
タムロン 25-200mm F/2.8-5.6 G2 ファームウェアVer.3公開 25〜70mmでハーフマクロ以上に対応
タムロンは、25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075)のソニーEマウント用に、レンズファームウェアVer.3を公開しました。更新により25-70mm域で最大撮影倍率が1:2(ハーフマクロ以上)へ向上し、35-50mmでは1:1.7の近接撮影が可能になります。
この記事のサマリー

タムロンがModel A075(ソニーEマウント用)のファームウェアVer.3を公開

25-70mmで最大撮影倍率が1:2(ハーフマクロ以上)に向上

35-50mmでは最大撮影倍率1:1.7で、より大きく写せる

Ver.2以前(50mmで1:3.1)と比べ、寄りの表現幅が広がる
ファームウェアVer.3更新の要点

タムロンの高倍率ズーム「25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075)」の機能更新がありました。タムロンの公式案内では、対象はソニーEマウント用で、アップデート後は近接撮影の最大撮影倍率が向上するとされています。
同じModel A075でも、Ver.2以前とVer.3では50mm時の最大撮影倍率が異なります。近接性能を重視する場合は、使用中のファームウェアバージョンを確認しておきましょう。
項目 | 内容 |
|---|---|
対象レンズ | 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075) |
対象マウント | ソニーEマウント用 |
最新バージョン | Ver. 3 |
最終更新日 | 2026年7月29日 |
主な変更点 | 25-70mmで最大撮影倍率が1:2(ハーフマクロ以上)に向上 |
追記 | 35-50mmでは最大撮影倍率1:1.7で撮影可能 |
更新方法 | TAMRON Lens Utility(PC版)経由 |
「最大撮影倍率1:2 / 1:1.7」で何が変わる?
最大撮影倍率は、被写体をどれだけ大きく写せるかの指標です。たとえば1:2(0.5倍)は“被写体が実物の半分の大きさでセンサー上に写る”イメージで、一般的にハーフマクロと呼ばれる領域に入ります。今回のVer.3では、25-70mmでそのハーフマクロ以上を狙えるのがポイントです。
50mm域の比較:1:3.1→1:1.7は体感差が大きい
タムロンの比較では、Ver.2以前は(50mmでの例として)最大撮影倍率1:3.1、Ver.3では最大撮影倍率1:1.7と案内されています。数字だけ見ると分かりにくいのですが、トリミングで大きく見せるのと違い、実際に被写体へ近づいて撮れるため、背景の入り方やボケ方を変えやすくなります。パース(遠近感)は主に撮影距離で変わるため、近づくほど手前の被写体を強調した表現になります。
料理や小物を歪み少なく見せたい場合は、まず50mm前後で試すのが無難です。25〜35mmでは、被写体を大きく写しながら背景や場所の雰囲気も入れやすく、旅先の小物やカフェの記録に向きます。
「25-70mmで強い」の意味:広角側の寄りが面白くなる
近接は望遠側が得意と思われがちですが、広角寄りは背景を大きく入れながら主役を強調しやすく、表現の幅が広いのが魅力です。25-35mmあたりで寄れれば、被写体を大きくしつつ周囲の空気感も写し込めます。たとえばカフェのカップを主役にして店内の雰囲気を入れる、登山道の標識を大きく写しつつ景色も残す、といった撮り方がしやすくなります。
もちろん、最大撮影倍率は焦点距離や撮影距離など条件で変わります。まずは更新後に、普段よく使う焦点距離(35mm、50mmなど)で、どこまで寄れるかを試して感覚を掴むのが早道です。
高倍率ズームד寄れる”の実用度:日常の撮影がどう広がるか
25-200mmクラスの高倍率ズームは、交換レンズを減らせるのが最大のメリットです。そこに近接性能の底上げが入ると、「遠くの被写体を引き寄せる」だけでなく「足元の小さな被写体を大きく写す」まで、一本の中で完結しやすくなります。荷物を軽くしたい旅行や家族イベントで、撮影の取りこぼしを減らす方向に効いてきます。
具体的な撮影シーン:物撮り・花・子どもの小物に強い
寄れるズームが便利なのは、被写体が“動かない/小さい”場面です。たとえばフリマ出品用の小物を撮る、アクセサリーの質感を残して記録する、植物の葉脈を大きめに写すなど、マクロレンズほどの専用性は要らないけれど、スマートフォンの広角カメラで近づいたときよりも歪みを抑えやすく、標準域らしい背景整理もしやすい場面があります。
また、子どもの作品(折り紙、工作、絵など)を撮るときにも、35-50mmで寄れるとフレーミングが楽になります。画面いっぱいに入れても歪みが強すぎず、机の上で完結しやすいのが“標準域の近接”の良さです。
更新方法(TAMRON Lens Utility PC版)とアップデート時の注意
タムロンの案内では、アップデートはTAMRON Lens Utility(PC版)経由で行います。ニュースページ内にダウンロード導線が用意されているため、実施前に対応環境や手順を確認してから進めるのが確実です。アップデート中はPCや接続の状態に左右されるため、ケーブルの抜けやすい環境を避け、時間に余裕のあるタイミングで行うと安心です。
今回のVer.3は撮影倍率の向上が主眼なので、更新後はまず近接撮影を試して変化を確認するのがおすすめです。25mm、35mm、50mm、70mmといった使う頻度の高い焦点距離で「どの距離まで寄れるか」「どの距離でピントが安定するか」を軽くチェックしておくと、現場で迷いにくくなります。
Tamron 25-200mm F2.8-5.6 G2 (Model A075)ファームウェアVer. 3更新の最新情報まとめ
タムロンは、25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075)のソニーEマウント用レンズファームウェアVer.3を公開しました。更新により25-70mmで最大撮影倍率が1:2(ハーフマクロ以上)へ向上し、35-50mmでは1:1.7の近接撮影が可能になります。高倍率ズームを“旅の1本”として使っている人ほど、テーブルフォトや小物撮影の自由度が上がる更新なので、時間が取れるタイミングで適用し、よく使う焦点距離で寄り具合を確認しておくと安心です。
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