現はナチュラル。近接も得意で前景を入れた奥行き表現がしやすい。静かで迷いにくい合焦は静止画も動画も快適で、フォーカス移動時の画角変化も目立ちにくい。ピントリングの操作感も素直。歩き撮りの取り回しが軽く、旅にも日常にも似合う一本。安心して順光から逆光まで挑めます。調整もスムーズ。
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
出品待ち
近接でもニュートラルな描写で、なだらかなボケと精細なピントが立体をすっきり分け、テーブルフォトの質感を伝えます。素直な色乗りは食べ物の色味を誇張せず、周辺まで均質で小物の輪郭が崩れにくく、背景のにじみも落ち着きます。静かで迷いにくいAFは寄る動作にもスムーズで、MFリングの操作感は細かい追い込みに向き、ピントの反復もやりやすい。逆光下でもコントラストがすっきり保たれ、ブリージングは控えめで動画の寄り引きでも画の揺れが少なく構図が安定します。手持ちでもバランスが取りやすく、持ち出しやすいサイズ感で、日常のテーブルシーンから作品づくりまで幅広く応えます。
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
出品待ち
ズーム全域でコントラストが安定し、ピント面は力強く、ボケは自然。人物から風景、物撮りまで万能に活躍する標準域。逆光でも破綻しにくく、細部の階調を丁寧に拾う。AFは静かで迷いにくく、追従も良好。手持ち撮影でも安定した画づくりに役立ち、動画でも画角変化が目立ちにくい。操作系は素直で、日常の相棒にしやすい。周辺まで均質な描写で、開放でも輪郭がにじみにくい。近接でもコントラストが落ちにくく、小物や料理も気持ちよく写る。フォーカスリングのタッチは適度に粘り、微調整がしやすい。イベントや取材の移動撮にも取り回し良好。一本で迷いを減らし、撮影のテンポを保てる。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
出品待ち
超広角域でのぬけの良さと周辺までの安定したシャープネスが魅力。コントラストは引き締まり、微妙な陰影も丁寧に拾う。逆光耐性も頼もしく、夜景や風景で光源を含めた構図でも破綻しにくい。AFは静かで素直に合焦し、MFリングのトルクも良好で微妙な追い込みが快適。がっちりしたつくりで撮影に没頭でき、屋外の厳しい現場でも安心感がある。風景、建築、イベントの会場撮影まで、広い画角を活かした引きの強い表現が気持ちよく決まる。直線の再現性が高く、樽や糸巻きのクセを感じにくい素直な描写で、後処理の補正量も抑えやすい。
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
出品待ち
風景では広がりを気持ちよく捉え、クリアな描写が頼りになる一方、繊細な階調で空のグラデーションも丁寧に出す。シャープな解像にメリハリあるコントラスト、伸びやかな色乗りで、遠景の空気感や雲の立体感までしっかり伝える。周辺までの均質性も高く、逆光下でもゴーストを抑えやすく、光のエッジがすっきり整うのでコントロールがしやすい。ボケはとろける質感で前景処理も自然、AFは静かで迷いにくく、細かな追従が安定し、MFリングはねっとりとした操作感。手持ち撮影でも構図が決まりやすく、ブリージングは控えめで動画にも向き、近接では質感描写と周辺の整理がしやすい。
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
出品待ち
ゆったりとした遠近感で人物を引き立てる中望遠。ピント面は繊細に解像し、背景はとろりと溶けるボケで立体感を演出。色乗りは落ち着き、肌の階調も豊か。逆光でもコントラストが崩れにくく、光を生かした表現に強い。静かで正確なAFとしっとりしたMFリングで微妙なピント合わせがしやすい。ポートレートやディテール撮影に最適。ほどよいワーキングディスタンスで近接も扱いやすく、小物や花の撮影にも相性がよい。動画でもフレーミングの変化が小さく、表情の一瞬を丁寧に描ける。手持ちでも安定した画づくりに寄与し、室内の自然光ポートレートにも活躍。
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
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ポートレートで定評のある中望遠単焦点。ピント面は柔らかさを残しつつ芯が通り、背景は大きく溶けて被写体を引き立てる。肌のグラデーションや髪の艶を自然に描き、空気感のある立体表現が得意。逆光でもコントラストが大きく崩れにくく、ハイライトのにじみが美しい。AFは静かで迷いが少なく、室内の低照度でも扱いやすい。周辺までの描写も素直で、背景に木漏れ日が入る場面でも滲みが美しく収まる。フォーカス送りの操作感が滑らかで、動画のワンカットにも向く。人物はもちろん、花やスイーツの近接でも質感再現が上手い。持ち出すだけで表現の幅が広がる一本。

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