内海のヤッコソウ

内海のヤッコソウは、野島神社裏のスダジイ林でシイの根に寄生して現れる、日本固有の不思議植物。高さ数センチの筒状の花が11月に顔を出し、森の足元に小さな“駒”が並ぶような光景になります。撮影はローアングル＋マクロが基本で、薄暗い環境なので手ぶれ補正や一脚があると有利。直射ライトは避け、弱いLEDを斜めから当てて凹凸だけ拾うと立体感が出ます。周囲の落ち葉や幹をぼかして入れるとスケールが伝わり、引きの一枚で常緑樹林の暗さを残すと“突然現れる異物感”が際立ちます。踏み荒らし厳禁なので、通路から望遠で狙うのも手です。