【リーク】Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensが26年1月?発売日・価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensが26年1月?発売日・価格予想・比較・予約まとめ

Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensについての話題が浮上しました。この記事では、Leica Rumorsなどの主要なリーク報道と、引用元として提示されているフォーラム投稿を突き合わせ、事実として確認できる部分と、現時点では予想に留まる部分を分けて整理します。F1.2クラスの35mmは、低照度での撮影や浅い被写界深度を生かした表現に直結します。35mm大口径の競合レンズ比較も交え判断材料を増やします。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensは、FOTOS上の「NOCTILUX-M 1:1.2/35 ASPH」表示報告と外観画像を手がかりに、事実と推測を切り分けて整理。

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発売日は未確定で、現時点の有力材料はLeica Rumorsが示唆する「2026年1月」だが、発表=即出荷ではない点に注意。

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価格は公式未発表のため、現行Noctilux/Summiluxの公式価格レンジを前提に約140万〜175万円を上限ラインとして想定し備えるのが現実的。

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スペックは「35mm・F1.2・ASPH」が示唆される段階に留まり、最短撮影距離・サイズ・フィルター径・供給量などは発表後に要確認。

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競合比較ではVoigtländer NOKTON 35mm F1.2 IVやZEISS Distagon 35mm F1.4 ZMを基準に、F値差よりも描写傾向と運用で判断するのがポイント。

リーク情報の核心:FOTOS表示とファームウェア更新の“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”報告

Via: Leica Rumors

Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensが話題になった理由は、単なる噂話だけでなく、ソフトウェア上の表示や外観写真とされる画像が報告されたためです。ここでは、どこまでが一次情報(引用されている投稿や画像)で、どこからが予想なのかを切り分けます。まずは情報の出どころを確認し、又聞きと一次の痕跡を区別しましょう。

Leica FOTOSで「NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH」の表記が出たというユーザー報告

Leica Rumorsは、Leicaフォーラムのユーザー投稿を引用し、Leica M11/M11 Monochromにファームウェア2.2.2を適用した後、写真転送時にLeica FOTOS上でレンズ名が「NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH」と表示されたという報告を紹介しています。この報告が事実なら、少なくとも「レンズ名としてその文字列が表示される経路がある」ことになります。ただし、表示がアプリ由来なのか、カメラのレンズ検出(メタデータ)由来なのかは、この投稿だけでは断定できません。

また、投稿者は本来35mm Summicron‑M f/2を装着しているにもかかわらず別の名称として認識された旨を記しています。開発中の仮データや誤登録が混入した可能性はありますが、製品の存在や仕様確定を示す根拠にはなりません。現時点で言えるのは、「そのような表示があった」というユーザー報告が公開され、噂サイトがそれを引用している、という事実までです。以降は公式発表の有無と、公式情報に基づいて更新する必要があります。

リーク画像は外観の参考になる一方、仕様確定の根拠にはならない

Leica Rumorsは、Noctilux‑M 35mm F1.2とされる“最初のリーク画像”として、外観写真が出回っていることにも触れています。画像は直感的に分かりやすい反面、写真だけで断定できる要素は限られます。例えば、鏡筒の太さやフード形状、刻印の雰囲気は読み取れます。しかし、最短撮影距離、フィルター径、光学系の枚数、周辺収差の補正方針などは、画像だけで確定できません。

画像は、試作段階の個体・別レンズ・加工画像などの可能性も残ります。出所が明示されているか、同一画像が複数の独立した経路で言及されているか、後続情報が出ているかを確認するのが安全です。

そのため、現状の評価は「ソフトウェア表示の報告」と「外観写真とされる画像」が別々に出ている、という点に留まります。どちらも公式発表の代替にはならないため、最終判断は公式情報待ちが前提です。

発売日はいつ?「2026年1月発表」言及をどう扱うか

ここでは、現時点で確認できる噂のタイムラインを整理し、発表日・予約開始日・出荷開始日を分けて考えます。

最新の噂は「2026年1月」を示唆

2025年12月23日のLeica Rumorsは、次のLeica発表として「Noctilux M 35mm f/1.2 lens」が2026年1月に登場する可能性があると報じています。あくまで噂ですが、月単位まで言及がある点は材料として具体的です。

注意したいのは、発表=即出荷ではないことです。発表日、予約開始日、初回出荷日が同日になるとは限らず、初回の供給量が限られるケースもあります。

ただ、噂の表現が「2026年初頭」から「2026年1月」へと具体化したのは変化点です。予約を検討するなら、情報取得の準備を前倒しで進めておくと判断が早くなります。

「7月発表」言及が外れた経緯から学べること

2025年5月時点では、Leica Rumorsが「早ければ7月に発表される可能性がある」と伝えた時期がありました。しかし、2025年12月時点で公式発表は確認できていません。

この経緯は、リークの「方向性(新レンズが開発されているらしい)」と「時期(いつ出るか)」で当たりやすさが違うことを示します。月単位のスケジュールは変更されやすく、噂だけで購入計画を確定させるのはリスクがあります。

価格予想:Noctiluxの価格帯と日本円換算の注意点

Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensを検討するとき、最大の不確定要素の一つが価格です。

公式価格が示すハイエンド帯の幅

Leica Camera USAのオンラインストアでは、Noctilux‑M 50mm f/0.95 ASPHが$14,225、Noctilux‑M 75mm f/1.25 ASPHが$15,615として掲載されています。Noctiluxの名を冠する現行レンズは、いずれも1万ドルを大きく超える価格帯です。

レンズ名

米ドル表記(日本円換算)

Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH

$14,225(約222万円)

Noctilux-M 75mm f/1.25 ASPH

$15,615(約244万円)

Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH(Black)

$6,415(約100万円)

Summilux-M 28mm f/1.4 ASPH(Black Anodized)

$8,555(約133万円)

一方で、Leica Camera USAのオンラインストア(執筆時点)では、Summilux‑M 35mm f/1.4 ASPH(Black)が$6,415、Summilux‑M 28mm f/1.4 ASPH(Black Anodized)が$8,555として掲載されています。

したがって「35mmで明るい=必ず1万ドル超」とは言い切れません。ただし、Noctiluxというブランド内の位置づけを踏まえると、Summiluxより高額側に設定される可能性はあります。ここは公式価格が出るまで“レンジ想定”に留めるのが安全です。

スペック整理:確定・未確定・推測を分けて読む

リークを追うほど情報が増える一方で、未確定事項が「確定したように見える」のが落とし穴です。Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensは公式スペックが公開されていないため、ここでは“示唆される項目”と“未確定の項目”を分けて整理します。予約を考えるなら、発表後に真っ先に確認したい項目も並べておきます。

予想されるのは「35mm・F1.2・ASPH」だが、公式確定ではない

ユーザー報告で表示された文字列は「NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH」です。この表記だけを根拠にすると、35mm・F1.2・ASPH(非球面)という骨格が“示唆”されますが、公式仕様の確定ではありません。ASPH(非球面)という表記は、一般に球面収差や歪曲などの補正に寄与する設計要素です。ただし、非球面を入れたからといって「周辺まで一様にシャープ」と断定できるわけではなく、描写傾向は設計思想と製品化の最終調整に左右されます。

Leicaのレンズ名表記では「1:1.2/35」のように開放F値と焦点距離を併記する形式が使われます。リーク文字列の形式自体は不自然ではありませんが、ここから先は公式情報と実写サンプルで検証する必要があります。つまり、現段階で「35mm F1.2 ASPHのNoctiluxが存在する」と断定するのではなく、「その名称が表示されたという報告がある」までに留めるのが適切です。

未確定:最短撮影距離、サイズ、フィルター径、供給状況

次に気になるのは、最短撮影距離と携帯性です。レンジファインダー連動での最短距離は0.7m前後が一般的ですが、ライブビューやEVFを併用してそれ未満に寄れる設計の例もあります。Noctilux 35mm F1.2がどちらの設計になるかは未確定です。また、F1.2の35mmは鏡筒が太くなりやすく、フード込みの取り回しが撮影テンポに影響します。フィルター径が大きい場合、NDや保護フィルターのコストも上がります。

例えばVoigtländerのNOKTON 35mm F1.2 aspherical IVは最短0.5mまで合焦し、レンジファインダー連動は0.7mまでとされています。Leicaが同様に「近接はライブビューで対応」という方針を採るかどうかは、発表後に最短距離の記載を確認したいところです。そして供給状況も実務上は重要です。初回の入荷が少ない場合、予約から入手までの期間が延びることがあります。スペック表と同じくらい、販売店の入荷見込みやバックオーダー状況も確認すると現実的です。

比較① Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 IV:軽量・近接対応(Live View)で選びやすい

Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensを待つべきか、今すぐ別の35mm大口径に行くべきか。比較の第一候補は、同じMマウントでF1.2を実現しているVoigtländerです。公式に公開されている仕様が多く、比較しやすいのも利点です。重量と最短距離は撮影習慣に直結するため、数字で確認しておきましょう。

NOKTON 35mm F1.2 aspherical IVは公式仕様が明確

VoigtländerのNOKTON 35mm F1.2 aspherical IVは、公式情報では「9枚7群(非球面4面)」の光学系、絞り羽根12枚とされています。開放で浅い被写界深度を狙いつつ、絞り形状が丸く保たれやすい設計要素です。最短撮影距離は0.5mで、レンジファインダー連動は0.7mまでとされています。テーブルフォトやスナップで「もう一歩寄りたい」場面で、ライブビュー運用の余地があるのは強みです。重量は300gで、毎日持ち歩くレンズとしての現実性もあります。

絞り羽根12枚は、点光源が多い夜景でボケの形が整いやすい要素の一つです。ボケの形状は作風に影響しやすいため、作例を見る際は点光源の描写も確認すると比較が早くなります。

価格はEUR 1,099(18.7万円)です。Mマウントの大口径として、サイズと価格のバランスが取りやすい選択肢と言えます。

Noctilux 35mm F1.2を待つ理由は「Leicaの描写設計」に依存する(推測)

ここから先は推測です。もしLeicaが“35mmのNoctilux”を投入するなら、単に明るいだけでなく、開放描写の個性や周辺の崩れ方まで含めた設計思想を前面に出す可能性があります。

また、フレア耐性、逆光時のコントラスト、色再現、ピント移動(フォーカスシフト)の傾向など、スペック表に表れにくい部分で差が出ることがあります。価格差の要因は、こうした要素に現れる場合があります。

一方で、価格と入手性は現実的な判断材料です。撮影頻度が高いなら「今撮れる」こと自体が価値になります。待つ間に撮りたい被写体がある場合は、代替レンズで撮影を続ける判断も合理的です。

待つ価値を判断する際は、「求めているのはF1.2の明るさか」「LeicaのNoctiluxとしての描写か」を分けて考えると整理しやすくなります。前者は現行レンズで代替できる可能性があり、後者は発表後の作例とレビューが決め手になります。

比較② ZEISS Distagon T* 35mm F1.4 ZM:35mm大口径の比較基準

もう一つ、比較で挙げやすいのがZEISS Distagon T* 35mm F1.4 ZMです。F1.2ではありませんが、レンジファインダー用35mmの大口径として長く参照されてきたレンズです。Noctiluxの立ち位置を考える際にも、基準線として役に立ちます。

仕様情報で見るDistagon T* 1.4/35 ZM

Distagon T* 1.4/35 ZMは、仕様情報では「10枚7群」、最短撮影距離0.70m、フィルター径49mm、全長約65mm、重量381gとされています。レンジファインダー用35mm F1.4としては現実的なサイズです。またT*反射防止コーティングを採用し、反射を抑えてフレア・ゴーストを低減し、コントラストや色再現の向上をうたっています。夜景や逆光のスナップでは、こうした設計意図が写りに影響するため、比較の観点として押さえておくと便利です。

最短0.70mはレンジファインダー運用で距離感を掴みやすい範囲です。被写体との距離が安定し、ピント合わせの再現性も取りやすい傾向があります。F値の数字だけでなく、周辺の歪曲の出方やフレア耐性、ボケの質感などを含めて比較すると、Noctiluxが発表された際の位置づけが見えやすくなります。

F1.2とF1.4の差は小さく見えて、実戦では「ピント」で差が出る

F1.2とF1.4の差は、露出換算で約0.4〜0.5段(計算上は約0.44段)です。暗所でのシャッター速度やISOに少し余裕が出ますが、劇的な差と断定できるほどではありません。違いが体感に出やすいのは、被写界深度の浅さと背景の整理のしやすさです。一方で、M型でF1.2を使うと、ピントの薄さが撮影成功率に影響します。F1.4で許容できる微妙なズレが、F1.2では目立ちやすい場面が増えます。

ボケ量だけでなく、フォーカスの歩留まりも含めて比較するのが現実的です。成功率を上げるために、撮影距離を少し取る、被写体の動きを見越して合わせる、といった運用が重要になります。Noctilux 35mm F1.2が刺さるかどうかは、暗所性能だけでなく「浅さを武器にする撮り方」と相性があるかで決まります。迷う場合は、まずF1.4で被写界深度の感覚を掴んでおくと、発表後の判断がしやすくなります。

Leica Noctilux M 35mm f/1.2のまとめ

Leica Noctilux M 35mm f/1.2 lensは、Leica FOTOS上で「NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH」と表示されたというユーザー報告や、外観写真とされる画像が話題になり注目されています。一方で、公式発表はなく、発売日・予約開始日・出荷時期は未確定です。現時点で最も具体的な情報は、Leica Rumorsが2025年12月23日に「2026年1月」と報じた点です。

価格は公式未発表ですが、現行NoctiluxやSummiluxの公式価格を見ると幅が大きく、上限予算を決めて待つのが現実的です。VoigtländerやZEISSなどの現行レンズと比較し、自分が求めるのが「35mm F1.2という明るさ」なのか、「Noctiluxとしての描写」なのかを整理すると、発表後の判断が速くなります。

次の一手は、公式発表と主要販売店の告知を確実に受け取れる状態を作ること。加えて、想定する撮影シーンと、レンジファインダー/EVF運用の方針を決めておくと、発表後に迷いにくくなります。


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