
【2026年版】Canon PowerShot SX720 HSのレビュー比較まとめ 旅行ズームに最適





Canon PowerShot SX720 HSは、ポケットに入るサイズ感で24-960mm相当の40倍光学ズームを使えるトラベルコンパクトです。遠景を大きく写せる一方、RAW非対応・EVF非搭載・4K非対応といった割り切りもあり、用途を選びます。旅行スナップや家族の記録を「撮って出しJPEG中心」で楽しみたい人には魅力的ですが、作品づくりや動画重視だと不満が出やすいカメラでもあります。海外の実機レビューや公式仕様を踏まえ、強みと弱み、競合との差がどこにあるかを具体的に掘り下げます。
この記事のサマリー

40倍ズーム(24-960mm相当)を薄型ボディに収めた「旅行向けズームコンパクト」なので、遠景・建物ディテール・乗り物観察で強い

RAW・EVF・4Kがない代わりに、撮って出しJPEGと扱いやすさを重視。上級者の追い込み用途では限界が出やすい

画質は低感度域で素直、スマホでは届かない望遠域を光学ズームで稼げるのが価値。暗所はノイズ処理でディテールが落ちやすい

連写は条件次第で約5.9コマ/秒クラス。動体の追従は得意ではないが、旅行の一瞬を押さえる用途なら現実的

競合はPanasonic LUMIX DC-TZ95、Sony DSC-HX99、後継のCanon PowerShot SX730 HS/SX740 HS。EVF・RAW・4K・自撮り・望遠端のどれを重視するかで選び分け
Canon PowerShot SX720 HSのレビュー要点

Canon PowerShot SX720 HSでまず押さえたいのは、「高倍率ズームをポケットサイズで持ち歩く」快感と、そのために省かれた機能の両方です。万能機ではありませんが、合う人には代えがたい便利さがあります。
おすすめな人
旅先でレンズ交換をしたくない一方、広角の街並みも、展望台からの遠景も、動物園の被写体も1台で済ませたい人には相性がいいです。24mm相当の広角から960mm相当の望遠まで届くので、遠くの被写体を大きく引き寄せて撮りたい場面にも即対応できます。
撮影後の編集は最小限で、スマホ転送や家族共有までをテンポよく進めたい人にも向きます。DPReviewではPowerShot SX720 HSを「とてもコンパクトなボディに40倍光学ズームを収めた」と要約しており、携帯性とズームの両立が評価軸だと分かります。
不向きな人
撮影後にRAW現像で色や階調を追い込みたい人、ハイライト復元やノイズ処理を自分好みに詰めたい人だと、RAW非対応が最初の壁になります。明るい屋外でしっかり構えて撮るスタイルの人も、EVF(電子ビューファインダー)が無い点を不便に感じやすいでしょう。
動画を主目的に4K解像度や高ビットレート、外部記録まで求める場合も厳しめです。高倍率ズームは魅力でも、Reviewed.comが「光学ズームは驚異的だが、どこまでが適量なのか?」と問題提起している通り、望遠域ほどブレや大気の揺らぎ、画質低下の影響が出やすく、撮り方の工夫が前提になります。
要素別レビュー早見表
要素 | 評価まとめ |
|---|---|
携帯性 | 約270gクラスの軽さと薄型ボディで、旅行の「常時携行」に強い。ズーム機にしては荷物感が出にくい。 |
ズームの実用性 | 24-960mm相当を1台でカバー。広角スナップから遠景の切り取りまで対応しやすいが、テレ端はブレ対策が重要。 |
画質(JPEG) | 低感度は素直で旅行スナップ向き。高感度はノイズ処理で細部がなだらかになりやすい。RAW不可の割り切り。 |
AF | 旅行・人物中心なら扱いやすい。動体の追従を期待しすぎるとミスマッチになりやすい。 |
連写 | 条件次第で約5.9コマ/秒クラス。決定的瞬間の保険にはなるが、長時間の高速連写を前提にしないほうが安心。 |
動画 | フルHD 60p対応で旅の記録なら十分。4Kが必要な用途では世代差が出る。 |
モニター | 約92万ドットの固定式。屋外で見づらい場面があり、可動・タッチ非対応も好みが分かれる。 |
バッテリー | 静止画約250枚(CIPA目安)で標準的。旅行なら予備バッテリー前提だと不安が減る。 |
PowerShot SX720 HSの基本情報

Canon PowerShot SX720 HSは2016年3月に登場したトラベルズームコンパクトです。2026年8月現在は生産終了しており、中古や未使用在庫で探すケースが中心です。高倍率ズームの需要が残る一方、最新機能の面では割り切りも見えてきます。
主なスペック要点
Canon公式サイトの仕様で重要度の高い項目を、撮影体験に直結するものに絞って並べます。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | 1/2.3型 裏面照射型CMOS(有効約20.3MP) |
レンズ(35mm判換算) | 24-960mm相当(光学40倍) |
開放F値 | F3.3-6.9 |
ISO感度 | ISO 80-3200(段階設定) |
連写 | 約5.9コマ/秒(条件あり) |
動画 | フルHD(1920×1080)最大59.94fps、MP4(H.264/AAC) |
手ブレ補正 | 光学式(レンズシフト式)、約3.0段の表記あり |
EVF | 非搭載 |
背面モニター | 3.0型 約92.2万ドット、固定式 |
メディア | SD/SDHC/SDXC(スロット1) |
バッテリー | NB-13L(静止画約250枚:CIPA目安) |
Canon PowerShot SX720 HSのデザインと操作性のレビュー

40倍ズーム機の魅力は分かっていても、「本体が大きいのでは?」と身構える人は多いです。SX720 HSはそこを薄型ボディで攻めたカメラで、旅行バッグの隙間に差し込める携帯性が最大の強みになります。
ポケットサイズを成立させた“引き算”
Canon PowerShot SX720 HSはEVF、タッチ操作、可動モニターを搭載しておらず、構図確認は背面液晶が中心です。そのぶん約270gの薄型ボディに40倍ズームを収めた、携帯性重視のトラベルズーム機として見やすいでしょう。操作は直感的になりやすく、カメラに慣れていない人でも迷いが増えにくい設計です。
一方で、晴天下の観光地や雪山・海辺など、背面液晶が見づらくなる環境では工夫が必要です。液晶の明るさ調整や、脇を締めてカメラを安定させる構え方など、撮り方が結果を左右しやすいタイプだと捉えると納得感があります。
持ち歩きのストレスが減る場面、増える場面
街歩きで「広角も望遠も撮りたいが、レンズ交換はしたくない」日に強いです。例えば寺社の本殿を広角で押さえ、屋根の装飾を望遠で切り取る、列車の編成全体を広角で撮ってから先頭部のロゴを望遠で狙う、といった流れが1台で完結します。
逆に、長時間の望遠待ち(野鳥の出待ちなど)では、EVFがないことが疲労につながることもあります。液晶でのフレーミングは腕を伸ばしがちでブレやすいので、肘を体に寄せる・ストラップを張るなど、安定化の工夫を前提にすると扱いやすくなるでしょう。
PowerShot SX720 HSの画質評価(JPEG中心・高感度の現実)

Canon PowerShot SX720 HSの画質は、センサーサイズ相応の限界を抱えつつも、旅行スナップで気持ちよく見えるJPEGを狙った方向性です。撮って出し派には分かりやすく、編集派には割り切りが見える、そんな性格があります。
低感度は素直で、色づくりが旅行向き
日中の屋外や明るい室内なら、解像感と色のまとまりは十分に良好です。建物の壁面や看板の文字なども、ズームの使い方と手ブレ対策が噛み合えば、コンパクトとして満足度の高い結果が得やすいでしょう。
PetaPixelでも、1/2.3型約20.3MPとDIGIC 6の組み合わせが前面に出されており、日中の旅行スナップや撮って出しJPEG向きの構成として紹介されています。暗所では高感度ノイズやディテール低下が出やすいため、明るい場面で望遠を活かす使い方が合っています。
高感度はディテールが溶けやすい。RAW非対応の意味
暗所でISOが上がると、ノイズを抑える代わりに細部がなだらかになりやすく、葉の密度や髪の毛の一本一本の表現は苦手になります。夜景を緻密に描写したい、室内イベントを高画質で残したい、といった期待値を置きすぎないほうが満足しやすいでしょう。
CameraLabsは競合と比較しつつ「SX720 HSにはRAWサポートがない」と明確に触れており、編集で追い込みたい層には別解があることを示しています。逆に言えば、JPEG中心で完結させる人は、迷いが減るカメラでもあります。
Canon PowerShot SX720 HSのズームと手ブレ補正のレビュー

Canon PowerShot SX720 HSを選ぶ理由の大半は「24-960mm相当を持ち歩ける」一点に集約されます。ただし、望遠域は誰が撮っても魔法のように解像するわけではなく、手ブレ・被写体ブレ・空気の揺らぎまで含めた“総合戦”になります。
24-960mm相当のメリットは「撮れる被写体の幅」そのもの
広角側では、狭い路地や室内展示で全体を写しやすく、旅の記録としての使い勝手が上がります。一方望遠側は、山の稜線の人物、ステージ上の表情、船や飛行機のディテールなど、スマホのデジタルズームでは届きにくい距離をカバーできます。
CameraLabsが「SX710 HSに、より長いレンズを載せたモデル」と言うように、ズームレンジの拡張が本機の主役です。迷ったときは「自分の旅行で“遠くを撮りたい瞬間”がどれだけあるか」を思い返すと、価値が判断しやすくなります。
手ブレ補正は“効くが、万能ではない”と捉える
レンズシフト式の光学手ブレ補正で、約3.0段相当の効果があります。ワイド端での薄暗い室内や、夕方のスナップでは心強い要素です。動画時にも手ブレ補正が働くため、旅動画の歩き撮りでも助けになる場面は多いでしょう。
ただし、960mm相当の世界はブレの増幅が大きく、手ブレ補正だけに頼ると成功率が不安定になります。連写で保険をかける、壁や手すりに寄りかかれる場所で姿勢を安定させる、息を止めてシャッターを切るなど、撮り方で結果が変わるカメラだと理解しておくと失敗が減ります。
PowerShot SX720 HSのAF性能と連写のレビュー
旅行用コンパクトで意外に重要なのがAFと連写です。動体特化機ほどの追従は期待しにくい一方、家族の表情や一瞬のしぐさを逃さないための「反応の良さ」は、満足度に直結します。
AFは旅行スナップに寄せた“任せやすさ”
顔認識を含む自動AFは、人物中心の旅や家族写真で扱いやすい部類です。難しい設定をしなくても、主要な被写体にピントが合うため、撮影者が構図に集中しやすく、初めて使う人でも慣れやすい設計です。
一方、被写体が急にこちらへ向かってくる、背景が複雑で迷いやすい、といった状況では、コントラストAF特有の“探す動き”が出ることもあります。運動会や室内スポーツを主目的にするなら、別カテゴリのカメラも視野に入れたほうが納得しやすいでしょう。
連写は約5.9コマ/秒クラス。条件の理解が大事
Imaging Resourceでは、連写について「最大約5.9コマ/秒で、コンティニュアスAFを使うと約4.6コマ/秒に下がる」と紹介されています。この“条件で変わる”という点が、使いどころを判断する鍵になります。
例えば、観光地でのジャンプの瞬間、子どもの表情の変化など、短い時間の決定的瞬間なら連写は頼りになります。一方で、動体を追い続ける用途は、AF追従と連写、ブレ対策が全部絡むため難易度が上がります。狙いは絞り、成功率を上げる運用が現実的です。
Canon PowerShot SX720 HSの動画性能のレビュー(フルHD 60pの使いどころ)

動画は「旅の記録」をどこまで求めるかで評価が変わります。SX720 HSは4Kには届かないものの、フルHD 60pという実用ラインを押さえ、軽量ズーム機としては扱いやすい側の設計です。
フルHD 60pは“旅の動き”を素直に残しやすい
Canon PowerShot SX720 HSはフルHD(1920×1080)で最大59.94fpsに対応し、MP4(H.264/AAC)で記録します。歩きながらの街並み、船や列車の流れ、子どもの動きなど、カクつきが目立ちやすい被写体でも滑らかさを確保しやすいのが利点です。
PetaPixelでも1080p/60fpsを特徴として挙げており、当時のトラベルコンパクトとしては強みのひとつでした。編集の自由度よりも「すぐ見返せる旅動画」を重視する人に向くスペックです。
4K非対応と時間制限は、用途次第で制約になる
フルHD/HDでは、1クリップが最大29分59秒または4GBで区切られる仕様です。観光の短いシーンを切り取るなら十分でも、発表会や長時間イベントをノーカットで残す用途には不向きです。
また、4Kが必要な人(大画面視聴、後からの切り出し前提など)には世代差が出ます。動画を主役にする場合は、同じトラベルズームでも4K対応の競合機、あるいはセンサーの大きいカメラのほうが満足しやすいでしょう。
PowerShot SX720 HSの通信機能・バッテリー・運用のレビュー

トラベルコンパクトは「撮って終わり」ではなく、旅先での共有、移動中の充電、荷物の軽量化まで含めて便利さが決まります。SX720 HSはWi-Fi/NFCと標準的なスタミナを備え、運用のコツを掴むと頼もしい相棒になります。
スマホ連携は“旅のテンポ”を上げる方向
PowerShot SX720 HSはWi-FiとNFCを搭載し、スマホへの転送やリモート操作に対応する設計です。SNSへ即共有したい旅行では、ケーブル接続よりも心理的ハードルが低く、撮影から共有の流れが作りやすいでしょう。撮影者が集合写真に入る場面でも、リモート撮影は便利です。
スマホ転送を使う場合は、旅行前にCanon Camera Connectとの接続を一度試しておくと安心です。中古購入時は、対応アプリやスマホOSとの相性も確認しておきましょう。
バッテリーは約250枚(CIPA目安)。“予備前提”が現実的
Canon公式サイトでは、NB-13L使用時の静止画撮影可能枚数が約250枚、エコモードで約355枚(いずれもCIPA準拠の目安)と案内されています。旅程が長いほど、予備バッテリーの有無が撮影体験を左右します。
また、SX720 HSは、バッテリーパックNB-13L、バッテリーチャージャーCB-2LH、リストストラップが同梱されます。一方で、メモリーカードとUSBケーブルは同梱されないため、中古購入時は付属品の有無とあわせて確認しておくと安心です。
Canon PowerShot SX720 HSと競合機の比較
PowerShot SX720 HSの立ち位置をはっきりさせるには、「EVF・RAW・4K・自撮り」のどれを優先するかで比べるのが近道です。ズームの長さだけで決めると、使い始めてから小さな不満が積み上がることがあります。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
Canon PowerShot SX720 HS | 24-960mm相当の40倍ズームを薄型で実現。RAW/EVF/4Kを省き、旅行スナップの機動性とJPEG運用を優先。 |
24-720mm相当の30倍ズームに、EVF、RAW、4K、チルト式タッチ液晶を備えた上級寄りのトラベルズーム。SX720 HSより望遠端は短い一方、屋外での見やすさや撮影後の編集自由度を重視する人に向く。 | |
24-720mm相当の高倍率ズームに、ポップアップ式EVF、RAW、4K、180度チルト式タッチ液晶を備えた小型トラベルズーム。SX720 HSより望遠端は短いが、携帯性と多機能性を両立したい人向け。 | |
後継機。40倍ズームを維持しつつ、チルト式モニターなど“旅+自撮り”の使い勝手を拡張。 |
Panasonic LUMIX DC-TZ95:EVF・RAW・4Kで“撮影の自由度”を取りに行く
2019年4月発売のPanasonic LUMIX DC-TZ95は、24-720mm相当の30倍ズームを備えた旅行向けコンパクトです。SX720 HSの960mm相当には届きませんが、電子ビューファインダー、RAW記録、4K動画、チルト式タッチ液晶を搭載しているため、撮影時・撮影後の自由度では有利です。
特に差が出るのは、晴天下の観光地や望遠撮影です。SX720 HSは背面液晶で構図を確認する必要がありますが、DC-TZ95はEVFを使って顔に当てて構えられるため、望遠時の安定感を得やすくなります。また、RAWで記録できるので、露出や色味を後から調整したい人にも向いています。
一方で、望遠端は720mm相当までなので、「とにかく遠くを大きく写したい」という用途ではSX720 HSのほうが分かりやすい強みがあります。旅行先での編集自由度や屋外での撮りやすさを重視するならDC-TZ95、遠景をできるだけ大きく引き寄せたいならSX720 HS、という選び分けがしやすいでしょう。
Sony DSC-HX99:小型ボディにEVF・RAW・4Kを詰めた旅行ズーム
2018年11月発売のSony DSC-HX99は、24-720mm相当の高倍率ズームをポケットサイズに収めたトラベルコンパクトです。SX720 HSの40倍ズームに対して、HX99は30倍クラスに留まりますが、ポップアップ式EVF、RAW記録、4K動画、180度チルト式のタッチ液晶を備えている点が大きな違いです。
晴れた屋外や望遠撮影では、EVFの有無が使い勝手に直結します。SX720 HSは背面液晶のみで構図を確認するため、日差しの強い場所では見づらい場面があります。HX99はファインダーを使って構えられるので、望遠時のフレーミングやカメラの安定を重視する人には選びやすいでしょう。
ただし、望遠端は720mm相当までなので、960mm相当まで届くSX720 HSほど遠くを大きく写せるわけではありません。遠景の引き寄せを最優先するならSX720 HS、EVF・RAW・4Kまで含めて1台で幅広く使いたいならHX99、という比較になります。
Sony DSC-HX99の情報はこちらの記事でまとめています。
Canon PowerShot SX730 HS:後継の“自撮り・共有”強化、ただし思想は近い
2017年5月発売のCanon PowerShot SX730 HSは、チルト式モニターなどで撮影スタイルの幅を広げたSX720 HSの後継機です。TechRadarでは、造りの良さや操作の気持ちよさを評価する一方、EVFやタッチ操作、RAW撮影に対応していない点を弱点として挙げています。
SX720 HSとSX730 HSの差は「画質の別物化」より「体験の微調整」に近いです。自撮りやハイ/ローアングルを多用するならSX730 HSに価値がありますが、そうでなければSX720 HSのシンプルさと中古価格の手頃さが効いてきます。
なお、SX730 HSにはさらに後継のCanon PowerShot SX740 HSもあり、4K動画やDIGIC 8を備えているため、動画や連写を重視するならこちらも比較候補になります。SX740 HSの2026年8月時点でのCanon公式サイトの価格は79,200円(税込)です。
Canon PowerShot SX740 HSの情報はこちらの記事でまとめています。
Canon PowerShot SX720 HSのレビュー比較まとめ
PowerShot SX720 HSは、24-960mm相当の40倍光学ズームをポケットサイズで持ち出せることが最大の価値で、旅行・家族スナップ・サブ機用途では今でも分かりやすく頼れます。一方でRAW非対応、EVF非搭載、4K非対応は明確な割り切りなので、編集で追い込みたい人や動画重視の人は競合機も含めて検討したほうが納得しやすいでしょう。自分の旅で「遠くを大きく撮る」頻度が高いなら、このカメラの強みは想像以上に効いてきます。
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