【リーク】ライカ 中判ミラーレスカメラの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】ライカ 中判ミラーレスカメラの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

ライカユーザーを中心に話題の「Leica mirrorless medium format camera(ライカ 中判ミラーレス)」についての情報が海外メディアで新たに取り上げられました。ライカ 中判ミラーレスの発売日・価格帯・予想スペック・競合比較などを確定情報と予想に分けながら解説していきます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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ライカは新マウントの中判ミラーレスを開発中、Sレンズはアダプター対応方針が確認済み

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発売時期は未確定。「2024年3月時点の2年以内」発言と「2026年可能性」の言及ありで26年中有力

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互換性の公式言及はSレンズのみ。SL/M対応は未公表で確定情報なし

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競合機材GFX100 II(115.5万円)、X2D II 100C(127万円)との価格比較を考慮し、税込120万円台~の予想

が「確定」していて、何が「予想」なのか

まず最初に、事実と予想を明確に分けましょう。ライカの発言や主要メディアの報道で裏付けられたポイントをおさえていきます。

公式確認のポイント

2024年3月、Peta Pixelはフランスの広報責任者の発言として「2年以内に新マウントのハイブリッドな中判ミラーレスが登場し、専用レンズ群が用意される。Sレンズはアダプターで対応」と報道し、その後の記事更新でライカがこの事実を確認したと記しています。

また2025年5月にはアンドレアス・カウフマン氏のインタビュー紹介記事で「中判カメラは実在し、引き続き開発中。ただし“容易ではない”」との趣旨が再確認されました。

最新の公開情報での位置づけ

Leica Rumorsが10月8日に公開した最新まとめでは「Leica mirrorless medium format camera(2026?)」と記載されています。あくまで未確定の目安ながら、参考時期として触れられています。

現時点で確定と言えるのはこの3点です。

  • 開発中
  • 新マウント採用
  • Sレンズはアダプターで対応の方針

発売時期や最終仕様は未確定で、予想情報はあくまで補助線として扱うのが安全です。

発売日はいつ?現実的なスケジュール

過度に楽観しない前提で、現実的な時期感が予想されています。

2026年説の根拠

2024年3月の「2年以内」という発言に加え、Leica Rumorsのリストに「2026年可能性」と整理されていることを踏まえると、2025年に試作披露〜ティザー、2026年の正式発表・出荷という読みが有力です。

また、幹部発言には「容易ではない」というニュアンスも含まれており、量産やレンズ初期ラインアップなど遅延要因を織り込む必要があります。したがって「2026年中」という広めの時期感で待つのが現実的です。

発表直前の予兆を見抜く

ライカは招待状送付やティザー公開など段階的に情報を出す傾向があります。Leica Rumorsの「What’s next」更新ではM EV1やQ3 Monochromの予定が並び、イベント招待の動きも確認されています。

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マウントと互換性:新マウント+アダプター戦略の核心

最も大きな構造変化は「新マウントの導入」と「アダプターでの資産活用」です。Sシステムの光学資産をどう活かしつつ、ミラーレス前提の最適化を図るかが鍵です。

新マウント導入の必然性

フランジバック短縮や電気接点刷新、周辺光量の確保など、ミラーレス世代に合わせた専用設計が予想されています。新マウント採用は発言で確認できますが、名称や詳細仕様は未公表です。

既存システムとの橋渡しについては現時点で不明点が多く、確定しているのは「新マウント採用」と「Sレンズはアダプターで対応」という方針のみです。

S/SL/Mレンズの活用策

Sレンズはアダプターでの対応がライカから確認されています。SLやMレンズの公式対応は未公表で、AFや手ぶれ補正、被写体認識AFなどの動作最適化度も最終発表を待つ必要があります。

実務上は、AF-Cの追従や被写体認識を多用する用途ではネイティブレンズが有利になる可能性が高く、スタジオや風景の合焦要件ならアダプター運用でも恩恵が見込めます。

予想スペック:センサー/AF/動画のバランス

「ハイブリッド」という語から、静止画と動画の両立を志向する設計が読み取れます。以下は同クラス機の仕様や技術要件からの合理的な予想スペックであり、最終仕様は発表待ちです。

センサーサイズと解像度の目安

中判ミラーレスの主戦場は44×33mm級です。例としてFUJIFILM GFX100 IIは約1.02億画素で、プロワークに十分な解像度と動画性能を備えます。新ライカも同級センサー帯の可能性が高いと見られます。

ただし、読み出し速度や発熱・連写耐性とのバランスが体験を左右します。ライブビューの品位や位相差AFの配置、プレビューの滑らかさも重要です。

AF・動画の方向性

「ハイブリッド」を額面通りに受け取ると、動画は4K/6Kクラスに対応し、AF-Cの追従性も重視される見込みです。中判での動画は熱設計とローリングシャッターの克服が要点になります。

静止画では被写体認識の範囲や手ブレ補正のレベルが体験を左右するでしょう。ISO耐性や閃光同調など、業務現場の確実性につながる要素に注目したいところです。

価格予想と販売枠:プレミアの現実

競合の価格帯とライカのプライシングを重ねれば、おおよその着地点が見えてきます。

競合価格からの逆算

類似スペックとして挙げられるHasselblad X2D II 100Cの販売価格は1,155,000円(税込)、FUJIFILM GFX100 IIは1,270,500円(税込)です。ライカはブランドプレミアと新マウント立ち上げコストを加味し、120万円台〜が現実的な価格帯です。

レンズ初動の予測:何本から走り始めるか

新マウントは“レンズで語る”のが王道です。標準・広角・中望遠の3本から立ち上げ、話題性の高いポートレート向け中望遠単を第2波で投入する構成が自然です。

標準域と広角の優先度

ネイティブ設計の逆光耐性・周辺画質・AF静粛性はアダプターでは埋めにくい差になり得ます。まず“使い倒せる基本”からの立ち上げが現実的でしょう。

一方で、中望遠単(ポートレート)の投入は訴求力が高く、初期3本+年内1〜2本の追加というロードマップが想定されます。

Sレンズ活用の論点

Sレンズはアダプター対応方針が確認されていますが、AF挙動や被写体認識の最適化度は未公表です。スタジオや風景ではアダプター運用のメリットが、動体AF中心ではネイティブの優位が見込まれます。

競合比較:GFX100 II と Hasselblad X2D II 100C

比較で最初に見るのは価格・解像・動画の三点です。各社の設計思想は異なり、使い味も大きく違います。ライカの狙う位置付けを測るベンチマークとして2機種を押さえておきましょう。

Fujifilm GFX100 IIの基準線

GFX100 IIは約1.02億画素の44×33mmセンサーで、販売価格は1,270,500円(税込)です。動画対応や周辺システムの厚みは依然として強力です。

ライカがここを越えるには、色再現や操作系、EVF体験など“触って気持ちいい”領域での差別化が重要になるでしょう。

Hasselblad X2D II 100Cの文脈

X2D II 100Cは100MP・静止画特化で、価格は1,155,000円(税込)。公式仕様でも動画機能は掲載されておらず、各レビューも「動画なし」と評価しています。

新ライカが「ハイブリッド」を掲げるなら、動画を含む制作ワークフローでの優位を示せるかが焦点です。

Sシステムからの移行影響:資産とコストを現実的に読む

Leica Rumorsから、Leica S3中判カメラは生産終了がアナウンスされておりは2023年7月時点で各販売店で在庫不足と報道されました。新中判ミラーレスへの移行の動きが強まった背景に位置づけられます。

Sユーザーの現実的ステップ

手持ちSレンズの役割を棚卸しし、アダプター運用で残す領域(風景・商品)と、ネイティブ置換が望ましい領域(動体AF・動画)を分けて段階投資するのが無難です。

下取りは相場変動が大きいため、複数査定で中心値を把握してから判断すると安全です。

SL/Mユーザーの選択肢

アダプター経由の暫定運用は有効な場面もありますが、AF連動や被写体認識、動画時の安定性などでネイティブとの差が出る可能性があります。初期は“得意領域だけ新マウント”の編成が現実的です。

メニュー思想の差による運用ストレスを軽減するため、撮影プリセットやケーブル・電源の標準化を進めておくとよいでしょう。

いま把握しておく確定情報の要点

ここまでの検証を“確定/有力/予想”で再整理します。最後に競合の価格帯も再掲します。

確定&有力情報

「開発中」「新マウント」「Sレンズはアダプターで対応方針」の3点は一次発言と報道で確認済み。時期は2024年3月発言の「2年以内」、Leica Rumorsの整理では「2026年可能性」。

S3は2023年7月に在庫切れと報じられました。現行S系の後継は未発表で、中判ミラーレスへの移行の動きを後押ししています。

現実的な価格レンジ予想

GFX100 IIは1,155,000円(税込)、X2D II 100Cは1,270,500円(税込)。ライカは120万円台〜の可能性が高いという見立てが妥当です。

スペックは“ハイブリッド”の語から動画・AFの刷新が期待されますが、最終仕様は公式発表待ちです。

まとめ

ライカの「中判ミラーレス」について、一次発言で「新マウント」「Sレンズはアダプター対応方針」「2年以内」という事実が確認され、Leica Rumorsでは「2026可能性」と整理されています。価格は競合(GFX100 II/X2D II 100C)を基準に120万円台〜を想定するのが現実的です。


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