Canon EOS R3にファームウェア v2.0.0配信開始|EOS Multi Remote対応&各種エラー修正

Canon EOS R3にファームウェア v2.0.0配信開始|EOS Multi Remote対応&各種エラー修正

スポーツ・報道・野鳥など、現場の“本気カメラ”として愛用者の多いCanon EOS R3に、新しいファームウェア v2.0.0が公開されました。今回は新機能追加というより、「EOS Multi Remote対応」と「現場で気になる不具合の潰し込み」にフォーカスしたアップデートです。EOS R3を仕事道具として使っている方ほど、早めに入れておきたい内容になっています。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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EOS R3のファームウェア2.0.0が公開され、EOS Multi Remote対応と重要バグ修正でプロ現場の安定性が向上しました。

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Eye Control AFのErr50やFTP転送のErr41など、実戦で困る不具合が修正され、信頼性がさらに高まっています。

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CFexpressカードのフォーマット問題も改善され、R3を“安心して酷使できる一台”に仕上げるアップデートになっています。

EOS R3 v2.0.0のポイントは3つ

今回のファームウェア v2.0.0のポイントをざっくりまとめると、次の3点です。

  • EOS Multi Remoteへの正式対応
  • Eye Control使用時のErr50バグ修正
  • FTP転送エラー(Err41)とCFexpressフォーマット不具合の修正

スペック表がガラッと変わるタイプの“メジャー新機能”ではありませんが、どれもプロ・ハイアマチュアのワークフローに直結する部分なので、信頼性重視でR3を選んでいる人にはかなり重要な内容です。

1.EOS Multi Remote対応:マルチカメラ運用の要になるアップデート

まず目玉は、EOS Multi Remoteへの対応です。ファームウェア v2.0.0を適用することで、EOS R3がキヤノン純正の「リモート撮影システム」に正式に組み込めるようになります。公式の説明では、プロフォトグラファー向けの遠隔撮影システムとして案内されており、スタジアムやコンサート会場、報道現場などでのマルチカメラ運用を想定した仕組みです。

具体的な運用イメージとしては、ゴール裏やバックネット裏、会場の高所に固定した複数台のR3を一括管理し、手元のインターフェースから同時トリガーや個別トリガーを行うようなケースが想像できます。これまでは「有線リモコン+各社の独自ソリューション」で対応していた部分が、キヤノン純正のMulti Remoteで統合されていく流れです。

もちろん、一般ユーザー全員に直結する機能ではありませんが、「R3はプロツールとして今後もしっかり育てていきます」というキヤノンのメッセージとして捉えると、ボディ寿命の観点でも安心材料と言えるでしょう。

2.Eye Control使用時のErr50を修正:目線AF派には重要

2つ目は、R3の象徴ともいえるEye Control AF周りのバグ修正です。ファームウェア v2.0.0では、目線入力を使用している際にまれにErr50が発生する不具合が修正されています。

Eye Control AFを多用しているユーザーにとって、撮影中のエラー表示はシャッターチャンスを逃す直接の原因になりかねません。特にスポーツや野生動物のように「ワンチャンスを確実に押さえたい」場面では、エラー発生のリスクを少しでも減らしておくことが大切です。

「自分の個体ではErr50を見たことがない」という人もいると思いますが、ファームウェアアップデートは“潜在的不具合を事前に潰しておく保険”という側面もあります。Eye ControlをR3の購入理由の一つに挙げているなら、この修正だけでもアップデートする価値は十分あるでしょう。

3.FTP転送のErr41&CFexpressフォーマット不具合も解消

3つ目は、ネットワーク運用とメディアまわりの信頼性向上です。今回のアップデートでは、以下の2点が修正されています。

  • FTPサーバーへの画像転送が失敗し、Err41が表示されることがある問題
  • ごく一部のCFexpressカードが、カメラ内でフォーマットできないことがある問題

特に、報道現場でEOS R3とFTP連携を組み合わせているユーザーにとって、FTP転送の安定性は生命線です。撮ってすぐデスクに画像が飛んでいかない、あるいはエラーのたびに再送テストをしなければならない、となると現場のストレスはかなりのもの。Err41周りの修正は、そうした“見えない疲れ”を軽くしてくれるアップデートと言えます。

また、CFexpressカードのフォーマット不具合は、発生頻度こそ「まれ」とされていますが、遭遇すると撮影を中断せざるを得ない厄介なトラブルです。カード側の個体差・世代差も絡む領域なので、R3本体側で可能な範囲の対策を入れてきた、というニュアンスに近いでしょう。

今回のアップデートは「安定性を買う」タイプ

EOS R3 v2.0.0は、新しい撮影モードやAFアルゴリズムの追加といった派手さはありません。ただし、実際に現場でR3を回している人ほど「こういうアップデートこそありがたい」と感じる内容です。

  • マルチカメラ運用に備えたEOS Multi Remote対応
  • Eye Control AFの安定性アップ
  • FTP転送とCFexpress運用のリスク低減

この3つをセットで見ると、「ハードウェアとしてのR3のポテンシャルを、トラブルなく引き出すためのアップデート」と整理できます。

まとめ:今すぐチェック&適用を

EOS R3を仕事用のメインボディとして使っているなら、今回のv2.0.0は“様子見”ではなく、計画的にアップデートしておいたほうがいいタイプの更新だと感じます。特にEye ControlとFTPを日常的に使っている方は、撮影前のタイミングでSD/CFexpressをバックアップし、バッテリーを満充電にしてからアップデート作業を進めておきましょう。

R3はまだまだ現役どころか、これからもファームウェアで伸びしろを見せてくるボディです。今回のv2.0.0をきっかけに、ネットワーク設定やEye Controlのキャリブレーションも見直して、改めて“自分の相棒”として最適化してあげるのがおすすめです。


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