
PENTAX、新コンセプトのデジタル一眼レフを開発中 現行Kシリーズは製造終了へ
リコーイメージングは、現行Kシリーズの製造終了とあわせて、新たなコンセプトのPENTAXデジタル一眼レフカメラを開発中と発表しました。新製品はKマウントレンズ資産を生かせる予定ですが、登場時期や仕様の詳細は未発表です。
この記事のサマリー

リコーイメージングが「新コンセプトのPENTAXデジタル一眼レフカメラ」を開発中と公式に告知

新製品はKマウントレンズ資産をそのまま生かせる予定。個別レンズの動作条件や機能制限は未発表

登場時期は「まだ時間を要する見込み」で、製品名・価格・仕様は未発表

現行のKシリーズデジタル一眼レフカメラは製造終了と明記
公式発表で確定したポイント

リコーイメージングは2026年9月9日、「PENTAXデジタル一眼レフカメラは新たなステージを目指します」として、Kマウント一眼レフの今後方針をニュースで公開しました。軸になるのは、新製品の“開発告知”と、現行Kシリーズの“製造終了”の同時アナウンスです。
まず確定事項として、PENTAXが「全く新たなコンセプトのデジタル一眼レフカメラ」を開発中であること、そしてその登場には「まだ時間を要する見込み」と明記されています。さらに、新製品の進捗は「情報が整い次第、適切なタイミングで順次お知らせ」とされ、新製品の開発進捗は、情報が整い次第、今後適切なタイミングで順次案内される予定です。
もう一つ重要なのが、現行のKシリーズデジタル一眼レフカメラを「製造終了」とした点です。終了の具体的な日付や、販売店在庫の扱いまで踏み込んだ説明はなく、少なくとも“これまでと同じ形で新規生産が続く”という理解はできません。
「新たなコンセプト」の意味合い:Kマウント資産をどう生かすのか
今回の告知で印象的なのは、単に“次の新型を作っています”ではなく、「写真を撮ることの価値」を見つめ直し、「撮影という行為そのものを愉しむ」方向へ舵を切る、と言葉で価値を定義しているところです。スペック競争の文脈ではなく、撮影体験そのものにフォーカスしている点がポイントになります。
そして新製品は、半世紀以上のKマウントレンズ資産を「そのまま生かせる」と明記されています。ここで誤解しやすいのは、どのレンズが“完全に同じ機能まで”動作するかは、まだ説明されていないことです。例えば、AF(オートフォーカス)方式や絞り制御、ボディ内手ブレ補正・レンズ補正との組み合わせなどは、レンズやボディの世代によって動作範囲が変わる可能性があります。
一方で、Kマウントレンズ資産を生かせる新しいデジタル一眼レフを開発中と明記されたことは、既存ユーザーにとって大きなニュースでしょう。
公式発表で触れられたPENTAX一眼レフの歩み(2003→2006→2016)
公式ニュース本文では、PENTAXのレンズ交換式デジタル一眼レフの歴史として、2003年のPENTAX *ist D、2006年のPENTAX K100D、2016年のPENTAX K-1が挙げられています。単なる年表ではなく、“一眼レフとして何を積み上げてきたか”を示す引用になっています。
特に2006年のK100Dで触れられている「独自の手ぶれ補正機構内蔵」は、レンズ側ではなくボディ側でブレを抑える思想(ボディ内手ブレ補正)を象徴するトピックです。レンズ交換を前提とするKマウントで、撮影の自由度を広げてきた流れが見えます。
また2016年のK-1では「当社初のフルサイズセンサー搭載」と説明されており、PENTAXの一眼レフが“小型APS-Cだけの系譜”ではないことを改めて示しています。今回の「新たなステージ」は、こうした積み上げの延長線上にある、というメッセージとして受け取れます。
スペックや発売時期は未発表:分かっていること・いないことを線引き
現段階で、製品名(正式名称)や発売日、価格、センサーサイズ、AF、連写、動画性能といった判断材料は公開されていません。言い換えると、「どんな一眼レフか」を決める核心の多くは、これから順次示される段階です。ここを先走って断定すると誤解が生まれやすくなります。
項目 | 公式に明記 | 現時点の補足 |
|---|---|---|
新しいデジタル一眼レフを開発中 | 記載あり | 「全く新たなコンセプト」と表現 |
Kマウントレンズ資産を生かす | 記載あり | 個別レンズの互換詳細は未発表 |
登場時期 | まだ時間を要する見込みと記載 | 具体的な時期は示されていない |
現行Kシリーズ | 製造終了 | 終了日や販売在庫の扱いは未記載 |
新機種の正式名称/価格/詳細仕様 | 未掲載 | 型番やスペック表は提示されていない |
公式発表前には、各種海外メディアでもPENTAX K-1 Mark IIの在庫・販売終了状況が報じられていました。ただし、今回の記事で中心に置くべきなのは、リコーイメージングが新コンセプトの一眼レフ開発と現行Kシリーズの製造終了を公式に示した点です。
「Kマウント終了」「ミラーレス化確定」といった読み替えは、少なくともこの告知文からは導けません。逆に、Kマウント資産の継承を明確に書いたことは、今後の情報公開(外観、コンセプト、操作系、対応レンズの考え方など)を待つ十分な理由になります。
PENTAXが新しいデジタル一眼レフカメラを開発中 予告まとめ
リコーイメージングは、新たなコンセプトのPENTAXデジタル一眼レフカメラを開発中で、登場にはまだ時間がかかる見込みだと公式に案内しました。同時に、現行Kシリーズは製造終了と明記されています。新機種の名称・発売日・価格・主要スペックは未発表なので、Kマウントをどう生かすのか、どんな撮影体験を目指すのかといった“コンセプトの具体化”が次の注目点です。
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