ニコンがZf向けファームウェア Ver.3.00リリース、Film Grainを実装

ニコンがZf向けファームウェア Ver.3.00リリース、Film Grainを実装

Zf ボディ
Zf ボディ
手応えのあるダイヤルで露出を直感的に整えられるボディ。色は厚みがあり、ハイライトからシャドーまで穏やかに繋がるトーンが魅力です。AFは狙いに素直で、ストリートでもポートレートでも集中が途切れません。グリップは安定感があり、マニュアル操作も気持ちよく決まる。撮る行為そのものが楽しく、表現の余白を残してくれます。逆光や薄暮の場面でもトーンが暴れにくく、肌の艶や街の陰影を丁寧に表現。シンプルなメニュー構成は迷いがなく、撮影のテンポを保ちやすい。モノクロや渋めの色づくりも似合い、日常のスナップからじっくりした作品制作まで、静かな集中を後押しします。
Zf 40mm f/2(SE)レンズキット
Zf 40mm f/2(SE)レンズキット
クラシカルな操作感と扱いやすい標準寄りの単焦点が、日常から旅スナップまで気持ちよくハマるキット。色は深みがあり、柔らかなボケが被写体を引き立てます。ダイヤルでの設定は直感的で、光の変化に合わせた露出調整もテンポよく。逆光でもトーンが粘り、肌や金属の質感を心地よく再現。軽快に持ち出せて、表現の引き出しが増えます。ポートレートやテーブルフォト、街角の一瞬まで、自然な遠近感で素直にまとめます。ほどよく寄れて被写体に近づいた表現もしやすく、背景との距離感も扱いやすい。フィルム的な手触りのダイヤル操作は、構えた瞬間の高揚感を作品づくりへつなげてくれます。

ニコンがZf向けファームウェア Ver.3.00をリリースしました。今回のアップデート内容は特に撮って出しを好むユーザーに嬉しい内容が豊富です。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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ファームウェアVer.3.00の目玉は「Film Grain」で、フィルムらしいザラつきを演出

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C15やピーキング強化で実用面も底上げ

Zf向けファームウェア Ver.3.00の更新内容

ファームウェアの最新アップデート内容の重要点を紹介します。

今回のアップデートの目玉は「Film Grain」

「Film Grain」により写真と動画の両方に粒状感を加えられ、あの“フィルムらしいザラつき”をカメラ内だけで作れます。

粒の強さは1〜6段階(動画は1〜3)、粒サイズはLarge/Medium/Small(動画はSmall固定)。しかも粒の出方はランダム生成。毎回ちょっとずつ違う“生っぽさ”が加わるので、撮影がつい楽しくなります。編集ソフトに頼らず撮って出しで雰囲気が決まります。

高速連写も扱いやすく:C15登場

新しいC15(15fpsの「高速フレームキャプチャ+」)が[レリーズモード]に追加。これでC30の“速すぎ問題”と通常連写の“ちょっと物足りない”の間を、きれいに埋められます。

MF派に嬉しい:ピーキング強化と新情報表示

フォーカスピーキングに「ズーム時のみ」表示を追加。拡大時だけピーキングが点くので、構図確認の邪魔をせずに山(合焦位置)だけを狙えます。さらに「最大絞りLv」と「フォーカスリミッター」がカスタムメニューに新設。マニュアルフォーカスのピーク判断や迷い込み防止がしやすくなりました。

構図づくりと操作性:SNSシフトも視野に

ライブビューのグリッドに4:3(写真)/9:16(動画)を追加。縦動画やリール文化にそのままフィット。加えて、Mモード時にコマンドダイヤルへ露出補正/ISOを割当できるようになり、右手の操作だけで露出作りが完結します。自動モニタ表示切替も搭載され、バリアングル展開時の“意図せぬVF起動”を防げるのが地味にありがたいです。

アップデート手順と注意点

公式ダウンロードセンターからZ_f_0300.binを取得し、カメラで初期化したカードのルートに置いて実行してください。

Zf Firmware ダウンロードページ

まとめ:粒を足す。創作が進む

Ver.3.00は、レトロ顔のZfにレトロの手触りを与えるアップデート。Film Grainで“完成度の高い撮って出し”が狙え、C15やピーキング強化で実用面も底上げ。配信やクラウド連携まで手が届くので、日常スナップから作品撮り、配信まで守備範囲が広がります。まずは強さ3・サイズMあたりから。“やりすぎ厳禁”を合言葉に、良い粒立ちを見つけていきましょう。撮るたびに上達、粒ひとつ分ずつ。

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Zf ボディ
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手応えのあるダイヤルで露出を直感的に整えられるボディ。色は厚みがあり、ハイライトからシャドーまで穏やかに繋がるトーンが魅力です。AFは狙いに素直で、ストリートでもポートレートでも集中が途切れません。グリップは安定感があり、マニュアル操作も気持ちよく決まる。撮る行為そのものが楽しく、表現の余白を残してくれます。逆光や薄暮の場面でもトーンが暴れにくく、肌の艶や街の陰影を丁寧に表現。シンプルなメニュー構成は迷いがなく、撮影のテンポを保ちやすい。モノクロや渋めの色づくりも似合い、日常のスナップからじっくりした作品制作まで、静かな集中を後押しします。
Zf 40mm f/2(SE)レンズキット
Zf 40mm f/2(SE)レンズキット
クラシカルな操作感と扱いやすい標準寄りの単焦点が、日常から旅スナップまで気持ちよくハマるキット。色は深みがあり、柔らかなボケが被写体を引き立てます。ダイヤルでの設定は直感的で、光の変化に合わせた露出調整もテンポよく。逆光でもトーンが粘り、肌や金属の質感を心地よく再現。軽快に持ち出せて、表現の引き出しが増えます。ポートレートやテーブルフォト、街角の一瞬まで、自然な遠近感で素直にまとめます。ほどよく寄れて被写体に近づいた表現もしやすく、背景との距離感も扱いやすい。フィルム的な手触りのダイヤル操作は、構えた瞬間の高揚感を作品づくりへつなげてくれます。

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