
【リーク】FX3 IIとα7S IVに16MP部分積層センサーの噂。“Sの正統進化”になるのか




フルサイズで動画に強いソニーの系譜といえば、α7S IIIとFX3。現行の12MP級センサーは、暗所と高フレームレートを両立する合理解として、多くの現場で支持されてきました。実際、FX3は静止画で約1210万画素、動画では有効約1030万画素という仕様です。ところがFX3 IIと(もし復活するなら)α7S IV向けに、約1600万画素の部分積層フルサイズセンサーが動いているというリーク情報が浮上。5Kに近い記録、240fps読み出し、HDR動画、そしてAF方式まで、やけに“仕組み寄り”の話が一気に出てきました。もちろん現時点では噂です。ただ、噂の粒が細かいほど、当たったときのインパクトも大きい。今回は、何が新情報で、どこからが推測なのかを線引きしながら、1600万画素が動画機にもたらす現実的なメリットを読み解きます。
この記事のサマリー

FX3 II向けに16MP部分積層フルサイズセンサーの噂。5K級オーバーサンプル、240fps読み出し、DCG-HDR、2PDAFまで一気に浮上。

16MP化は単なる画素アップではなく、アナモフィックやアクティブ手ブレ補正のクロップ耐性、ローリングシャッター低減に直結する可能性。

部分積層はNikon Z6IIIやSony α7 Vでも注目の潮流。FX3 IIがこの波に乗れば、低照度の王道が次の段へ進むかもしれない
最新リーク情報の要点は「12MPから16MPへ」ではなく「3つの弱点を同時に潰す」

Sony Alpha Rumorsが示したキー仕様は、1600万画素(部分積層かもしれない)センサー、5K近い記録、240fps読み出し、アクティブ手ブレ補正、HDR動画、2PDAF+120fpsというものです。この箇条書きを、動画ユーザーの悩みに変換するとこうなります。
画素の余裕 | オーバーサンプル4K、アナモフィック、アクティブ手ブレ補正のクロップ耐性 |
読み出し速度 | ローリングシャッター低減、ハイフレームレートの自由度 |
HDRとAF | 撮影後ではなく撮影中に破綻しやすい部分の改善 |
ここがポイントで、画素数を増やすだけなら競合もやっています。でも、読み出しとHDRとAFの方式まで“同時に”語られる噂は珍しい。もし事実なら、FX3 IIは単なる後継ではなく、センサー思想ごと更新するモデルになり得ます。
なぜ16MPが効く? 現行FX3の12MP級センサーと、動画実務の関係
現行FX3は、暗所耐性と読み出しを重視した12MP級センサーで、4K120pなどの高フレームレートも武器です。 ただ、12MP級には「足りない瞬間」があります。代表例が縦解像とクロップ余裕。
リーク記事が指摘するのは、16MPなら3:2のセンサー全面(いわゆるオープンゲート的な発想)を活かしやすく、アナモフィック用途でも縦方向の余裕が増えるという点。さらに5K近いRAW出力の可能性、そこから4Kにオーバーサンプルできるなら、シャープネスやモアレ耐性、ノイズ面で有利になり得る、としています。
この理屈自体は自然です。画素が増えれば、同じ4Kでも「間引き」より「縮小」のほうが画が整いやすいケースが多い。もちろん実際の画作りは読み出し方法や処理エンジン次第ですが、狙いとしては一貫しています。
アクティブ手ブレ補正が“クロップしても4K”を要求する時代になった
噂記事は、16MPならアクティブ手ブレ補正で約1.1倍クロップが入っても、4Kの画素を確保しやすいと述べています。 これは、YouTubeや縦動画の普及で「手持ち移動が当たり前」になった今、実務的に効く論点です。
ジンバルを毎回出せない現場、旅行、取材。そういう場面で、アクティブ手ブレ補正の“クロップによる画質低下”が気になりにくくなるなら、16MP化は単なる数字以上の価値になります。
240fps読み出しが本当なら、FX3 IIの最大の弱点が消えるかもしれない
噂の「240fps readout」は要はセンサーの読み出しが相当速い可能性を示します。記事は、ローリングシャッター抑制や高フレームレート用途に有利だとしつつ、現時点で動画記録の確定情報は無いとも書いています。
ここは推測を混ぜずに言える範囲で整理します。
事実 | 読み出しが速いほど、ローリングシャッター歪みは抑えやすい |
事実 | 高フレームレートや高解像記録は、読み出しと処理能力がボトルネックになりやすい |
噂 | この新センサーは240fps読み出し、5K近い記録に言及がある |
つまり、240fpsが真なら“FX3の方向性を強化しながら、弱点を減らす”可能性があります。
DCG-HDRというキーワードは本物。問題は「それがフルサイズ動画機に来るか」
リーク記事はHDR方式としてDCG-HDRに触れ、モバイル向けLYTIA系で採用された技術だと説明しています。 LYTIA側の公式情報を見ると、1回の露光で複数のゲイン設定から読み出して合成する新方式HDRや、常時HDR利用を可能にする省電力化などが語られています。
ここから先は編集部の見立てです。スマホで進んだHDRの「常時プレビュー」「動体に強い単一フレーム系HDR」という発想は、動画機にも相性がいい。特にライブ、イベント、ドキュメンタリーの現場では、撮影中にHDRの破綻が見えること自体が価値になります。
ただし、スマホセンサーでの実装とフルサイズでの実装は別物です。噂は噂として受け取り、今後は「HDRが動画でどう提供されるか(記録形式、ガンマ、運用)」の具体が出るかを待つのが安全です。
部分積層は“中間解”ではなく、2024年以降のトレンドになった
「部分積層」という言葉自体、数年前は説明が必要でした。ところが今は、Nikon Z6IIIが部分積層CMOSを採用したことを公式に強く打ち出し、“高速読み出しをより手の届く価格帯へ”という流れを作っています。 ソニー側も、α7 Vで部分積層Exmor RSと読み出し高速化をうたっています。
この市場背景があるからこそ、FX3 IIに部分積層センサーという噂は突飛ではありません。完全積層はコストも発熱も上がりやすい。部分積層で「必要十分な速度」を確保し、熱設計や価格をバランスさせるのは、動画機として筋が通ります。
α7S IVは本当に来る? もし来るなら“FX3 IIとどう棲み分けるか”が焦点
噂記事は、FX3 IIに載るかもしれない、そしてα7S IVにも載る可能性があるが、そもそもソニーがα7S IVを復活させるなら、という書き方です。 つまり、α7S IVは現時点で確定ではなく、“もし出るなら”の領域に置かれています。
では、仮にα7S IVが来るとしたら何が必要か。ここは推測ですが、棲み分けは2つしかありません。
- FX3 II:動画運用に最適化したボディ、冷却、端子、操作系
- α7S IV:静止画との兼用、EVFや携行性、ハイブリッドとしての完成度
センサーが共通でも、体験はボディで変わります。噂が当たるほど、次は「ボディ思想」のリークが重要になります。
今FX3/α7S IIIを買うべきか、待つべきか
現行FX3やα7S IIIが“今でも仕事になる”ことは、スペック表が証明しています。α7S IIIは12.1MPフルサイズBSIセンサーをうたっています。
一方で、もし16MP・5Kオーバーサンプル・高速読み出し・HDR方式刷新が本当に来るなら、待つ意味も明確です。
編集部の現時点の結論はこうです。
- すぐ必要なら現行で撮る。作品や案件は待ってくれない
- 買い替え動機が「ローリングシャッター」「オーバーサンプル4K」「アナモフィック運用」「手持ちのアクティブ手ブレ補正」なら、続報待ちの価値が高い
噂を理由に撮影を止めるのが一番もったいない。けれど、噂が刺さる人にとっては、久々に“待つ理由が具体的にある”内容でもあります。
まとめ
今回の情報は、Sony Alpha Rumorsが伝えた未確定の噂です。とはいえ、16MPという数字、5K級、240fps読み出し、DCG-HDR、2PDAFと、動画実務のツボを突くキーワードが並びました。
部分積層というトレンドが市場で現実解になりつつある今、FX3 IIが「12MPの名機」をどう超えてくるのか。次は、記録形式(RAW内部か外部か、オープンゲートの有無)、熱設計、そしてα7S IVの存続、この3点の続報待ちです。
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