
7ArtisansがライカM用“新ポートレートレンズ”を予告。75mm F1.25の改良版か



ライカMでポートレートを撮るとき、最後に行き着く焦点距離があります。それが50でも90でもない“間”のレンジです。7Artisansが公開した新レンズのティザーには、「クラシックなポートレート距離」「夢見心地のクリーミーなボケ」「完成形へ」「扱いやすく滑らかなフォーカス」―刺さる人には刺さる言葉が並びます。しかも“Leica M mount用で近日登場”と、Mユーザーの心を狙い撃ちしているようです。
この記事のサマリー

7ArtisansがLeica M用新レンズを予告。鍵は“75mm級”と操作性改善。

“クラシックなポートレート距離”の正体は?競合75mmと比較して読み解く。

キーワードはボケと扱いやすさ。Mユーザー向け新中望遠の続報待ち。
ティザーに書かれた“4つのキーワード”は何を示す?

Leica Rumorsから7Artisansが新レンズの予告ティザーを公開したことが伝えられました。まず事実として確認できるのは、7Artisans側が「KEYWORDS」として示した4つの要素です。
「クラシックなポートレート距離」「夢見心地でクリーミーなボケ」「馴染みがありつつ洗練され完成へ」「扱いやすく、より滑らかなフォーカス」。

そして2枚目の画像では、「The classic portrait distance」「Designed for Leica M mount」「Coming soon」と、用途とマウントが明言されています。ここは推測の余地がない“確定情報”です。
なぜ“クラシックなポートレート距離”が、ライカMでは特別なのか
レンジファインダーのライカMでポートレートをやると、焦点距離の性格がそのまま撮影体験に直結します。35/50は距離感が自然でテンポが良い一方、背景を大きく整理して“作品っぽく”寄せるなら、もう少し長いほうが気持ちいい。そこで浮上するのが75mm級。圧縮感と被写界深度の浅さが効き、顔の立体感も作りやすいです。
Leica Rumorsは、このティザーが「新しい75mm F1.25かもしれない」と予想しています。
7Artisans 75mm F1.25(Leica Mマウント)は既存商品でありますが、“同スペックの新規モデル(改良版/後継)”を指している可能性が高いです。理由としては馴染みがありつつ洗練され完成へ」「扱いやすく、より滑らかなフォーカス」など、ティザーの言い回し的に、「既存の何かを磨き直した」ニュアンスが強いからです。
「扱いやすく、フォーカスが滑らか」ここから先は“推測”
ここは線引きします。以下は確定ではなく、ティザー文言から筋が通りそうな仮説です。
もし本当に75mm級(あるいはそれに近い中望遠)だとすると、7Artisansが改善したい“痛点”はかなり現実的に想像できます。
改善ポイント | 意味・効果 |
|---|---|
重量・全長の見直し | ライカMで日常運用するなら、数百gの差が効き、持ち出しやすさが大きく変わる |
ヘリコイド(フォーカスリング)の質感改善 | フォーカス操作の滑らかさが撮影テンポに直結し、狙った瞬間を逃しにくくなる |
操作系の整理 | 指がかりやトルク、ピントリング幅の最適化により、“持った瞬間に分かる快適さ”が出る |
ヒントの「馴染みがありつつ洗練され完成へ」という言い回しは、まるで“既存製品の完成版”を匂わせる。もしそうなら、既存の人気スペックを残しつつ、使い勝手を磨いた改良型の可能性は十分ある
もし“75mmクラス”なら競争は激戦区。主要レンズと比較
75mmの世界は、「高額でも唯一無二」から「手頃で味がある」まで振れ幅が大きく、ここが面白いところです。
レンズ / 動向 | 主な特徴・位置づけ |
|---|---|
Leica Noctilux-M 75mm f/1.25 | 長さ91mm、重量1055g、フィルターE67、フード内蔵。桁違いの存在感(価格も別世界)。 |
Voigtländer NOKTON 75mm F1.5(VM) | 75mm F1.5で重量350g、全長63.3mm。レンジファインダー連動も明記され、携行性と実用性のバランスが強い。 |
TTArtisan 75mm F1.5 | フィルター58mm、最短0.75m。重量は約562〜669gと幅あり。クラシックなボケ表現を前面に押し出す。 |
7Artisans 75mm F1.25(既存製品) | B&H仕様:7群6枚、13枚絞り、最短80cm、約608g、全長72.6mm。超大口径ポートレートとして成立。 |
Light Lens Lab(準備中) | Leica M用75mm F2 “SP-II”を計画中と紹介されており、Mマウント中望遠ポートレート領域の熱が高い。 |
つまり、7Artisansがここで勝つには「ただの75mm」では足りない。“クリーミーなボケ”を言葉で約束した以上、描写の個性(ボケの質・滲み方・周辺の崩れ方)と同じくらい、ピント合わせの体験=フォーカス操作の気持ちよさで差を付ける必要があります。
今買う?待つ?—ライカMユーザー向け判断軸
待つべき人
- 75mmが欲しいが、重さや操作性に不満が出やすいタイプ
- 「大口径ポートレートは好き。でも“使うレンズ”じゃないと意味がない」派
- ティザーの“扱いやすさ改善”に惹かれた人
今すぐ買って良い人
- 仕事・案件・旅行が近く、75mmが今必要
- 既存の定番(たとえば軽量寄りの75mm)で撮影スタイルが固まっている
- “新製品待ちで撮れない期間”が一番もったいない人
まとめ
新レンズの発表が来たら、スペック表で真っ先に見るべきはここ。
- 重量と全長(携行性の現実)
- 最短撮影距離(寄れるかどうかは使い勝手に直結)
- 絞り羽根枚数・形状(“クリーミー”の根拠が見える)
- 操作系の設計(フォーカスリングの幅、トルク、指がかり)
- 価格(“Leica的”なのか、“7Artisans的”なのか)
7Artisansが投げたキーワードは、ただの宣伝文句ではなく、Mユーザーの“悩みの芯”を突いている。次の一報で、このレンズが「噂止まりの面白さ」なのか、「本当に持ち出す一本」なのかが決まっていきます。
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