
EF-Mレンズおすすめ11選:純正・シグマ・タムロンを用途別に比較








EOS Mシリーズで使えるEF-Mレンズは、ボディとレンズを小さくまとめやすく、旅行や日常の撮影で持ち歩きやすいのが特徴です。一方、2026年8月時点ではEOS Mシリーズのボディとキヤノン純正EF-Mレンズは生産を終了しており、これから買い足す場合は中古品も含めて探すことになります。この記事では、キヤノン純正の広角・標準・望遠・高倍率ズーム、単焦点、マクロに加え、シグマのF1.4単焦点3本とタムロンの高倍率ズームを比較します。焦点距離や明るさ、手ブレ補正、重さなどを確認しながら、撮りたいものに合うレンズを選んでいきましょう。
この記事のサマリー

EF-Mの純正レンズは生産終了していますが、広角から望遠、単焦点、マクロまで一通りそろっています

旅行では18-150mmの高倍率ズーム1本か、15-45mmに広角・望遠ズームを組み合わせる方法があります

小ささを重視するならEF-M22mm F2、約50mm相当の画角とF1.4の明るさを求めるならEF-M32mm F1.4が候補です

SIGMA 16mm・30mm・56mm F1.4 DC DNは、広角・標準・中望遠から明るい単焦点を選べます

EF-MレンズはEOS Rシリーズでは使えないため、今後ボディを買い替える予定がある人は注意が必要です
EF-Mレンズとは:2026年は中古も含めて選ぶ

EF-MはEOS Mシリーズ専用のミラーレスカメラ用マウントです。キヤノン純正では、11-22mm、15-45mm、18-55mm、18-150mm、55-200mm、22mm、28mmマクロ、32mmの8本が発売されました。2026年8月時点では、これら8本はいずれも生産終了製品として掲載されています。
EOS Mシリーズのカメラ本体も、EOS M、M2、M3、M5、M6、M6 Mark II、M10、M100、M200、EOS Kiss M、EOS Kiss M2を含めて生産終了となっています。すでにEOS Mを持っている人がレンズを追加する場合は、中古品や販売店に残っている在庫を含めて探すことになるでしょう。
サードパーティでは、シグマの製品ページに16mm F1.4、30mm F1.4、56mm F1.4 DC DN | ContemporaryのキヤノンEF-M用が対応マウントとして掲載されています。タムロン18-200mm F/3.5-6.3 Di III VCのEF-M用は販売終了です。
注意したいのは、EF-MレンズをEOS Rシリーズへ引き継げない点です。EF・EF-Sレンズは対応するマウントアダプターを使えばEOS Rシリーズで使用できますが、EF-Mレンズにはその方法がありません。将来EOS Rシリーズへ移行する予定がある人は、EOS Mをどのくらい使い続けるかも考えて購入本数を決めるとよいでしょう。
EF-Mレンズの選び方:換算画角・手ブレ補正・中古の状態を確認
EF-Mレンズを選ぶときは、35mm判換算の画角、手ブレ補正と明るさ、中古品の状態の3点を確認しておくと選択肢を整理しやすくなります。旅行、子どもの撮影、室内、人物撮影など、使う場面から必要な焦点距離を考えてみましょう。
選び方1. 35mm判換算で撮れる範囲を確認する
EOS MシリーズはAPS-Cサイズのセンサーを採用しているため、レンズに記載された焦点距離の約1.6倍が35mm判換算の目安です。EF-M22mm F2なら約35mm相当、EF-M32mm F1.4なら約51mm相当になります。
約35mm相当は、人物だけでなく周囲の様子も一緒に写したいスナップに使いやすい画角です。テーブルを撮る場合も、料理だけを大きく写すというより、器や店内の雰囲気まで入れたい場面に向きます。料理そのものを自然な形で大きく見せたい場合は、約51mm相当のEF-M32mm F1.4など、少し長い焦点距離も候補に入れてください。
風景や建物、狭い室内では、EF-M11-22mmの約18-35mm相当が便利です。旅行で標準域を中心に使うならEF-M15-45mmの約24-72mm相当、運動会や動物園ではEF-M55-200mmの約88-320mm相当が使いやすくなります。
選び方2. 手ブレ補正とレンズの明るさは別に考える
EF-Mの純正ズームには、レンズ内手ブレ補正「IS」を搭載した製品が多くあります。風景や建物、止まっている物を手持ちで撮る場合は、撮影者の手の揺れを抑える助けになります。
ただし、手ブレ補正で子どもやペットなど被写体の動きを止めることはできません。動く被写体ではシャッタースピードを速くする必要があり、室内や夕方ではF1.4やF2の明るい単焦点が使いやすい場合があります。
旅行や屋外では手ブレ補正付きズーム、室内や人物では明るい単焦点というように、使う場面を分けて考えると必要なレンズを選びやすくなるでしょう。
選び方3. 中古はレンズの状態と修理対応期間を確認する
中古レンズを選ぶときは、外観だけでなくレンズ内部のカビやクモリ、AF、手ブレ補正、ズームリング、フォーカスリングなどの動作も確認したいところです。11-22mmや15-45mmのような収納機構を備えたレンズでは、収納と撮影状態の切り替えが正常にできるかも見ておきましょう。
修理対応期間もレンズによって異なります。2026年8月時点では、EF-M18-150mmが2029年11月、EF-M32mmが2030年4月、EF-M28mmマクロが2030年5月、EF-M11-22mm・EF-M22mm・EF-M55-200mmが2030年8月、EF-M15-45mmが2030年10月までと案内されています。中古品を長く使いたい場合は、購入時点でも最新の期間を確認してください。
EF-Mレンズの比較 早見表
まずは、今回紹介する11本を焦点距離や重さ、主な用途で比較します。
製品名 | 35mm判換算 | 手ブレ補正 | 重量 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
キヤノン EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM | 約18-35mm相当 | あり | 約220g | 風景・建築・室内 |
キヤノン EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM | 約24-72mm相当 | あり | 約130g | 日常・旅行 |
キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM | 約29-240mm相当 | あり | 約300g | 旅行・高倍率ズーム |
キヤノン EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM | 約88-320mm相当 | あり | 約260g | 運動会・動物園・遠景 |
キヤノン EF-M22mm F2 STM | 約35mm相当 | なし | 約105g | スナップ・日常 |
キヤノン EF-M32mm F1.4 STM | 約51mm相当 | なし | 約235g | 人物・室内・物撮り |
キヤノン EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM | 約45mm相当 | あり | 約130g | 小物・花・マクロ |
SIGMA 16mm F1.4 DC DN|Contemporary | 約26mm相当 | なし | 約405g | 室内・夜景・広角 |
SIGMA 30mm F1.4 DC DN|Contemporary | 約48mm相当 | なし | 約270g | 日常・人物・室内 |
SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary | 約90mm相当 | なし | 約280g | ポートレート |
TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC | 約29-320mm相当 | あり | 約460g | 旅行・高倍率ズーム |
標準ズームをすでに持っている人は、現在撮りにくい場面を基準に追加するレンズを考えると分かりやすくなります。もっと広く写したいなら11-22mm、遠くの被写体なら55-200mm、暗い室内なら22mm F2やF1.4単焦点といった選び方です。
レンズ交換をできるだけ減らしたい場合は18-150mmや18-200mmがあります。ただし、タムロン18-200mmは約460gなので、純正18-150mmの約300gとは持ち運びやすさに差があります。
キヤノン EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM:軽さを重視した標準ズーム

EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMは、35mm判換算で約24-72mm相当をカバーする標準ズームです。約130gと軽く、収納時は全長約44.5mmに収まります。スナップ、旅行、家族写真など、日常でよく使う範囲を1本で撮影できるレンズです。
24mm相当の広角側は旅行や室内で使いやすい
広角端15mmは約24mm相当です。狭い室内で複数人を写したいときや、旅先で建物全体を入れたいときは、18mm始まりのズームより広い範囲を写せます。AFにはSTM(ステッピングモーター)を採用しています。手ブレ補正も備えているため、日中の旅行や散歩では1本で対応しやすいでしょう。
暗い室内や大きなボケを求めるなら単焦点も候補
開放F値はF3.5-6.3です。室内で動く子どもを撮る場合や、夕方以降の撮影ではシャッタースピードを確保しにくいことがあります。
背景を大きくぼかした人物写真を撮りたい場合も、EF-M22mm F2やEF-M32mm F1.4、SIGMA 30mm F1.4などのほうが向いています。標準ズームを普段使いにし、暗い場所だけ単焦点へ交換する使い方もできます。
また、このレンズは収納機構を採用しているため、収納状態のままでは撮影できません。使い始めにレンズを撮影位置まで繰り出す操作が必要です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM |
発売日 | 2015年10月29日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 15-45mm F3.5-6.3 |
35mm判換算 | 約24-72mm相当 |
手ブレ補正 | あり |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.25m / 最大0.25倍(45mm時) |
フィルター径 | 49mm |
重量 | 約130g |
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キヤノン EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM:風景や室内を広く写せる広角ズーム

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMは、35mm判換算で約18-35mm相当をカバーする広角ズームです。標準ズームでは入りきらない風景や建物、距離を取れない室内を撮るときに使いやすく、最短0.15mまで近づけます。
約18mm相当なら狭い場所でも広く写せる
旅行先の大きな建物や広場、ホテルの室内など、後ろへ下がれない場所では11mm側が便利です。標準ズームの15mm側より広いため、写せる範囲がはっきり変わります。
広角レンズでは、画面の端にあるものやレンズに近いものほど形が大きく伸びて見えることがあります。人物を撮る場合は画面の端を避け、顔へ近づきすぎないようにすると自然にまとめやすいでしょう。
Canonの広角レンズをマウント別に比較した記事もあります。
Canon広角レンズおすすめ RF/EF・単焦点・中古で失敗しない選び方ガイド
夜景や星空を中心に撮るなら明るさも確認
開放F値はF4-5.6です。レンズ内手ブレ補正はありますが、暗い室内で動く人物を撮る場合や星空を撮影する場合は、より明るいレンズが向くこともあります。
広角とF1.4の明るさが必要ならSIGMA 16mm F1.4 DC DNも候補です。11-22mmは約18mm相当まで広く写せてズームも可能、SIGMA 16mmはズームできない代わりにF1.4という違いがあります。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM |
発売日 | 2013年7月11日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 11-22mm F4-5.6 |
35mm判換算 | 約18-35mm相当 |
手ブレ補正 | あり |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.15m / 最大0.30倍(22mm時) |
フィルター径 | 55mm |
重量 | 約220g |
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キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM:旅行を1本で撮りやすい高倍率ズーム

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、35mm判換算で約29-240mm相当をカバーします。広角寄りの標準域から望遠まで1本で移動できるため、旅行や子どもとの外出など、頻繁にレンズを交換しにくい場面に向いています。重量は約300gです。
広角から望遠まで1本で対応できる
旅行では、街並みを広く写したあとに、遠くの建物や看板を大きく撮りたいことがあります。18-150mmならレンズを交換せず、ズーム操作だけで画角を変えられます。
望遠端は約240mm相当なので、屋外の行事や動物園にも使える範囲です。ただし、EF-M55-200mmの約320mm相当ほど遠くまでは大きく写せません。望遠を使う機会が多い人は55-200mmとも比較してください。
広角側と明るさには注意
広角端は18mm、35mm判換算では約29mm相当です。大きな建物や狭い室内では、15-45mmや11-22mmのほうが広く撮れます。
開放F値はF3.5-6.3なので、暗い室内や背景を大きくぼかした人物撮影では単焦点のほうが使いやすい場合があります。旅行中の大部分を18-150mmで撮り、夜だけ22mm F2を使うといった組み合わせも考えられるでしょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM |
発売日 | 2016年11月25日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 18-150mm F3.5-6.3 |
35mm判換算 | 約29-240mm相当 |
手ブレ補正 | あり |
最短撮影距離 | 0.25m(18-50mm時) / 0.45m(150mm時) |
最大撮影倍率 | 最大0.31倍(150mm時) |
フィルター径 | 55mm |
重量 | 約300g |
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キヤノン EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM:約260gの軽量望遠ズーム

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMは、35mm判換算で約88-320mm相当の望遠ズームです。運動会や動物園、遠くの風景など、標準ズームでは小さくしか写せない被写体を大きく撮影できます。約260gと望遠ズームとしては軽量です。
320mm相当まで撮影できる
200mm側では約320mm相当となるため、離れた場所にいる子どもや動物を撮るときに使いやすくなります。山の一部を切り取ったり、海上の船を写したりと、旅行でも使い道があります。
約260gなので、EF-Mの小型ボディと一緒に持ち運びやすい点も特徴です。18-150mmより望遠側が長いため、広角をあまり使わず、遠くのものを撮る機会が多い人に向いています。
以下の記事で詳しく紹介しています。
Canon EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMをレビュー・比較|軽さ・画質・おすすめの撮影シーンを解説
暗い場所で動く被写体には注意
200mm側の開放F値はF6.3です。昼間の屋外では使いやすいものの、夕方や室内スポーツではシャッタースピードを上げるためにISO感度を高くする必要が出てきます。
手ブレ補正は撮影者の揺れを抑える機能なので、走っている子どもや選手の動きそのものは止められません。明るさの少ない場所で動体を撮る用途が多い場合は、この点を理解したうえで選びましょう。
最短撮影距離は1.0m、最大撮影倍率は0.21倍です。小物や花を大きく写すことが目的なら、28mmマクロのほうが向いています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM |
発売日 | 2014年7月10日(ブラック) |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 55-200mm F4.5-6.3 |
35mm判換算 | 約88-320mm相当 |
手ブレ補正 | あり |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 1.0m / 最大0.21倍 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約260g |
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※シルバーは2015年10月29日発売です。
キヤノン EF-M22mm F2 STM:持ち歩きやすい薄型単焦点

EF-M22mm F2 STMは、厚さ約23.7mm、重量約105gの薄型単焦点です。35mm判換算では約35mm相当となり、街歩きや旅行、家族の日常など、周囲の様子も含めて撮りたい場面に向いています。
約35mm相当は日常のスナップに使いやすい
約35mm相当は、目の前の人物だけでなく背景もある程度入れられる画角です。カメラとレンズを小さくまとめられるため、EOS Mシリーズの携帯性を重視する人にも合わせやすいでしょう。
料理を撮る場合は、料理だけを画面いっぱいにするより、器やテーブルの様子を含めた写真に向いています。近づきすぎると料理の形が強調されることがあるので、料理そのものを大きく自然に写したい場合は32mm F1.4なども比較してください。
手ブレ補正は非搭載
EF-M22mm F2にはレンズ内手ブレ補正がありません。暗い場所で止まっているものを撮る場合は、カメラをしっかり構える、必要に応じてISO感度を上げるといった対応が必要です。
一方、F2なので15-45mmなどの標準ズームより明るく、室内でもシャッタースピードを確保しやすい場面があります。携帯性と明るさの両方を重視したい人に選びやすいレンズです。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M22mm F2 STM |
発売日 | 2012年9月29日(ブラック) |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 22mm F2 |
35mm判換算 | 約35mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.15m / 最大0.21倍 |
フィルター径 | 43mm |
重量 | 約105g |
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※シルバーは2015年3月26日発売です。
キヤノン EF-M32mm F1.4 STM:約51mm相当の明るい標準単焦点

EF-M32mm F1.4 STMは、35mm判換算で約51mm相当となる単焦点です。人物、室内、料理や小物などを撮りやすい画角で、F1.4の明るさがあります。最短撮影距離は0.23m、最大撮影倍率は0.25倍です。
約51mm相当は人物や物撮りに使いやすい
22mmより画角が狭いため、同じ大きさで人物を写すときは少し離れて撮影することになります。顔へ必要以上に近づかずに済み、背景に入る範囲も22mmより少なくなります。
料理や雑貨を撮る場合にも、約51mm相当なら広角寄りのレンズより形を自然に見せやすいでしょう。F1.4では背景もぼかしやすく、室内で光が少ないときにも使いやすくなります。
F1.4ではピントの位置を確認する
F1.4で近い被写体を撮ると、ピントが合って見える前後の範囲である「被写界深度」が浅くなります。人物なら瞳、物撮りなら見せたい文字や模様など、どこにピントを合わせるかを意識しましょう。
レンズ内手ブレ補正はありません。ただしF1.4ではズームレンズより速いシャッタースピードを選びやすいため、人物など動く被写体を室内で撮る場合にも候補になります。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M32mm F1.4 STM |
発売日 | 2018年9月21日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 32mm F1.4 |
35mm判換算 | 約51mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.23m / 最大0.25倍 |
フィルター径 | 43mm |
重量 | 約235g |
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キヤノン EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM:最大1.2倍まで撮影できるマクロ

EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMは、通常のマクロ撮影で最大1.0倍、スーパーマクロモードでは最大1.2倍まで拡大して撮影できます。35mm判換算では約45mm相当で、アクセサリーや花、小さな雑貨などを大きく写したい人に向くレンズです。
内蔵LEDライトとハイブリッドISを搭載
マクロ撮影では被写体へ近づくため、カメラやレンズ自身の影が被写体へ落ちることがあります。このレンズは前面にLEDのマクロライトを備えており、近距離で光が足りない場合の補助に使えます。
手ブレ補正には、通常の角度ブレに加えてマクロ撮影で目立ちやすい上下左右方向のブレにも対応するハイブリッドISを採用しています。小さな被写体を手持ちで撮る機会が多い人には便利な機能です。
高倍率では被写体との距離が短くなる
通常モードの最短撮影距離は0.097m、スーパーマクロでは0.093mです。これはセンサー面から被写体までの距離なので、最大倍率ではレンズ先端と被写体の間隔がかなり短くなります。
そのため、アクセサリーや花など動かないものには使いやすい一方、近づくと逃げる昆虫では撮影しにくい場合があります。昆虫を中心に撮りたい人は、より長い焦点距離のマクロレンズとの違いも考えておきましょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | キヤノン EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM |
発売日 | 2016年6月30日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 28mm F3.5 |
35mm判換算 | 約45mm相当 |
手ブレ補正 | あり(ハイブリッドIS) |
最短撮影距離 | 0.097m(通常) / 0.093m(スーパーマクロ) |
最大撮影倍率 | 1.0倍(通常) / 1.2倍(スーパーマクロ) |
フィルター径 | 43mm(レンズフードES-22装着時) |
重量 | 約130g |
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SIGMA 16mm F1.4 DC DN|Contemporary:室内でも使いやすい広角F1.4

SIGMA 16mm F1.4 DC DN | ContemporaryのキヤノンEF-M用は、35mm判換算で約26mm相当となる広角単焦点です。F1.4の明るさがあり、室内や夜のスナップ、人物と周囲の風景を一緒に写したい場面などに向いています。
約26mm相当とF1.4を組み合わせられる
約26mm相当なら、室内でも標準単焦点より広い範囲を写せます。F1.4まで開けられるため、暗い場所ではF4前後のズームよりシャッタースピードを速くしやすくなります。
EF-M11-22mmと比べると、こちらは16mmから画角を変えられません。その代わり明るさが大きく異なるため、超広角まで必要なら11-22mm、室内や夜の撮影を重視するなら16mm F1.4という選び方ができます。
小型のEOS Mでは重さも確認
キヤノンEF-M用は約405gです。EF-M22mm F2の約105gやEF-M11-22mmの約220gに比べると重いため、小型のEOS Mボディではレンズ側に重さを感じやすくなります。
また、SIGMAの16mm F1.4はマウントによって仕様が一部異なり、キヤノンEF-M用には簡易防塵防滴構造がありません。ほかのマウント用と混同しないようにしてください。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | SIGMA 16mm F1.4 DC DN|Contemporary キヤノンEF-M用 |
発売日 | 2019年10月18日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 16mm F1.4 |
35mm判換算 | 約26mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.25m / 1:9.9 |
フィルター径 | 67mm |
重量 | 約405g |
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SIGMA 30mm F1.4 DC DN|Contemporary:約48mm相当のF1.4単焦点

SIGMA 30mm F1.4 DC DN | ContemporaryのキヤノンEF-M用は、35mm判換算で約48mm相当です。人物、日常のスナップ、室内、小物などに使いやすい標準域で、F1.4の明るさがあります。
約48mm相当で日常から人物まで使いやすい
16mmより背景に入る範囲が狭く、56mmほど撮影距離を必要としないため、日常で使いやすい焦点距離です。屋外のスナップだけでなく、ある程度距離を取れる室内なら人物にも使えます。
EF-M32mm F1.4とは焦点距離も明るさも近いため、サイズや最短撮影距離、重さなども見ながら選ぶとよいでしょう。SIGMA 30mmは約270g、純正32mmは約235gです。
以下の記事で詳しく紹介しています。
【2026年版】Sigma 30mm F1.4 DC DNのレビュー比較まとめ 標準域の単焦点デビューに最適
近距離ではピントの位置を確認
最短撮影距離は0.30m、最大撮影倍率は1:7です。近距離でF1.4を使うと被写界深度が浅くなるため、人物なら瞳、小物なら見せたい部分にピントが合っているか確認しましょう。
中古品ではAFが正常に作動するか、フォーカスリングに違和感がないかも確認したいところです。16mmと30mmのEF-M用については、フォーカスリング操作の調整機能に対応するファームウェアも公開されています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | SIGMA 30mm F1.4 DC DN|Contemporary キヤノンEF-M用 |
発売日 | 2019年10月18日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 30mm F1.4 |
35mm判換算 | 約48mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.30m / 1:7 |
フィルター径 | 52mm |
重量 | 約270g |
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SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary:約90mm相当の中望遠単焦点

SIGMA 56mm F1.4 DC DN | ContemporaryのキヤノンEF-M用は、35mm判換算で約90mm相当です。人物撮影で使いやすい中望遠域で、F1.4を生かして背景を大きくぼかした写真を撮れます。
人物を大きく写しながら背景を整理しやすい
約90mm相当では、30mmや32mmより被写体から距離を取って撮影します。背景に入る範囲が狭くなるため、公園や街中で人物を撮るときに余計なものを画面から外しやすくなります。
F1.4で撮れば背景も大きくぼかせますが、ピントが合って見える範囲は狭くなります。人物では瞳など、見せたい位置にピントが合っているかを確認してください。
狭い室内では使いにくいことがある
約90mm相当は、一般的な部屋で全身や複数人を撮るには狭く感じることがあります。後ろへ下がれる屋外や広い室内のほうが使いやすいでしょう。
室内で家族を撮る機会が多い人は16mm、22mm、30mm、32mmなども比較してください。56mmは標準域のレンズをすでに持っていて、人物用の中望遠を追加したい人にも向いています。
キヤノンEF-M用は約280gで、レンズ内手ブレ補正はありません。また、16mmや30mmと同様、EF-M用には簡易防塵防滴構造が搭載されていない点にも注意が必要です。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | SIGMA 56mm F1.4 DC DN|Contemporary キヤノンEF-M用 |
発売日 | 2019年10月18日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 56mm F1.4 |
35mm判換算 | 約90mm相当 |
手ブレ補正 | なし |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.50m / 1:7.4 |
フィルター径 | 55mm |
重量 | 約280g |
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TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC:18-200mmを1本でカバーする高倍率ズーム

TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC(Model B011)のキヤノンEF-M用は、18mmから200mmまでをカバーする高倍率ズームです。35mm判換算では約29-320mm相当となり、標準域から望遠までレンズ交換をせずに撮影できます。キヤノンEF-M用は販売終了しています。
純正18-150mmより望遠側が長い
純正18-150mmと広角端は同じ18mmですが、タムロンは200mmまで伸ばせます。動物園や展望台など、少しでも望遠側を長くしたい場合には違いを感じやすいでしょう。
レンズ内には手ブレ補正「VC」も搭載されています。望遠で止まっている被写体を手持ち撮影するときに、撮影者の揺れを抑えるための機能です。一方、重量は約460g。純正18-150mmの約300gより160g重いため、旅行用として選ぶなら望遠側の長さだけでなく持ち運びやすさも比べたいところです。
中古ではEOS Kiss Mなどとの互換性を確認
タムロンは過去に、B011キヤノン用とEOS Kiss Mの組み合わせで、絞って撮影した際にErr01が表示される、電源を入れたままレンズを付け直すとフリーズするといった症状を案内しています。これらはファームウェア更新による改善対応が行われました。
ファームウェア案内では、EOS M5、M6、M100、M3、M10などに関する改善内容も掲載されています。中古で購入する場合は、使うボディとの組み合わせや更新状況を確認しておくとよいでしょう。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC(Model B011)キヤノンEF-M用 |
発売日 | 2014年6月26日 |
対応センサーサイズ | APS-C |
焦点距離・開放F値 | 18-200mm F3.5-6.3 |
35mm判換算 | 約29-320mm相当 |
手ブレ補正 | あり(VC) |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 0.50m / 1:3.7(200mm時) |
フィルター径 | 62mm |
重量 | 約460g |
販売状況 | 販売終了 |
みんなのカメラ商品ページ |
比較・選び方ガイド:用途に合わせて組み合わせる
EF-Mレンズは純正の種類が限られているため、撮りたいものを決めると候補を絞りやすいマウントです。最初から何本もそろえるより、普段使うズームを決めて、必要な焦点距離や明るさだけ追加すると無駄を減らせます。
用途 | 優先したいこと | レンズの組み合わせ例 |
|---|---|---|
旅行・街歩き | 荷物の少なさ、レンズ交換の少なさ | EF-M18-150mm+暗い場所用にEF-M22mm F2 |
風景・建築・室内 | 広い画角 | EF-M11-22mm+EF-M15-45mm |
運動会・動物園 | 望遠側の焦点距離 | EF-M55-200mm。交換を減らすなら18-150mmやTAMRON 18-200mm |
室内の家族・子ども | 明るさ、シャッタースピード | EF-M32mm F1.4またはSIGMA 30mm F1.4 |
ポートレート | 中望遠、背景のボケ | EF-M32mm F1.4、SIGMA 30mm F1.4、SIGMA 56mm F1.4 |
小物・マクロ | 撮影倍率、近接性能 | EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM |
旅行で迷いやすいのは、18-150mmの1本にするか、15-45mmと55-200mmの2本にするかです。18-150mmならレンズ交換を減らせますが、15-45mm+55-200mmなら約24mm相当の広角から約320mm相当の望遠まで使えます。荷物の量と必要な画角で選んでください。
単焦点では、小型・軽量を優先するならEF-M22mm F2が候補です。人物や料理、小物を約50mm相当で撮りたいならEF-M32mm F1.4またはSIGMA 30mm F1.4、屋外の人物撮影で背景を大きくぼかしたいならSIGMA 56mm F1.4が選択肢になります。
SIGMA 16mm F1.4は、標準単焦点より広く写しながらF1.4の明るさを使いたい人向けです。ただし約405gあるため、EOS Mシリーズの小ささを優先する場合は、約105gのEF-M22mm F2などと重さも比べておきましょう。
中古では同じ製品でも状態が異なります。カビやクモリだけでなく、AF、手ブレ補正、リング類、マウント部分、収納機構などを確認し、修理対応期間やサードパーティ製レンズのファームウェア情報も購入前に見ておくと安心です。
EF-Mレンズおすすめのまとめ
EF-Mレンズは、キヤノン純正の11-22mm、15-45mm、18-150mm、55-200mmで広角から望遠までそろえられます。小型の22mm F2、明るい32mm F1.4、最大1.2倍で撮影できる28mmマクロを加えれば、室内や人物、接写にも対応できます。
さらにF1.4の単焦点が必要なら、SIGMAの16mm・30mm・56mmから画角を選べます。レンズ交換を少なくしながら200mmまで使いたい場合には、販売終了品ではありますがTAMRON 18-200mmも中古の候補です。
2026年8月時点では、EOS Mシリーズとキヤノン純正EF-Mレンズは生産を終了しています。また、EF-MレンズをEOS Rシリーズへ移して使うことはできません。これから買い足す人は、現在のEOS Mを今後どのくらい使う予定なのかも考えて選びましょう。
普段の撮影が旅行中心なら高倍率ズーム、室内が多ければ明るい単焦点、遠くの被写体が多ければ55-200mmというように、まず一番よく撮る場面から決めると選びやすくなります。
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