【リーク】シグマ 「135mm F1.4」「20-200mm」の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】シグマ 「135mm F1.4」「20-200mm」の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

いま写真界隈がざわついています。シグマが「世界初」をうたえる2本、超大口径の単焦点「135mm F1.4」と、超広角20mm始まりの高倍率ズーム「20-200mm」を準備中という強烈な噂が浮上しました。この記事では「リークの中身は?」「発売日はいつ?」「価格はどれくらい?」「既存レンズと比べて何が変わる?」といった疑問をまとめます。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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フルサイズAFの「135mm F1.4」と、20mm始まりの高倍率ズーム(いずれもE/Lマウント想定)が報道

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発表は既報の「8/19の別3本」の後、最長で9月との見方

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135mm F1.4はE/LマウントAF、“ボケキング”狙いの大口径

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20-200mmは20mmスタートが肝。旅・Vlogの一本完結を更新

リークまとめ:何が「世界初」なのか(シグマ 135mm F1.4/20-200mm)

【リーク】シグマ 135mm F1.4 20-200mmの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

SonyAlphaRumorsが、シグマの未発表レンズとして「135mm F1.4」と「20-200mm」を報道しました。前者はフルサイズ対応のAF135mmでF1.4という前代未聞の明るさ、後者はフルサイズ用高倍率ズームとして異例の20mmスタート。どちらも“極めて珍しい”仕様がポイントです。特に135mm F1.4は「フルサイズ用AFとして世界初の可能性」が示されています。

135mm F1.4はE/LマウントのフルサイズAF、105mm F1.4の精神的後継、85mm F1.4より大きく重い、20-200mmはE/LのフルサイズAFで「20mmスタートはゲームチェンジャー」といった内容です。

135mm F1.4のスペック予想と狙い:ボケ量、AF、マウント、サイズ感

リークの内容はシンプルです。フルサイズ対応のAFレンズとしてE/Lマウントに登場、コンセプトは“ボケキング”。105mm F1.4 Artの系譜を受け継ぎつつ、焦点距離を135mmへ伸ばして後ボケの分離をさらに強める狙い。質量は85mm F1.4級よりも重くなる示唆があり、描写と携行性のせめぎ合いを受け入れられるユーザーに向きます。

作画メリット:分離と圧縮の“二刀流”

135mmは背景の圧縮効果が強く、F1.4の薄いピント面と組み合わせると被写体だけが浮き上がる“切り離し”表現が容易です。屋外のポートレートなら、背景の雑多な要素がスッと溶け、髪の縁や睫毛の立ち上がりが際立ちます。望遠ゆえの撮影距離も、被写体の緊張を解き自然な表情を引き出しやすいでしょう。

一方で薄い被写界深度はシビアです。微妙な前後ブレでピントが外れます。AF-C+瞳優先、シャッター速度は1/250秒以上、連写で歩留まりを稼ぐのが現実解。開放を多用するときは、室内でもISOを妥協しすぎない判断が成功率を押し上げます。

サイズ・重量の読み:105mm F1.4 Artの“記憶”がヒント

参考指標として、かつての「105mm F1.4 DG HSM | Art」は希望小売税別22万円、質量約1.6〜1.7kg級という“ボケマスター”でした。135mm F1.4は構造的にさらに厳しく、軽量コンパクトは期待薄。三脚座や105mm級の大径フィルター採用も十分あり得ます。

「重い=使いづらい」とは限りません。現場での安定性はむしろ向上し、手持ちでも被写体ブレを抑えやすい一面があります。ストラップは幅広で、クッション性の高いタイプを推奨。長時間の移動はスリング運用や一脚併用で負担を軽くしましょう。

135mm F1.4をどう活かす?現場別の運用アイデア

モデル撮影では「寄らずに抜く」が鍵。肩から上のバストアップは3〜4m、全身は8〜10mを目安に距離を取り、背景の重なりを整理します。逆光+レフ板で髪に縁取りを入れれば、F1.4の柔らかさが一段と引き立ちます。

屋内スポーツやステージも好相性。明るさの余裕でISOを1段落とせるだけでなく、背景の観客や配線を綺麗に飛ばせます。動く被写体にはAF-C+ゾーンAF。ピント面の薄さを踏まえ、絞ってF1.8〜F2に寄せる判断も覚えておくと歩留まりが安定します。

競合125〜150mm帯との使い分け

既存のFE 135mm F1.8 GMやサムヤン135mm F1.8は高精細で万能ですが、F1.4の“もう一段先”のボケ量は唯一無二になるでしょう。ライトルームでの後処理では再現できない質感の差が、開放の描写に現れます。入門の一本ではなく、表現の引き出しを増やす二本目以降の選択肢として刺さるはずです。

被写界深度に不安があるなら、顔の向きに合わせてフォーカス位置を「手前の目」優先へ。連写バッファとカードの書き込み速度を確保し、短い動作の中で複数コマを拾うと歩留まりが大きく改善します。

20-200mmのスペック予想と意味:20mm始まりの高倍率ズーム

高倍率ズームは28-200mmや24-240mmが定番でした。そこへ20mmスタートで一石。室内や狭い路地、巨大建築の前でも「あと一歩下がれない」場面を救います。

ワイド端20mmの効き目:旅と街撮りで“取り逃し”を減らす

24mm→20mmの差は小さく見えて、画角では約84°→94°級の変化。数字以上に広がりの差を体感します。集合写真で端の人が切れない、狭い宿でも部屋の雰囲気が丸ごと入る、Vlogの手持ちでも歪みが許容範囲に。旅行や家族イベントの「万能一本」として現実的な最適解を更新してくる可能性があります。

対して望遠端200mmは、動物園や子どもの運動会でちょうど良い“届き具合”。20→200の全域で最短撮影距離や手ブレ補正の作動感が肝になります。スペック確定後は、実写の周辺像や逆光耐性を重点チェックしましょう。

既存の高倍率ズームとどう違う?

タムロン28-200mm F2.8-5.6は「28mmでF2.8」というわかりやすい強み。シグマ20-200mmは“20mmスタート”の現場力で勝負する構図です。低照度や動画中心ならタムロン、旅一本の撮り逃し防止ならシグマ、という住み分けが見えます。

選び分けの視点をもう一つ。広角端での歪曲補正と周辺解像は、RAW現像の仕上がりにも響きます。発売後は、メーカー補正ON/OFFの作例で比較してから判断すると後悔が減ります。

発表時期・発売日「いつ?」:8/19の別3本の後、最長で9月説

現在の有力な“噂”は「8月19日に200mm F2/35mm F1.2 II/12mm F1.4(APS-C)を発表し、その後に135mm F1.4と20-200mmが続く。遅くとも9月までに動きがある」という流れです。価格や製品画像は未提示です。

ロードマップの解像度を上げるヒント

発売までのリードタイムは製品により幅があります。例えば「70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports」は11月16日発表→12月7日発売でした(約3週間)。流通や初期ロットの需給を考えると、予約初日〜1週間での確保が安全圏。特に135mm F1.4は少量生産の可能性が高く、初動を逃すと納期がブレやすい点は頭に置いておきましょう。

価格予想:135mm F1.4はプレミア帯、20-200mmはプレミア寄りの旅行価格

参考指標として、旧“ボケマスター”こと「105mm F1.4 Art」は国内発表時に税別22万円でした。重量はマウントにより約1.6〜1.7kg級です。実勢は登場当初で約19万円前後でした。これを踏まえると、より設計難易度の高い135mm F1.4は20万台後半〜の可能性も。プロ・ハイアマ層向けのプレミア帯と見るのが妥当です。

20-200mmの相場読み:タムロン28-200mmが“アンカー”

タムロン28-200mm(希望小売9.9万円/実売8万円前後)が相場のアンカー。シグマ20-200mmは20mmスタートの独自価値で、やや上乗せの“プレミア寄り”価格帯になる可能性があります。10万円前後〜中盤を目安に予算取りしておくと安心です。

ただし、ワイド端の明るさ(仮にF3.5〜)や手ブレ補正の有無で最終価格は振れます。明るさを抑えてでも20mmを優先した設計なら、光学補正にコストを振るはず。発売後の価格推移を見込み、予約はポイント還元や下取り併用の条件で固めると家計にやさしいです。

比較と選び分け:ライバルとの立ち位置がハッキリ見える

135mm帯では、ソニーFE 135mm F1.8 GMやニコンZ Plena 135mm F1.8、サムヤン135mm F1.8が定番。解像・AF・重量のバランスに優れ、イベント現場での信頼も厚い存在です。対してシグマのF1.4は“ボケ量と分離”で新領域へ踏み込む一本。唯一性で選ぶなら、表現の幅は確実に広がります。

高倍率ズームは、タムロン28-200mm、ニコンZ 24-200mm、キヤノンRF 24-240mmが“三強”。シグマ20-200mmは広角20mmが勝ち筋。旅先の“あと一歩下がれない”を救う設計で、撮影機会の歩留まりが変わります。既存ユーザーが買い増す理由としても納得感のある差別化です。

用途別の目安:こんな人に刺さる

135mm F1.4…ポートレートやステージを「とろけるボケ」で撮りたい人。撮影距離が確保でき、重量を許容できる人。 20-200mm…旅・家族・街歩きを一本で済ませたい人。20mm始まりの安心感が最優先の人。動画・自撮りも視野に入れる人。

いずれもE/Lマウント対応見込み。RFやZは現状未確定のため、サブマウント運用やボディ乗り換えの予定がある人は、発表後のマウント展開を必ず確認しましょう。

まとめ

「135mm F1.4」はボケ量の“天井抜け”を、「20-200mm」は広角20mmの“取り逃し防止”を、それぞれ一本で実現し得る注目株です。発表は8/19の別3本の後(最長で9月)という見立てが有力。価格は135/1.4がプレミア帯、20-200はプレミア寄りの旅行価格を想定しつつ、用途と携行性、予算の優先順位を決めて予約に備えましょう。最新の続報が出たら、みんなのカメラで即座にお届けします。楽しみにお待ちください!


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