
ニコンがZf向けファームウェア Ver.3.00リリース、Film Grainを実装


ニコンがZf向けファームウェア Ver.3.00をリリースしました。今回のアップデート内容は特に撮って出しを好むユーザーに嬉しい内容が豊富です。
この記事のサマリー

ファームウェアVer.3.00の目玉は「Film Grain」で、フィルムらしいザラつきを演出

C15やピーキング強化で実用面も底上げ
Zf向けファームウェア Ver.3.00の更新内容

ファームウェアの最新アップデート内容の重要点を紹介します。
今回のアップデートの目玉は「Film Grain」
「Film Grain」により写真と動画の両方に粒状感を加えられ、あの“フィルムらしいザラつき”をカメラ内だけで作れます。
粒の強さは1〜6段階(動画は1〜3)、粒サイズはLarge/Medium/Small(動画はSmall固定)。しかも粒の出方はランダム生成。毎回ちょっとずつ違う“生っぽさ”が加わるので、撮影がつい楽しくなります。編集ソフトに頼らず撮って出しで雰囲気が決まります。
高速連写も扱いやすく:C15登場
新しいC15(15fpsの「高速フレームキャプチャ+」)が[レリーズモード]に追加。これでC30の“速すぎ問題”と通常連写の“ちょっと物足りない”の間を、きれいに埋められます。
MF派に嬉しい:ピーキング強化と新情報表示
フォーカスピーキングに「ズーム時のみ」表示を追加。拡大時だけピーキングが点くので、構図確認の邪魔をせずに山(合焦位置)だけを狙えます。さらに「最大絞りLv」と「フォーカスリミッター」がカスタムメニューに新設。マニュアルフォーカスのピーク判断や迷い込み防止がしやすくなりました。
構図づくりと操作性:SNSシフトも視野に
ライブビューのグリッドに4:3(写真)/9:16(動画)を追加。縦動画やリール文化にそのままフィット。加えて、Mモード時にコマンドダイヤルへ露出補正/ISOを割当できるようになり、右手の操作だけで露出作りが完結します。自動モニタ表示切替も搭載され、バリアングル展開時の“意図せぬVF起動”を防げるのが地味にありがたいです。
アップデート手順と注意点
公式ダウンロードセンターからZ_f_0300.binを取得し、カメラで初期化したカードのルートに置いて実行してください。
まとめ:粒を足す。創作が進む
Ver.3.00は、レトロ顔のZfにレトロの手触りを与えるアップデート。Film Grainで“完成度の高い撮って出し”が狙え、C15やピーキング強化で実用面も底上げ。配信やクラウド連携まで手が届くので、日常スナップから作品撮り、配信まで守備範囲が広がります。まずは強さ3・サイズMあたりから。“やりすぎ厳禁”を合言葉に、良い粒立ちを見つけていきましょう。撮るたびに上達、粒ひとつ分ずつ。
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