Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)を比較|画質・AF・動画・価格の違いと選び方

Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)を比較|画質・AF・動画・価格の違いと選び方

α1 ILCE-1 ボディ
α1 ILCE-1 ボディ
¥415,000〜
出品中の商品(3)
速さと精密さを両立した一台。被写体の動きに食らいつくAFと、粘りのある階調表現が、決定的瞬間の情報量をしっかり残します。シャープさの中に自然なボケが溶け、風景の空気感や肌の質感も上品に再現。緻密な操作系は直感的で、カスタム割り当てで自分の撮り方に合わせやすい設計。静音撮影にも配慮され、屋内イベントや動物撮影でも気を遣わずに臨めます。旅行からスポーツ、ポートレートまで守備範囲が広く、作品作りを力強く後押し。ファインダーの見やすさとグリップの安心感も良好で、長時間の撮影でも集中をキープ。色づくりはクリアで後編集もしやすい。
α7 V ILCE-7M5 ボディ
α7 V ILCE-7M5 ボディ
¥322,500〜
出品中の商品(2)
直感的なダイヤル操作と素直な色づくりで、作品づくりから日常記録まで気持ちよく撮れるミラーレスカメラ。緻密なAFは人物や動物、乗り物の動きにも粘り強く反応し、歩き撮りでも安心。落ち着いた階調と自然なボケで被写体がすっと立ち上がり、逆光や夜の街でもトーンが破綻しにくい。ファインダーは見やすく、設定変更もスムーズ。動画の記録も扱いやすく、撮影から仕上げまでの流れが快適です。小型のボディは持ち出しやすく、グリップの安心感も良好。シャッターのレスポンスは軽快で、瞬間の表情を逃しません。カスタム設定でよく使う機能を呼び出しやすく、撮影シーンでの判断がシンプルになります。

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)は、どちらも電子シャッターで最高約30コマ/秒の連写に対応するフルサイズミラーレスカメラです。ただし、画素数や被写体認識、RAWの連写条件、動画の撮影範囲、記録メディアなどには違いがあります。α7 V(ILCE-7M5)はプリ撮影や幅広い被写体認識、4軸マルチアングルモニターを搭載。対するα1(ILCE-1)は、約5010万画素の静止画や8K30p動画、約944万ドットのEVF、2基のCFexpress Type A対応スロットが特徴です。この記事では、画質・AF・連写・動画・操作性・記録メディア・価格を比較し、それぞれどのような撮影に向くのかを整理します。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
みんなのカメラ編集部によるカメラに関する最新情報・レビューなどを毎日配信しています!ためになるプロのテクニックもご紹介。

この記事のサマリー

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α7 V(ILCE-7M5)は、人物・動物・鳥・昆虫・車/列車・飛行機などの被写体認識に対応。さらに、シャッターボタンを全押しする前の瞬間を最大1秒前まで記録できるプリ撮影も利用できます。

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α1(ILCE-1)は、約5010万画素の静止画に加え、8K30p動画と約944万ドットのEVFを搭載しています。大きなトリミングや高解像度での記録を重視する場合に注目したい機種です。

チェックアイコン

電子シャッターの最高連写速度は両機とも約30コマ/秒となります。ただし、α1(ILCE-1)はロスレス圧縮RAW・非圧縮RAWでは最高約20コマ/秒で、メカシャッターは両機とも最高約10コマ/秒です。

チェックアイコン

4K120pでは撮影範囲が異なり、α7 V(ILCE-7M5)はAPS-C/Super 35mm相当、α1(ILCE-1)はフルサイズから約10%クロップされます。そのため、同じレンズを使っても写る範囲は同じではありません。

チェックアイコン

ソニーストアのボディ新品価格は、α7 V(ILCE-7M5)が416,900円(税込)、α1(ILCE-1)が880,000円(税込)です。なお、α7 V(ILCE-7M5)にはUSBケーブルやACアダプター、バッテリーチャージャーが付属しないため、必要に応じて周辺機器の費用も含めて比較しましょう。

目次

Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)の主要スペック・価格比較

Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)を比較|画質・AF・動画・価格の違いと選び方

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)は、電子シャッターで最高約30コマ/秒の連写に対応しています。ただし、RAWの記録方式によって利用できる最高速度は同じではありません。動画についても、最高解像度に加えて4K120pの撮影範囲に違いがあるため、条件を分けて比較します。

項目

Sony α7 V(ILCE-7M5)

Sony α1(ILCE-1)

センサー

フルサイズ・部分積層型Exmor RS CMOS

フルサイズ・メモリー内蔵積層型Exmor RS CMOS

静止画の有効画素数

最大約3300万画素

約5010万画素

画像処理エンジン

BIONZ XR2

BIONZ XR

電子シャッターの最高連写速度

最高約30コマ/秒

最高約30コマ/秒

RAW形式別の電子シャッター連写

搭載されているすべてのRAW形式で最高約30コマ/秒

圧縮RAW:最高約30コマ/秒、ロスレス圧縮RAW・非圧縮RAW:最高約20コマ/秒

メカシャッターの最高連写速度

最高約10コマ/秒

最高約10コマ/秒

プリ撮影

最大1秒前まで

非対応

主な動画記録

4K60p、4K120p

8K30p、4K60p、4K120p

4K120pの撮影範囲

APS-C/Super 35mm相当。[4K動画画角優先]を[切]にするとさらに狭くなる

レンズ記載の焦点距離の約1.1倍相当の画角

EVF

約368万ドット

約944万ドット

背面モニター

3.2型・約210万ドット、4軸マルチアングル

3.0型・約144万ドット、上下チルト

カードスロット

スロット1:CFexpress Type A/SD、スロット2:SD

スロット1・2:CFexpress Type A/SD

USB Type-C端子

2基。PORT1:10Gbps、PORT2:480Mbps

1基。10Gbps対応。別途マルチ/マイクロUSB端子を搭載

有線LAN

LAN端子なし。対応するUSB-LANアダプターでFTP転送可能

1000BASE-T対応LAN端子を内蔵

HDMI端子

タイプA

タイプA

質量

約695g

約737g

使用バッテリー

NP-FZ100

NP-FZ100

静止画撮影可能枚数

EVF:約630枚、モニター:約750枚

EVF:約430枚、モニター:約530枚

価格

416,900円(税込)

880,000円(税込)

※価格は、2026年9月27日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
※質量はバッテリー・メモリーカード込み。撮影可能枚数はCIPA規格準拠で、実際の枚数は撮影設定や使用環境によって変わります。
※最高連写速度は、対応レンズやシャッター速度、フォーカスモードなど、所定の条件を満たす場合の上限値です。

画質の比較|約3300万画素と約5010万画素の差

画質の比較|約3300万画素と約5010万画素の差

Via: Digital Camera World 作例(α7 V)

画質の比較|約3300万画素と約5010万画素の差

Via: Imaging Resource 作例(α1)

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)では、静止画の有効画素数に約1700万画素の差があります。ただし、画素数が多ければすべての撮影で必要になるわけではありません。トリミングする量や最終的な出力サイズに加え、RAWの記録方式や1回の撮影で扱うデータ量まで含めて比較します。

トリミング量と出力サイズから必要な画素数を決める

α7 V(ILCE-7M5)の静止画は最大約3300万画素で、3:2のLサイズでは7008×4672ピクセルです。撮影時に構図を整え、大きなトリミングを行わない場合は、Web掲載からプリントまで幅広い用途に対応できます。ただし、プリントに必要な画素数は用紙サイズだけで決まらず、鑑賞距離や印刷時の解像度によっても変わるため、出力条件も確認してください。

α1(ILCE-1)は約5010万画素で、3:2のLサイズは8640×5760ピクセルです。同じ位置から同じレンズで撮影し、後から同じ範囲を切り出す場合は、α7 V(ILCE-7M5)より多くの画素を残せます。そのため、野鳥やスポーツで撮影後に被写体を大きく切り出す場合や、大判プリントを予定している場合は比較しておきたいポイントです。

α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)の有効画素数には約1.5倍の差がありますが、記録画像の縦横それぞれのピクセル数を比べると約1.23倍に相当します。縦横をそれぞれ約1.5倍まで拡大できるという意味ではありません。必要な画像サイズと、撮影後にどの程度トリミングするかを基準に考えましょう。

RAWは記録方式とデータ量の違いも確認する

α7 V(ILCE-7M5)は、ロスレス圧縮RAW、圧縮(画質優先)、圧縮に対応しています。記録方式によってファイルサイズや連続撮影可能枚数が変わるため、撮影枚数や撮影後のデータ管理まで考えて選んでください。

対してα1(ILCE-1)では、圧縮RAW、非圧縮RAW、ロスレス圧縮RAWを選択できます。さらに、ソフトウェアアップデートVer.1.30以降は、ロスレス圧縮RAWでL/M/Sの画像サイズも指定可能です。最大画素数を必要としない撮影では、RAWの画像サイズを変更する方法も選択肢になります。

このように、必要な保存容量は有効画素数だけでは決まりません。使用するRAW形式や画像サイズ、JPEG/HEIFを同時記録するかどうかも含め、メモリーカードと保存先の容量を決めましょう。

AF・連写の比較|被写体認識とプリ撮影の違いを確認

AF・連写の比較|被写体認識とプリ撮影の違いを確認

Via: PetaPixel 作例(α7 V)

AF・連写の比較|被写体認識とプリ撮影の違いを確認

Via: DPReview 作例(α1)

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)は、どちらも高速連写に対応するフルサイズ機です。スポーツや野鳥を撮る場合は、認識できる被写体、プリ撮影の有無、RAW形式ごとの連続撮影可能枚数を分けて確認しましょう。

α7 V(ILCE-7M5)は認識対象が広く、プリ撮影にも対応

α7 V(ILCE-7M5)は、姿勢推定を使った人物認識に加え、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機を認識対象として選択できます。[オート]なら、認識対象をあらかじめ1種類に指定せず、カメラ側で判別する設定も利用可能です。

また、プリ撮影を有効にすると、シャッターボタンを半押しするなどして被写体を捉えた状態から、全押しした時点より最大1秒前までさかのぼって連写画像を記録できます。さかのぼる時間は0.03秒から1秒まで設定でき、鳥の飛び立ちや競技のスタートなど、動き始める瞬間を予測しにくい場面で使える機能です。

α1(ILCE-1)は人物・動物・鳥の瞳認識と最大120回/秒のAF/AE演算に対応

α1(ILCE-1)は、静止画で人物・動物・鳥を対象としたリアルタイム瞳AFに対応。動画のリアルタイム瞳AFは人物のみが対象です。また、リアルタイムトラッキングも利用でき、指定した被写体を色や模様、距離などの情報を使って追尾します。

さらに、電子シャッター使用時のAF/AE(ピントと露出の自動調整)演算は最大120回/秒です。この最大値で動作するには、1/125秒またはそれより速いシャッタースピードなどの条件を満たす必要があります。初代α1(ILCE-1)にはプリ撮影がないため、AF/AEの演算回数と、シャッターを全押しする前の画像を残せるかどうかは分けて考えましょう。

連写は最高速度だけでなく連続撮影可能枚数も確認する

連写を続けられる枚数は、RAW形式だけでなく連写速度によっても変わります。下表は、電子シャッターで[連続撮影: Hi+]を選び、RAWのみを記録する場合の比較です。

機種

RAW形式

最高連写速度

連続撮影可能枚数

α7 V(ILCE-7M5)

圧縮RAW

最高約30コマ/秒

約95枚

α7 V(ILCE-7M5)

圧縮(画質優先)RAW

最高約30コマ/秒

約35枚

α7 V(ILCE-7M5)

ロスレス圧縮RAW

最高約30コマ/秒

約35枚

α1(ILCE-1)

圧縮RAW

最高約30コマ/秒

約155枚

α1(ILCE-1)

ロスレス圧縮RAW(L)

最高約20コマ/秒

約96枚

α1(ILCE-1)

非圧縮RAW

最高約20コマ/秒

約82枚

※連続撮影可能枚数は、各機種のフルサイズ・Lサイズ、温度25℃、ソニー製CFexpress Type Aカード1枚使用時の公表値です。

※実際の連写速度や撮影可能枚数は、使用レンズ、シャッター速度、記録設定、メモリーカードなどによって変わります。

※α1(ILCE-1)の圧縮RAW約238枚は、[連続撮影: Hi]で最高約20コマ/秒に設定した場合の値です。

フラッシュ撮影はメカ連写ではなく同調速度に差がある

α7 V(ILCE-7M5)のメカシャッターは最高約10コマ/秒で、フルサイズ撮影時のフラッシュ同調速度は1/250秒です。また、電子シャッターではフラッシュ撮影に対応していません。

α1(ILCE-1)もメカシャッターの最高連写速度は約10コマ/秒です。ただし、ソニー製フラッシュ使用時は、フルサイズのメカシャッターで[フラッシュ同調速優先]を[入]または[オート]にすると1/400秒、[切]では1/320秒で同調。さらに、電子シャッターでもフルサイズ時は1/200秒でフラッシュ撮影が可能です。

フラッシュを使う場合は、メカシャッターの連写速度ではなく、利用できるシャッター方式と同調速度を比べてください。なお、連写中に毎回発光できるかどうかは、フラッシュの出力や充電状態などによって変化します。

動画の比較|4K60p・4K120p・8Kの違い

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)は、どちらも4K60p・4K120pに対応するモデルです。ただし、撮影に使うセンサー範囲は同じではありません。α1(ILCE-1)は8K30pも記録できるため、必要な解像度と画角を合わせて比較しましょう。

4K60pはα7 V(ILCE-7M5)の画角設定とα1(ILCE-1)の記録方式を確認する

α7 V(ILCE-7M5)は、フルサイズ記録時に7K相当の情報から4K映像を生成するオーバーサンプリングに対応しています。4K60pで[4K動画画角優先]を[入]にするとフルサイズ相当の画角となり、[切]では撮影範囲が狭くなる仕様です。ただし、[入]ではノイズ軽減処理の一部が無効になるため、暗い場所ではノイズが目立つ場合があります。

α1(ILCE-1)も4K60pに対応。4K撮影ではフルサイズとSuper 35mmを選択可能です。Super 35mmでは5.8K相当の情報を使ったオーバーサンプリングで4K映像を生成します。

4K60pを中心に撮る人は、対応フレームレートだけでなく、使用したい撮影範囲とレンズの焦点距離も確認しましょう。

4K120pはα7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)で撮影範囲が異なる

α7 V(ILCE-7M5)の4K120pは、APS-C/Super 35mm相当の撮影範囲になります。[4K動画画角優先]を[入]にした場合は、レンズ記載の焦点距離の約1.5倍相当の画角になるため、広い室内や人物の全身を撮る場合は広角側の焦点距離を確認してください。

また、[4K動画画角優先]を[切]にすると、[入]の場合より撮影範囲がさらに狭くなります。同じレンズでも設定によって構図が変わるので、撮影前に画面を見ておきましょう。

対してα1(ILCE-1)の4K120pは、レンズ記載の焦点距離の約1.1倍相当の画角です。α7 V(ILCE-7M5)のAPS-C/Super 35mm相当とは切り取られる範囲が異なるため、同じレンズ・同じ撮影位置でも構図は一致しません。

スローモーション撮影を頻繁に使う人は、4K120pへの対応だけでなく、必要な画角を確保できる焦点距離も合わせて選んでください。

8K30pを記録したい場合はα1(ILCE-1)を検討する

α7 V(ILCE-7M5)は8K記録には対応せず、動画の最高解像度は4Kです。

α1(ILCE-1)は8K30pに対応し、8.6K相当の情報から8K映像を生成するオーバーサンプリングで記録できます。8K撮影はフルサイズ相当の画角となり、APS-C/Super 35mmでの記録は選べない仕様です。また、8K素材の一部を切り出し、4K映像として仕上げる編集にも活用できます。

動画の保存容量を決めるのは、主にビットレート(1秒あたりのデータ量)と撮影時間です。したがって、8Kのファイルが必ず4Kより大きくなるわけではありません。記録形式によって編集時の負荷も異なるため、使用する設定に合わせてメモリーカードや保存先、編集用PCを準備してください。撮影内容や納品形式に合わせて設定を切り替えましょう。

操作性の比較|EVFと背面モニターで見る

操作性の比較|EVFと背面モニターで見る

Via: The Verge(α7 V)

操作性の比較|EVFと背面モニターで見る

Via: DPReview(α1)

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)では、EVFの解像度や表示フレームレート、背面モニターの可動方式が異なります。ファインダーで動く被写体を追うのか、モニターを見ながら縦位置やローアングルで撮るのかによって優先項目も変わるため、撮影姿勢に合わせて確認しましょう。

EVFはα7 V(ILCE-7M5)が約368万ドット、α1(ILCE-1)が約944万ドット

α7 V(ILCE-7M5)のEVFは約368万ドットで、表示フレームレートは60fpsと120fpsの2種類です。120fpsでは1秒間の表示更新が120回となり、動く被写体をより滑らかに表示できます。

α1(ILCE-1)のEVFは約944万ドットで、表示フレームレートは60fps・120fps・240fpsの3段階です。ただし、240fpsでは表示解像度が下がり、対角視野角も約33度に制限されます。

なお、眼鏡を掛けた状態で四隅まで見渡せるかなど、数値だけでは判断できない部分もあるため、可能であれば店頭で確認しましょう。

背面モニターはα7 V(ILCE-7M5)が4軸、α1(ILCE-1)が上下チルト

α7 V(ILCE-7M5)は、3.2型・約210万ドットの4軸マルチアングル液晶モニターを搭載。上下のチルトに加えて横方向へ約180度開き、横開き位置では約270度まで回転できるため、縦位置のローアングルや自分側へ画面を向ける撮影にも対応できます。

α1(ILCE-1)の背面モニターは3.0型・約144万ドットで、上約107度、下約41度まで動かせるチルト式です。低い位置や高い位置から横位置で撮る際は角度を調整できますが、α7 V(ILCE-7M5)のように横へ開いて回転させることはできません。

EVF中心なら解像度や表示フレームレート、背面モニターを頻繁に使うなら可動方式を優先して比較してください。特に縦位置のローアングルや自分撮りを行う人は、モニターをどの方向へ動かせるかまで確認しましょう。

記録メディア・端子・通信の比較|カード構成と接続方法を確認

記録メディア・端子・通信の比較|カード構成と接続方法を確認

Via: Digital Camera World(α7 V)

記録メディア・端子・通信の比較|カード構成と接続方法を確認

Via: DPReview(α1)

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)では、CFexpress Type Aに対応するスロット数やUSB端子、有線LANの有無、無線LANの規格が異なります。静止画や動画をどのカードへ記録するかに加え、撮影後にPCやサーバーへどう転送するかも比較したいポイントです。ここでは、記録メディア、端子、無線通信の順に違いを整理します。

CFexpress Type A対応スロットはα7 V(ILCE-7M5)が1基、α1(ILCE-1)が2基

α7 V(ILCE-7M5)はカードスロットを2基備え、スロット1がCFexpress Type AとSDカードの両対応、スロット2はSDカード専用です。SDカードはどちらのスロットもUHS-I/IIに対応しており、静止画・動画を2枚のカードへ同時記録する設定も選べます。

対してα1(ILCE-1)は、スロット1・2ともにCFexpress Type AとSDカードを使用できるマルチスロットです。そのため、2枚ともCFexpress Type Aでそろえるほか、撮影設定に応じてSDカードを組み合わせる構成も選択できます。

ただし、必要なカードの種類や速度は静止画の画素数だけでは決まりません。特に動画では記録方式やビットレートによって対応カードが異なるため、普段使用する動画設定に合うカードを選びましょう。

USB・有線LAN|α7 V(ILCE-7M5)はUSB-Cを2基、α1(ILCE-1)はLAN端子を内蔵

α7 V(ILCE-7M5)はUSB Type-C端子を2基搭載しています。PORT1はSuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)、PORT2はHi-Speed USB 480Mbps(USB 2.0)に対応しており、どちらもUSB Power Deliveryに対応する仕様です。

ただし、本体にLAN端子はありません。有線LANでFTP転送を行う場合は、対応する市販のUSB-LANアダプターをUSB端子へ接続して使用します。

α1(ILCE-1)はSuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)対応のUSB Type-C端子を1基備えるほか、マルチ/マイクロUSB端子も搭載。さらに1000BASE-T対応のLAN端子が本体にあるため、LANケーブルを直接接続してFTP転送やPCリモート撮影を行えます。

なお、HDMI端子は両機ともタイプAです。テザー撮影や外部モニター、給電を組み合わせる人は、撮影時に何を同時接続するのかを整理し、必要な端子やアダプターを確認しましょう。

無線LANはα7 V(ILCE-7M5)がWi-Fi 6Eと6GHz帯に対応

α7 V(ILCE-7M5)はWi-Fi 6Eに対応し、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯を利用できます。また、スマートフォンやPCとアクセスポイントを介さず直接接続する場合は、2.4GHzまたは5GHzを選べる仕様です。

対してα1(ILCE-1)の無線LANは2.4GHz帯・5GHz帯に対応しており、6GHz帯は利用できません。対応規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acです。

なお、利用できる通信方式や転送速度は、接続する端末やネットワーク機器、周囲の電波状況にも左右されます。アクセスポイント経由で接続する場合は、その機器が使用したい周波数帯に対応しているか確認してください。

携帯性・バッテリーの比較|重量・サイズ・撮影可能枚数を確認

携帯性・バッテリーの比較|重量・サイズ・撮影可能枚数を確認

Via: PetaPixel(α7 V)

携帯性・バッテリーの比較|重量・サイズ・撮影可能枚数を確認

Via: DPReview(α1)

Sony α7 V(ILCE-7M5)とSony α1(ILCE-1)はボディサイズが近く、使用するバッテリーも共通です。ただし、本体重量とCIPA規格準拠の静止画撮影可能枚数には差があります。持ち歩く機材や充電方法まで含めて比較しましょう。

ボディサイズは近く、α7 V(ILCE-7M5)のほうが軽い

α7 V(ILCE-7M5)はバッテリー・メモリーカード込みで約695g、外形寸法は約130.3×96.4×82.4mmです。α1(ILCE-1)は同条件で約737g、約128.9×96.9×80.8mmとなり、重量には約42gの差があります。

ただし、横幅はα1(ILCE-1)のほうがわずかに小さく、ボディサイズそのものに大きな開きはありません。望遠レンズや大口径レンズを装着するとシステム全体の重量が増えるため、ボディ単体だけで携帯性を判断しないことも大切です。

旅行や長時間の手持ち撮影を想定している人は、普段使うレンズを装着した状態でも確認してください。カメラバッグに収納するときは、予備バッテリーやカードなどを含めた機材全体で考えましょう。

同じNP-FZ100でも静止画撮影可能枚数に差がある

α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)は、どちらもリチャージャブルバッテリーパックNP-FZ100を使用します。α7 V(ILCE-7M5)の静止画撮影可能枚数は、CIPA規格準拠でEVF使用時約630枚、液晶モニター使用時約750枚です。

α1(ILCE-1)はEVF使用時約430枚、液晶モニター使用時約530枚。公称値では、どちらの表示方法でもα7 V(ILCE-7M5)の撮影可能枚数が多い計算になります。

もっとも、これらはCIPA規格に基づく目安です。連写や動画撮影、無線通信などの使い方によって消費量は変わるため、長時間の撮影では予備バッテリーも準備しましょう。

充電器などの付属品はα7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)で異なる

α7 V(ILCE-7M5)には、USBケーブルやACアダプター、バッテリーチャージャーが付属しません。本体のUSB Type-C端子から充電する場合は、市販の対応USB Type-CケーブルとUSB PD対応機器が必要です。

α1(ILCE-1)には、バッテリーチャージャーBC-QZ1、電源コード、USB-A - USB-Cケーブルなどが付属します。そのため、本体を使っている間に別のNP-FZ100をBC-QZ1で充電することも可能です。

すでに対応するUSB PD充電器やBC-QZ1を所有しているかによって、購入時に追加する周辺機器は変わります。本体価格と合わせて、手元の充電環境も確認しましょう。

用途・運用別の選び方|優先したい機能から候補を絞る

ここまで確認した違いを、撮影用途と運用方法ごとに整理しました。機種名だけで決めず、撮影時によく使う機能や記録・転送方法を基準にしてください。

撮影用途・条件

Sony α7 V(ILCE-7M5)を検討しやすいケース

Sony α1(ILCE-1)を検討しやすいケース

スポーツ・野鳥

最大1秒前までのプリ撮影を使いたい、ロスレス圧縮RAWでも最高約30コマ/秒で撮影したい

約5010万画素で連写し、撮影後に大きくトリミングすることが多い

風景・商品・建築

約3300万画素で必要な出力サイズを満たせる、4軸マルチアングルモニターを使いたい

大判出力や大きなトリミングを想定し、約5010万画素で記録したい

4K動画

4K60p・4K120pを中心に撮り、4軸マルチアングルモニターも使いたい

4K120pでAPS-C/Super 35mm相当より広い撮影範囲を確保したい

8K動画

4Kまでの解像度で制作する

8K30pで撮影したい

カード2枚での記録

CFexpress Type A+SD、またはSD+SDで運用する

2枚ともCFexpress Type Aを使用したい

有線転送

USB-LANアダプターを介した接続で問題ない

LANケーブルをカメラ本体へ直接接続したい

Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)の比較まとめ

Sony α7 V(ILCE-7M5)は、幅広い被写体認識、最大1秒前までのプリ撮影、4軸マルチアングルモニターを重視する人が検討しやすいモデルです。対してSony α1(ILCE-1)は、約5010万画素の静止画や8K30p、2基のCFexpress Type A対応スロット、1000BASE-T対応LAN端子などを必要とする場合に候補になります。スポーツや野鳥でも、プリ撮影を優先するのか、高画素の画像を撮影後に切り出したいのかによって選び方は変わるでしょう。最終的には、必要な画像サイズ、動画の撮影範囲、記録メディア、転送方法に加え、416,900円(税込)と880,000円(税込)の本体価格も比較し、自分が実際に使う機能を基準に選びましょう。


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直感的なダイヤル操作と素直な色づくりで、作品づくりから日常記録まで気持ちよく撮れるミラーレスカメラ。緻密なAFは人物や動物、乗り物の動きにも粘り強く反応し、歩き撮りでも安心。落ち着いた階調と自然なボケで被写体がすっと立ち上がり、逆光や夜の街でもトーンが破綻しにくい。ファインダーは見やすく、設定変更もスムーズ。動画の記録も扱いやすく、撮影から仕上げまでの流れが快適です。小型のボディは持ち出しやすく、グリップの安心感も良好。シャッターのレスポンスは軽快で、瞬間の表情を逃しません。カスタム設定でよく使う機能を呼び出しやすく、撮影シーンでの判断がシンプルになります。
みんなのカメラ
出品する4つのメリット
お金
買取サイトより高く売れる
動作確認
動作確認クリアで即振込申請OK
安全
運営仲介で返品詐欺リスクなし
やりとり不要
購入者とのやりとり不要

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Sony α7 V(ILCE-7M5)とα1(ILCE-1)を比較|画質・AF・動画・価格の違いと選び方に関連する投稿

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