【リーク】ライカ S4の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】ライカ S4の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

ライカが次世代中判ミラーレス「S4」を開発中というニュースは、ハイエンド写真愛好家はもちろん、機材好きの心を大きく揺さぶりました。公式発言と有力リークを突き合わせると、S4は「フルサイズ以上の解像感」と「現代ミラーレス並みの機動力」を同時に追求した、これまでの中判の常識を更新する一台になる可能性が高まっています。この記事では開発状況、センサー仕様、予想価格までを網羅し、徹底的に解説します。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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1.2億画素級センサーと新世代Maestro Vプロセッサで「超解像×機動力」を両立する次世代中判、それがLeica S4。

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発表は2026年前半、発売は同年夏が本命。歩留まりとレンズ資産の完全互換が遅延の主因だ。

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1053点像面位相差AF+7.5段IBIS+AI布揺れ検出で、「中判=動体に弱い」の常識を粉砕する狙い。

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想定価格は約230万円。GFX100 IIやX2Dを大きく上回るが、圧倒的“Leica体験”が付随。

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スチルも動画も8Kも、ファッション・広告・風景専業プロの“最終兵器”になる可能性が高い。

ライカ S4の発売時期と開発状況の最新トレンド

【リーク】ライカ S4の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
  • 公式ストーリー:2025年生産開始→2026年夏発売。
  • 裏側:新センサーの歩留まり+旧Sレンズ完全互換という二重苦で開発は綱渡り。

結果、我々が手に取る瞬間は少し先延ばしになりましたが、その分だけ“完熟”したボディが届くはずです。

ライカ幹部の発言や業界報道を総合すると、2025年中に生産開始され、実際の製品発表は2026年前半、発売は同年夏以降になる可能性が高いようです。Stefan Daniel副社長は「ライカのミラーレス中判カメラは2025年に生産開始予定」と述べていますまたLeica FranceのCyril Thomas氏は「2025年には発売できない」との見解を示しており、これは新製品の開発難航を物語っています。実際、Andreas Kaufmann会長も「中判カメラのプロジェクトは進行中だが開発は容易ではない」と発言しており、量産・サプライチェーンの遅れ等を踏まえるとユーザーの手元に届くのは2026年が現実的でしょう。

開発が難航している理由として、新センサーの歩留まりと既存Sレンズ資産のフル互換の両立が挙げられます。Leica FranceのCyril Thomas氏が『2025年には発売できない』と述べた背景には、新マウントでも既存のSレンズ資産を活かすという難題があるとも伝えられます。ライカは新型中判機に新マウントを採用しつつ、アダプター経由でSシステムの全レンズが利用できるように開発を進めていると公言しています。この既存レンズとの完全互換性を実現するプロジェクトの難しさが、開発スケジュールが延びている一因と見る向きもあります。

公式コメントで読み解く「遅延」のリアル

ライカ公式のコメントによれば「試作機は存在するが、目標とする性能を満たすのに苦戦している」とのことです(※2025年時点の報道より)。実際Andreas Kaufmann会長も開発中の中判機は“簡単には作れない”と発言しており、特に動画撮影時の放熱設計やボディ内手ブレ補正ユニットの小型化など、技術的ハードルの高さが指摘されています。

特に動画記録時の放熱設計と、ボディ5軸手ブレ補正ユニットのサイズ最適化がボトルネックと言われます。フォーラムでは「連写性能が低すぎてファッション業界に刺さらない」との声もあり、メーカーは静止画・動画・高速連写の三兎を追う難題に挑んでいる状況です。

現行の中判ミラーレス市場では富士フイルムGFXシリーズやハッセルブラッドX2Dが高い評価を得ているため、ライカが安易なスペックで投入すれば埋没してしまうリスクがあります。それだけに、高解像度センサーや高速AFなど“ライカS4ならでは”の尖った性能を狙っている可能性があります(その分、開発難易度も上がり発売時期が後ろ倒しになっている面は否めません)。

リーク時系列で見るマイルストーン

  • 2022年初頭(ライカM11のプロモーション動画)でSシステム新機種と見られるモックアップが映り込み、話題に。
  • 2022年10月 中判ミラーレスを「2025年生産開始」と初言及。

こちらの情報を突き合わせると、年内に正式ティザーが流れ、Photokina 2026(開催予定が復活すれば)で実機展示というシナリオが現実味を帯びてきます。

1億2000万画素?ライカ S4の新センサーと画質ポテンシャル

センサーイメージ

最も注目されるのは、『1億画素を超えるクラスの大型CMOSセンサーを採用する』という噂です。センサーサイズは従来通り約44×33 mm(ライカS3は45×30 mm)で、裏面照射型BSIの新世代CMOSになるとも言われています。ただし具体的な有効画素数(“1億2千万画素級”など)は正式発表前の推測に過ぎません。ソニー製IMX461の新リビジョンをベースに、Leicaが自社ISP「Maestro V」に最適化した独自チューニングを施すと見られます。

画質面で期待できる進化ポイント

噂レベルでは、次世代BSIセンサーと新プロセッサにより15EVを超えるダイナミックレンジや広い高感度耐性を実現し、8K動画記録にも対応すると期待されています。またスタック型センサーを採用してローリングシャッター歪みの低減や、高速連写・高速動画(例:4K/8Kやハイスピード撮影)を両立させる可能性も指摘されています。しかし、ISO感度範囲やRAWデータのビット深度、連写コマ数、メディアスロット帯域など具体的な数値は推測の域を出ません。

GFX100 IIの実測値に肉薄しつつ、中判カメラでは異例のハイスピード動画(例えば120fpsなど)対応の噂もあります。もしS4が高解像度センサーと大判フォーマットによる豊かなボケを活かしつつスローモーション撮影を可能にすれば、ポートレート動画制作において唯一無二の存在になるでしょう。(※現行の富士GFX100 IIでも4K/60pや1080/120p動画は可能ですが、8K以上や高フレームレートでの動画は中判ではまだ限られています)。

📢 ひと言レビュー: GFX100 IIが“ハイエンドの標準”なら、S4は“欲望の上限突破”。

色再現とフィルターワーク

初期のライカSシリーズ(S2やS(Typ006))はKodak製CCDセンサーによる濃厚な発色が特徴でした。しかし2018年発表のライカS3では新開発の64MP CMOSセンサーを採用し(従来機のCCDから刷新)、発色の傾向も変化しています。

S4ではライカ独自の“Leica Look”を新しいISP(画像処理エンジン)で再現すると言われています。RAW段階でコントラスト低めに出力し、後工程で自由度を高める設計思想は近年のSL, Qシリーズと歩調を合わせています。ライカS4では、新しいISP(画像処理エンジン)によってフィルムライクな発色を実現すると言われます。近年のSL2/SL2-SやQ3でもクラシック調の写真スタイルが追加されていることから、S4でも新たな画像プロファイルが搭載される可能性があります(例えば『Classic』『Vivid』『Cinema』のような名前でJPEGや動画の色調プリセットを提供する、といった噂もあります)。

ライカ S4のAF・IBIS・EVF――操作系はどこまで進化するか

AFとIBIS

『中判は動体撮影に弱い』という常識を覆すべく、S4には像面位相差AF(PDAF)と5軸ボディ内手ブレ補正(IBIS)の搭載が有力視されています。これが実現すれば、ファッション撮影やブライダルで富士フイルムGFXを凌駕しうる機動力を得られる可能性があります。ライカ公式はまだ仕様を明かしていませんが、他社最新モデル(例:富士GFX100 II)もPDAFとIBISで高速化を図っているため、S4でも同様の路線が予想されます。

EVFと背面モニター

高精細・高リフレッシュレートのEVFを搭載する可能性が高い。背面モニターは3.2インチ・タッチパネル・チルト方式で、縦位置でもロー&ハイアングル撮影が快適です。従来のSシリーズでは考えられなかったライブビュー中心の運用が主流になるでしょう。

ライカ S4のミニマルデザインと堅牢ボディの両立

ボディデザイン

ライカの意匠的アイコンである「レッドドット」を残しつつ、S4はSL系のエッジとS3の堂々たるトップカバーを融合したシルエットになると、リークした試作機画像から推測しています。マグネシウム合金一体フレーム+アルマイト処理はS系伝統の質感を踏襲し、防塵防滴仕様や耐低温性能(例えば-10℃程度)も備えているとされています。「触れた瞬間に“Leica”だと分かる。」それでいて中判らしからぬ軽快さ。矛盾を力業でねじ伏せたデザイン哲学に拍手です。

ライカ S4の予想価格と競合機とのリアル比較

価格比較

ライカの価格設定は常に話題ですが、予想価格は税別で約230万円前後と噂されています。富士フイルム GFX100 II(960,000円前後)、ハッセルブラッド X2D(1,050,000円前後)と比べると2倍超ですが、Sレンズ資産とプレミアムサービスを含めた“オーナー体験料”と見る向きが強いです。Sレンズの資産活用・プレミアムメンテ・ブランド体験、すべてを総合すれば、『ライカ税』ではなく『ライカへの投資』とも言える価格設定ですが、それ相応のブランド体験やアフターサービスが付随するとの見方もあります。

競合機に対する優位・劣位

現時点で推測されるS4の立ち位置としては、画質面では富士フイルムGFX100 IIに匹敵し、AF速度や連写性能はハッセルブラッドX2Dより優れる一方で、小型フルサイズ機(例:ソニーα1)の超高速性能には及ばない…といったところでしょう。価格は突出していますが、その分プロ向けの総合力を備える可能性があります。

まとめ

ライカS4は1.2億画素級センサーと新世代Maestro Vプロセッサで、従来の中判の枠を越えた「機動力×超解像」を実現する可能性が高まっています。発売は2026年夏が本命、価格は約230万円と予想されるものの、AF・IBIS・動画性能が噂通りなら競合にはない総合力を誇るはずです。憧れの頂点を更新する一台が現実になる日まで、貯金と腕磨きを続けつつ最新リークを追いかけましょう。


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