肥薩おれんじ鉄道

肥薩おれんじ鉄道は八代〜川内の海岸線をくまなく走るローカル線。車窓いっぱいに東シナ海の紺碧が広がり、夕暮れにはオレンジ色の列車と沈む夕日に染まる水面が重なってドラマチック。駅間が短く撮影ポイントも豊富で、春の菜の花、夏の真っ青な空と入道雲、秋の黄金色の稲穂、冬の凪いだ海と列車の夜景など四季折々の情緒を捉えられる。開放的な沿線道路からは編成写真も容易で、SNS映え抜群。特に薩摩高城駅付近の俯瞰ポイントや日奈久温泉駅前の踏切は海と列車を一枚に収められる定番。観光列車「おれんじ食堂」が通ればレトロな塗装もアクセントとなり、旅情豊かな一枚に仕上がる。