
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45を徹底比較!ズーム・明るさ・電池で選ぶ1/2.3型コンデジの違い


KODAK PIXPRO FZ55とKODAK PIXPRO FZ45は、どちらも1/2.3型センサーとフルHD動画に対応するエントリー向けコンパクトデジタルカメラです。一方で、FZ55は光学5倍ズームと充電式バッテリー、FZ45は広角側F3.0のレンズと単三電池を採用しているといった違いもあります。この記事では、ズーム範囲、レンズの明るさ、電源方式、携帯性などを比較し、それぞれどのような人に向いているのかを分かりやすく解説します。
この記事のサマリー

遠くの被写体を大きく撮りたいなら、140mm相当まで使える光学5倍ズームのFZ55が有利

室内や夕方に広角側で撮る機会が多いなら、広角端F3.0のFZ45が選びやすい

FZ55は専用リチウムイオンバッテリーと本体内充電、FZ45は入手しやすい単三形電池2本を採用

どちらも軽量で持ち歩きやすいが、FZ55の方がより軽く薄いため携帯性を重視する人に向く

みんなのカメラでは、FZ45が新品17,542円(税込)~、FZ55が21,928円(税込)~で販売(2026年9月時点)
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45はどちらを選ぶべきか

FZ55とFZ45は、どちらもKODAK PIXPROのFriendly Zoomシリーズに属し、1/2.3型CMOSセンサーやフルHD動画など基本仕様に共通点があります。一方、FZ55は28-140mm相当の光学5倍ズームと充電式バッテリーを採用し、FZ45は27-108mm相当の光学4倍ズーム、広角端F3.0のレンズ、単三形電池を採用しています。
FZ55とFZ45の特徴
FZ55は、約1,635万画素の1/2.3型CMOSセンサーと、35mm判換算で約28-140mmをカバーする光学5倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラです。広角の風景や日常スナップから、少し離れた被写体まで1台で対応できます。フルHD動画にも対応し、専用リチウムイオンバッテリーを採用。薄型・軽量で持ち歩きやすく、旅行や日常の記録用カメラとして使いやすいモデルです。
一方FZ45は、約1,635万画素の1/2.3型CMOSセンサーと、35mm判換算で約27-108mmをカバーする光学4倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラです。広角端はF3.0とFZ55より明るく、風景や日常のスナップ、室内での撮影にも使いやすい仕様です。フルHD動画にも対応し、電源には入手しやすい単三形電池2本を採用。充電環境を気にせず使いやすい、シンプルなエントリーモデルです。
FZ55 vs FZ45の比較早見表
項目 | FZ55 | FZ45 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
ズーム・画角 | 28-140mm相当・光学5倍 | 27-108mm相当・光学4倍 | 遠くの被写体をより大きく撮りたいならFZ55。広角端の1mm差は選択の決め手になりにくい |
レンズの明るさ | F3.9-6.3 | F3.0-6.6 | 広角側ではFZ45のほうが明るく、室内や夕方ではシャッタースピードやISO感度に余裕を持たせやすい |
電源方式 | 専用リチウムイオンバッテリー(LB-012) | 単三形電池2本 | 充電して繰り返し使うならFZ55、出先でも電池を交換しやすいFZ45 |
動画 | フルHD 30fps、640×480・120fps対応 | フルHD 30fps、640×480・120fps対応 | 基本的な動画仕様は共通。動画性能より電源方式などで選びたい |
携帯性・持ちやすさ | 薄型でコンパクト | グリップ部分に厚みがある | 小さく持ち歩きたいならFZ55、握りやすさを重視するならFZ45 |
2026年9月8日現在のみんなのカメラ販売価格 | 新品:21,928円(税込)~ | 新品:17,542円(税込)~ | 価格を抑えたいならFZ45。望遠域や充電式バッテリーに魅力を感じるならFZ55 |
発売日 | 2022年8月5日 | 2022年8月26日 | 両機とも2022年8月に国内発売された |
おすすめの人 | 旅行やイベントで望遠を使いたい人、充電式を選びたい人 | 広角側の明るさや単三電池の使いやすさを重視する人 | FZ55は望遠域と充電式、FZ45は広角側の明るさと電源の入手しやすさが主な選択基準 |
比較で重要な3つのポイント:ズーム・レンズの明るさ・電源方式
FZ55とFZ45を選ぶ際は、ズーム範囲、レンズの明るさ、電源方式の3点を比較すると違いが分かりやすくなります。FZ55は35mm判換算で約28-140mm、FZ45は約27-108mmをカバーしており、離れた被写体をより大きく写したい場合はFZ55が有利です。
一方、広角端の開放F値はFZ45がF3.0、FZ55がF3.9です。FZ45のほうが広角側で多くの光を取り込めるため、室内や夕方など光量が少ない場面では、シャッタースピードを速くしたりISO感度を抑えたりしやすくなります。
電源方式も異なり、FZ55は専用リチウムイオンバッテリー、FZ45は単三形電池2本を使用します。充電して繰り返し使いたい人にはFZ55、出先でも入手しやすい電池を使いたい人にはFZ45が向いています。
なお、FZ55の画質や使い勝手については、以下の記事で詳しく紹介しています。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の主要スペック比較
FZ55とFZ45は、どちらも1/2.3型CMOSセンサーと約1,635万画素の有効画素数を備え、フルHD動画にも対応しています。センサーサイズと有効画素数は共通である一方、先述の通りスペックには明確な違いがあります。ここでは、購入時に確認しておきたい主要スペックを項目ごとに比較します。
項目 | FZ55 | FZ45 |
|---|---|---|
センサー | 1/2.3型CMOS・有効約1,635万画素 | 1/2.3型CMOS・有効約1,635万画素 |
光学ズーム | 5倍 | 4倍 |
焦点距離(35mm判換算) | 約28-140mm | 約27-108mm |
開放F値 | F3.9-6.3 | F3.0-6.6 |
動画 | 1920×1080(フルHD)・30fps | 1920×1080(フルHD)・30fps |
ハイスピード動画 | 640×480:120fps | 640×480:120fps |
背面モニター | 2.7型 | 2.7型 |
記録メディア | 内蔵メモリー約63MB、SD/SDHC/SDXCカード対応 | 内蔵メモリー約63MB、SD/SDHC/SDXCカード対応 |
電源 | 専用リチウムイオンバッテリー(LB-012) | 単三形AA電池×2 |
本体充電 | 本体内充電に対応 | 本体内充電には非対応。単三形AA電池を交換して使うタイプ |
FZ55は2.1万円台から、FZ45は1.7万円台から販売
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45は、2026年9月時点でどちらも新品を購入できます。2026年9月8日現在のみんなのカメラでは、FZ55が21,928円(税込)~、FZ45が17,542円(税込)~で販売されており、FZ45のほうが安く購入できる状況です。ただし、実売価格はカラーや在庫状況によって変動します。
価格を優先するならFZ45が選びやすいですが、FZ55には140mm相当まで使える光学5倍ズームや充電式バッテリーというメリットがあります。価格差だけで決めるのではなく、望遠域や電源方式にどこまで価値を感じるかで選ぶとよいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45のズーム・画角の比較

via:Digital Camera World(FZ55/作例)
光学ズームはFZ55が5倍、FZ45が4倍ですが、実際の違いは35mm判換算の焦点距離で比べると分かりやすくなります。FZ55は約28-140mm、FZ45は約27-108mmをカバーしており、望遠端ではFZ55のほうが遠くの被写体を大きく写せます。学校行事や旅行、動物園など、撮影位置から被写体に近づけない場面ではFZ55が有利です。
また、両機ともデジタルズームを利用できますが、デジタルズームは画像の一部を拡大するため、倍率を上げるほど画質が低下します。そのため、ズーム性能を比較する際はデジタルズームの最大倍率よりも、FZ55の140mm相当とFZ45の108mm相当という光学ズームの範囲を重視するとよいでしょう。
項目 | FZ55 | FZ45 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
望遠端(35mm判換算) | 約140mm | 約108mm | 運動会や発表会、旅行先など、被写体に近づけない場面ではFZ55が有利 |
広角端(35mm判換算) | 約28mm | 約27mm | FZ45のほうがわずかに広いが、1mm差のため選択の決め手にはなりにくい |
光学ズーム | 5倍 | 4倍 | 遠くの被写体をより大きく写したいならFZ55が向いている |
デジタルズーム | 対応 | 対応 | どちらも倍率を上げるほど画質が低下しやすいため、基本は光学ズームの範囲内で使いたい |
望遠側はFZ55が有利:発表会や運動会でより大きく写せる
FZ55は35mm判換算で約28-140mm、FZ45は約27-108mmをカバーします。同じ位置から望遠端で撮影した場合、140mm相当のFZ55は108mm相当のFZ45より、被写体を約1.3倍大きく写せます。発表会や運動会、旅行先など、撮影位置から被写体に近づけない場面ではFZ55のほうが有利です。
ただし、140mm相当は本格的な超望遠域ではありません。それでも、FZ45より光学ズームの範囲が広いため、デジタルズームに頼る場面を減らしやすくなります。デジタルズームは画像の一部を拡大するため、倍率を上げるほど細部の描写が低下しやすく、できるだけ光学ズームの範囲内で撮影するほうが画質を保ちやすいでしょう。
広角側はほぼ同等:27mmと28mmの差は小さい
広角端はFZ45が35mm判換算で約27mm、FZ55が約28mmです。FZ45のほうがわずかに広く写せますが、その差は1mmにとどまるため、風景や日常スナップ、集合写真などで大きな違いを感じる場面は多くありません。
そのため、広角側の画角だけで2機種を選ぶ必要はないでしょう。室内撮影を重視する場合は、27mmと28mmの違いよりも、FZ45の広角端F3.0とFZ55のF3.9というレンズの明るさの違いを重視する方が実用的です。一方、遠くの被写体を撮る機会が多いなら、FZ55の140mm相当まで伸びる望遠域の方が選択の決め手になります。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45のレンズの明るさ比較
FZ45は広角端F3.0、FZ55はF3.9で、広角側ではFZ45のほうが明るいレンズを搭載しています。レンズが明るいほど多くの光を取り込めるため、室内や夕方など光量が少ない場面では、シャッタースピードを速くしたりISO感度を抑えたりしやすくなります。
なお、両機とも1/2.3型センサーを採用しているため、暗い場所ではISO感度を上げるほどノイズや細部の低下が目立ちやすくなります。そのため、室内や夕方の撮影が多い場合は、広角端がF3.0のFZ45を選ぶメリットがあります。
項目 | FZ55 | FZ45 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
広角側の開放F値 | F3.9 | F3.0 | 広角側ではFZ45のほうが明るく、室内や夕方ではシャッタースピードやISO感度に余裕を持たせやすい |
望遠側の開放F値 | F6.3 | F6.6 | 望遠端ではFZ55のほうがわずかに明るいが、違いは小さい |
暗所での使いやすさ | 広角側ではFZ45より不利 | 広角側ではFZ55より有利 | 室内や夕方を広角寄りで撮る機会が多いならFZ45が選びやすい |
ISO感度との関係 | 広角側ではISO感度が上がりやすい | 広角側ではISO感度を抑えやすい | 同じ明るさ・同じシャッタースピードなら、FZ45のほうが低いISO感度を選べる余地がある |
広角側で撮る室内の子ども・ペットではFZ45が有利
同じ明るさの室内で両機を広角端で使用する場合、F3.0のFZ45はF3.9のFZ55より多くの光を取り込めます。そのため、FZ45のほうがシャッタースピードを速くしたり、ISO感度を低く抑えたりしやすく、子どもやペットなど動きのある被写体を撮る際に有利です。
一方、FZ55は広角端がF3.9のため、同じ条件ではFZ45よりシャッタースピードが遅くなったり、ISO感度が高くなったりする可能性があります。昼間の屋外撮影が中心なら大きな問題になりにくいものの、室内で子どもやペットを撮る機会が多い場合は、広角端が明るいFZ45のほうが選びやすいでしょう。
望遠側の明るさはほぼ同等:どちらも明るい環境で使いやすい
望遠端の開放F値は、FZ55がF6.3、FZ45がF6.6で、大きな違いはありません。どちらも望遠側では取り込める光の量が少なくなるため、薄暗い体育館や夕方などではシャッタースピードが遅くなったり、ISO感度が高くなったりしやすくなります。
そのため、望遠側のF値だけで2機種を選ぶ必要はありません。室内や夕方に広角側を使うことが多いならF3.0のFZ45、発表会や旅行などで遠くの被写体を大きく撮りたいなら140mm相当まで使えるFZ55と、広角側の明るさと望遠域の広さを基準に選ぶと分かりやすいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の電源・バッテリー運用の比較
FZ55とFZ45は、電源方式が大きく異なります。FZ55は専用リチウムイオンバッテリー(LB-012)を採用し、本体内での充電に対応しています。一方、FZ45は単三形電池2本で動作し、電池を交換しながら使うタイプです。
普段から充電して繰り返し使いたい人にはFZ55、旅行先や外出先でも入手しやすい電池を使いたい人にはFZ45が向いています。画質やズーム性能だけでなく、どのように電源を確保するかも2機種を選ぶうえで重要なポイントです。
項目 | FZ55 | FZ45 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
電源 | 専用リチウムイオンバッテリー(LB-012) | 単三形電池2本 | 充電して繰り返し使うならFZ55、電池を交換しながら使いたいならFZ45 |
本体充電 | 対応 | 非対応 | FZ55は本体内で充電可能。FZ45は単三形電池を交換して使用し、充電式電池を使う場合は別途充電器が必要 |
出先での電源確保 | 予備バッテリーや充電環境が必要 | 市販の単三形電池を利用可能 | 外出先で電池を入手しやすいのはFZ45 |
撮影可能枚数の目安 | 約200枚 | 約120枚(単三形アルカリ電池使用時・CIPA基準) | 1回の電源交換・充電あたりの撮影枚数を重視するならFZ55が有利 |
FZ55:専用バッテリーと本体充電で繰り返し使いやすい
FZ55は専用リチウムイオンバッテリーを採用し、本体内での充電に対応しています。自宅で充電して持ち出す使い方に向いており、旅行や外出時も、USB電源を利用できる環境があれば本体に接続して充電できます。
一方で、専用バッテリーを使用するため、出先で電池切れになった場合は、充電が終わるまで使えなくなってしまう可能性もあります。長時間撮影する場合は、予備バッテリーを用意しておくと安心です。
FZ45:単三形電池を交換して使えるのがメリット
公式の目安では、FZ55は約200枚、FZ45は単三形アルカリ電池使用時で約120枚です。そのため、長時間撮影する場合は予備の単三形電池を用意しておくと安心です。繰り返し使う場合は充電式の単三形電池を活用する方法もあり、使う頻度に合わせて電源を選べる点もFZ45の特徴です。
また、単三形電池2本で動作するため、外出先で電池が切れても、市販の単三形電池を用意できれば撮影を再開できます。充電環境を確保しにくい旅行やアウトドアなどでは、専用バッテリーを使うFZ55にはない使いやすさがあります。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の携帯性・ホールド感の比較

via:Digital Camera World(左:FZ45/右:FZ55)
FZ45とFZ55は、どちらも小型のコンパクトデジタルカメラですが、ボディ形状には違いがあります。FZ45は右手側にグリップ形状があり、手に持ったときの握りやすさを意識したデザインです。一方、FZ55は前面が比較的フラットで薄型にまとめられており、バッグやポーチに収納しやすい設計です。
握りやすさを重視するならFZ45、小ささや持ち歩きやすさを重視するならFZ55が選びやすいでしょう。
観点 | FZ45 | FZ55 | 選び方のポイント |
|---|---|---|---|
外形寸法 | 約93.0×60.2×28.7mm | 約91.5×56.5×22.9mm | FZ55はFZ45より約5.8mm薄く、バッグやポーチに収めやすい |
重量 | 約117g(本体のみ) | 約106g(本体のみ) | FZ55のほうが約11g軽い |
ボディ形状 | 右手側にグリップ形状あり | 前面が比較的フラット | 薄さを重視するならFZ55、握りやすさを重視するならFZ45 |
向いている人 | グリップの握りやすさを重視する人 | 小ささ・軽さを重視する人 | 携帯性ならFZ55、持ちやすさならFZ45が選びやすい |
FZ45:グリップ付きで握りやすさを重視
FZ45の外形寸法は約93.0×60.2×28.7mm、重量は約117g(本体のみ)です。FZ55より約5.8mm厚く、約11g重い一方、右手側にグリップ形状を備えているため、手に持ったときに指をかけやすい設計です。携帯性よりも、撮影時の握りやすさを重視する人に向いています。
一方で、奥行はFZ55の約22.9mmに対して約28.7mmあるため、小型ポーチやポケットへの収まりやすさではFZ55が有利です。FZ45は、バッグに入れて持ち歩き、撮影時の持ちやすさを重視したい人に選びやすいモデルです。
FZ55:薄型・軽量で持ち歩きやすい
FZ55の外形寸法は約91.5×56.5×22.9mm、重量は約106g(本体のみ)です。FZ45より約5.8mm薄く、約11g軽いため、バッグや小型ポーチに収めやすく、旅行や日常の持ち歩きに向いています。スマートフォンとは別にカメラを持ち歩きたいものの、荷物はできるだけ増やしたくない人にも選びやすいサイズです。
一方、前面は比較的フラットな形状で、FZ45のような大きめのグリップは備えていません。望遠側を使う場面や、片手で安定して構えたい場合は、両手でしっかり支えて撮影すると扱いやすいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の静止画の画質・AFの比較

via:Digital Camera World(FZ45/作例)
FZ55とFZ45は、どちらも1/2.3型CMOSセンサーと約1,635万画素の有効画素数を採用しているため、日中の明るい環境では画質に大きな違いは出にくいといえます。
一方、暗い場所や動く被写体、望遠側での撮影では、レンズの明るさやズーム範囲による違いが影響します。ここでは海外の実機レビューも参考にしながら、日中・暗所での画質やAF性能について、それぞれの特徴を比較します。
項目 | FZ55 | FZ45 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
センサー・画素数 | 1/2.3型CMOS・有効約1,635万画素 | 1/2.3型CMOS・有効約1,635万画素 | センサーサイズと有効画素数は共通 |
ISO感度 | ISO100〜3200 | ISO100〜3200 | 感度範囲は共通。高ISOではノイズに注意 |
広角端の開放F値 | F3.9 | F3.0 | 暗めの室内ではFZ45のほうがシャッタースピードやISO感度に余裕を持たせやすい |
AF | TTL 9点マルチAF、被写体追尾、顔検出 | TTL 9点マルチAF、被写体追尾、顔検出 | AFの基本仕様は共通 |
望遠端 | 140mm相当 | 108mm相当 | 運動会や発表会など、遠くの被写体を大きく写したいならFZ55が有利 |
FZ55:日中のスナップや旅行写真に向く
海外カメラ専門誌のAmateur Photographerは、FZ55について、十分な日光がある日中では色の出方が良く、旅行などで使いやすいカメラと評価しています。ただし細部の描写は平均的で、画面周辺ではやや柔らかくなるとも指摘しています。
一方、広角端の開放F値はF3.9で、同誌も低照度撮影には適していないと指摘しています。そのため、FZ55は暗所性能を重視するよりも、明るい屋外で日常のスナップや旅行写真を撮りながら、35mm判換算140mm相当までの光学5倍ズームを活用したい人に向いています。
FZ45:日中は十分な画質、広角端F3.0も特徴
Amateur Photographerは、FZ45について、晴天時には色の出方が良く、SNSやオンラインで見る用途ならノイズも大きな問題になりにくいと評価しています。一方で、写真によってはノイズが確認でき、明暗差の大きい場面ではダイナミックレンジ(明るい部分から暗い部分まで写し分ける範囲)の狭さも指摘しています。
また、FZ45は広角端がF3.0で、F3.9のFZ55より明るいレンズを搭載しています。そのため、広角側を使う同じ撮影条件では、FZ45のほうがシャッタースピードを速くしたり、ISO感度を抑えたりしやすい点がメリットです。ただし、FZ45自体が暗所撮影に強いカメラという意味ではなく、室内や夕方では小型センサーによるノイズや画質低下に注意が必要です。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の動画性能の比較
FZ55とFZ45は、どちらもフルHD(1920×1080)・30fpsの動画撮影に対応しており、旅行や家族イベントなどの日常記録には使いやすい仕様です。また、640×480・120fpsのハイスピード動画にも対応しています。
一方、動画性能を重視する場合は、解像度だけでなく、手ブレ補正やAFの追従性、音声収録、モニターの可動範囲なども確認する必要があります。両機とも本格的なVlogや動画制作向けではなく、静止画を中心に、ときどき動画も撮りたい人に向いたモデルと考えると分かりやすいでしょう。
項目 | FZ55 | FZ45 | 選び方のポイント |
|---|---|---|---|
最大動画解像度 | 1920×1080・30fps | 1920×1080・30fps | 最大解像度とフレームレートは共通 |
ハイスピード動画 | 640×480・120fps | 640×480・120fps | 両機とも対応。解像度はVGAのため、画質よりスロー再生を楽しむための機能 |
動画用途での選び方 | 本体充電を利用したい人向け | 単三形電池で運用したい人向け | 動画性能自体は近いため、電源方式など静止画以外の使い勝手も含めて選びたい |
両機とも640×480・120fpsのハイスピード動画に対応
FZ55とFZ45は、どちらも640×480・120fpsのハイスピード動画に対応しています。通常より高いフレームレートで撮影できるため、子どものジャンプやペットの動き、スポーツのフォームなど、素早い動きをスローで確認したい場面に使えます。
一方、解像度はVGA(640×480)に限られるため、画質を重視する動画撮影には向いていません。旅行や家族イベントなどを高い解像度で残したい場合はフルHD・30fpsを基本とし、ハイスピード動画は動きを細かく見たい場面で使い分けるとよいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の価格・コスト感の比較
FZ55とFZ45は、販売店やカラー、在庫状況によって実売価格が変わりますが、2026年9月時点ではFZ45のほうが安く購入しやすい傾向があります。ただし、本体価格だけでなく、FZ55は予備バッテリー、FZ45は単三形電池や充電式電池といった電源まわりの費用も考えておく必要があります。購入時は本体の価格に加えて、普段の使い方に合った電源方式かどうかも含めて比較すると選びやすいでしょう。
観点 | FZ55 | FZ45 | 判断のポイント |
|---|---|---|---|
本体価格(2026年9月8日現在のみんなのカメラ販売価格) | 新品:21,928円(税込)~ | 新品:17,542円(税込)~ | FZ45はFZ55より約4,400円安い |
予備電源の価格目安 | 純正LB-012:約3,600円 | 単三形アルカリ電池:2本で100~300円程度 充電式単三形ニッケル水素電池:4本 約1,700〜2,500円前後(充電器は別途) | 予備電源を安く用意しやすいのはFZ45 |
充電式電源 | 専用リチウムイオンバッテリーを充電して使用 | 充電式単三形ニッケル水素電池も使用可能 | FZ45も充電式電池を選べば繰り返し使用できる |
撮影可能枚数の目安 | 約200枚 | 約120枚(単三形アルカリ電池使用時) | 1回の充電・電池交換あたりの撮影枚数はFZ55が多い |
電源切れへの対応 | 充電または予備のLB-012が必要 | 市販の単三形電池に交換可能 | 外出先で電源を確保しやすいのはFZ45 |
FZ45は本体価格を抑えやすく、電源も選びやすい
2026年9月8日現在、みんなのカメラではFZ55が新品21,928円(税込)~、FZ45が新品17,542円(税込)~で販売されています。最安価格同士ではFZ45のほうが4,386円安く、本体価格を抑えたい人にはFZ45が選びやすい状況です。
FZ55は専用リチウムイオンバッテリーを繰り返し充電して使用します。通常は電池を買い足す必要がありませんが、予備の純正バッテリーを追加する場合は約3,000円台の費用がかかります。
一方、FZ45は単三形電池2本で動作します。使い切りのアルカリ電池なら交換のたびに費用がかかりますが、充電式単三形ニッケル水素電池を使えば繰り返し利用できます。撮影頻度が高い人は充電式電池、使用頻度が低い人は市販のアルカリ電池と、使い方に合わせて電源を選べる点がFZ45の特徴です。
Panasonicによると、エネループ4本を1回充電する際の電気代は約1円です。そのため、FZ45を頻繁に使う場合は、使い切りのアルカリ電池より充電式単三形電池を使うほうが、長期的な電源コストを抑えやすいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45のニーズ別の選び方

FZ55とFZ45は、重視する撮影シーンによって向いている人が異なります。遠くの被写体を撮る機会が多いのか、室内や夕方で広角側を使うことが多いのか、また充電式バッテリーと単三形電池のどちらが使いやすいかを基準にすると選びやすくなります。
ニーズ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
運動会・発表会・イベントなど遠い被写体を撮影したい | FZ55 | 35mm判換算140mm相当まで使えるため、108mm相当までのFZ45より遠くの被写体を大きく写しやすい |
室内の家族写真・ペット・日常スナップを撮影したい | FZ45 | 広角端F3.0で、F3.9のFZ55より多くの光を取り込めるため、シャッタースピードやISO感度に余裕を持たせやすい |
旅行で小さく軽く持ち歩きたい | FZ55 | FZ55の方が軽くて薄い |
出先で電池を入手しやすい方がよい | FZ45 | 単三形電池2本で動作するため、電池切れでも市販の電池に交換しやすい |
充電して繰り返し使いたい | FZ55 | 専用リチウムイオンバッテリーを採用し、本体内充電に対応している |
ハイスピード動画を楽しみたい | どちらでも可 | 両機とも640×480・120fpsのハイスピード動画に対応しており、この機能では大きな違いがない |
本体価格を抑えたい | FZ45 | 2026年9月8日時点のみんなのカメラではFZ45のほうが安い |
握りやすさを重視したい | FZ45 | 右手側にグリップ形状があり、薄型のFZ55より指をかけやすい |
迷ったら「望遠」「明るさ」「電源方式」の優先順位で決める
FZ55とFZ45で迷った場合は、自分がよく撮る場面を振り返ると選びやすくなります。運動会や発表会など、被写体に近づけない場面が多いなら140mm相当まで使えるFZ55、室内や夕方に広角側で撮ることが多いならF3.0のFZ45が向いています。
また、普段から充電して使いたいならFZ55、出先で単三形電池を交換できる手軽さを重視するならFZ45が便利です。どちらもセンサーサイズと有効画素数は共通のため、最終的には望遠域、広角側の明るさ、電源方式のうち、どれを最も重視するかで選ぶと判断しやすいでしょう。
KODAK PIXPRO FZ55とFZ45の比較まとめ
FZ55とFZ45は、どちらも1/2.3型CMOSセンサーを採用する入門向けコンパクトデジタルカメラですが、ズーム範囲、広角側の明るさ、電源方式が大きく異なります。
FZ55は35mm判換算140mm相当まで使える光学5倍ズームと、専用リチウムイオンバッテリーによる充電式が特徴です。運動会や発表会、旅行先などで遠くの被写体を大きく撮りたい人や、普段から充電して使いたい人に向いています。
一方、FZ45は広角端F3.0のレンズと単三形電池2本を採用しており、室内や夕方に広角側で撮る機会が多い人や、出先で電池を交換しやすい方がよい人に選びやすいモデルです。本体価格もFZ55より抑えやすいため、予算を重視する場合にも候補になります。どちらか迷った場合は、望遠域を重視するならFZ55、広角側の明るさや単三形電池の使いやすさを重視するならFZ45と考えると選びやすいでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
みんなのカメラは、カメラ・レンズに特化したフリマサービスです。すべての取引で専任スタッフによる動作確認を実施し、全商品に6ヶ月のあんしん保証(初期不良7日間返金・自然故障保証)が無料でつくので、はじめての中古カメラ・レンズも、安心してお選びいただけます。
カメラを探す / レンズを探す / カメラ・レンズを売る
撮影テクから最新の機材情報まで、"次のステップ"を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X / Threads / Instagram)でも毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!


関連記事
.webp?fm=webp&q=75&w=640)
【2026年版】安いコンデジおすすめ9選|コスパ最強は価格帯で選ぶ
コンデジのコスパ最強を考えるなら、価格帯の切り分けが先です。この記事で紹介する安いコンデジ(コンパクトデジカメ)は、だいたい数万円までの実用機が中心で、光学ズームや防水、自撮りなど「何をしたいか」で選びます。10万円前後の1型センサー機は画質の上限が上がる一方、安さ・コスパとは別の話なので対象外です。スマホでは物足りない場面を一台で補いたい人向けに、選び方と用途別の9選をまとめました。

コダック PIXPRO FZ55のレビュー比較まとめ 気軽な日常スナップ向け
コダック PIXPRO FZ55は、ポケットに入る薄さと約106gの軽さ、そして28-140mm相当の光学5倍ズームを備えた超小型コンデジです。気軽に使える価格帯のコンデジですが、1/2.3型センサーと暗めのレンズ、RAW非対応のため、夜景や屋内では画質の限界が出やすい弱点もあります。この記事ではどんな人に向いているのか、使用時にどんな工夫が必要なのかを解説します。

CIPA最新データ:コンパクトカメラ販売が+36%増、いま何が起きている?
スマホが当たり前になった今でも、固定レンズのコンパクトカメラが販売面で大きく伸びていることが、CIPAの最新統計から改めて見えてきました。数字の背景を整理しつつ、ユーザー側のメリットや注意点、メーカーが次に打ちそうな手までを、速報としてコンパクトにまとめます。

コダック PIXPRO FZ55が抽選で1名様に当たるプレゼントキャンペーン開催
いつもみんなのカメラをご利用いただき、ありがとうございます。この度、コダック PIXPRO FZ55が抽選で1名様に当たるプレゼントキャンペーンを開催します。参加方法はみんなのカメラのXアカウントをフォローして投稿をリポストするだけ。人気のコンデジ コダック PIXPRO FZ55が当たるキャンペーンにぜひ参加してみてください。







