峠の茶屋公園

峠の茶屋公園は、夏目漱石『草枕』の舞台の一つとされる鳥越峠に整備された公園で、復元された茶屋と資料館が印象的な撮影ポイントです。茅葺き風の屋根や土間、囲炉裏のある室内には、漱石ゆかりの資料や写真が並び、柔らかな窓光とあわせて撮ると文学の香りが漂う一枚になります。茶屋の前からは河内町の段々畑や山里の景色が広がり、縁側越しに外の風景をフレームとして切り取る構図もおすすめ。春は新緑、秋はススキと紅葉が山肌を彩り、霧の出る朝には、浮かび上がる茶屋のシルエットをローキーで捉えたくなるロマンあふれるスポットです。