ニコン Z50II ファームウェアVer.1.10公開 Imaging Recipeへ改称、動画機能やWi-Fi設定を強化

ニコン Z50II ファームウェアVer.1.10公開 Imaging Recipeへ改称、動画機能やWi-Fi設定を強化

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ニコン Z50II向けに、ファームウェア「C」Ver.1.10が公開されました。Cloud Picture Controlの名称がImaging Recipeへ変更され、フォーカス位置の記憶やモニター表示、自動切り換え、Wi‑Fi/FTPの運用面も拡張。動画ではシャッタースピード優先時の絞り制限がなくなるなど、実撮影に効く調整が含まれます。

みんカメ編集部
筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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ニコン Z50IIのファームウェア「C」がVer.1.10へ更新(対象:Ver.1.00〜1.04)

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Cloud Picture Controlは「Imaging Recipe」へ改称(新機能の追加ではなく名称変更)

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フォーカス位置の記憶、モニター表示の自動切り換え、Wi‑Fi常時有効、FTPタイムアウトなど運用系が強化

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動画のシャッタースピード優先で絞り値制限が廃止、HDMI接続時の出力途切れ対策も

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アップデート時は「ZマウントNIKKOR以外」や「FTZ II/FTZ以外」の装着を避ける注意が明記

ファームウェアC Ver.1.10の要点(Ver.1.04→1.10)

ニコン ダウンロードセンターでは、Z50II向けファームウェア「C」Ver.1.10の変更点が、Ver.1.04からの差分として整理されています。大きな軸は、メニュー名の改称(Cloud Picture Control→Imaging Recipe)と、撮影・表示・ネットワーク・HDMI周りの使い勝手調整です。なおVer.1.10は、過去のバージョンアップ内容もすべて含む形で提供されています。

配布ファイルと対象バージョン

更新前に「自分の個体が対象か」「ファイル名はどれか」を押さえておくと、作業の取り違えが減ります。公式ページでは、対象がファームウェアCのVer.1.00〜1.04であること、登録名(binファイル名)と容量が明記されています。パソコン上で保管するフォルダ名にVer.1.10を入れておくと、後から見分けやすくなります。ただし、カメラで更新するときは、Z50_2_0110.binをメモリーカードのルートディレクトリ(一番上の階層)へ直接コピーしてください。

項目

内容

対象機種

Z50II

ファームウェア

Firmware「C」Ver.1.10

更新対象バージョン

Firmware「C」Ver.1.00〜1.04

登録名(ファイル名)

Z50_2_0110.bin

ファイルサイズ

約102.83MB

注目点を撮影・運用目線で見る:名称変更、動画、ネットワーク

今回の更新は、劇的な新モード追加というより「日々の撮影で引っかかりやすい部分」を丁寧に整える内容です。特に、ピクチャーコントロール関連の名称変更は誤解が起きやすく、Imaging Recipeが“新しく追加された別機能”のように見えてしまいがちです。加えて、動画の露出操作と、Wi‑Fi/FTPの細かな設定追加は、運用スタイルによって効き方が変わるポイントでしょう。

Imaging Recipeは“新機能”ではなく、Cloud Picture Controlの改称

Ver.1.10では、メニュー上の「Cloud Picture Control」が「Imaging Recipe」に名称変更され、関連する項目名も「イメージングレシピをダウンロード」へ置き換えられています。既存ユーザーにとって重要なのは、ワークフローが突然別物になるというより「同じ系統の機能が別名で表示される」状態になることです。撮影メニューの探し方や、手順を書き留めていた人は、メモや手順書の文言を合わせておくと迷いにくくなります。

動画:シャッタースピード優先で絞り制限がなくなり、HDMI挙動も調整

動画撮影時のシャッタースピード優先モードで、絞り値の制限がなくなった点は、明確に“撮り方”へ影響します。たとえば室内イベントで被写体ブレを抑えたくてシャッタースピードを優先しつつ、背景ボケ量も調整したい場面では、操作の自由度が上がる可能性があります(実際の挙動は設定やレンズ、露出条件で変わります)。また、外部モニターなどのHDMI機器接続時、動画の撮影終了で映像出力が途切れない仕様へ変更されたため、モニター確認を挟みながら撮る人には地味にありがたい改善です。

ネットワーク:Wi‑Fi常時有効とFTPタイムアウト設定を追加

ネットワーク関連では、アクセスポイントモードに「Wi‑Fi常時有効」が追加され、FTPサーバー接続オプションに「無通信時のタイムアウト」が追加されました。

Wi‑Fi常時有効は、スマートフォン接続のアクセスポイントモードで使う設定です。現場でスマートフォン連携を繰り返す場合は再接続の手間を抑えやすくなりますが、バッテリー消費も含めて運用に合わせて確認したい項目です。

アップデート前に必ず押さえたい注意点:レンズ装着と準備物

Ver.1.10で最も強く注意喚起されているのが、アップデート作業中のレンズ/マウントアダプター装着です。公式ページでは赤字で、ZマウントのNIKKORレンズ以外、またはFTZ II/FTZ以外のマウントアダプターを装着したまま実行すると故障の原因になる可能性がある、と明記されています。作業前に「何を外すべきか」を誤解しないことが第一です。

故障リスクの注意は“必須条件”として扱う

レンズ側の都合で付け替えが面倒でも、アップデート時は例外を作らないほうが安全です。特にサードパーティ製のマウントアダプターや、Zマウント以外のレンズを組み合わせて使っている人は、撮影用のいつもの構成のまま更新を始めないよう注意してください。アップデート時は、ZマウントNIKKOR以外のレンズや、FTZ II/FTZ以外のマウントアダプターを装着したまま実行しないでください。判断に迷う場合は、レンズやマウントアダプターを外した状態で作業するのが無難です

Nikon Ver.1.10に含まれる“過去更新”も一応おさらい(新規追加と混同しない)

Ver.1.10は、以前のバージョンアップ内容もまとめて含む形で提供されています。すでにVer.1.04などへ上げていた人にとっては、ここから先は「すでに適用済み」の項目も多いはずです。一方、Ver.1.00近辺のまま止まっていた場合は、複数の不具合修正や挙動変更が一度に入るため、更新後に操作感が変わったように感じる場面があるかもしれません。

過去履歴としては、半押しタイマーオフ時のレンズ絞り動作の変更(Ver.1.04)、Nikon Imaging Cloud関連のメッセージや登録方法の変更、RAW現像や再生表示、動画操作、USB充電に関する不具合修正(Ver.1.03)などが列挙されています。さらに、SmallRig SR-RG2からの操作でプリキャプチャー撮影が可能になったこと(Ver.1.01)も記載があり、周辺機材を絡めた運用では特に“どのVer.で入った話か”を把握しておくと混乱しにくいでしょう。

Nikon Z50II ファームウェアVer1.10の最新情報まとめ

ニコン Z50IIのファームウェア「C」Ver.1.10では、Cloud Picture Controlの名称がImaging Recipeへ変更され、フォーカス位置の記憶やモニター表示、Wi‑Fi/FTP設定、動画の露出操作、HDMI出力挙動が更新されました。いちばん重要なのは、アップデート時にZマウントNIKKOR以外のレンズ、またはFTZ II/FTZ以外のマウントアダプターを装着しないという注意点です。対象がVer.1.00〜1.04の人は、更新後にメニュー名や挙動が変わる箇所を軽く点検して、いつもの撮影設定が意図どおりに動くか確認しておくと安心です。

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