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【2026年版】TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2レビュー比較|旅行・スナップ向け高倍率ズーム





TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2は、ソニーEマウントのフルサイズミラーレスカメラに対応する高倍率ズームレンズです。広角25mmから望遠200mmまでをカバーしながら、全長121.5mm、質量575gの鏡筒に収めています。さらに、広角端F2.8と最大撮影倍率1:1.9(約0.53倍)を両立し、AF駆動にはリニアモーター方式のVXDを採用。先代のTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDからは、広角域、AF、近接性能、操作機能が更新されました。この記事では、画質やAF、近接撮影、動画での扱いやすさを確認しながら、競合レンズとの違いと選び方を解説します。
この記事のサマリー

25mmから200mmまでを1本でカバーでき、旅行、日常スナップ、家族行事、運動会や動物園など、幅広い場面で使えるレンズです。

開放F値はF2.8-5.6で、望遠側へズームするにつれて暗くなります。暗所で動く被写体を撮る場合は、ISO感度やシャッタースピードの調整が必要です。

25mmでは最大撮影倍率1:1.9の近接撮影が可能で、最大倍率時はレンズの影や照明位置への配慮が欠かせません。

AF駆動にはVXDを採用し、対応するカメラでは瞳AFや被写体認識、AFアシストなどを利用できます。ただし、レンズ内手ブレ補正は非搭載です。

Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG ソニーE用は20mmの画角と540gの軽さが特徴です。対するTAMRON 25-200mm G2は、F2.8-5.6の開放F値、67mmのフィルター径、TAMRON Lens Utilityへの対応で違いがあります。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2のレビュー要点
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TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の購入時は、広角から望遠までを1本で撮影できる範囲と、暗所や手持ち動画での使い方を分けて考えることが大切です。ここでは、撮影用途をもとに、このレンズが向いている人と不向きな人を整理します。
おすすめな人
旅行中に街並み、人物、室内、遠景まで撮りたい人には、25-200mmの焦点距離が適しています。広角端の25mmは、後ろへ下がりにくい室内や狭い路地でも広い範囲を収めやすく、望遠端では離れた建物や動物を大きく写せるでしょう。
また、子どもやペット、観光地の乗り物など、動きのある被写体を撮る人にも候補となります。AF駆動にはVXDを採用しており、使用するカメラの瞳AFや被写体認識と組み合わせて撮影可能です。追従性能はカメラ、AF設定、被写体、明るさによって変わります。
さらに、花や雑貨を大きく写しながら、周囲の様子も取り入れたい人にも向いています。25mmの広角近接では遠近感が強調されるため、小さな被写体と背景を組み合わせた構図を作れます。
不向きな人
体育館スポーツ、夜のイベント、薄暗い舞台を望遠端で撮る人は、70-200mm F2.8クラスも比較してください。200mm F5.6では、被写体の動きを止めるためにシャッタースピードを上げると、ISO感度も高くなりやすいためです。
歩きながら手持ち動画を撮り、望遠側まで頻繁に使う人にも注意が必要となります。このレンズにはレンズ内手ブレ補正がないため、ボディ内手ブレ補正を搭載していないカメラでは光学式の補正を利用できません。手持ち撮影を重視する場合は、SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)やTAMRON 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXDも比較してください。
専用のAF/MFスイッチや絞りリング、複数のカスタムボタンを使いたい人には、操作部が少なく感じられる可能性があります。このレンズのカスタム操作部は、フォーカスセットボタン1つです。複数の機能をレンズ側で使い分けたい場合は、ボタンの数と配置を購入前に確認してください。
要素別の早見表
携帯性、焦点距離、画質、AF、操作性など、購入前に確認したい要素を一覧にまとめました。長所だけでなく、望遠側の周辺描写や近接撮影時の距離、手ブレ補正の有無も確認してください。
要素 | 特徴 |
|---|---|
携帯性 | 25-200mmの8倍ズームを質量575gにまとめており、旅行や街歩きでレンズの本数を抑えやすい設計です。 |
焦点距離 | 広角25mmから望遠200mmまでをカバーし、室内、街並み、人物、動物、遠景を1本で撮影できます。 |
広角側の画質 | 25mmでは、風景や室内を広く収められます。補正前の歪曲収差や周辺光量低下は、カメラ内補正やRAW現像で調整可能です。 |
望遠側の画質 | 200mmでは人物や動物を大きく写せます。画面周辺まで細部を残したい場合は、実写作例も確認してください。 |
ボケ | 9枚の円形絞りを採用しています。ボケの大きさや形は、焦点距離、撮影距離、被写体と背景の間隔によって変わります。 |
近接撮影 | 25mmで最大撮影倍率1:1.9に対応します。最大倍率時はレンズ先端と被写体の距離が短く、影や遠近感が目立ちやすい点に注意してください。 |
AF | リニアモーター方式のVXDを採用。ファストハイブリッドAF、瞳AF、DMF、AFアシストなどに対応します。 |
逆光 | レンズ内部の反射を抑えるBBAR-G2コーティングを採用しています。 |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正は非搭載です。望遠撮影や手持ち動画では、ボディ内手ブレ補正や三脚、一脚の使用を検討してください。 |
操作 | ズームロック、フォーカスセットボタン、USB Type-C端子を装備しています。専用のAF/MFスイッチと絞りリングはありません。 |
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の基本情報
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ここでは、発売日、対応マウント、サイズ、近接性能など、購入前に確認したい基本仕様を紹介します。あわせて、先代のTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDから変更された項目も整理しました。
発売状況と製品の位置づけ
日本では2025年11月20日に発売されました。対応マウントはソニーEマウントのみで、35mmフルサイズのイメージセンサーに対応しています。
広角25mmから望遠200mmまでの8倍ズームを備えながら、質量は575gです。標準ズームと望遠ズームの役割を1本にまとめた、フルサイズ用の高倍率ズームとして位置づけられます。
主なスペック
焦点距離、近接性能、サイズ、価格などを表にまとめました。広角端と望遠端で数値が異なる項目は、WIDEとTELEで記載しています。
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 |
モデル名 | A075 |
対応マウント | ソニーEマウント |
対応センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
焦点距離 | 25-200mm |
開放F値 | F2.8-5.6 |
レンズ構成 | 14群18枚 |
最短撮影距離 | 0.16m(WIDE) / 0.8m(TELE) |
最大撮影倍率 | 1:1.9(WIDE) / 1:3.9(TELE) |
絞り羽根 | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F16-32 |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 76.2×121.5mm |
質量 | 575g |
手ブレ補正 | 非搭載 |
簡易防滴構造 | あり |
標準付属品 | 花型フード、フロントキャップ、リアキャップ |
価格 | 128,700円(税込) |
発売日 | 2025年11月20日 |
※価格は、2026年7月21日時点の公式通販サイトでの販売価格です。
最短撮影距離は、カメラの撮像面から被写体までを測った数値です。また、長さはレンズ先端からマウント面までを示します。
先代28-200mm RXDから変わった点
先代からの主な変更点は、広角端の28mmから25mmへの拡張、AF駆動方式のRXDからVXDへの変更、広角端の最大撮影倍率が1:3.1から1:1.9へ向上した点です。さらに、絞り羽根が7枚から9枚へ増え、フォーカスセットボタンとUSB Type-C端子も追加されました。
全長は117mmから121.5mmへ4.5mm伸びていますが、質量575gとフィルター径67mmは共通です。また、望遠端はどちらも200mmなので、買い替えても最も狭い画角は変わりません。
焦点距離ごとの開放F値や購入時の選び分けについては、後半の「TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDとの比較」で詳しく紹介します。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2のデザインと操作性
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操作部は、ズームリングとフォーカスリングを中心とした構成です。フォーカスセットボタン、ズームロックスイッチ、USB Type-C端子も備えていますが、絞りリングと専用のAF/MFスイッチはありません。
また、レンズの接合部や可動部には簡易防滴用のシーリングを施し、最前面には水滴や指紋を拭き取りやすい防汚コートを採用しています。簡易防滴構造は防水を保証するものではないため、雨天時はレインカバーを使用するなど、カメラとレンズを濡らさない対策が必要です。
ズームリングとズームロック
望遠側へズームすると、鏡筒が前方へ伸びます。広角端にはズームロックスイッチがあり、移動中や収納時に鏡筒が自重で伸びるのを抑える構造です。撮影を再開するときは、スイッチを解除してからズームリングを操作します。
さらに、ズームリングとフォーカスリングは、先代より滑らかな操作感を目指して改良されました。ただし、リングの重さや回転量には好みがあります。店頭で試せる場合は、25mmから200mmまで回したときの操作量と、フォーカスリングの抵抗感を確認してください。
フォーカスセットボタンとTAMRON Lens Utility
専用のAF/MFスイッチはありませんが、フォーカスセットボタンには機能を1つ割り当てられます。TAMRON Lens Utilityで設定できる主な項目は、AF/MF切り替え、カメラボディ機能、フォーカスプリセット、A-Bフォーカスです。
USB Type-C端子は、TAMRON Lens Utilityとの接続に使用します。レンズのファームウェア更新はPC版のみ対応し、PCとの接続には別売りのTAMRON Connection Cableが必要です。また、フォーカスリングの回転方向や、ピント移動をリニア方式とノンリニア方式から選ぶMFレスポンスも設定できます。利用できる項目は、レンズ、ソフトウェア、接続機器の組み合わせによって異なります。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の描写とレンズ補正
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高倍率ズームは焦点距離によって撮影できる範囲や補正項目が変わります。ここでは、25mmと200mmの使い方、カメラ内レンズ補正、逆光撮影時の注意点を紹介します。
広角25mmの描写とレンズ補正
25mmは、風景、室内、街並みなどを広く収めやすい焦点距離です。後ろへ下がれない場所では28mmとの画角差が表れ、建物や複数人を画面へ入れやすくなります。
このレンズは、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差のカメラ内レンズ補正に対応しています。歪曲収差は画面内の直線が曲がって写る現象、周辺光量低下は画像の四隅が中央部より暗くなる状態です。補正機能のON/OFFを選べるカメラでは、TAMRONが案内するON(AUTO)に設定してください。
RAWで撮影する場合は、使用する現像ソフトがA075のレンズプロファイルに対応しているか確認しましょう。プロファイルを利用できない場合は手動でも調整できますが、補正方法によって画角や四隅の明るさがJPEGと異なることがあります。
望遠端200mmの描写
200mmでは、人物、動物、スポーツ、建物の細部などを大きく写せます。主被写体を画面中央や三分割線付近へ配置する撮影では、望遠端の画角を生かしやすいでしょう。
建築物や風景を200mmで撮り、画面の端まで細部を残したい場合は、周辺部を含む実写作例を確認してください。描写は絞り値、撮影距離、使用するカメラ、補正設定によっても変わります。
逆光撮影時のコーティングと注意点
このレンズは、レンズ内部の反射を抑えるBBAR-G2コーティングを採用しています。ただし、ゴーストの形や位置は、太陽や照明の角度、絞り値、画面内の配置によって変化します。
逆光で撮影するときは付属フードを装着し、反射が目立つ場合はカメラの位置や光源の入り方を少し変えてください。太陽を画面内へ入れる構図では、絞り値を変えた写真を複数撮っておく方法もあります。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2のボケと近接撮影
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このレンズは9枚の円形絞りを採用し、広角端では最大撮影倍率1:1.9の近接撮影にも対応しています。ただし、ボケ方は焦点距離や撮影距離によって異なり、25mmで最大倍率まで近づくと、レンズ先端と被写体の間隔が非常に短くなる点には注意が必要です。ここでは、焦点距離によるボケの違いと、近接撮影で確認したい点を紹介します。
9枚円形絞りとボケの形
絞り羽根は、先代の7枚から9枚へ増えました。開放から2段絞った範囲では円形に近い形を保つ設計で、背景にある点光源も丸く写りやすくなっています。
ただし、絞り羽根の枚数だけでボケの質が決まるわけではありません。焦点距離、被写体までの距離、背景までの間隔、光学収差によって、輪郭や滑らかさが変化します。
焦点距離によるボケの違い
25mm F2.8では、被写体へ近づくことで、周囲の景色を残しながら背景をぼかせます。広角特有の遠近感も表れるため、花や小物と撮影場所の雰囲気を一緒に見せたい場面に向くでしょう。
人物撮影では、中望遠から200mm側を使い、被写体と背景の距離を広く取ると、背景をぼかしやすくなります。ただし、200mmの開放F値はF5.6です。85mm F1.8や70-200mm F2.8と同程度のボケ量を得るレンズではありません。
25mmで最大撮影倍率1:1.9
25mmの最短撮影距離は0.16m、最大撮影倍率は1:1.9(約0.53倍)です。最短撮影距離はカメラの撮像面から被写体までを測るため、レンズ先端から被写体までの間隔とは異なります。
最大倍率まで近づくと、レンズ先端と被写体の間隔が非常に短くなります。そのため、レンズやカメラの影が重なりやすく、照明を当てられる方向も限られるでしょう。花びらや柔らかい小物へレンズを接触させないよう注意してください。
焦点距離を伸ばした近接撮影
25mmで被写体へ近づくと、手前が大きく、奥が小さく写る遠近感が強調されます。そのため、花や小物を周囲の風景と組み合わせる撮影には適していますが、料理や商品の形を自然に見せたい場合は、焦点距離を伸ばして撮影距離を確保してください。
また、望遠端200mmの最大撮影倍率は1:3.9です。25mmほど大きく写せないものの、被写体から距離を取りやすく、レンズの影も避けやすくなります。撮影倍率だけで決めず、被写体の形、遠近感、照明、背景の入り方を見ながら焦点距離を調整してください。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2のAF性能
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AF性能は、レンズ側のVXDだけでなく、使用するカメラの瞳AFや被写体認識にも左右される項目です。ここでは、VXDの特徴と、ソニーEマウント機で利用できる主なAF機能を紹介します。
VXDによる合焦速度と動体追従
AF駆動には、リニアモーター方式のVXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)が採用されています。TAMRONによると、先代のRXDと比べてAF速度と動体追従性能が向上しました。
子ども、ペット、動物園、運動会などで使用する場合は、カメラ側の連続AFや被写体認識を組み合わせてください。実際の追従性能は、使用するカメラ、AF設定、被写体の動き、周囲の明るさによって変わります。
瞳AFやDMFとの組み合わせ
このレンズは、ソニーEマウント機のファストハイブリッドAFや瞳AFに対応しています。使用するカメラが人物、動物、鳥などの被写体認識を備えていれば、被写体に合わせた認識AFも利用可能です。ただし、認識できる対象や追従性能はカメラによって異なります。
また、ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)にも対応しています。DMFとは、AFでピントを合わせた後にフォーカスリングを回し、ピント位置を手動で微調整する機能です。花や小物など、狙った部分へ細かく合わせたい近接撮影で使用できます。
動画では、対応するカメラでAFアシストを利用できます。AFアシストは、AFで撮影している途中にフォーカスリングを回し、手動でピント位置を変更する機能です。利用できる機能やメニュー名はカメラによって異なるため、使用ボディの取扱説明書も確認してください。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の動画適性と手ブレ対策
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動画では、焦点距離の範囲に加え、ピント移動、手ブレ補正、ズーム中の露出変化が使いやすさを左右します。このレンズは25mmから200mmまで撮影できる反面、レンズ内手ブレ補正がなく、ズームに伴って開放F値が変わる点には注意が必要です。
動画で使える焦点距離とAF動作音
広角端の25mmは、風景、室内、複数人を含む場面を撮りやすい焦点距離です。望遠側へズームすると、ステージ上の人物や建物の細部など、離れた被写体を大きく写せます。
動画では、AFの追従だけでなく、ピント移動時の画角変化や動作音も撮影前に確認してください。TAMRONは、撮影環境によってAFの動作音が動画に録音される場合があると案内しています。
内蔵マイクを使用するときは、静かな場所で事前に録音しましょう。動作音が気になる場合は、カメラやレンズから離して設置できる外部マイクも選択肢となります。
動画向けのフォーカス設定
TAMRON Lens Utilityでは、フォーカスリングの反応をリニア方式とノンリニア方式から選択できます。リニア方式は、リングを回した量に応じてピントが移動するため、同じ操作を繰り返したい動画撮影に適した設定です。
これに対し、ノンリニア方式では、リングを回す速さによってピントの移動量が変わります。素早く回すと大きく移動し、ゆっくり操作すれば細かな調整が可能です。
また、フォーカスセットボタンへA-Bフォーカスを割り当てると、あらかじめ登録した2つのピント位置の間を移動できます。撮影前に移動速度と停止位置を試し、狙った変化になるよう調整してください。
レンズ内手ブレ補正がない場合の撮影方法
このレンズは、レンズ内手ブレ補正を搭載していません。ボディ内手ブレ補正を備えるカメラではボディ側の補正を利用できますが、揺れの残り方は焦点距離、構え方、歩き方、使用するカメラによって変わります。
特に200mmでは画角が狭く、小さな動きも映像上で大きな揺れとして表れます。定位置から撮る場合は三脚や一脚を使うほか、壁や柱など安全な場所に身体を添えてカメラを安定させてください。通路をふさぐ場所や三脚禁止の施設では、管理者のルールに従いましょう。
歩きながら撮影する場合は、望遠側より揺れが目立ちにくい25mm側を中心に使う方法があります。対応ボディの電子式手ブレ補正を利用するときは、補正によって画角が狭くなるクロップ量も確認してください。
ジンバル使用時とズーム中の露出
ジンバルへ載せる場合は、カメラとレンズを合わせた総重量が、ジンバルの最大搭載重量を超えていないか確認しましょう。また、このレンズはズームすると鏡筒が伸びるため、焦点距離を変えると重心も移動します。よく使う焦点距離を決めてからバランスを調整してください。
さらに、開放F値は25mmのF2.8から望遠端のF5.6まで変化します。開放絞りのままズームすると、設定によっては画面の明るさやISO感度が変わる点にも注意が必要です。
ズーム中の露出変化を抑えたい場合は、全焦点距離で設定できるF5.6以上を使用する方法があります。あわせて、オートISO、露出固定、シャッタースピードの設定を撮影前に確認しましょう。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2の携帯性とAPS-Cでの使い方
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携帯性を判断するときは、レンズ単体の質量だけでなく、使用するカメラとの総重量、フィルターの共用、バッグへの収納も確認が必要です。また、APS-Cボディへ装着すると画角が変わるため、フルサイズとは適した撮影場面も異なります。
575gの質量と67mmフィルター
質量は575g、全長は121.5mmです。標準ズームと望遠ズームの2本を持ち歩く構成に比べ、携行するレンズの本数と交換回数を抑えられます。徒歩移動が多い旅行、家族行事、登山、街歩きなどに取り入れやすいサイズでしょう。
ただし、持ち運ぶ際の総重量は、組み合わせるカメラによって変わります。普段使用するストラップで長時間持てるか、バッグへ無理なく収納できるかも確認してください。
フィルター径は67mmで、TAMRONが展開する複数のフルサイズミラーレス用レンズと共通しています。すでに67mmのPLフィルター、NDフィルター、保護フィルターを所有していれば、そのまま共用可能です。
これに対し、Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG ソニーE用とSONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)のフィルター径は72mmです。手持ちのフィルターを流用したい場合は、焦点距離や質量とあわせてフィルター径も比較してください。
APS-Cボディでは37.5-300mm相当
APS-CのソニーEマウント機へ装着すると、画角は35mm判換算で37.5-300mm相当になります。広角端は標準域に近づくものの、望遠端では300mm相当までカバー可能です。そのため、運動会、動物園、屋外スポーツなど、離れた被写体を大きく撮りたい場面に向きます。
ただし、室内、集合写真、自撮りでは、37.5mm相当からの画角を狭く感じることがあります。後ろへ下がれない場所では、複数人や室内全体を画面へ収めにくい場合もあるでしょう。
APS-Cで旅行用レンズとして選ぶなら、屋外の標準から望遠を中心に使うか、必要に応じて広角レンズを追加する構成を検討してください。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2と競合レンズの比較
ここでは、TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2と同じソニーEマウントのフルサイズ対応レンズを比較します。焦点距離や質量だけでなく、レンズ内手ブレ補正、近接性能、広角端の画角まで見ると、撮影用途に合う製品を選びやすくなるでしょう。
レンズ | 対応マウント | 焦点距離・開放F値 | 質量 | 手ブレ補正 | 最大撮影倍率 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
ソニーE | 25-200mm F2.8-5.6 | 575g | なし | 1:1.9(25mm) | 25mm F2.8、67mmフィルター、VXD、TAMRON Lens Utility対応 | |
ソニーE | 28-200mm F2.8-5.6 | 575g | なし | 1:3.1(28mm) | 28mm F2.8、67mmフィルター、RXD | |
ソニーE | 20-200mm F3.5-6.3 | 540g | なし | 1:2(28~85mm) | 20mm、10倍ズーム、28~85mmで最大撮影倍率1:2 | |
ソニーE | 24-240mm F3.5-6.3 | 約780g | あり | 0.27倍 | 純正レンズ、OSS、240mm | |
ソニーE | 28-300mm F4-7.1 | 610g | あり | 1:2.8(28mm) | VC、300mm、67mmフィルター |
※比較表は、すべてソニーEマウント用のフルサイズ対応モデルの仕様を掲載しています。Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DGにはLマウント用もあるため、購入時は「ソニーE用」であることを確認してください。
※各製品の数値はメーカー公式仕様に基づきます。
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDとの比較
TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDは、25-200mm G2の先代にあたる高倍率ズームです。28mmの画角で足りており、レンズ側のカスタマイズ機能を使わない人なら、引き続き比較対象に入ります。中古品や販売店の在庫品も流通しているため、購入予算を抑えたい場合にも検討できるでしょう。
25-200mm G2では、広角端が25mmへ広がり、AF駆動もRXDからVXDへ変更されました。さらに、最大撮影倍率1:1.9、フォーカスセットボタン、TAMRON Lens Utilityへの対応が追加されています。
中望遠域で撮る機会が多い人は、25mmの画角やAF性能に加え、よく使う焦点距離での開放F値も確認してください。焦点距離による明るさの変化は、室内撮影やシャッタースピードの設定に関係します。
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG ソニーE用との比較
Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG ソニーE用は、20mmから200mmまでをカバーする10倍ズームです。質量は540gで、TAMRON 25-200mm G2より35g軽くなっています。20mmの画角は、室内、巨大建築、狭い路地、広い風景など、撮影位置を後ろへ移せない場面で選択理由になるでしょう。
近接撮影では、28~85mmの範囲で最大撮影倍率1:2に対応します。同じ倍率のまま焦点距離を選べるため、広角らしい遠近感を出す撮影から、被写体との距離を確保した中望遠の近接撮影まで対応可能です。
対するTAMRONは、25mmで最大撮影倍率1:1.9まで大きく写せます。ただし、最大倍率時はレンズ先端と被写体の間隔が非常に短くなるため、照明の配置やレンズの影に注意してください。
開放F値はTAMRONがF2.8-5.6、SigmaがF3.5-6.3です。TAMRONは広角端と望遠端のどちらもSigmaより小さい開放F値を使用できます。対してSigmaは、20mmの画角、540gの質量、28~85mmで使える最大撮影倍率1:2が特徴です。
SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)との比較
SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)は、24mmから240mmまでをカバーし、レンズ内手ブレ補正OSSを搭載しています。TAMRON 25-200mm G2より広角端が1mm広く、望遠端も40mm長いため、焦点距離の範囲を優先する人に適した構成です。
また、ボディ内手ブレ補正を搭載していないカメラでも、レンズ側のOSSを利用できます。望遠撮影や手持ち動画で光学式の補正を使いたい人は、比較対象に含めてください。
TAMRONの質量は575gで、SONYより約205g軽くなっています。さらに、広角端はF2.8、最大撮影倍率は1:1.9です。持ち運びやすさ、広角端の明るさ、近接撮影を優先するならTAMRON、OSSと240mmを重視するならSONYという違いがあります。
TAMRON 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXDとの比較
TAMRON 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXDは、28mmから300mmまでをカバーし、レンズ内手ブレ補正VCを搭載しています。質量は610gで、25-200mm G2との差は35gです。野外イベント、動物園、旅行先の遠景など、200mmを超える望遠域が必要な人に向いています。
ただし、開放F値はF4-7.1で、広角端と望遠端のどちらも25-200mm G2より暗い設定です。そのため、室内や夕方の撮影、背景をぼかした表現では25-200mm G2が選びやすく、日中の望遠撮影やレンズ内手ブレ補正を重視する場合は28-300mmが比較対象となります。
なお、どちらもフィルター径は67mmです。PLフィルター、NDフィルター、保護フィルター、レンズキャップを共用したい人にも組み合わせやすいでしょう。
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2のレビュー比較まとめ
TAMRON 25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2は、広角25mmから望遠200mmまでを質量575gで持ち歩ける、ソニーEマウント用の高倍率ズームレンズです。旅行や日常撮影でレンズ交換を抑えながら、風景、人物、近接撮影、動きのある被写体まで幅広く撮りたい人に向いています。25mmでは風景や室内を広く収められ、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差のカメラ内補正にも対応しています。200mmで画面の端まで細部を残したい場合は、周辺部を含む実写作例も確認してください。最大撮影倍率1:1.9では小物を大きく写せますが、レンズ先端と被写体の距離が短く、レンズの影や広角特有の遠近感が目立ちやすくなります。先代のTAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDから買い替える場合は、25mmの画角、VXD、近接性能、フォーカスセットボタン、TAMRON Lens Utilityへの対応が主な判断材料です。競合には、20mmと28~85mmでの最大撮影倍率1:2を備えるSigma 20-200mm F3.5-6.3 DG ソニーE用、OSSと240mmを備えるSONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)、VCと300mmを備えるTAMRON 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXDがあります。よく撮る被写体、必要な広角・望遠域、レンズ内手ブレ補正の有無、手持ちのフィルター径を基準に比較してください。
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タムロン 25-200mm F/2.8-5.6 G2 ファームウェアVer.3公開 25〜70mmでハーフマクロ以上に対応
タムロンは、25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(Model A075)のソニーEマウント用に、レンズファームウェアVer.3を公開しました。更新により25-70mm域で最大撮影倍率が1:2(ハーフマクロ以上)へ向上し、35-50mmでは1:1.7の近接撮影が可能になります。

11/20発売 タムロン 25-200mm F2.8-5.6 G2の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ
高倍率ズームのど真ん中に、タムロンの新作「25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2(A075)」が開発発表されました。広角25mmスタートのF2.8はじまり、最大1:1.9のハーフマクロ、VXD搭載のAF、そしてφ67mm。秋発売予定という公式情報をベースに、実用目線で「買うべき人」「向くシーン」「競合との違い」を整理しました。





