3/26公開 Fujifilm GFX100 II ファームウェア更新 Ver.2.50の変更点まとめ

3/26公開 Fujifilm GFX100 II ファームウェア更新 Ver.2.50の変更点まとめ

富士フイルムが中判ミラーレスのGFX100 II向けにファームウェアVer.2.50を2026/03/26に公開しました。今回の主な変更は、パワーズームレンズ「FUJINON LENS GF32-90mm T3.5 PZ OIS WR」への対応です。これにより、セットアップメニューの表示設定にT-value / F-value表示の切り替えが追加され、ズームリングまたはズームレバーによる操作に対応しました。使用前にはレンズ側も最新ファームウェアへ更新する必要があります。

みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Ver.2.50の最大のポイントは、GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRへの対応

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セットアップメニューにT-value / F-value表示の切り替えが追加

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パワーズームレンズのズームリング / ズームレバー操作に対応

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適用前はバッテリー残量、記録メディアの状態、レンズ側ファームウェアの更新有無を要チェック

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GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRを使う動画・シネマ用途で恩恵が大きいアップデート

Ver.2.50で何が変わった?まず押さえたい公式発表の要点

今回のVer.2.50で追加された中心機能は、FUJINON LENS GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRへの対応です。公式サポート情報では、このアップデートにより、セットアップメニューの表示設定に「T-value / F-value」の切り替えが追加され、レンズのズームモード切り替えに応じてズームリングまたはズームレバーで操作できるようになると案内されています。使用前には、レンズ側も最新ファームウェアへ更新しておく必要があります。

GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRを使う人ほど恩恵が大きい

今回のアップデートは、細線や文字の偽色を直す画質修正ではなく、GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRをGFX100 IIで使うための対応が中心です。とくに動画・シネマ寄りの運用では、T-value表示とF-value表示を切り替えられる点や、ズームリング / ズームレバーでの操作に対応した点が実務上のメリットになります。

逆に、GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRを使わないユーザーにとっては、今回のVer.2.50で体感できる変化は限定的です。アップデート前には、ボディだけでなくレンズ側も最新ファームウェアか確認しておくと安心です。

Ver.2.50ではGF32-90mm対応が中心。更新方法そのものの新規追加が主題ではない

ファームウェアは内容以上に「確実に当てられること」が重要です。カメラ側にFIRMWARE UPDATEメニューが追加されたこと、FUJIFILM XApp経由の自動更新対応が強化されたことにより、更新手順の迷いどころが減ります。たとえば複数台運用でボディを入れ替える現場では、アップデート状況を揃えやすくなり、設定差や挙動差によるトラブルを避けやすくなるでしょう。

変更点を短く整理すると、次の2本柱です。画質の“気になるところを潰す”修正と、更新作業を“続けやすくする”改善が同時に入ったため、プロ・ハイアマ問わず恩恵を受けやすい更新と言えます。

項目

Ver.2.50での主な変更

レンズ対応

FUJINON LENS GF32-90mm T3.5 PZ OIS WRに対応

表示関連

セットアップメニューの表示設定にT-value / F-value表示切り替えを追加

操作関連

レンズのズームモードに応じて、ズームリング / ズームレバーで操作可能

ボディ側の挙動に関わる更新なので、仕事で使う方ほど「撮影の空き時間に早めに適用して、いつもの被写体で確認する」流れが安心につながります。

偽色修正が効くのはどんな人?“文字が主役”の撮影ほど差が出る

今回の更新は派手な新機能追加ではありませんが、刺さる人には明確に刺さります。ポイントは「高解像で細部まで写せるからこそ、色の破綻も見える」ことにあります。とくにGFX100 IIのような中判センサー機は、解像の余裕が大きいぶん、微細な偽色やエッジの違和感も最終成果物で目立ちやすく、レタッチ工程の負担が増えがちです。Ver.2.50はその“引っかかり”を減らす方向の更新として理解すると納得しやすいでしょう。

逆に言えば、柔らかい階調が中心のポートレートや、細線が少ない風景だけを撮る人は、変化を感じにくい可能性があります。それでも、印刷物の撮影や展示作品の複写など「文字や網点が混ざる瞬間」は意外とあるため、更新を見送るメリットは小さめです。

商品撮影・資料撮影・アーカイブの“読める品質”を底上げ

EC用の商品撮影でも、パッケージ裏面の注意書きや型番ラベルは必ず撮りますし、出版社・博物館・企業アーカイブの複写では、文字の正確さが成果物の価値を決めます。たとえば白地に黒の小さなサンセリフ体、あるいは金属刻印の細い直線は、エッジで色が転ぶと修正に時間がかかります。偽色が出にくくなるだけで、撮影後のチェックや部分補正の回数が減り、納品までの時間を短縮しやすくなります。

風景や人物中心でも“人工物の細線”で違いが出ることがある

風景の中でも、ビルの窓枠やフェンス、鉄塔、橋梁のケーブルのように細線が密集する被写体は珍しくありません。人物撮影でも、衣装の細かな織りや規則柄、小道具の文字(表紙タイトル、楽譜、ラベル)が画面に入ると、違和感として残ることがあります。作品づくりの工程で「気になるけれど、原因が特定しにくい」現象ほど厄介なので、修正が入ったタイミングで更新しておく価値は十分あります。

偽色はレンズや絞り、現像処理、縮小時のアルゴリズムでも見え方が変わるため、更新後は普段のワークフロー(いつものRAW現像、いつもの出力サイズ)で確認するのが近道です。チャート撮影まで行わなくても、A4程度の印刷物や製品箱を1つ撮って比較するだけで、改善が体感できるケースがあります。

更新方法は2ルート。作業前に“止めない準備”だけ整える

アップデート自体は、公式の手順に沿って進めれば難しくありません。今回のトピックは「作業が詰まるポイントを先に潰す」ことです。たとえば更新中に電源が落ちる、記録メディアの状態が不安定、設定を控えておらず現場仕様に戻せない、といったトラブルは、機能改善の恩恵を打ち消してしまいます。短時間で終えるためにも、事前確認だけは丁寧に行いましょう。

また、複数台運用なら“同じ日にまとめて”が効率的です。ボディごとにバージョンが混在すると、画質や挙動の違いを疑う時間が増え、原因切り分けが難しくなります。

XApp経由の自動更新を使うと、更新の心理的ハードルが下がる

FUJIFILM XApp側の自動更新対応が強化されたことで、「PCにファイルを落として、カードに入れて…」という手順が負担だった人ほど楽になります。出先で思い立ったときに準備しやすく、更新の先延ばしを減らせるのがメリットです。特に撮影チームで機材を回す場合、更新担当者が一括で作業しやすくなる点も見逃せません。

SDカード更新でも失敗しないための注意点(バッテリーと設定控え)

カード更新を選ぶ場合は、バッテリー残量に余裕を持たせ、途中で操作しないのが鉄則です。加えて、カスタム設定やボタン割り当て、記録方式(バックアップ記録の有無など)は、現場で差が出る部分なので、更新前にスマホでメニュー画面を数枚撮っておくと復旧が早くなります。仕事前夜に慌てないためにも、更新と動作確認は撮影予定のない時間帯に回すのが安全です。

更新後は、まず「普段使う撮影モード」と「普段使う現像ルート」で、1〜2被写体を撮ってチェックする流れがおすすめです。今回の修正点は“細部を見るほど効く”タイプなので、テキストの入った被写体を一つ混ぜると確認がスムーズです。

Fujifilm GFX100 II ファームウェア更新の最新情報まとめ

富士フイルムは2026/03/26にGFX100 IIのファームウェアVer.2.50を公開し、細かいテキスト撮影で発生するエッジ偽色の不具合を修正しました。あわせて更新メニュー追加とXApp連携の強化も入り、適用のしやすさが上がっています。文字や直線が重要な仕事ほど恩恵が大きいので、時間に余裕のあるタイミングで更新し、テキスト入りの被写体で軽く確認しておくと安心です。


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