
ライカSLに“中間モデル”の噂。S1RIIベースの44.3MP機が2026年春に登場?
ライカのフルサイズミラーレス「SL」シリーズに、新モデルの噂が浮上しました。ポイントは、パナソニックのLUMIX S1RIIをベースにした“新しいSLボディ”が計画されている可能性があること。現行のSL3(高解像寄り)とSL2-S(高感度・動画寄り)のちょうど間を埋める立ち位置になる、と伝えられています。
この記事のサマリー

ライカが、LUMIX S1RIIをベースにした新しいSLシリーズ機を投入するという噂が出ています。

約4430万画素センサー搭載で、SL3(約6000万画素)とSL2-S(約2400万画素)の“中間モデル”になる可能性。

AF改善が期待される一方、動画機能は他のSL3系より控えめになるかもしれず、発表時期は2026年5月ごろとされています。
ライカSLシリーズの新モデル概要

Photo Rumorsが報道した噂段階の情報では、新モデルは約4430万画素センサーを採用し、AFが強化される見込み。さらに「少なくともSL3-SよりAFが良い」とされ、静止画派だけでなく動体撮影やスナップ重視のユーザーにも気になる内容です。一方で動画機能は、SL3系の他モデルより控えめになる可能性があるとも言われています。発表時期は2026年5月ごろという見立てです。
噂の要点として現時点で挙げられている項目をまとめると次のようになります。
- SL3(約6000万画素)とSL2-S(約2400万画素)の間に入る新SL機が噂
- S1RII由来の約4430万画素センサーを採用する可能性
- AFは改善され、SL3-Sより良いという話
- 動画機能は他のSL3系より抑えめになるかもしれない
- 発表は2026年5月ごろの噂
なぜ“4430万画素”がちょうどいいのか
60MPクラスはトリミング耐性と商品撮影・風景で強い反面、データ量や連写・ワークフロー面で人を選びます。逆に24MP級は万能ですが、「もう少し解像が欲しい」と感じる層も多い。そこに44MP前後の中間解像が入ると、画質と運用のバランスが取りやすいのが本音です。今回の噂が事実なら、SLシリーズのラインアップが“解像度の階段”としてさらにわかりやすくなる可能性があります。
ベースとされるLUMIX S1RIIは、どんな方向性のカメラ?
情報の土台に挙がっているS1RIIは、パナソニックが「8K/44.3MP」を前面に出すフルサイズ機として展開しているモデルです。新44.3MPセンサーやOpen Gate記録、AIを用いた位相差ハイブリッドAFなどが強調されています。もし新SL機が“ベース共有”の方向で来るなら、センサー特性やAFの土台(検出・追従の思想)が近いものになる可能性は十分あります。
“ライカ×パナソニック”の関係性は、今に始まった話ではない
ライカ・パナソニック・シグマは、2018年に「L-Mount Alliance」を発表し、Lマウント規格を共通で活用する枠組みを作りました。パナソニックの公式発表でも、ライカが開発したLマウントをパナソニックとシグマが自社開発に利用でき、ボディとレンズの選択肢を広げる狙いが語られています。今回の“ベースがS1RII”という噂はこの協業の延長線上として見ると不思議ではありません。
ただし注意:全部“噂”で、動画仕様は特にブレやすい
ここまでの話は、現段階ではあくまでリーク・噂です。とくに「動画機能が控えめになるかも」という部分は、企画段階の製品は最終仕様が変わりやすく、受け取りには注意が必要です。AFやセンサーの方向性が固まっていても、熱設計や記録フォーマット、ライセンス(LogやRAW周り)で最終的な着地が変わるケースは珍しくありません。
まとめ:SLの“空白地帯”を埋める一台になる可能性
噂が事実なら、ライカSLは「高解像」「高感度/動画寄り」に加えて、「中間解像+AF強化」という選択肢が増えることになります。60MPは重い、24MPはもう少し欲しい――そんな“ちょうど間”を狙うユーザーにとってはかなり現実的な新モデルになりそうです。
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