
【リーク】ZeissがOtus ML 35mm F1.4をCP+直前発表か AF全盛でもMF一本勝負を貫く理由




2月末にCP+が近づくなか、Zeissのハイエンド単焦点シリーズ「Otus ML」に35mm F1.4が加わる、というリークが飛び込んできました。しかも対応マウントはソニーE、ニコンZ、キヤノンRFの3本立て。いまのレンズ市場はAFが当たり前。それでもZeissは、なぜ“マニュアルフォーカス一本勝負”を続けるのか。今回のリークで分かったことを整理しつつ、公式情報として確定しているOtus MLの思想、そして35mmの激戦区での立ち位置までを深掘りします。
この記事のサマリー

Zeiss Otus ML 35mm F1.4がリーク。E/Z/RF対応でCP+直前発表の可能性も。MF専用だからこそ刺さる撮影者像と、競合35mmとの違いを整理。

Otus MLに35mmが来る? という噂を深掘り。Apo Distagonの名前が示す狙い、MF運用の現実、CP+で確認したいポイントまでまとめました。

AF全盛の今、ZeissはなぜMFのOtus MLを続けるのか。リーク情報と公式に分かっているOtus MLの特徴を分けて解説、買いどころも考察。
リークの要点。分かったこと/まだ分からないこと

Photo Rumorsによれば、Otus ML 35mm f/1.4 Apo Distagonが近く発表される見込みとされ、発表タイミングはCP+開催の直前、2月23日または24日になる可能性が示されています。リーク画像も複数掲載されています。
一方で、価格、発売時期(店頭に並ぶタイミング)、光学設計、サイズや質量、フィルター径、最短撮影距離、絞り羽根枚数といった詳細スペックは、現時点で確定情報としては出ていません。ここは続報待ちです。
Otus MLとは何者か。AFではなく操作感と色で勝負するシリーズ
Otus MLは、Zeissがミラーレス向けに展開する高級単焦点シリーズです。大前提としてオートフォーカスではなく、マニュアルフォーカス専用。さらに、絞りリングには動画撮影も意識したデクリック機構を備えるなど、撮影者が自分の手で追い込むための設計思想が前面に出ています。
そして重要なのが、現代ミラーレスらしい“橋渡し”もしている点。Otus ML 50mmと85mmは電子接点を備え、Exif記録や、ボディ側のフォーカス補助機能などと連携できる設計になっています。昔ながらの完全機械式MFレンズとは別物で、ミラーレスの使い勝手に寄せてきている。ここがOtus MLの立ち位置を一段クリアにします。
35mm F1.4の戦場は激戦。だからこそOtusの35が刺さる人がいる
35mm F1.4は、スナップ、ポートレート、旅、ドキュメンタリー、動画まで守備範囲が広い“主戦場”。当然、競合も強い。
ソニーEには純正のFE 35mm F1.4 GMがあり、重量524gと取り回しも良く、AFも強いのが魅力です。 シグマの35mm F1.4 DG DN Artも、重量645g級ながら、絞りリングやデクリック対応など操作系が充実し、静止画・動画の両面を狙えます。
ニコンZは、軽量な35mm F1.4(約415g)で普段使いを押さえつつ、35mm F1.2 S(約1060g)という“超大口径の王道”も用意してきました。 キヤノンRFもRF 35mm F1.4 L VCMで、重量555g、67mmフィルターに加え、フォーカスブリージング抑制を強く意識した説明がされています。
マウント | レンズ名 | 重量 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
ソニーE | 約524g | 軽量で取り回し良好、AF性能が高く静止画・動画ともに万能 | |
ソニーE | 約645g | 絞りリング搭載、デクリック対応、操作系が充実し動画適性も高い | |
ニコンZ | 約415g | 軽量設計で普段使い向き、携行性重視 | |
ニコンZ | 約1060g | 超大口径F1.2、描写重視のフラッグシップ単焦点 | |
キヤノンRF | 約555g | 67mmフィルター径、フォーカスブリージング抑制を意識した設計 |
この状況で、Otus ML 35mmがAFの速さで殴り合うのは得策ではありません。たぶん狙いは別。色収差や歪曲の抑え込み、逆光耐性、開放からの芯のある解像、そして撮っていて気持ちいいピント送り。そういう写りと体験に価値を置く人に向けた35mmになるはずです。
Apo Distagonという名前が示すもの。期待できるのは何か
リークされた名称にApo Distagonが入っている点は見逃せません。既存のOtus ML 50mmと85mmはアポクロマート設計を特徴として挙げ、色収差を抑えて色のにじみを減らす方向性が語られています。 35mmでも同じ思想が貫かれるなら、ハイレゾ機での風景や建築、夜景の点光源、強いコントラストの被写体で差が出やすい。35mmは“ただ広い”だけでなく、“情報量が多い”焦点距離だからこそ、収差の詰めが効いてきます。
ただし、ここは名前とシリーズの流れからの読み。実際の性能は、公式スペック、作例、独立レビューで確認したいところです。
買う前に知っておきたい現実。MFレンズは万人向けではない
正直、マニュアルフォーカスは便利ではありません。動体、子ども、イベントなど、AFがあるだけで歩留まりが上がる撮影は多い。ここを理解したうえで、あえてOtus MLを選ぶ意味がある人がターゲットです。
一方で、ミラーレス時代のMFは、ピーキングや拡大表示で昔よりずっと現実的になりました。動画のフォーカス送りも、AF任せより“画として気持ちいい速度”で追い込める。撮影の主導権を自分に戻したい人にとって、Otus MLは刺さります。
編集長の視点。CP+で注目したいチェックポイント
発表が本当なら、CP+の会場や発表資料で注目したいのは次のあたりです。
チェック項目 | 現行Otus MLの情報 | 35mmで注目すべきポイント |
|---|---|---|
サイズと質量 | 50mm:約677〜718g/85mm:約1033〜1061g | 35mmがどの重量帯に収まるかで携行性・実用性の評価が大きく変わる |
フィルター径 | 50mm:67mm/85mm:77mm | 既存径を踏襲するか、新規径になるか。フィルター資産の流用可否が重要 |
最短撮影距離・最大撮影倍率 | 既存モデルは標準的な寄り性能 | 35mmは“寄れるかどうか”がスナップ派にとって決定的なポイント |
絞りリング・デクリック | デクリック機構を搭載(動画対応意識) | 操作感の質やクリック解除の滑らかさが実用面での満足度を左右 |
価格・発売時期 | 50mm:約2500ドル級/85mm:約3000ドル級 | 35mmも同価格帯なら、描写力や所有満足度が価格に見合うかが焦点 |
ZeissがOtus ML 35mm F1.4のまとめ
現時点ではリーク段階ですが、Otus ML 35mm F1.4がE/Z/RFで出るなら、35mm大口径の競争はさらに面白くなります。AFの速さではなく、写りと触感で勝負する35mm。刺さる人には一生モノになり得ます。続報が入り次第、確定情報と噂を切り分けて追記します。
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