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VILTROX、半分に切った35mm F1.2レンズで撮影 P&E showの実演が話題
中国のP&E showで、VILTROXがAF 35mm F1.2 LAB FE Nレンズを物理的に半分へ切断し、その状態のまま実際に撮影して写真を公開しました。見た目のインパクトだけで終わりがちな「切断レンズ」企画と違い、動作した点が大きな話題です。
この記事のサマリー

中国のP&E showで、VILTROXがAF 35mm F1.2 LAB FE Nレンズを半分に切断して撮影

過去に見られた“切断レンズ”の展示と異なり、レンズが実際に機能したと報じられている

VILTROXが撮影結果の写真を公開した点までが確定情報

価格や発売日などの販売情報は、この話題の主眼ではなく記事本文でも触れられていない
何が起きた?P&E showで“半分のレンズ”が撮れた
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Photo Rumorsによると、中国のP&E show会場でVILTROXはAF 35mm F1.2 LAB FE Nレンズを半分にカットした状態で展示し、さらにそのまま写真撮影まで行ったとされています。しかも、同サイトは「これまで他ブランドで見てきた切断レンズと違い、VILTROXのレンズは実際に機能した」と明記しており、単なるカットモデル(断面展示)ではなく“撮影できる断面”だったことが今回の肝です。
記事内には、会場での様子を示す画像に加えて、VILTROX公式Instagram投稿の埋め込みもあり、同社が撮影結果の写真を公開した流れが示されています。いわゆるスペック解禁や新製品発表の文脈ではなく、展示会での変則デモと実写結果の紹介として読むのが自然でしょう。
確定しているポイント(要点の整理)
報道とVILTROX公式投稿から確認できる範囲では、(1)中国のP&E showでの話題であること、(2)対象がAF 35mm F1.2 LAB FE Nレンズであること、(3)レンズを半分に切断した状態で撮影したこと、(4)VILTROXが撮影結果を公開したこと、が主なポイントです。逆に、性能の優劣を測るようなテスト条件や、撮影設定・比較カットのような検証要素は記事本文からは読み取れません。
そのため、このニュースの面白さは「画質がどれほど良いか」よりも、「普通なら成立しない見た目の状態でも、像が結んでしまう」という一点に集約されます。レンズの構造に興味がある人ほど、素直に驚ける種類のトピックです。
今回の話題は価格や発売日ではなく、半分に切断したレンズで実際に撮影したというデモ内容が主役です。
なぜ半分でも写る?レンズと像の成り立ちをやさしく解説
レンズを半分に切ったら、直感的には「半分の範囲しか写らない」と感じるかもしれません。ただ、光学の基本として、像は“レンズの一部分だけ”でも結べます。レンズの一部が欠けても、被写体から来た光の一部がセンサーまで届けば、像が完全に消えるとは限りません。ただし、入ってくる光の量や通り方は大きく変わるため、明るさの偏り、解像低下、フレア、ボケの崩れなどが出やすくなります。
もちろん、カメラ用レンズは多数のレンズ群で収差(色にじみや歪みなど)を打ち消し、周辺まで均質に写すよう設計されています。そこを物理的に欠損させれば、解像の低下や片側だけのボケ崩れ、フレア(光のにじみ)増加、周辺光量落ちの偏りなど、さまざまな変化が出ても不思議ではありません。
「写る」と「きれいに写る」は別問題
今回の話題で重要なのは、“写るかどうか”は光学的に成立し得る一方で、“通常の画質が保てるか”は別という点です。レンズの半分が欠ければ、入ってくる光束(光の束)は大きく欠け、センサーに届く光も偏ります。結果として、画面の明るさ分布やコントラストが非対称になったり、片側だけ像が流れたりと、写真としてはかなりクセのある描写になる可能性があります。
なお、元記事で確認できるのは『切断状態でも撮影できた』という点までです。AFの挙動や合焦のスムーズさまでは示されていないため、AF性能の検証というより、特殊な状態でも像が記録されたデモとして見るのが自然です。
写真表現としては“欠損の副作用”がむしろ面白い
もし片側だけ光量が落ちたり、片側だけ滲んだりするなら、それは通常のレンズ設計では避けるべき欠点です。一方で、写真表現として見ると「光学的な偏り」は個性にもなり得ます。たとえばポートレートで背景の片側だけが大きく流れたり、夜景で片側だけフレアが強く出たりすれば、狙って再現しにくい“偶然性”が作品の雰囲気に寄与することもあります。
もっとも、同じ結果を安定して再現できるかは別問題です。展示会のデモは一点物の状況になりやすく、再現性や実用性を語るより、「レンズの仕組みを視覚的に理解できるイベント展示」として受け取るのが安全です。
「切断レンズ」デモが示す、VILTROXの見せ方
Photo Rumorsの本文は、過去の他社“切断レンズ”事例に触れつつ、今回が「機能した」点を強調しています。切断モデル自体は、展示会で光学系の配置を見せる目的で行われることがありますが、通常は撮影できる状態まで成立させる必要がありません。そこをあえて「撮る」までやって見せたのが、今回のニュース性でしょう。
LABというシリーズ名が含まれている点も含め、技術デモ的な文脈で注目を集めやすい題材です。レンズ内部はブラックボックスになりがちで、ユーザーは完成品の写りだけを受け取ります。断面をさらし、しかも像が結ぶところまで見せると、製品理解の入口が一気に広がります。
展示会デモとしての狙いは「性能訴求」と「話題性」の両立
企業が展示会で強い印象を残すには、スペック表を並べるだけでなく、来場者が足を止める仕掛けが必要です。半分に切ったレンズは、その時点で視線を奪います。それで終わると“ネタ展示”になりがちですが、「撮れた」「写真を公開した」と続くことで、技術の裏付けがあるストーリーになります。
さらに、SNSで拡散されやすい題材でもあります。会場で見た人が動画で共有し、後から見た人も「結果」を追える。写真機材は実写がすべてと言われがちですが、その“実写”を変化球で提示した点が上手い見せ方です。
買い替え判断の材料ではなく、写真好きの好奇心を刺激する話
この種のトピックは、購入検討に直結する比較(解像、AF速度、逆光耐性など)を満たすものではありません。一方で、写真好きにとっては「光がどう曲がって、像がどうできるか」を思い出させてくれる、良い刺激になります。たとえば“絞りを開けると周辺が甘くなる”といった現象も、光束や設計のトレードオフが背景にあります。
なので今回は購入判断の材料というより、レンズを通った光がどのように像になるのかを直感的に見せる話題です。切断状態でも撮影できたという事実は、普段は見えにくいレンズ内部の働きを考えるきっかけになります
なお、これらの行為は展示・発信用に行われた特殊なデモであり、レンズの破損やけがにつながるため、個人で同様の加工を試すことはおすすめできません。
VILTROXが半分にカットしたレンズの実験の最新情報まとめ
VILTROXは中国のP&E showで、AF 35mm F1.2 LAB FE Nレンズを半分に切断した状態のまま撮影し、その写真を公開しました。過去の“切断レンズ”展示と違い、実際に機能したと報じられている点が最大のポイントです。購入判断の材料というより、光学の仕組みを直感的に伝える展示デモとして、写真好きなら一度は押さえておきたい話題でしょう。
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