.webp?fm=webp&q=75&w=1152)
【2026年版】NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビュー比較まとめ





NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、Zマウントの超広角を「小型・軽量」と「実用画質」でまとめた定番ズームです。14mmスタートでありながら82mmねじ込みフィルターが使え、旅や登山の風景撮影、建築物、Vlog寄りの広角動画まで守備範囲が広いのが特徴です。一方、開放F4ゆえ暗所ではシャッター速度やISOの工夫が必要で、歪曲や周辺減光はデジタル補正前提です。この記事では複数媒体での実機レビュー傾向を踏まえ、強みが活きる撮影シーンや競合比較などを紹介します。
この記事のサマリー

14mmスタート+82mmフィルター対応が最大の武器。風景・旅行・建築の「荷物を増やしたくないけれど広角で撮影したい」に強い

歪曲と周辺減光は補正前提の“デジタル設計”なので、RAW現像やワークフロー次第で評価が分かれる

中心解像は開放から高水準、周辺は14mm開放で控えめだが、絞りや焦点距離の選び方で安定しやすい

静粛なSTM駆動とブリージングの少なさで動画適性も高め。ND/CPL運用が現実的なのも大きい

F2.8勢(14-24、17-28)や明るい単焦点(20mm)とは「明るさ」より「携帯性とフィルター運用」の優先度で差別化できる
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビュー要点
.webp?w=320)
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、超広角ズームの「出目金でフィルターが付けにくい」「大きくて重い」という不満を、Zマウントらしい設計で減らした一本です。画質はシャープで扱いやすい一方、歪曲や周辺減光は補正が前提になりやすく、メリットとデメリットをどう捉えるかがポイントになります。
おすすめな人
風景や旅行で広角を多用し、NDやCPLを普通のねじ込みフィルターで運用したい人には相性が良いレンズです。たとえば滝をNDでスローシャッターにしたい、海辺でCPLを回して反射を整えたい、といった場面で82mmフィルターがそのまま使えるのは魅力です。建築物や室内の撮影でも、14mmの画角は「部屋の広さが伝わる写真」「天井まで入る引き」の作りやすさに直結します。さらに485g級の軽さと沈胴収納の短さで、広角ズームを気軽に持って行けるところもポイントです。
不向きな人
星景やライブ、夜のスナップなど、開放の明るさがポイントの写真を撮りたい人は要注意です。天の川を14mmで撮るなら、同じ構図でもF4とF2.8ではISOやシャッター速度の余裕が変わり、星の点像やノイズの追い込みが難しくなるケースがあります。
また、「補正なしの素の写り」を重視する人にもやや不向きです。未補正の歪曲が大きく出る設計なので、補正プロファイルを使わない現像環境、あるいは厳密なプロダクト撮影で歪曲の扱いを自分で完全管理したい場合には、別の選択肢のほうが良いでしょう。
要素別レビュー早見表
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの特徴を要素別にまとめます。
要素 | 評価一言まとめ |
|---|---|
解像力(中心) | 開放から高水準で、風景の主題が締まりやすい |
解像力(周辺) | 14mm開放は控えめだが、絞る・少し寄るで安定 |
歪曲収差 | 補正前提。補正後は実用的だが、RAW運用で評価が割れる |
周辺減光 | 未補正は強め。補正+トリミングで実写は困りにくい |
逆光耐性 | フレア/ゴーストは抑えやすく、太陽入り構図でも粘る |
AF(静粛性/精度) | STMで静か。動画でも音を拾いにくい |
携帯性 | 沈胴で短く、広角ズームとしては持ち出しやすい |
フィルター運用 | 82mmねじ込みが最大の利点。ND/CPLが現実的 |
暗所耐性(明るさ) | F4のため星景・屋内イベントでは工夫が必要 |
Zマウントの超広角を小型・軽量と実用画質でまとめたNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、持ち出しやすく使いやすいレンズ。一方、星景・屋内イベントはやや不向きで工夫が必要です。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの基本情報
.webp?w=320)
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは2019年に登場したZマウント初期のS-Line超広角ズームで、2026年時点でも「14mmスタートでフィルターが付く」という個性を持つ一本です。焦点距離は14-30mmで、超広角から広角寄りまでを一本でカバーでき、旅先の風景から都市の建築物まで守備範囲が広がります。また、小型・軽量と高い光学性能の両立で、沈胴機構により収納時の長さを抑えているのが特徴です。
主なスペック要点
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのスペックは、以下のとおりです。
項目 | 値 |
|---|---|
焦点距離 | 14-30mm |
開放F値 | F4(全域) |
最短撮影距離 | 0.28m(全域) |
最大撮影倍率 | 0.16倍(30mm時) |
フィルター径 | 82mm(ねじ込み) |
レンズ構成 | 14群12枚(ED 4枚/非球面 4枚) |
コーティング | ナノクリスタル、スーパーインテグレーテッド、フッ素 |
AF駆動 | STM(ステッピングモーター)/インターナルフォーカス |
サイズ | 約89mm径×約85mm長(収納時) |
重量 | 約485g |
防塵防滴 | シーリング配慮あり |
重量は約485gと持ち出しやすいのが特徴。ナノクリスタル、スーパーインテグレーテッド、フッ素のコーティングも魅力です。
後継機・最新モデルの動き
2026年時点では、同じコンセプトの“14-30mm F4 Sの後継”が正式に発表されていません。むしろZシステム内では、明るさを優先した14-24mm F2.8や、より手頃な広角ズームなどが増えたことで、本レンズが「軽さとフィルター運用を最優先する超広角」として棲み分けが明確になったとも考えられます。買い替えの観点では、新型待ちよりも「自分の撮影がF4で成立するか」「補正前提の歪曲を許容できるか」の2点が重要になります。逆にそこが合えば、発売年が古いこと自体は致命傷になりづらく、現行の高画素ボディでも広角の主役として十分働きます。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのデザインと操作性レビュー
操作性で最初に意識したいのは沈胴機構です。収納時は短く収まる反面、撮影時にはズームリングを回して所定位置まで繰り出す必要があり、ここに慣れるかどうかで使い勝手が変わります。ただし、超広角ズームとして携帯性を稼ぐためには合理的で、旅行や登山では恩恵が大きい設計といえるでしょう。リング類はシンプルで、ズームとフォーカス(またはコントロール)を兼ねた操作により、慣れると迷いにくいのも特徴です。シンプルな外観も、魅力のひとつといえるでしょう。
沈胴の“ひと手間”と、携帯性のバランス
沈胴は撮影前の作業がひとつ増えるため、突然のスナップでは少し使いづらく感じるかもしれません。たとえば夕焼けや路地の奥行きを見つけた瞬間、動作がひとつ増えるだけでもテンポが落ちたと感じるでしょう。逆に、撮影開始のタイミングが読みやすい風景撮影では、さほど気になりません。また、沈胴のおかげでバッグに収めやすいのも魅力です。広角ズームはフードも嵩張りがちですが、本レンズは超広角を持っていくか迷う場面で背中を押してくれるサイズ感です。
リング操作と静かなメカ感は、動画にも効く
動画での扱いやすさは、操作系の素直さにも左右されます。ズーム操作は急なガタつきが出にくく、ジンバル運用でもバランスが破綻することは少なめです。たとえば旅行Vlogで室内を14mm、外に出て24〜30mmへ、といった切り替えも可能です。複数媒体での実機レビューでも静粛性や実用設計が評価されており、TechRadarは「非常にコンパクトで、AFはほぼ無音」とメリットを挙げています。静けさは環境音を活かす動画ほど効きやすくなるでしょう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの携帯性・ビルド品質レビュー
超広角ズームを常用する人ほど、軽さと取り回しに悩みがちです。485gという重量は軽量単焦点ほどではないものの、フルサイズ用の超広角ズームとしては十分に持ち歩けるレンジです。沈胴収納の短さも相まって、移動の負担を減らしてくれるでしょう。マウントは金属であるうえにシーリングの配慮もあり、屋外での信頼感はしっかり確保されています。雨上がりの海岸、砂埃の立つ展望台など、風景撮影でありがちな環境を想定した作りといえるでしょう。
旅行・登山で効く「体積の小ささ」とバランス
携帯性が効く典型例は、標高差のあるハイキングと都市観光の“両取り”です。たとえば午前は山の稜線を14mmで撮り、午後は街へ移動して建築物の内部を撮るような日程でも、広角ズームが荷物の中心になりにくいのは強みです。もう一つは三脚+フィルターの運用です。角形フィルターのホルダーや150mm級システムを避けられるため、機材総量が減り、結果として三脚を持っていかどうかを判断しやすくなります。広角風景で三脚が使えると、F4でもISOを下げられ、画質の余裕につながるでしょう。
防塵防滴の安心感と、沈胴ゆえの注意点
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sにシーリングの配慮はありますが、沈胴機構がある以上、完全な内部ズームとは違う扱い方が必要です。強風の砂浜で繰り出し操作をする、雨粒が付いた状態で収納する、といった使い方はできるだけ避けましょう。軽く水分や汚れを拭いてから操作するだけでもトラブル発生のリスクは下げられます。一方で、前玉のフッ素コートは実戦的です。海辺で潮を被ったときに拭き取りやすい、霧雨の水滴が残りにくいといった特徴があるので、使い勝手も良いでしょう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの画質レビュー
.webp?w=320)
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの画質の核は解像とコントラストで、特に中心部のキレは開放から評価が高い傾向です。14mmという極端な広角を含みながら、風景の主題(山肌の稜線、岩のテクスチャ、建築の直線)をしっかり描きやすいのは、このレンズが長く使われる理由でしょう。一方で周辺は条件で差が出るため、撮り方のコツが効いてきます。絞りの使い方も重要で、広角風景ならF5.6〜F11あたりの現実的な最適域を意識すると安定します。高画素機で隅々まで均質を求めるほど、焦点距離と絞りの組み合わせが結果を左右するタイプです。
広角端14mmの強み:中心のキレと、風景での説得力
14mmの中心は開放F4から十分にシャープで、空気感のある風景でも輪郭が甘くなりにくいのが利点です。たとえば手前に岩を大きく置いて奥の山並みまで入れる構図では主題をどこに置くかが重要ですが、中心に置いた被写体は締まりやすくなります。そのため、プリントでも解像が足りないという不満が出にくいでしょう。また、逆光寄りの条件でもコントラストが粘ると、広角でありがちな“眠い絵”を避けられます。太陽を画面端に置いた海岸線、木漏れ日を入れた森の小径など、コントラストの維持が写真の立体感を作ります。
周辺の考え方:欲張りすぎない構図設計が効く
周辺は、14mm開放で中心ほどではない傾向が語られがちです。そこで有効なのが、主題を端に置きすぎない構図と、必要に応じた一段絞りです。たとえば建築の室内で四隅に情報を詰め込みたい場合は、F5.6〜F8を選ぶだけでも安定しやすくなります。Phillip Reeveの実機レビューでも、焦点距離や絞りによる周辺の変化を述べています。万能に均質というより「得意な条件で強い」レンズ像といえるでしょう。広角ズームは条件が厳しいほど差が出るため、撮影意図に合わせて得意域で使うのが満足への近道です。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの歪曲・周辺減光と補正レビュー
このレンズを語るうえで避けられないのが、歪曲と周辺減光の扱いです。未補正の状態では樽型歪曲が大きく、周辺減光も強めに出やすい一方、Zボディ内補正や主要RAW現像ソフトのレンズプロファイルを使う前提なら、実用上はきれいに整う場面が多いでしょう。つまり「補正込みで成立する設計」を理解できるかが、評価の分岐点になります。建築や室内の直線が多い被写体では、補正の質が見えやすい分だけ気になりますが、逆に風景では補正後の絵が自然なら問題はありません。撮影ジャンルとワークフローを結びつけて判断するのがおすすめです。
補正前提のメリット:小型化とフィルター運用の両立
未補正で歪曲が大きいということは、レンズ単体で完璧に直線を保つ設計とは違うアプローチを取っている、ということでもあります。その代わりに得ているのが、14mmスタートで82mmフィルターが付く平坦な前玉や、沈胴込みの小型化です。風景のND/CPL運用を現実的にした点は、撮影の自由度として大きいといえます。たとえば長秒で雲を流す、波を綿状にする、紅葉の反射を抑える、といったフィルターが前提の表現を、角形システムなしで持ち出せます。軽量な三脚+円形NDだけで成立するので、機材量が減り、行動範囲が広がるメリットがあります。
注意点:RAWワークフローと画角の変化を織り込む
補正は万能ではありません。たとえば補正によって周辺がトリミングされ、見かけの画角がわずかに変化することもあります。特に14mmは「14mmで撮ったつもりが、補正後は少し狭く感じる」ケースが出やすいので、建築でギリギリのフレーミングをする人は余白を残す癖を付けると安全です。また、補正が効かない環境での運用(特殊な現像、プロファイルを無効化して管理する運用)では、扱いが一気に難しくなります。Photography Lifeも、補正に強く依存するデジタル的なレンズという特徴に触れています。補正込みでの結果が自分の用途に合うかを、撮影ジャンル別に想像しておくと失敗が減ります。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 SのAF性能・最短撮影レビュー
AFはSTM駆動で静かさが際立ち、広角ズームとしては速度も十分です。広角は被写界深度が深くなりやすいぶんAFが多少遅くても困りにくいと思われがちですが、実際には寄った構図や動画撮影で差が出ます。本レンズはその点でストレスが少なく、幅広い撮影に馴染みやすいつくりです。さらに最短撮影距離が全域28cmで一定なのも実用的です。前景を大きく入れる風景、テーブルフォトなどで、寄れる広角は表現の幅が広がります。
静粛性と追従の素直さ:動画・静かな場所で効く
静粛性は、環境音を拾う動画や、静けさを求められる場所で効きます。たとえば図書館や美術館のような空間でAFの駆動音が入らないのは、安心材料になります。広角で寄って撮るとピントの移動量が増える場合がありますが、そのときにも音が目立ちにくいのは利点です。DPReviewは、静かなAFや、平坦な前玉で82mmフィルターが使える点を特徴として挙げています。広角ズームは撮影者の意図で写真にも動画にも使えるため、静かで素直なAFは使用頻度も高くなるでしょう。
最短28cmの使いどころ:前景強調と旅の記録
最短28cmはマクロ的に大きく写す用途では限界がありますが、広角のパースを活かすには十分です。たとえば花畑で花を前景に大きく置いて、奥に山並みを入れる。あるいは旅先の料理を近めに撮りつつ、店内の雰囲気も写し込む。こうした寄れる広角は、旅の記憶を立体的に残すのに向きます。注意点としては、近接では周辺の伸びや歪みが目立ちやすいことです。人物を端に置くと顔が引き伸ばされやすいので、人物を撮るなら中央寄りに配置する、少しズームして20〜30mm側を使うといった工夫をすると良いでしょう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの動画性能・フィルター運用レビュー
.webp?w=320)
動画で広角ズームを選ぶ際は、画角の自由度に加えて、AF音、ブリージング、フィルター運用が効いてきます。本レンズは開放F4で被写界深度が深めになりやすく、フォーカス送りで劇的なボケを作るタイプではありません。しかし、そのぶんピント合わせは安定しやすく、撮影テンポを作りやすい方向に働きます。
そして最大の実用点が、82mmねじ込みフィルターでNDを常用しやすいことです。屋外動画でシャッタースピードを整えたい人にとっては、撮影運用の難易度を下げてくれます。
ブリージングが目立ちにくい=画角が安定しやすい
フォーカスブリージングは、ピント位置の移動で画角が変わって見える現象で、インタビューや室内ツアー動画で目立ちます。本レンズはブリージングが大きな弱点として語られにくく、実用では扱いやすい部類に入ります。CameraLabsの実機レビューでも、運用面のバランスの良さが語られており、スペックだけでは見えない使いやすさが評価されやすいといえます。Vlogで自撮りと風景を切り替える、室内の移動撮影でピントが前後する、といった場面で使いやすいでしょう。
ND/CPLを現実的に使える超広角:表現が増える
82mmの円形フィルターが使えると、動画の露出管理が一気に楽になります。たとえば晴天の海辺でNDを入れてシャッター速度を落とし、波の動きを滑らかにする。あるいはCPLで水面反射を整え、空と海の階調を出す。これらをいつものフィルターで回せるのは、運用コストと携帯性の両面で効きます。
注意点としては、超広角×CPLでムラが出ることです。空が広く入る構図では偏光の効きが場所で変わり、青空が不自然に濃くなるケースがあるため、効果を弱めにする、少しズームして画角を狭めるなどの調整が必要です。それでも選択肢として常に携行できる価値は、大きいでしょう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sと競合の比較
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sと比較されやすい商品は、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S、NIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sの3点です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S | 携帯性とフィルター運用を優先した“実用超広角ズーム” |
画質と明るさを最優先する“プロ向け超広角” | |
軽さとF2.8を両立した“コスパ寄り広角ズーム” | |
暗所と点像を狙う“明るい広角単焦点” |
競合を並べると、焦点距離のスタート、明るさ、フィルター運用、価格帯の違いがはっきりします。14-30mm F4は「軽量・82mmフィルター・14mm」を同時に満たすのが最大の個性で、特に風景と旅の両方を撮影したいに刺さりやすいつくりです。
一方で、暗所や星景、周辺までの均質性を強く求めるなら、F2.8ズームや明るい単焦点が現実的になります。ここからは各レンズの立ち位置や違い、向いている人を解説します。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S:最高画質と明るさ、ただし運用は重装備寄り
14-24mm F2.8 Sは、周辺までの解像や収差の追い込み、F2.8の明るさが魅力で、星景・夜景・室内イベントの成功率を上げやすいタイプです。反面、価格は14-30mm F4より大きく上がり、サイズも長くなります。荷物を減らしたい旅では、出番が限られる人もいるでしょう。また、14-30mm F4との違いのひとつに、F2.8である点も挙げられます。Digital Camera Worldは、14-30mm F4を「高画質でコンパクト、フィルター装着もできる」と高く評価しつつ、F4である点にも触れています。F2.8の価値をどれだけ必要とするかが、両者の分岐点になりやすいわけです。
NIKKOR Z 17-28mm f/2.8:F2.8の現実解。ただし“14mm”が必要かが分かれ道
17-28mm F2.8は、軽さと明るさのバランスが良く、夜の街スナップや室内、星景の入口まで幅広くカバーできます。特に「旅行でも夜を撮りたい」「F4だとISOが上がりすぎる」と感じる人には分かりやすいメリットです。価格帯も比較的手が届きやすいレンジに収まりやすいでしょう。ただし、風景で14mmが必要な人には決定的な差になります。山岳や海岸の広がり、狭い室内で“あと一歩引けない”状況では、17mmスタートが窮屈に感じることがあります。なお本レンズは設計的にTAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDに近い系譜として語られることがあり、Z純正の使い勝手でF2.8を取りたい人の選択肢になっています。
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S:暗所・星・表現力で勝つが、ズームの自由度はない
20mm F1.8 Sは、暗所の余裕とボケ量、星景でのシャッター速度を稼ぎやすいのが魅力です。天の川の撮影や、夜の建築物を低ISOで撮りたいときは、F1.8の差がそのまま画質差に繋がります。重量もズームより軽く、単焦点らしい軽快さがあります。
一方、旅では“あと少し広く/もう少し狭く”の調整が頻繁に起きます。20mm固定は割り切りが必要で、室内で引けない、風景で主題を大きくしたい、といった場面で使いづらさを感じるかもしれません。ズームの自由度を優先するなら14-30mm、暗所の表現力を優先するなら20mm、と考えると良いでしょう。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビューまとめ
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、14mmスタートの超広角ズームとしては携帯性が高いのが特徴です。さらに82mmねじ込みフィルター対応が風景・旅行・建築の撮影効率を大きく押し上げます。ただし中心解像や逆光耐性は頼もしい一方、歪曲と周辺減光は補正前提の性格が強く、RAWワークフローとの相性確認が重要です。暗所でF2.8以下が必要なら競合へ、日中〜薄暮中心で「軽さとフィルター運用」を最優先するなら、本レンズはおすすめです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X /Threads/Instagram/TikTok/YouTube)で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!









.jpg?fm=webp&q=75&w=640)
