RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

中望遠マクロらしい余裕のワーキングディスタンスと、ピント面のキレの良さ、滑らかなボケ味が魅力。花や小物はもちろん、質感重視のポートレートにも使いやすい。近接域でもコントラストが落ちにくく、周辺まで均質。逆光にも粘り、ハイライトのにじみを上手く抑える。AFは静かで正確、MFの追い込みもしやすい。手持ち撮影でも安定し、動画でもブリージングが少ない。色のりはクリアで、微細な質感の描き分けも得意。フレーム内の奥行き表現が自然で、立体感のある絵作りを支える。被写体の輪郭は硬すぎず、柔らかすぎない絶妙なタッチで、作品づくりの主力として安心して任せられる。