富士フィルムがGFX100 IIの最新ファームウェアVer.2.40公開、通信まわりを刷新

富士フィルムがGFX100 IIの最新ファームウェアVer.2.40公開、通信まわりを刷新

GFX100 II ユーザー必見。富士フイルムがファームウェア Ver.2.40(2025年10月30日)を公開しました。内容は派手な画作りの追加ではなく、ワイヤレス通信のセキュリティ強化を軸に接続手順とメニュー構成をアップデートするものです。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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GFX100 IIのVer.2.40で通信セキュリティ面が強化

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XApp専用接続やinstaxメニュー整理など、現代的なワークフローに最適化された更新

GFX100 IIの最新ファームウェア内容

今回のアップデート内容は撮影方法・品質に直接影響がある内容ではなく、セキュリティ面がメインです。

つながり方が変わる

スマホ連携はFUJIFILM X App前提になります。iOSのCamera Remoteは非対応、Androidも旧版のBluetooth接続不可。スマホ側はiOS13以上/Bluetooth 4.2以上が目安です。

メニューが整理

カメラ内の「WIRELESS COMMUNICATION」項目が各所から撤去され、Fn割り当てからも外れました。instax関連は「プリンター接続設定」「ダイレクト印刷」ともに削除されました。

最新ファームウェアの効果

セキュリティ要件に合わせやすくなることが目的の1つです。企業ネットワークや委託先とのファイル授受で、接続要件の明文化と統一がしやすくなります。特にクラウド連携は手順変更が入っているので、複数人で共有している場合は運用ドキュメント更新をお忘れなく。

instaxの運用が“スマホ経由”に一本化されています。これまでダイレクト印刷していた人は運用の切り替えが必要です。ただしスマホ経由なら編集→印刷まで一気通貫で流せる利点もあります。

これまでのアップデート内容をおさらい

これまでの進化も押さえておくと理解が進みます。

バージョン

主な更新内容

Ver.2.30

動画に「F-Log2 C」を追加(広色域対応)、USB経由のタイムコード同期に対応、AFアルゴリズムの一部改良など。

Ver.2.10

バースト時のAF追従開始を高速化、Wi-Fi接続の安定化、細かなバグ修正。

つまり、Ver.2系は“通信・動画・AFの底上げ路線”。今回2.40はセキュリティ面の総仕上げにあたる位置づけです。


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