【リーク】VILTROX AF 9mm f/2.8 Air(Xマウント版)の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】VILTROX AF 9mm f/2.8 Air(Xマウント版)の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

話題の超広角単焦点「VILTROX AF 9mm f/2.8 Air」のFujifilm Xマウント版に関してのリーク情報が出てきています。この記事では、発売・予約日の見通し、価格の目安、確度の高いスペック、競合レンズとの比較までをまとめていきます。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Xマウント版は他マウント版の設計を継承しつつ、重量・サイズは同等級と見込まれます。

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公式発表・発売日は未公表。VILTROXは「Xマウント版をテスト中、準備が整い次第リリース」と発信。E/Z版の価格は30,300円(税込)。

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メーカー公称:広視野113.8°、最短0.13m、58mmフィルター、STMによる静音AF、最小限のフォーカスブリージング。

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XF8mm F3.5、Laowa 9mm、Tamron 11–20mmと棲み分け可。価格・AF有無・画角で選択肢が分かれます。

リークの全体像とXマウント版の狙い

AF 9mm f/2.8 AirはAPS-C用の超広角AF単焦点として既にソニーE用・ニコンZ用が公式発売されています。Xマウント版は「coming soon(準備が整い次第)」とされており、光学系やコンセプトの踏襲が想定されます。

どこまで確度があるのか

下記スペックがE/Z版の共通数値となります。

項目

内容

視野角

113.8°

最短撮影距離

0.13m

フィルター径

58mm

レンズ構成

13群11枚(ASPH 2枚/ED 3枚/HR 3枚)

絞り羽根

7枚

フォーカス方式

内部フォーカス(IF)

AF駆動

STM(ステッピングモーター)

フォーカスブリージング

最小限(メーカー情報)

サイズ感はE版/Z版それぞれで異なります。

マウント

重量

長さ

ソニーEマウント版

約175g

約56.4mm

ニコンZマウント版

約190g

約58.4mm

X版の光学設計は同等と見られ、サイズ・重量も大きく乖離しない可能性がありますが、AF制御やボディ内補正の連携はX固有のチューニング次第です。

Xユーザーに刺さる理由

XマウントにはAF超広角単焦点としてXF 8mm F3.5 R WR(換算12mm)が既に存在します。一方で9mm相当のAF単焦点は未登場で、VILTROX 9mmのX版が加われば、価格帯/重量/画角の面で選択肢が広がります。

確定情報と未確定の整理:予想スペック

購入判断では「変動し得る点」を切り分けて考えていきましょう。光学系や基本スペックはE/Z版と同等と見る根拠がある一方、AF挙動・ボディ側補正・Exif連携・FW配布手段などはX版での公表待ちです。

高確度:他マウント共通で踏襲される要素

下記要素はE/Z版で公開済みで、X版でも大枠は同等と見られます。

項目

内容

備考

焦点距離

9mm(APS-C換算 約13.5mm相当)

APS-C専用設計

開放絞り値

F2.8

絞り範囲 F2.8〜F16

視野角

113.8°

対角画角(APS-C)

最短撮影距離

0.13m

最大撮影倍率 約0.15倍

フィルター径

58mm

前面ねじ込み式

フォーカス方式

内部フォーカス(IF)

焦点移動時に鏡筒長が変化しない

AF駆動方式

STM(ステッピングモーター)

静音・動画対応

レンズ構成

13群11枚(2ASPH+3ED+3HR)

特殊レンズを多数採用

通信・更新機能

USB-C端子搭載

ファームウェアアップデート対応

構造

シールドボディ

簡易防塵・防滴仕様(メーカー公称)

変動余地:X版で注意したいポイント

AFの微妙な速度・粘り、ブリージングの見え方、JPEG歪曲/周辺補正の実装、Exifの記録内容は最終FWとボディ側実装に依存。RAW現像派はプロファイル更新で吸収可能ですが、JPEG派は発売後に各ボディで挙動確認を推奨します。

発売日・予約開始の見通し

公式な発売時期は未公表です。Fuji Rumorsからの情報によれば、VILTROXは2025年10月22日に「Xマウント版をテスト中で、準備が整い次第リリース」と述べています。

価格とコスパ:純正/他社と比較した立ち位置

VILTROX 9mm(E/Z)は販売価格33,030円(税込)です。X版の価格は未公表ですが、同シリーズの横並び価格が維持されれば同等級がもっとも有力な目安です。

XF 8mmは125,400円(税込)、Laowa 9mmは80,190円(税込)、Tamron 11–20mm(X)は105,600円(税込)で販売されています。

費用対効果の観点

軽量(E版約175g/Z版約190g)かつ広角9mm・F2.8という組合せは、旅行・Vlog・室内で撮影機会を増やすメリットがあります。RAW前提のワークフローでは、メーカー公開の低歪曲とプロファイル補正により後処理負担を抑えやすい点も「時間コスト」の削減に寄与します。

画質の要点(他マウント実機・実数値からの整理)

他マウントの実写レビューでは、中心は開放から良好、周辺はF5.6~8で整う傾向の報告があります。メーカーは「Near‑Zero Distortion(歪曲小)」「Minimal Focus Breathing(ブリージング最小限)」と公開。周辺減光は広角・大口径ゆえ開放で見られ、現像または1~2段絞りで抑制できます。

解像とコントラストの目安

風景・都市夜景はF5.6~8が安定域。屋内スナップやVlogではF2.8~4でISOを抑えつつ、広角らしい背景情報量を活かす運用がしやすいでしょう。

逆光耐性と描写傾向

メーカーは多層コーティング・前玉防汚コートを公称。実写レビューでもコントラストは良好との評価が見られますが、厳しい逆光では小さなゴーストが出るケースも報告されます。

比較① 富士フイルム XF 8mm F3.5 R WRとどう違う?

画角はXF8mm(換算12mm)>VILTROX 9mm(換算13.5mm)。明るさはF2.8のVILTROXが有利。重量はVILTROX(E約175g/Z約190g)がXF8mm(約215g)より軽量。価格はXF8mmが125,400円(税込)、Viltrox(E/Z)が33,030円(税込)、X版は未公表です。

用途による選択

最広角(12mm換算)が要る建築・内観やJPEG撮って出し重視ならXF8mm。低照度や手持ち夜景・軽量機動性重視ならVILTROX 9mm。価格差はおおむね3~4倍程度。

比較② Laowa 9mm F2.8 Zero‑Dとどう違う?

LaowaはMF専用かつ「Zero‑D(歪曲最小)」を特徴とする一方、VILTROXはAFは33,030円(税込)という価格・軽量性が強み。建築で直線管理を厳密にしたい場合はLaowa、人物やVlog含む日常用途ではAFの利便があるVILTROXが有力、という棲み分けになります。

価格・運用の比較

国内の新品価格例ではLaowa 9mmが80,190円(税込)、VILTROX 9mm(E/Z)が33,030円(税込)。AFの有無・価格差・作業効率を基準に選ぶのが合理的です。

比較③ Tamron 11–20mm F2.8 Di III‑A RXDとの使い分け

Tamronはズーム汎用性と耐候(モイスチャーレジスタント)を備え、11–20mmの範囲をF2.8通しでカバー。VILTROX 9mmはより広い単焦点(換算13.5mm)と軽量・低価格が強み。価格差はVILTROXの33,030円に対し、Tamronは105,600円(税込)。

役割分担の現実解

「最広角は9mm単焦点で確保、その他は標準ズーム」という組み合わせは荷物を増やさず表現域を拡張できます。雨天や過酷環境が多い場合はTamronの防滴設計が安心、屋内・Vlog・旅の軽快性はVILTROXが有利という住み分けが考えられます。

ボディ相性と注意点:補正・互換・ファームウェア

XボディでのJPEG補正・Exif記録・AF制御は、発売後のFWとボディ実装に依存します。RAW派はプロファイル更新を待つ/手動補正で当面対応可。購入後はVILTROXのFW配布ページを定期確認し、必要に応じてUSB‑Cで更新しましょう。

トラブルシュートの基本

症状発生時は、ボディ設定→レンズFW→メモリーカード→再現性の順に切り分け。FW更新時は安定した電源と品質の良いケーブルを用い、中断を避けるのが定石です。

まとめ

VILTROX AF 9mm f/2.8 AirのXマウント版は「テスト中・準備が整い次第リリース」という段階で、発売日・価格は未公表です。一方でE/Z版の公開仕様(113.8°/F2.8/0.13m/58mm/軽量/USB‑C更新等)から、Xボディに加わった際の実用的価値は大きいと見込めます。


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