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Canon(キャノン)一眼レフ初心者におすすめ|選び方と失敗しない使い方





進化が激しい昨今のカメラ市場のなかでも依然トップを走る「キャノン」は、特に初心者にもおすすめ度が高いメーカーです。これから一眼レフを始めたい人に向けて、迷わず選べる基準と、キャノンの初心者向けおすすめ機種、さらに失敗しない使い方をまとめました。シーン別のベストな組み合わせや購入順のコツも具体的に紹介します。
この記事のサマリー

Canon一眼レフ初心者のための決定版ガイド。選び方のコツからおすすめ機種、失敗しない使い方までを実践的に解説。

EOS Kiss X10/X10i/90D/6D Mark IIを徹底比較。撮影目的別に最適なモデルとレンズ構成を紹介。

目的別チェックリストで迷わない!動体・旅行・ポートレートの撮影ニーズに合わせた選び方を提案。

初期設定・AF・スマホ共有までカバー。初心者が最短で上達できるCanon一眼レフ使い方のロードマップ紹介。
初心者向けキャノン一眼レフの「選び方の軸」
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カメラ選びで迷ったら、まずは「何を撮るか」「どこで使うか」を考えることから始めましょう。たとえば「子どもの運動会を撮りたい」「旅行先で気軽にスナップを撮りたい」「ポートレートをきれいに撮りたい」など、目的をひとつ決めるだけで必要な機能が自然に見えてきます。
被写体と撮影場所が決まると、必要なAF性能・連写速度・画角(広角〜望遠)・重量の優先順位が決まります。続いて、予算は「本体+キットレンズ+記録メディア+予備バッテリー」を一式で見積もると現実的です。これだけで候補が半分以下に絞れるはずです。
撮影目的別の「見るべきポイント」早見表
撮影の主目的 | 重視すべきポイント |
|---|---|
動きのある被写体(子ども・スポーツ) | ・ピントを追いかける力=AF(オートフォーカス)の速さと範囲の広さ |
旅行・お出かけスナップ | ・長時間持ち歩いても疲れない軽さ |
ポートレート(人物・ペット) | ・背景がふんわりボケる明るい単焦点レンズが使えるか |
動画撮影・Vlog | ・動く被写体の追従が得意な動画対応AF |
作品撮り・風景写真 | ・細部をくっきり残せる高画素センサー |
もう一歩踏み込んで考えるなら、撮影頻度と移動手段も加味しましょう。 週末だけ撮る人・車移動が多い人なら多少重くてもOK。 一方で、毎日持ち歩くなら軽量優先の方が続きやすいです。
生活リズムに合ったサイズと重さを選ぶことが、結果的に「撮る回数」を増やします。撮る回数が増えれば、写真は必ず上達します。
予算配分と買い方のコツ「本体7:レンズ3」
カメラ選びで失敗しないコツは、「本体7:レンズ3」の予算配分を意識すること。本体だけ良くても、レンズで画が変わらなければもったいないです。 最初は標準ズームキットで始め、慣れてきたら明るい単焦点レンズ(例:50mm F1.8)を1本追加するのが最短上達ルートです。
中古カメラやレンズも視野に入れると選択肢が一気に広がります。 状態の良い中古を扱う店舗なら、保証も付いて安心です。 キヤノンのEF・EF-Sレンズは流通量が非常に多く、同じ価格帯でも状態や描写で選べる幅が広いのが強みです。
初心者にキャノン一眼レフをすすめる理由
キャノンは発色が素直で、初日から“いい感じ”と思える絵作りが得意です。操作系もとても分かりやすく、ガイド表示やバリアングル液晶、Wi‑Fi/Bluetooth連携も実装。EF/EF‑Sレンズのラインナップ層が厚く、単焦点から望遠まで予算に合わせて揃えられます。最初の一台に安心して選べる土台が整っています。
色と操作の安心感で失敗を減らす
人物の肌がナチュラルに映ること、露出オートとホワイトバランスが安定していることは初心者にとって大きな救いです。メニュー構成やタッチ操作も分かりやすく、撮影モードを切り替える際の迷いが少ないのはキャノンの美点と言えるでしょう。
バリアングル液晶とガイド表示は、構えにくいアングルでも楽に狙える助っ人です。自撮りや俯瞰、ローアングルでの子ども撮影など、日常の“撮りたい”に素直に応えてくれます。まずはオートで量を撮りながら、少しずつAvやTvに挑戦していきましょう。
EF/EF‑Sレンズ資産と中古の強さ
EF/EF‑Sのレンズはラインナップが非常に豊富で、中古市場も活発です。ボケを楽しむなら明るい単焦点、運動会なら軽量望遠ズームと、目的別にステップアップできます。価格と描写のバランスに優れた選択肢が多いのが魅力です。
将来ミラーレスEOS Rへ移行しても、マウントアダプター(EF‑EOS R)経由でEFおよびEF‑Sレンズを使用可能なことも有難いです。資産が無駄になりにくい安心感は、一眼レフスタートを後押しします。まずは標準ズームで慣れ、次に単焦点という順番が王道です。
カメラ初心者におすすめなキャノン一眼レフの早見表
製品名 | 一言サマリ |
|---|---|
EOS Kiss X10 | 軽さと分かりやすい操作で“初日から撮れる”定番エントリー。家族・旅行の万能スタート機。 |
EOS Kiss X10i | AF・連写・動画が一段上の“上位入門”。成長記録から作品寄りまでバランス良くこなす。 |
EOS Kiss X90 | 低予算で一眼の基本をしっかり体験。明るい場面のスナップ中心に学びやすい。 |
EOS 90D | 3,250万画素×1/8,000秒で“動体も風景も”を一本化。伸びしろごと買うならこれ。 |
EOS 6D Mark II | フルサイズ入門の定番。ボケ・階調の余裕でポートレートや風景の質感を底上げ。 |
EOS Kiss X10|軽さと使いやすさで“初日から撮れる”定番

小型軽量で取り回しがよく、バリアングル液晶やタッチAFなど初心者フレンドリーな装備が充実。ライブビューのAFも素直で、家族や旅行の写真がスムーズに量産できます。最初の一台として評価の高いモデルです。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS Kiss X10 |
発売日 | 2019年4月25日 |
センサーサイズ | 約22.3×14.9mm(APS-C) |
有効画素数 | 約2,410万画素 |
ISO感度 | 常用:ISO 100–25,600/拡張:H(ISO 51,200相当) |
シャッタースピード | 30–1/4,000秒、バルブ |
本体重量(バッテリー・カード含む) | 約449g |
みんなのカメラ 作例ページ |
初心者に刺さるポイント
軽い=持ち出す回数が増えること。これが上達の近道です。グリップも深く、片手での安定感は小型機として優秀。シーンインテリジェントオートは露出の外しが少なく、最初の成功体験を積みやすいのが魅力です。
バリアングル液晶とタッチ操作は構図の自由度を広げます。低い位置からの子ども撮り、テーブルフォト、セルフ家族写真まで柔軟に対応。Wi‑Fi/Bluetoothでスマホ転送も簡単なので、撮ってすぐ共有の流れが自然に作れます。
注意点と相性の良いレンズ
動体をファインダーで追う撮り方は、上位機に比べ追従余裕が小さめ。走る被写体はライブビューで狙う選択肢も用意しておくと安定します。連写を多用する日は予備バッテリーがあると安心です。
追加レンズはEF50mm F1.8 STMが最有力。背景ボケで“プロっぽい一枚”が簡単に作れます。屋外イベント用に軽い望遠ズーム(55‑250mm系)を足すと、運動会や動物園でも守備範囲が広がります。
EOS Kiss X10i|余裕のAFと動画で長く使える上位入門

AFエリアの広さや連写、動画機能が一段引き上げられた“上位入門”。室内の子ども、運動会、旅行ムービーまで、幅広いシーンを一本でこなしたい人に向きます。操作系も余裕があり、学習コストが低いのが利点です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS Kiss X10i |
発売日 | 2020年6月25日 |
センサーサイズ | 約22.3×14.9mm(APS-C) |
有効画素数 | 約2,410万画素 |
ISO感度 | 常用:ISO 100–25,600/拡張:H(ISO 51,200相当) |
シャッタースピード | 30–1/4,000秒、バルブ |
本体重量(バッテリー・カード含む) | 約515g |
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45点級AFと動画の安心感
被写体を画面の広い範囲で捉えられるため、中央以外に構図を置いてもピントが迷いにくいのが強みです。ライブビューでは人物の瞳検出(Eye Detection AF)に対応し、子どもの表情を捉えやすくなります。
動画は4K系フォーマットや外部マイク対応など、家庭ムービーを超えて作品寄りに踏み込めます。編集時の耐性も高く、思い出を長期保存する前提で選ぶなら一歩リード。写真も動画も妥協したくない人の相棒です。
小型軽量と操作性の両立
携行性は確保しつつ、ダイヤル操作やボタン配置は上位設計。露出補正やAFモード切り替えが直感的で、成長に合わせて設定を追い込めます。最初はオート、次にAv/Tv、最後にMの順でスムーズに移行できます。
レンズは標準ズームに加え、単焦点50mmと軽量望遠の二本体制が鉄板。家族行事の屋内外、旅行スナップ、ちょっとした動画制作まで、無理なく一本化できます。万能さ重視なら本命候補です。
EOS Kiss X90|とにかく手軽に始める“予算最優先”エントリー

価格のハードルが低く、一眼レフの基礎を体験する起点として優秀です。オートでの仕上がりは安定し、風景・ポートレート・旅行の定番シーンをカバー。まずは“一眼の世界”に触れてみたい人の助走路になります。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS Kiss X90 |
発売日 | 2018年3月29日 |
センサーサイズ | 約22.3×14.9mm(APS-C) |
有効画素数 | 約2,410万画素 |
ISO感度 | 常用:ISO 100–6,400/拡張:H(ISO 12,800相当) |
シャッタースピード | 30–1/4,000秒、バルブ |
本体重量(バッテリー・カード含む) | 約475g |
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低予算で体験を最大化する
ボディと標準ズームのキットで始め、撮る頻度を上げるのが最優先。明るい場所のスナップや家族写真なら、オート任せでも十分楽しめます。まずはたくさん撮り、好みの画角や表現を見つけましょう。
スマホ転送やシーンモードなど、日常で便利な機能はしっかり搭載。使い勝手に慣れたら、絞り優先でボケをコントロールする練習に進みましょう。単焦点追加の効果はこのクラスでも絶大です。
限界を知って賢く拡張
動体の追従や連写余裕は上位に及びません。運動会メインなら上のX10i系を検討するのが堅実です。ただし屋外の明るいシーンや静物では十分に“効く”写りを得られます。
中古のEF50mm F1.8 STMや軽い望遠ズームを足せば、表現力は一気に拡張。ステップアップの橋渡しとして、費用対効果は依然高い選択肢です。予算優先の第一歩として強い味方になります。
EOS 90D|高画素×高速連写で“伸び代ごと買う”一台

最初から“長く使える性能”を求める人に。高い解像と連写、広いAFエリアで動体にも風景にも強い万能機です。機材に触れるほど応えてくれる余白があり、学びを加速させたい初心者に向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS 90D |
発売日 | 2019年9月20日 |
センサーサイズ | 約22.3×14.8mm(APS-C) |
有効画素数 | 約3,250万画素 |
ISO感度 | 常用:ISO 100–25,600/拡張:H(ISO 51,200相当) |
シャッタースピード | OVF:30–1/8,000秒、バルブ/ライブビュー電子:30–1/16,000秒 |
本体重量(バッテリー・カード含む) | 約701g |
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動きものも風景も一台で担う
スポーツや子どもの行事では連写とAF追従が頼りになります。90Dはその両輪が強く、決定的瞬間の歩留まりが上がる実感を得やすいモデルです。風景では高解像の恩恵がトリミング耐性に直結します。
ファインダーの見やすさ、ホールドの安定感は一眼レフならではの強み。大きめのグリップは望遠装着時もバランス良好で、長時間の撮影でも集中力が途切れにくくなります。機材に背中を押される感覚は大事です。
重さを味方にする運用術
軽快さではX10系に及びませんが、ストラップとバッグの工夫で体感は変わります。斜め掛けやスリング型で体への負担を分散。持ち出せる重さに調整すれば、性能のメリットが勝ってきます。
レンズは標準ズームの上位版か、70‑200mm級で動体を深掘りするのが王道。旅行寄りなら広角ズームを加えると全天候で隙がなくなります。伸び代を買う、という発想にマッチした一台です。
EOS 6D Mark II|フルサイズ入門で“ボケと余裕”を手に入れる

ポートレートや風景でボケ・階調の余裕を重視するなら、フルサイズ入門は有力です。比較的コンパクトなボディに45点AFとバリアングル液晶を備え、日常と作品撮りを一台で両立。将来のレンズ拡張も見据えやすい選択です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon EOS 6D Mark II |
発売日 | 2017年8月4日(国内) |
センサーサイズ | 約35.9×24.0mm(フルサイズ) |
有効画素数 | 約2,620万画素 |
ISO感度 | 常用:ISO 100–40,000/拡張:L(ISO 50相当)、H1(ISO 51,200相当)、H2(ISO 102,400相当) |
シャッタースピード | 30–1/4,000秒、バルブ |
本体重量(バッテリー・カード含む) | 約765g |
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フルサイズのメリットを実感する
背景を柔らかく溶かす表現、暗所の粘り、ワイド端の広がり。被写体を“立たせる”写真作りがやりやすく、人物や旅スナップでも違いを実感できます。RAW現像の耐性も高く、仕上げの自由度が増します。
一方でレンズはやや大きく重くなりがち。最初は単焦点一本から始め、必要に応じて広角や中望遠を足すのが現実的です。肩肘張らず、小さく良い一本を選ぶと携行率が上がります。
レンズ選びは軽量・明るいを優先
まずは50mm前後の明るい単焦点から。ボケと解像のバランスが良く、室内でも扱いやすい焦点距離です。次に35mmや85mmで画角の引き出しを増やすと、作品の幅が広がります。
旅行派は軽い広角ズーム、家族派は手ブレ補正付きの中望遠が便利。被写体に合わせて一本ずつ足すだけで、フルサイズの強みを気持ちよく引き出せます。
迷ったらこの2択:家族重視か、旅行重視か
決め手が見えないときは「家族・行事を最優先」か「旅行・日常を最優先」かで二択に絞りましょう。用途が決まれば、本体の向き不向きとレンズの組み合わせが明確になります。ここでは実戦的な基準を提示します。
家族・行事を最優先するなら
屋内の薄明かりと屋外の動体、両方を想定します。AF追従と連写の余裕、外部マイクで動画強化できるかが鍵。EOS Kiss X10iかEOS 90Dが堅実で、単焦点を足せば室内ポートレートの満足度が跳ね上がります。
ズームは標準に加え、軽い望遠を一本用意。運動会や発表会で画角を稼げると、最前列でなくても“いい瞬間”に届きます。家族アルバムの歩留まりが一気に改善します。
旅行・日常を最優先するなら
移動が多い人は軽さとバッテリー持ちが体験を左右します。EOS Kiss X10は“持ち歩ける一眼レフ”としての完成度が高く、街歩きやカフェ撮りとの相性が良好。スマホ転送でSNS運用もスムーズです。
レンズは軽い標準ズームに加え、広角寄りを一本。建物や風景の抜けが良くなり、旅の空気感を詰め込めます。荷物が増えないセットは、旅の満足度を大きく底上げします。
シーン別おすすめセット:これを買えばすぐ撮れる

「どれを買えばすぐ撮れるのか?」という疑問に答えるために、代表的な3つの撮影シーン別におすすめ構成をまとめました。どのセットも「はじめてでも失敗しにくく、使いながら上達できる」ことを重視しています。
① こども&屋内イベント向けセットのおすすめ
項目 | 内容 |
|---|---|
本体 | EOS Kiss X10i または EOS 90D |
レンズ構成 | キットズーム(18-55mm系)+ EF50mm F1.8 STM(明るい単焦点) |
特徴 | 明るいレンズで室内でもブレにくく、背景をきれいにボカせる。AFが速く、動く子どもや発表会の被写体も追いやすい。 |
アクセサリー | 予備バッテリー・大容量SDカード・幅広ストラップ |
ワンポイント | 外部マイク対応機種なら、動画撮影にも強い。長時間イベントでも疲れにくい安定セット。 |
室内撮影では光が足りずブレやすいため、F1.8クラスの単焦点を加えるだけで写真が一気に明るくなります。運動会などの長丁場では連写でバッテリー消耗が早いため、予備バッテリーは必須です。
② 旅行スナップ&街歩きセット
項目 | 内容 |
|---|---|
本体 | EOS Kiss X10 |
レンズ構成 | 標準ズーム+軽量広角ズーム(例:EF-S 10-18mm IS STM) |
特徴 | 450g前後の軽量ボディで、持ち歩きやすい。スマホ転送が快適で、旅先からSNS投稿も簡単。 |
アクセサリー | コンパクト三脚・USB充電器・SDカード2枚体制 |
ワンポイント | 広角レンズで建物や風景をダイナミックに。軽量バッグに入れても疲れず、街歩きに最適。 |
旅行撮影では、軽さとバッテリー持ちが快適度を左右します。USB充電対応モデルなら、モバイルバッテリーで補給できるのも安心。テーブル三脚を活用すると夜景や料理撮影の安定感が上がります。
③ スポーツ観戦&運動会セットのおすすめ
項目 | 内容 |
|---|---|
本体 | EOS 90D または EOS Kiss X10i |
レンズ構成 | 望遠ズーム(例:EF 70–300mm IS II USM/EF-S 55–250mm IS STM) |
特徴 | 秒10コマ級の連写性能と高速AFで、動体撮影に強い。高精細センサーで遠くの被写体もくっきり写る。 |
アクセサリー | 日除けフード・予備バッテリー・高速SDカード |
ワンポイント | シャッタースピードは1/1000秒前後から設定。撮影前にAFエリアモードと連写を練習しておくと歩留まりアップ。 |
望遠レンズは構え方ひとつでブレやすくなるため、撮影前に練習が肝心です。また、屋外では光の強さが変わるので、露出補正やISOオート上限設定を覚えておくと失敗が減ります。
撮影シーン別キヤノン一眼レフのおすすめまとめ
シーン | 本体候補 | レンズ構成 | キーワード |
|---|---|---|---|
こども&室内イベント | EOS Kiss X10i / 90D | 標準ズーム+単焦点50mm | 明るさ・背景ボケ・AF速度 |
旅行スナップ | EOS Kiss X10 | 標準ズーム+広角ズーム | 軽量・携帯性・夜景対応 |
スポーツ観戦 | EOS 90D / X10i | 望遠ズーム | 連写・被写体追従・遠距離対応 |
このように、「誰を撮るか」「どこで撮るか」を先に決めるだけで、カメラ選びはぐっと簡単になります。それぞれのセットは、後からレンズを追加することでステップアップしやすく、長く使える構成です。
はじめての設定と使い方:今日から“外さない”撮り方
初心者のキヤノン一眼レフの使い方における最短ルートは、オートで量を撮りつつ、二つの半手動モードを覚えること。加えてAF方式と連写設定、スマホ共有の導線を整えれば、撮影体験は一気に快適になります。
まずはオート+ガイドで成功体験
買った当日はシーンインテリジェントオートでOK。明るさや色はカメラが整えてくれます。ガイド表示をONにして、ボケや色味のスライダーを触りながら体感で覚えましょう。
次にAv(絞り優先)で背景ボケをコントロール。人はF値小さめ、風景はF値中程度から。ヒストグラム表示を見て白飛びを避ける癖をつけると、仕上がりの安定感が増します。
AF方式・連写・ISOの初期セット
AFは(対応モデルでは)顔・瞳検出を優先。被写体に合わせてゾーンAFとシングルポイントを切り替えます。動体はAIサーボAF(ライブビューはサーボAF)+高速連写が基本。被写体が正面に来る瞬間を意識してシャッターを刻みます。
ISOはオートで上限を設定し、シャッター速度の下限も合わせて指定。屋内スポーツなどブレやすい場面は1/500s以上を目安に。ノイズよりブレ対策を優先したほうが“使える写真”が増えます。
スマホ共有とバックアップ導線
Canonの専用アプリでBluetooth常時接続(対応機種:EOS Kiss X10/X10i、EOS 90D、EOS 6D Mark II)またはWi‑Fi接続(EOS Kiss X90)を設定しておくと、撮影後の転送がスムーズです。家族への共有が早いほどカメラの稼働率は上がります。SNS運用のハードルも下がります。
同時にクラウド保存と外付けSSDの二重化を習慣化。旅行では一日の終わりに必ずバックアップ。思い出の安全性はモチベーションの土台です。
レンズを足す順番:単焦点→望遠→広角/マクロ

最初の一本はキットで十分。表現の幅を広げるなら、明るい単焦点を一本、次に軽い望遠、最後に広角やマクロで個性を加える順番が効率的です。費用対効果が高く、学びのステップも自然です。
単焦点:EF50mm F1.8 STMのインパクト
手頃で軽く、背景ボケが一気に増えます。室内でもISOを上げすぎずに済み、色もコクが出ます。家族ポートレートやテーブルフォトの成功率が段違いに上がります。
絞りによる表現の違いが体感で学べるのも魅力。F1.8〜F2.8とF4以降で立体感が変わるのを見比べると、露出の理解が一気に進みます。一本目のアップグレードに最適です。
望遠ズーム:運動会と動物園の切り札
55‑250mm級や70‑300mm級は軽量で、価格も手が届きやすい定番。遠くの被写体を引き寄せ、背景を整理しやすくなります。家族アルバムの“抜けの良い一枚”が増えます。
シャッタースピードは概ね1/(焦点距離×1.6)秒以上(APS‑Cの画角倍率に合わせた目安)を基準に。手ブレ補正の有無で許容範囲は変わるので、撮影結果を見ながら微調整。練習のしがいがある領域です。
広角/マクロ:世界観を変える二本目・三本目
旅行派は広角で街と空の“抜け”を表現。料理や小物好きはマクロで質感描写を磨きます。どちらも作品の世界観がガラッと変わる一本です。自分の嗜好に合わせて優先度を決めましょう。
広角は歪みが出やすいので水平を意識。マクロはピントが薄くなるため、絞りとライトの使い分けが鍵。小さな道具で結果が大きく変わります。
初心者向けおすすめのキヤノン一眼レフまとめ
初心者 でキャノンの一眼レフで迷っても軸さえ決めれば大丈夫。EOS Kiss X10/X10iは軽さと使いやすさで最有力、動体や伸び代重視なら90D、ボケ優先なら6D Mark IIがおすすめです。次に単焦点を足して表現を広げ、AF・連写・共有の導線を整えると失敗が減ります撮れば撮るほど、答えはあなたの写真の中に見えてきます。
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