
【みんなのカメラ】フリマで165万円のライカが成立 2026年上半期に最も高く取引された機材TOP10








みんなのカメラで2026年上半期(1〜6月)に成立した取引を、価格の高い順に集計しました。最高額は165万円のライカM10-R。上半期で唯一150万円を超えた取引です。TOP10にはライカ4製品のほか、400mm F2.8や600mm F4といった超望遠の大口径単焦点が並びました。
この記事のサマリー

上半期の最高額は ライカM10-R ボディ ブラックペイント の1,650,000円。上半期で唯一、150万円を超えた取引だった。

TOP10のうちライカが4製品で最多。カメラ本体に限れば、高額取引の上位はライカが独占した。

交換レンズの最高額は SONY FE 400mm F2.8 GM OSS の1,246,680円で、全体でも2位。TOP10のレンズ4本はすべて超望遠の大口径単焦点だった。

50万円以上の取引の構成比はSONYが46.7%で最多。ライカは11.2%にとどまり、機種数では8機種だった。
本データについて

項目 | 内容 |
|---|---|
データ | みんなのカメラのフリマ取引データ |
データ期間 | 2026年1月1日〜2026年6月30日 |
対象カテゴリ | カメラ本体、交換レンズ |
対象状態 | 新品・中古を問わず |
集計方法 | 対象期間中に成立した取引を、1件ごとの取引価格の高い順に並べたもの。重複、キャンセル分を除外 |
順位の付け方 | 取引価格の高い順。同一製品が複数回成立している場合は、最も高い1件で代表させて重複掲載しない |
取引価格 | 実際に成立した1件の価格(表の「期間内の最高取引価格」は、同一製品が複数回成立している場合はその最高額) |
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
2026年上半期 高額取引 TOP10一覧

集計対象となった全取引の価格の中央値は108,455円でした。これに対し、TOP10に掲載した各製品の最高取引価格は761,520円〜1,650,000円で、中央値の約7.0〜15.2倍にあたります。
順位 | 機材 | カテゴリ | ブランド | 期間内の最高取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | ライカM10-R ボディ ブラックペイント | カメラ本体 | ライカ | 1,650,000円 | 2021年 |
2 | FE 400mm F2.8 GM OSS SEL400F28GM | 交換レンズ | SONY | 1,246,680円 | 2018年 |
3 | ライカM11-P ボディ シルバークローム | カメラ本体 | ライカ | 1,130,680円 | 2023年 |
4 | LEICA Q3 43 | カメラ本体 | ライカ | 923,440円 | 2024年 |
5 | EF 600mm F4L IS II USM | 交換レンズ | Canon | 829,250円 | 2012年 |
6 | EOS R1 ボディ | カメラ本体 | Canon | 825,060円 | 2024年 |
7 | LEICA Q3 | カメラ本体 | ライカ | 805,300円 | 2023年 |
8 | EF 500mm F4L IS II USM | 交換レンズ | Canon | 775,440円 | 2012年 |
9 | α1 II ILCE-1M2 ボディ | カメラ本体 | SONY | 768,590円 | 2024年 |
10 | FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM | 交換レンズ | SONY | 761,520円 | 2024年 |
※出典:みんなのカメラ調べ。
2026年上半期 高額取引ランキング TOP10
【1位】ライカ ライカM10-R ボディ ブラックペイント
今回ランクインしたのは、光沢のあるブラックペイント仕上げのM10-Rです。通常仕様とは塗装や上面の刻印などが異なり、基本的な撮影性能は共通です。赤いライカロゴを省いた外観も特徴で、今回の165万円は、このブラックペイント仕様で記録した最高取引価格です。
【2位】SONY FE 400mm F2.8 GM OSS SEL400F28GM
焦点距離400mm・開放f2.8の超望遠単焦点です。カメラ本体を含めたTOP10全体で、交換レンズとして唯一100万円を超えました。
【3位】ライカ ライカM11-P ボディ シルバークローム
1位のライカM10-Rと同じレンジファインダー機です。100万円を超えた3製品のうちの1つにあたります。
【4位】ライカ LEICA Q3 43
43mm F2の単焦点レンズとフルサイズセンサーを組み合わせた、レンズ一体型カメラです。同じ位置から撮る場合、28mmレンズのQ3より写る範囲が狭く、人物や身の回りの被写体を大きく捉えられます。レンズを交換せず、標準域の画角でスナップやポートレートを撮りたい人に向く一台です。
【5位】Canon EF 600mm F4L IS II USM
焦点距離600mmはTOP10の交換レンズ4本で最も長く、開放はf4です。8位のEF 500mm F4L IS II USMと同じEFマウントの超望遠単焦点にあたります。
【6位】Canon EOS R1 ボディ
TOP10のカメラ本体6製品のうち、ミラーレスは本機と9位のα1 IIの2台だけです。1月と5月には月間の最高額にもなりました。
【7位】ライカ LEICA Q3
28mmのレンズを固定したフルサイズのレンズ一体型です。TOP10のライカ4製品のうち、レンズを交換できないのは本機と4位のLEICA Q3 43の2台にあたります。
【8位】Canon EF 500mm F4L IS II USM
焦点距離500mm・開放f4の超望遠単焦点です。5位のEF 600mm F4L IS II USMと同じ2012年発売で、TOP10で最も古い2本はどちらもCanonのEFマウントでした。
【9位】SONY α1 II ILCE-1M2 ボディ
有効約5010万画素と、最高30コマ/秒のAF・AE追従連写を両立したフルサイズミラーレスです。細部まで記録する高解像度と、動く被写体を追う速さをどちらも重視しています。最高連写速度は電子シャッター使用時のもので、撮影条件や装着レンズによって変わります。
【10位】SONY FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
焦点距離300mm・開放f2.8の超望遠単焦点です。2位のFE 400mm F2.8 GM OSS SEL400F28GMと同じ開放f2.8で、SONYの超望遠単焦点2本がTOP10に並びました。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの発見

【注目1】カメラ本体の上位3製品はライカ。M・Q両シリーズがランクイン
カメラ本体だけを製品ごとの最高取引価格で並べると、上位3製品はM10-R ブラックペイント、M11-P シルバークローム、Q3 43でした。その次にEOS R1が続きます。
ライカのランクインは、Mシリーズだけではありません。レンズ一体型のQ3 43とQ3も入り、それぞれ90万円台、80万円台の取引が成立しました。
レンズを交換するMシリーズと、オートフォーカス対応の単焦点レンズを内蔵するQシリーズ。今回の高額取引には、撮影方法の異なる両シリーズが並びました。
【注目2】50万円以上の取引件数はSONYが最多。富士フイルムも第3位に

製品ごとの最高額ではなく、50万円以上で成立した取引全体をメーカー別に見ると、SONYが46.7%で最多でした。以下は取引件数に占める割合で、同一製品の別々の成立取引も含めています。
メーカー | 取引件数構成比 |
|---|---|
SONY | 46.7% |
Canon | 20.6% |
富士フイルム | 16.8% |
ライカ | 11.2% |
ニコン | 1.9% |
OM SYSTEM | 1.9% |
ハッセルブラッド | 0.9% |
注目したいのは、最高取引価格のTOP10に入っていない富士フイルムも、50万円以上の取引件数では16.8%を占め、第3位になっていることです。一方、TOP10の製品数では最多だったライカは、この集計では第4位でした。
突出した成立価格を見るランキングと、一定の価格帯における取引件数の集計では、メーカーの順位が変わります。
カテゴリ別では、50万円以上の取引件数の79.4%がカメラ本体、20.6%が交換レンズでした。
【注目3】発売から10年以上のEFレンズ2本もTOP10に
TOP10に入った交換レンズ4本は、すべて焦点距離300mm以上、開放F値f2.8またはf4の大口径単焦点でした。焦点距離はそれぞれ異なりますが、超望遠と明るい開放F値を組み合わせたタイプにそろっています。
発売年を見ると、EF 600mm F4L IS II USMとEF 500mm F4L IS II USMは、いずれも2012年発売です。最高取引価格はそれぞれ829,250円、775,440円で、発売から10年以上経過したレンズが上位に入りました。
今回のランキングでは、新しい機材だけが高額で取引されているわけではありません。2024年発売の製品とともに、旧世代のEFマウント用超望遠レンズも並んでいます。
月別の最高取引価格

各月の対象取引から、最も高い価格で成立した取引を掲載しています。上半期のTOP10とは異なり、月ごとに最高額を選んでいるため、同じ製品が複数の月に登場します。
月 | 最高額 | 機材 |
|---|---|---|
1月 | 748,010円 | Canon EOS R1 ボディ |
2月 | 1,130,680円 | ライカM11-P ボディ シルバークローム |
3月 | 1,650,000円 | ライカM10-R ボディ ブラックペイント |
4月 | 1,246,680円 | SONY FE 400mm F2.8 GM OSS SEL400F28GM |
5月 | 805,840円 | Canon EOS R1 ボディ |
6月 | 908,090円 | ライカ LEICA Q3 43 |
月間最高額が100万円を超えたのは2月・3月・4月で、上半期の最高額は3月に記録しました。
なお、この表は同一機種の相場推移を示すものではありません。例えばQ3 43は、上半期の最高取引価格が923,440円ですが、6月に月間最高額となった取引は908,090円です。同じ製品でも、取引ごとに成立価格は異なります。
編集部コメント:高額機材にも、撮り方の異なる選択肢が並ぶ
今回のTOP10には、ライカのM・Qシリーズ、動く被写体の撮影を重視したカメラ、大口径の超望遠単焦点が入りました。価格帯が近くても、撮影方法や必要になるレンズ・周辺機器は異なります。
購入を検討する際には、順位だけでなく、自分が撮りたい被写体や使いたい焦点距離、手持ちの機材との対応を照らし合わせることが大切です。売買価格の参考にする場合も、同じ製品名だけで比較せず、外装仕様や付属品、個体の状態まで確認してください。

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