
Nikon Z6III、ファームウェアC Ver.2.01を公開 フォーカスリミッターの対応レンズを8本追加
ニコンは2026年10月14日、Z6III用ファームウェア「C」Ver.2.01を公開しました。対応Bluetoothリモコンでのプリキャプチャー撮影が可能になったほか、フォーカスリミッターの対応レンズを拡大。マニュアル露出での連写や、Fマウントレンズ使用時に発生する不具合も修正しています。
この記事のサマリー

対応Bluetoothリモコンのレリーズ操作で、プリキャプチャー撮影が可能になりました

Ver.2.00で追加されたフォーカスリミッターについて、新たに8本のNIKKOR Zレンズが対応しました

マニュアル露出での連写時にまれに露出オーバーになる現象や、Fマウントレンズ使用時の不具合を修正しています
対応Bluetoothリモコンでプリキャプチャー撮影が可能に

Nikon公式ダウンロードセンターで、Nikon Z6III用ファームウェア「C」Ver.2.01が案内されています。今回の更新はVer.2.00からの差分として、使い勝手の拡張と不具合修正がまとまっており、撮影の安定性に関わる修正も含まれます。
Ver.2.01では、対応するBluetoothリモコンのレリーズ操作でもプリキャプチャー撮影を利用できるようになりました。プリキャプチャーは、シャッターを切った時点からさかのぼって、直前の瞬間も静止画として保存する機能です。Z6IIIでは「ハイスピードフレームキャプチャー+」と組み合わせて使用します。リモコンを利用する場合は、通常の撮影操作への対応だけでなく、プリキャプチャー撮影の対応条件と操作方法も、使用前にメーカーの案内で確認してください。
フォーカスリミッターの対応レンズを8本追加
フォーカスリミッターは、ピント合わせを行う距離の範囲を制限する機能です。Z6IIIではVer.2.00でカスタムメニューに[フォーカスリミッター設定]が追加されており、至近側と遠方側の距離を指定できます。
今回のVer.2.01で、新たに対応したレンズは以下の8本です。フォーカスリミッター自体が今回初めて追加されたわけではなく、利用できるレンズが増えた更新となります。
今回対応が追加されたレンズ |
|---|
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR |
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR |
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR |
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR |
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 |
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S |
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S |
なお、フォーカスリミッターの制限範囲を設定した後に別のレンズへ交換すると、その範囲設定は無効になります。交換したレンズで使用する場合は、制限範囲を設定し直してください。
露出オーバーやFマウントレンズ使用時の不具合を修正
撮影モードをマニュアルにして連続撮影した際、まれに画像が露出オーバーになる現象が修正されました。また、NIKKOR Fマウントレンズを装着した場合に発生していた、以下の不具合にも対応しています。
発生条件 | 修正された不具合 |
|---|---|
Eタイプレンズで連続撮影 | まれに露出が不安定になる |
Fマウントレンズで連続撮影 | カメラが操作を受け付けなくなる場合がある |
スピードライト装着時にFVロックを使用 | オートフォーカスが動作しない場合がある |
非CPUレンズでピクセルシフト撮影 | 設定した撮影コマ数どおりに撮影されない場合がある |
マニュアルレンズで被写体検出中にライブビューを拡大・縮小 | カメラが操作を受け付けなくなる場合がある |
ピクチャーコントロール関連の名称も変更
ピクチャーコントロールの[Cloud Picture Control]は、[Imaging Recipe]へ名称が変更されました。これに伴い、静止画撮影メニューと動画撮影メニューの[ピクチャーコントロール]内にある[クラウドピクチャーコントロールを登録]も、[イメージングレシピをダウンロード]へ変わっています。このほか、一部のカスタムメニューで番号表記の修正が行われています。
主なファームウェア更新履歴
今回のVer.2.01と、フォーカスリミッターなどが追加されたVer.2.00の主な変更点は、以下のとおりです。
バージョン | 公開日 | 主な変更点 |
|---|---|---|
C Ver.2.01 | 2026年10月14日 | 対応Bluetoothリモコンでのプリキャプチャー撮影、フォーカスリミッターの対応レンズ拡大、メニュー名称の変更、露出・Fマウントレンズ関連の不具合修正 |
C Ver.2.00 | 2025年8月27日 | 被写体検出の[鳥]、オートキャプチャー、フォーカスリミッター設定などを追加 |
Nikon Z6IIIのファームウェアC Ver.2.01まとめ
Nikon Z6III用ファームウェア「C」Ver.2.01では、対応Bluetoothリモコンによるプリキャプチャー撮影が可能になり、フォーカスリミッターの対応レンズが新たに8本追加されました。Mモードでの連写時にまれに発生する露出オーバーや、Fマウントレンズ使用時の特定条件での不具合も修正されています。C Ver.1.00~2.00から直接更新でき、過去の変更内容も含まれます。更新前に現在のバージョンと公式手順を確認し、大切な撮影までに試し撮りや接続機器の動作確認を済ませておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
みんなのカメラは、カメラ・レンズに特化したフリマサービスです。すべての取引で専任スタッフによる動作確認を実施し、全商品に6ヶ月のあんしん保証(初期不良7日間返金・自然故障保証)が無料でつくので、はじめての中古カメラ・レンズも、安心してお選びいただけます。
カメラを探す / レンズを探す / カメラ・レンズを売る
撮影テクから最新の機材情報まで、"次のステップ"を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X / Threads / Instagram)でも毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!
関連記事

【2026年】ニコンZ6IIIのレビュー比較 強みは速度/弱点は低ISO画質
Nikon Z6IIIは部分積層センサーによる高速読み出しで“撮れるテンポ”が大きく上がったZ6モデルです。動体・イベント・動画では強い一方、低ISOのダイナミックレンジ低下は風景や商品撮影で注意点になり得ます。そこでこの記事では、複数の実機レビューの評価と指摘も突き合わせながら、スペックの要点/実写の良い点と弱点/競合(α7 IV・EOS R6 Mark II)との向き不向きをまとめて整理していきます。さらにZ6IIからの乗り換えで変わる点、CFexpressなど追加で必要になりやすい周辺コストなどの注意点まで含めて徹底解説します。

Nikon Z7IIとZ6IIIを比較まとめ 高画素のZ7IIか、AF・動画に強いZ6IIIか
Nikon Z7IIとNikon Z6IIIは、どちらもZマウントのフルサイズミラーレスカメラです。ただし、得意な撮影は大きく異なります。Z7IIは有効4575万画素の高解像センサーを搭載し、風景・建築・商品撮影のように細部まで丁寧に写し込みたい撮影に向いたモデルです。一方のZ6IIIは、有効2450万画素の部分積層型CMOSセンサーとEXPEED 7を搭載し、AF・連写・動画性能を重視したハイブリッド機として位置づけられます。この記事では、画質・AF・連写・動画・EVF・モニター・価格まで比較しながら、Z7IIとZ6IIIのどちらを選ぶべきかを整理します。

Nikon Z6IIIの最新ファームウェアVer.2.00|更新内容・変更履歴・アップデート方法
Nikon Z6IIIの最新ファームウェアはC:Ver.2.00です(2026年9月現在)。2025年8月27日に公開され、静止画・動画の撮影機能から再生、カスタム設定、ネットワークまで幅広く更新されました。この記事では、Ver.2.00で追加・変更された内容を整理したうえで、現在のバージョン確認方法、3種類のアップデート方法、更新時の注意事項を紹介します。

Nikon Z8とNikon Z6IIIを徹底比較!画質・AF・動画・携帯性の違いと選び方【2026年版】
ニコンのフルサイズZマウント機である「Nikon Z8」と「Nikon Z6III」は、「自分の撮り方にどちらが合うか」で悩みがちな2台です。Z8は8K/RAW動画まで扱える制作向けの余裕があり、4K UHD/60pでも条件付きで長時間の撮影が可能です。一方、Z6IIIは6K RAWや4K中心の動画を比較的軽いボディで回しやすい1台。データ量や取り回しまで含めるとイベント・対談・日常動画で扱いやすいカメラといえます。この記事では、画質・AF・連写・動画・手ブレ補正・携帯性・コストなどの面から2台を徹底比較。どちらが自分に合っているかが分かるよう、まとめていきます。

【2026年版】Nikon Z6 IIとNikon Z6 IIIを徹底比較!AF・動画・手ブレ補正の違いと選び方
Nikon Z6 IIとNikon Z6 IIIは、どちらも約2450万画素のフルサイズで「万能機」として選ばれやすい一方、世代差が撮影体験にそのまま影響します。静止画中心でコストを抑えたいのか、AF追従や動画、手持ちの安定感まで最新に寄せたいのかで結論は変わるでしょう。この記事は、両機を並べて迷っている人が、撮影ジャンル別に後悔しにくい選び方ができるよう、差が出るポイントだけを実用目線で解説します。








