
【リーク】Canon RF20-50mm F4 PZ / RF45mm F1.2 STMの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
キヤノンのRFマウントで、未発表の「RF20-50mm F4 PZ」と「RF45mm F1.2 STM」(一部では40mm表記)という2本の名前が、イベントのフィードバック用紙に記載されていたとのリークが話題です。この記事では、出所の整合性を検証し、発売時期・予約開始の見通し、価格レンジ、想定スペックを“確定/有力/未確定”に切り分けてまとめました。

この記事のサマリー

イベント配布の調査票に「RF20-50mm F4 PZ」「RF45mm(40mm)F1.2 STM」記載との報告を確認

11/16・11/26は“発表予定”として有力視(噂)—公式確定ではない

RF20-50mmは「PZ=パワーズーム」内蔵が示唆されるが、F値は通し/可変いずれもあり得る

RF45mm F1.2 STMは「非L×STM」の大口径という異例の構成で、45mm/40mmの表記が混在

想定価格帯・用途別メリットを整理し、現実的な予約準備と代替案まで提案
リークの全体像と注意点

発端は、Canon Rumors Forumに投稿された「イベント配布のフィードバック用紙」の画像で、未発表レンズ名がドロップダウンに並んでいたというものです。
リーク情報の出所と信頼度
Canon Rumorsがフォーラム投稿の画像を紹介し、「RF20-50mm F4 PZ」と「RF40/45mm F1.2 STM」に言及。過去にCanon Rumorsが報じたPZ系の特許情報や既存PZレンズの存在が補強線となっています。いずれも「噂」扱いで、公式確定情報はまだ出ていません。
確定情報と未確定点の線引き
現状で確からしいのは「調査票に名称が露出した」点と、RFマウントでPZ系を拡張している近年の流れです。一方で、単焦点の焦点距離(40/45mm)、ISの有無、光学構成、駆動方式の詳細、発売時期・価格は未確定です。ここは推測と事実を明確に分けて読み進めます。
なお、Canon Rumorsが既報の通り、11月16日・26日にCanonの新製品発表があるというスケジュール情報は信頼度の高い噂であり、どの製品に割り当てられるかは未判明です。
RF20-50mm F4 PZの狙い:フルサイズ×パワーズームの可能性
名称から「PZ(Power Zoom)」内蔵が示唆され、一定速度ズームや遠隔制御に親和的な設計が想定されます。APS-C向けには既に「RF-S14–30mm F4–6.3 IS STM PZ」が2025年に登場しており、PZの運用実績は確認できます。フルサイズで広角寄りの20mm始まりというレンジは、配信・イベント・Vlogの実用域と重なります。
動画ワークに適した操作性
電動ズームは速度一定の操作に強く、ジンバル上でもブレを抑えやすいのが利点。ズーム中のフォーカス移動の制御にも寄与します。既存のRF-S14–30mm PZで得られた操作体験をフルサイズでも再現できれば、統一UXのメリットが出ます。
RF24–105mm F2.8 L IS USM Zが外付けのPZ-E2系アダプター対応であるのに対し、今回の「PZ」表記はレンズ内蔵サーボである可能性が高く、価格や利便性の観点で層を広げる切り口になり得ます。
フルサイズ対応説と特許の足跡
「RF-S」表記がないことからフルサイズ対応の見立てが有力です。関連する光学設計の特許には、20–50mm F4–5.6 PZ(フルサイズ想定)の実施例が確認されており、開発トレンドとして整合します。ただし特許=製品ではなく、F値が通しになるかは現段階で判断できません。
20mmスタートは“常用広角”を確保でき、20–60/20–70系と比較しながら、軽量化やバランス重視の設計に振れる余地があるレンジです。
RF45mm F1.2 STMの狙い:非L×大口径という異例の組み合わせ
「RF45mm F1.2 STM」の特徴としては「非L」「STM駆動」という点で、従来Lクラスに多かったF1.2の“間口”を広げる狙いが読み取れます。
非L×STMの意味
STMは動画での滑らかな駆動や静音性に強みがあり、価格・重量面の抑制にもつながります。高価・大柄なLクラスのF1.2と、手頃なF1.8の間を埋める設計が実現すれば、RFの中間層に新たな選択肢を提供できます。
40/45mmは50mmよりわずかに広く、室内スナップや日常の人物撮影で背景情報を残しやすい画角。ボケ量と取り回しのバランスが取れます。
50mm系との住み分け
既にRF50mm F1.8 STM、RF50mm F1.4 L VCM(正式発表済み)、RF50mm F1.2 L USMが存在します。ここに「非L×F1.2(仮称)」が加わると、価格・重量・描写で段層化が進みます。用途や好みに応じた最適解が取りやすくなる構図です。
想定スペック早見(確定/有力/未確定)
現時点でメーカー公式の仕様表は未公開です。名称・特許・既存ラインの仕様から、以下のように仮置きします(確定:公式/一次画像、
有力:複数情報の整合が高い、未確定:推測域)。
RF20-50mm F4 PZ
- 有力:PZ内蔵、20–50mm級レンジ、フルサイズ対応の可能性。
- 未確定:F値が通し(F4)か可変(F4–5.6)か、ISの有無、ズーム/フォーカス方式の詳細、質量・外形寸法・フィルター径。
備考:関連特許ではF4–5.6実施例が確認されており、F4通しの断定は避けるのが妥当です。
RF45mm(または40mm) F1.2 STM
- 有力:非L・STM駆動・大口径のコンセプト。
- 未確定:焦点距離表記(40/45mm)、重量・最短撮影距離・防塵防滴仕様のレベル、AF駆動構成の詳細。
備考:最終仕様は公式発表で確定します。
発売時期・予約の読み:11/16・11/26は“有力噂”
年内に2回の発表があるというスケジュールは、信頼度の高い噂として報じられています。どの製品がどの日付に入るかは未確定で、実機の供給開始は発表後1~2か月以降とみるのが一般的です(年末年始要因で変動あり)。
予約~発売のポイント
商用案件で確実性を求めるなら、発売直後は在庫薄を想定。既存の24–105系や20–60/20–70系で代替できるか、短期レンタルのバックアップを事前に検討しておくとリスクを抑えられます。
価格レンジの目安:PZとF1.2の“落とし所”
未確定ながら、非L×STM×PZという設計を前提にすると、RF20–50mm(仮称)PZは10~15万円帯、RF45mm(40mm)F1.2 STMは10~15万円帯が想定レンジです。比較ベンチはソニー20–70mm F4、LUMIX 20–60、RF50mm F1.4 L VCM/ RF50mm F1.8 STMなど。最終価格は仕様(ISの有無、内蔵PZの機構、光学構成)で上下します。
RF20–50mm(仮称)PZの価格観
フルサイズで内蔵PZを備える場合、APS-C PZよりコスト増は避けられません。競合の20–70mm F4(約15万円前後)と重ならない価格設計が落とし所として現実的です。
速度段階制御やブリージング抑制など動画特化の機能が厚いほど、価格は上に振れやすくなります。
RF45mm(40mm)F1.2 STMの価格観
既存のRF50mm F1.4 L VCM(正式発表済み)より下、RF50mm F1.2 L USMより大幅に下という立ち位置が自然です。F1.2のボケ量を手頃な価格・サイズで提供できれば、普及価格帯の大口径として需要は読めます。
広角標準ズームの比較軸:20–50は何を置き換えるか
20mmスタートは旅・配信・イベントで“引き”が取りやすいのが強み。24–105mm F4 Lの万能性とは性格が異なり、望遠側を短くする代わりに広角の瞬発力と軽量性を得る選択です。20–70/20–60と比較し、ズーム比が小さいぶんバランスを取りやすい構成が見込めます。
ソニー20–70 F4/LUMIX 20–60との対比
他社の20mmスタート標準は“旅×動画”の基準値になりつつあります。20–50(仮称)はPZ内蔵が実現すればズーム操作の滑らかさでアドバンテージが期待できます。望遠不足はクロップ・足ズームで補う割り切りが前提になります。
静止画主体で1本完結を重視するなら20–70/24–105系、動画比率が高いなら20–50(仮称)PZという住み分けがイメージしやすいでしょう。
単焦点の比較軸:RF45mm F1.2 STMの立ち位置
50mm前後には複数の純正が並びます。RF50mm F1.8 STMは軽量・廉価、RF50mm F1.4 L VCMはハイブリッド志向の最新設計、RF50mm F1.2 L USMは描写最優先。ここに「非L×F1.2(仮称)」が加われば、価格・重量・描写で選びやすい階段が形成されます。
用途別の使い分け
人物中心ならF1.2の被写界深度コントロールが効き、日常スナップ寄りなら45/40mmの取り回しが活きます。既にF1.2 Lを所有していても、軽量・静音を重視した別解として成立する余地があります。
RF20–50(仮称)で想定できる現場像
20mmで状況説明、30~40mmで引き寄せ、50mmでディテールと締め—という流れを一本で完結しやすいレンジです。PZが内蔵されれば配信中の寄り引きでも画面揺れを抑えやすく、イベント・内覧・店舗紹介などで“失礼にならない距離感”を保てます。
Vlog・配信・取材
ジンバル運用時に重心変動が小さい設計なら、バランス取りが容易になり歩留まりが向上します。ズームレバーの速度固定や静音化は、配信の見栄え・音声収録の両面に寄与します。
最短撮影距離の仕様次第ではテーブル上の物撮りにも対応しやすく、運用の自由度が高まります。
RF45mm F1.2(仮称)で狙える絵作り
大口径F1.2は被写体分離が容易で、45/40mmなら背景情報を少し残した“日常×ドラマ”のバランスが取りやすくなります。STMの静音性はインタビューやレビュー収録時の運用上の安心材料です。
人物・物撮り・夜
室内や薄暗い環境でもシャッター速度を確保しやすく、ISOを抑えやすいのがF1.2の実利。フォーカスブリージングの抑制や口径食の制御がどのレベルにあるかは最終仕様で要確認です。
動画ではAFの加減速が滑らかに設計されているかがポイント。視聴者が酔いにくい映像づくりに直結します。
ボディとの相性:どの機種で光る?
20–50(仮称)PZは軽量ボディのR8や、IBIS搭載のR6 Mark IIと好相性。R8はIBIS非搭載のため、IS搭載レンズやMovie Digital ISの活用が前提になります。高画素・高AF世代のR5 Mark IIなどでは、広角側の微細ディテールやオーバーサンプリング動画の画質面で恩恵が期待できます。
R8/R6 Mark II/R5 Mark IIの想定
R6 Mark IIはIBISとISの協調で低速シャッターが狙いやすく、スチルと動画の両立がしやすい構成です。R5 Mark II級では高解像センサーと最新AFの組み合わせで、広角域の細部再現やトラッキングに余裕が生まれます。
APS-C機と組む場合、RF-S PZの操作感と揃えられる点はシステム運用上の利点です。
購入判断の軸:誰に向くか
20–50(仮称)PZは「配信・イベントで一定速度の寄り引きが要る」「荷物を減らしたい」人に適性が高いと考えられます。RF45mm(40mm)F1.2 STMは「F1.2の表現力を、Lクラスより軽量・低価格で求める」層に噛み合う可能性があります。
24–105mm F4 L運用からの乗り換え
万能さを最重視するなら24–105継続が堅実。一方、動画比率が高い・“広角で寄る”場面が多いなら20–50(仮称)PZの機動力に分があります。望遠側は別レンズ(70–200や85/135系)で補完する前提になります。
単焦点ユーザーは、F1.8→F1.2のジャンプで被写界深度コントロールの自由度が増します。50mmが狭いと感じていたなら、45/40mmは有効な代替になり得ます。
今わかっていること・まだわからないこと(総まとめ)
- わかっていること: 調査票画像で名称が露出/PZ系の実製品(RF-S14–30mm PZ)の存在/PZ関連特許の開示/11/16・11/26の“発表予定”が有力視。
- わからないこと: 単焦点の焦点距離(40/45mm)、F値の通し/可変、ISの有無、重量・サイズ、価格、正式な発売日。
意思決定のための要点
必須条件(例:内蔵PZ/IS/重量○g以下 など)を自分の用途に合わせて定義し、満たさなければ見送るという基準を先に決めておくと、噂段階でも迷いにくくなります。公式発表で仕様と価格が明らかになり次第、みんなのカメラで速やかに続報をお届けします。
まとめ
「RF20–50mm F4 PZ」「RF45mm F1.2 STM(40mm説あり)」はいずれも未発表段階ながら、PZ運用や大口径の選択肢拡張という文脈に合致しています。発表は11/16・11/26の“有力噂”があるものの、仕様・価格は未確定。必要条件を言語化し、予約準備と代替プランを整えつつ、公式情報の開示を待つのが堅実です。
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