Sony α7 V に初のファームウェア更新 Ver.1.01

Sony α7 V に初のファームウェア更新 Ver.1.01

Sony α7 V を買ったばかりの人ほど、ファームウェア更新は気になります。今回は、初回アップデートらしく「小さく見えて実は痛い」不具合に手を入れてきました。RAW+HEIFで撮ったときに、カメラ再生でノイズっぽく見えます。あるいは、ある設定を入れたまま電源を切ると、次に電源が入らないことがある。どちらも撮影現場では地味にメンタルを削るタイプです。更新内容をかみ砕いて、どんな人が優先して入れるべきか、手順でつまずきやすいポイントまでまとめます。

みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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RAW+HEIF時のプレビュー表示ノイズを修正、判断ミスを防ぐ。

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電源OFF中の接続で起動不能になる不具合を改善、安心度アップ。

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他社製CFexpress Type Aの互換性向上と動作安定性の改善も実施。

Sony α7 VのファームウェアVer.1.01で直ったこと

ソニーが案内しているSony α7 V(ILCE-7M5)本体ソフトウェア Ver.1.01 の改善点は4項目です。

  • 1)RAW+HEIF設定で撮影したRAWファイルに含まれるプレビュー画像に、ノイズが出る場合がある問題を修正
  • 2)「電源OFF中の接続」を入れたまま電源を切ると、その後電源が入らない場合がある問題を修正
  • 3)他社製CFexpress Type Aメモリーカードとの互換性を向上
  • 4)動作安定性を改善

いちばん誤解されやすい“RAW+HEIFのノイズ”は何が問題だったのか

RAWが荒れるのではなく、プレビューが荒れる話

今回のポイントはここです。修正対象として明記されているのはRAW+HEIFで撮影したRAWファイルに埋め込まれる「表示用のプレビュー画像」で、ノイズが出る場合があるというもの。

カメラは撮影後に背面モニターやEVFで確認できるよう、軽いプレビュー画像を使って再生表示します。だからこそ、プレビュー側の見え方が不安定だと「え、露出ミスった?」「ISO上げすぎた?」と判断がブレます。

RAW+HEIFを使う人ほど、今回の更新は優先度が高い

RAW+HEIFを使う理由は人それぞれですが、納品や整理のスピードを上げたい人、スマホ転送や共有まで含めて運用している人ほどHEIFを併用しがちです。そこにプレビューの見え方の問題が混ざると、現場の判断が鈍ります。今回のアップデートは「撮れたかどうかの安心感」を戻すタイプなので、該当設定を使う人は早めに適用する価値があります。

電源が入らない不具合は“設定が原因”と明記されている

「電源OFF中の接続(Connect while Power Off)」って何?

修正項目の2つ目は、放置すると一番怖いやつです。ソニーの説明では、「電源OFF中の接続」を有効にした状態で電源を切ると、その後電源が入らない場合がある、という不具合を直したとされています。

この設定は、カメラ電源を切っている間もスマートフォンとBluetooth接続を維持するためのものとしてヘルプガイドに説明があります。スマホ連携をよく使う人ほどオンにしがちな項目なので、心当たりがある人は特にアップデート推奨です。

今回の更新で“起動不能”が解消される見込み

この電源トラブルがVer.1.01で改善された点は有難いです。もし「一度でも似た症状が出た」「怖くて設定を切っていた」という人は、アップデート後に挙動を確認しつつ、必要なら設定を戻すのが良さそうです(ただし、アップデート直後にいきなり現場投入するのではなく、家で動作確認するのが安全)。

CFexpress Type Aの互換性改善 地味だけど撮影現場では大事件

公式の変更点には「他社製CFexpress Type Aメモリーカードとの互換性向上」も入っています。CFexpress Type Aは高速で安定した運用ができる反面、メーカーやロット差で相性を疑いたくなる瞬間がゼロではありません。今回の一文は詳細が語られていないものの、少なくとも“ソニー純正以外を使うユーザー”の安心材料になります。カードを複数枚まわして仕事する人ほど、こういうアップデートの価値が高いです。

アップデート手順と注意点(つまずきポイントだけ拾う)

スマホアプリ経由でも更新できる

ソニーはCreators’ Appでアップデートをダウンロードできると案内しています。手元の運用に合わせて選べます。

Ver.1.00から上げる人は“事前にオフ”が必須級

公式ページでは、Ver.1.00から更新する場合の準備として、電源OFF中の接続とWi‑Fi接続をオフにし、電源を切ってバッテリーを抜き差ししてから進める手順が明記されています。ここを飛ばすと、更新中のトラブル回避という意味でも気持ち悪いので、素直に従うのが吉です。

バッテリー残量と更新時間

更新時はバッテリー残量の条件があり、更新には数分かかります。撮影前のスキマ時間にやるなら、バッテリーと温度(高温時は更新しない)も含めて余裕を見た方がいい。

みんなのカメラ編集部の結論:今回のVer.1.01は“全員入れるべき

Ver.1.01は、新機能追加で盛り上げるタイプではなく、撮影の信頼性を底上げする内容です。RAW+HEIFを使う人はプレビューの違和感が減る可能性が高く、スマホ連携で電源OFF中の接続を使う人は起動トラブルの不安が減る。さらに、他社製CFexpress Type Aを使う人にも恩恵があります。公式に「動作安定性改善」も含まれる以上、基本はアップデート推奨で良いでしょう。


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