
【2025年版】かわいいデジカメおすすめ8選|レトロ&安いで選ぶ








スマホで気軽に撮れる時代でも、“やっぱりかわいいカメラが欲しい"・"レトロで気分が上がる一台に出会いたい”と感じている方はとても多いはず。せっかくなら、見た目のときめきと“ちゃんと撮れる性能”の両方を満たしたいですよね。この記事では、かわいいデジタルカメラのいま選ぶべきモデルを厳選して紹介します。デザインの魅力はもちろん、AF性能や手ブレ補正、スマホ連携といった実用性までしっかり比較しているので、初心者の方でも自分に合った一台がスッと見つけられるはずです。
この記事のサマリー

かわいいデジタルカメラが人気を集める理由と、スマホにはない魅力を整理

デザイン・サイズ・機能・予算から考える失敗しない選び方のチェックポイントを解説

ミラーレス・コンパクトデジタルカメラ・フィルムカメラに分けて8機種をを詳しく紹介

主要モデルを比較表で整理し、かわいいカメラをどう選び分けるかを提案

記事の最後で、今の自分に合う一台を決めるための具体的な次のアクションを提示
かわいいデジタルカメラが今人気な理由

スマホカメラの画質が上がった今でも、かわいいデジタルカメラを求める人が増えています。背景には、写真の写りのアップグレードだけでなく、持ったときの高揚感やファッションとの相性を重視する人が増えていることがあります。女性向け・カメラ女子向けの特集も多く、見た目と使い勝手を両立した小型モデルが注目を集めています。
スマホにはない「持つ楽しさ」と所有欲
かわいいカメラとして特に女性に人気なモデルの多くは、まず見た目で心を掴みにきます。ニコンのZ fcのように、往年のフィルム一眼レフFM2をモチーフにしたレトロデザインのミラーレスは、かわいいレトロ風カメラの代表格です。ペンタ部の造形や貼り革の質感まで徹底して作り込み、バリアングルモニターで自撮りやハイ/ローアングルにも対応します。
一方で、富士フイルムのinstax mini Evoのように、コンパクトなボディにダイヤルやレバーを組み合わせたハイブリッド“チェキ”も人気です。レンズダイヤルとフィルムダイヤルでエフェクトを切り替え、プリントレバーを引いて出力する操作系は“持つ楽しさ”を強く感じさせます。
こうしたカメラを選ぶ人に共通しているのは、写真を撮る時間そのものを大事にしていることです。スペックの良し悪しだけでなく、日々のコーデやバッグに馴染むか、その“気分よさ”が継続して持ち出す動機になります。
写真のクオリティと扱いやすさのバランス
見た目だけでなくスマホ以上の写りで満足が続きます。エントリー向けのEOS R50は、約2420万画素のAPS‑CセンサーとDIGIC X、デュアルピクセルCMOS AF IIにより、高速AFと良好な画質を小型ボディに凝縮。ホワイトボディの選択肢もあり、デザインと性能を両立します。
小型軽量で人気のPEN E‑P7は、約2030万画素のLive MOSセンサーとボディ内5軸手ブレ補正(最大約4.5段・CIPA)を搭載し、CIPA準拠でバッテリー・カード含む約337gと軽量です。クラシカルな外観でストラップやケースとも合わせやすく、大人かわいい印象を演出できます。
どちらの系統にも共通するのは、オートやシーンモードが充実し、スマホ転送が手早く行える点。かわいい見た目でモチベーションを上げつつ、日頃のSNS投稿の質が数段階向上します。
かわいいデジタルカメラの選び方
かわいいデジタルカメラといっても、ミラーレス、コンデジ、チェキなどタイプは様々。見た目に惹かれて買ったものの「重くて持ち出さない」「Vlogに向かなかった」となりがちです。ここでは毎日使える一台に近づくための軸をコンパクトに整理します。
デザイン・サイズ・重さをどう見るか
まず重量は日々の可搬性を左右します。PEN E‑P7は約337g(CIPA)。薄型パンケーキ(M.Zuiko 14‑42mm EZは約93g)で約430g前後に収まるため、500mLペットボトルより軽い感覚で持ち歩けます。Z fcは約390gなので、レンズ次第で1kg超もあり得ます。最小サイズを重視するなら、レンズ一体型やチェキ系も有力。instax mini Evoは約285gの軽さで、スマホと一緒に持っても荷物がかさばりにくいのが利点です。本体が500gであることは1つの基準になるでしょう。
またかわいさの中にレトロさも求めるなら、金属外装と貼り革のクラシック系(Z fcやPEN)を候補に。丸みのあるホワイトボディやパステル系カラーは、ガジェット感を抑えて可愛らしさを前面に出せます。鏡の前で普段のバッグや服と合わせたイメージを持つと、失敗しにくくなります。
機能面:自撮り・Wi‑Fi・AFなど外せないポイント
自撮り・Vlog用途では、バリアングルモニターの有無が分かれ目。EOS R50やZV‑E10はレンズ側に画面を向けられ、表情や構図を確認しながら撮れます。
AFは被写体認識が鍵。EOS R50のデュアルピクセルCMOS AF IIは人物・動物・乗り物を検出し、瞳に粘る追従が可能です。失敗カットを減らしたいなら、AFの検出対象とカバー範囲を必ず確認しましょう。
スマホ連携は今や必須。E‑P7はOM Image Share(旧OI.Share)でBluetooth/Wi‑Fi接続、instax mini Evoはスマホ画像のプリントにも対応します。「撮る→選ぶ→共有」の手数の少なさは継続利用に直結します。
予算別に見るかわいいカメラの基準

できるだけ安く、長く使える一台をー財布事情とスタンスで適正解は変わります。ここでは代表的な価格感と狙えるカテゴリを簡潔に整理します。
3万円前後:トイデジ・キッズカメラ・チェキ入門ゾーン
最初のハードルを下げたい人は3万円前後が目安。Bluemake TT‑Z48ZPのようなキッズカメラは「4800万画素」をうたう補間記録(有効約30万画素)とFHD動画、三脚兼自撮り棒付属など手軽さが魅力です。チェキではinstax mini LiPlay/LiPlay+(後継)など、スマホプリント併用型が人気です。
LiPlay系は「カメラ兼プリンター」として使え、スマホ内の画像もその場でチェキプリント可能。デジタルとアナログをつなぐ“遊べる写真体験”を低コストで始められます。
7〜15万円:ミラーレス一眼とVlogカメラの主戦場
趣味としてしっかり続け、明らかなスマホとの質の違いを体感するならこの帯が現実的。この価格帯には、EOS R50・PEN E‑P7・Nikon Z fc・Sony ZV‑E10といった小型ミラーレスやVlogカメラが多く含まれます。
ここからは小型ミラーレスとコンデジを中心にかわいいカメラのおすすめを具体的に紹介していきます。
おすすめのかわいいカメラ早見表
モデル名 | タイプ | 立ち位置 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
OM SYSTEM PEN E-P7 | ミラーレス(MFT) | 軽い・上品・扱いやすい。「毎日バッグに入れられる本格カメラ」。撮って出しのかわいい雰囲気作りも得意。 | 軽さ・デザイン・手軽さすべてほしい人 |
Canon EOS R50 | ミラーレス(APS-C) | 万能型No.1。AF・動画・色味が優秀で“全部ちょうどいい”。写真も動画も失敗しづらいエントリー最強候補。 | 家族写真&Vlogを1台で完結したい人 |
Nikon Z fc | ミラーレス(APS-C) | 圧倒的レトロかわいい代表。所有欲が高まり、撮る行為が楽しくなるモデル。見た目がかわいい×写りも強い。 | デザイン重視・レトロ好き・写真を楽しむ人 |
Sony ZV-E10 | Vlog向けミラーレス | 自撮り&動画最適化。顔を明るく、かわいく写す設計。Eマウントで写真も伸びる“動画7:写真3”の万能カメラ。 | Vlog・自撮り中心だが写真もちゃんと撮りたい人 |
Canon PowerShot G7 X Mark III | コンデジ(1型) | スマホ卒業に最適。小型で高画質、旅行・カフェで使いやすい。荷物を増やさずクオリティを上げられる。 | 大きいカメラは無理。でも画質は上げたい人 |
Sony ZV-1F | Vlog向けコンデジ(1型) | 自撮り・縦動画に全振り。わずか256gで“かわいい動画”が撮れる。操作もシンプルで初心者向け。 | 軽さ最優先・動画中心のクリエイター |
FUJIFILM X100VI | 高級コンデジ(APS-C) | 作品撮りとかわいさの最終形。フィルムライクな色とクラシック外観が魅力。写真表現を追求したい層の到達点。 | 雰囲気のあるスナップや作品撮りがしたい人 |
FUJIFILM instax mini Evo | ハイブリッドチェキ | 遊べるかわいいの頂点。100エフェクト×プリント体験。撮る→選ぶ→飾る→渡すまで楽しい“体験型カメラ”。 | 写真を遊びたい・プリントして楽しみたい人 |
OM SYSTEM PEN E-P7:クラシカルで軽い「大人かわいい」一台

クラシックなPENデザインを現代的に仕立て直したE‑P7は、約337g(CIPA)の軽量ボディに2030万画素センサーとボディ内5軸手ブレ補正(最大約4.5段)を搭載。日常スナップから旅行まで機動力の高さが光ります。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | OM SYSTEM OLYMPUS PEN E‑P7 |
発売日 | 2021年6月25日 |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ(17.3×13.0mm) |
有効画素数 | 約2030万画素 Live MOSセンサー(5184×3888ピクセル相当) |
ISO感度 | 常用 ISO 200〜25600、拡張で ISO LOW(約100相当)まで設定可能 |
シャッタースピード | 60〜1/4000秒(メカシャッター)、60〜1/16000秒(電子シャッター) |
本体重量(バッテリー込み) | 約337g |
みんなのカメラ 作例ページ |
クラシカルな外観と携帯性
上品なシルバー×ホワイト(またはブラック)の外観に、控えめな張り出しのグリップを組み合わせたデザインが特徴です。薄型パンケーキズーム(M.Zuiko 14‑42mm EZ)と組み合わせれば約430g台で運用でき、「常にバッグに入れておくカメラ」としても現実的な重量に収まります。
マイクロフォーサーズマウント採用のおかげで、小型軽量なレンズが多いのも魅力です。カフェや街角スナップなど、撮りたいと思った瞬間にサッと取り出せるコンパクトさは、かわいいカメラを毎日使い倒したい人にとって大きな武器になります。
アートフィルターと直感操作
E‑P7は16種のアートフィルターや「プロファイルコントロール」に対応し、淡いフィルム調からコントラスト強めのモノクロまで、撮って出しの雰囲気を追い込みやすい設計です。RAW現像にあまり時間をかけたくない人でも、カメラ内の設定だけで“作品っぽい”仕上がりを狙いやすくなっています。
背面モニターはチルト式で、テーブルフォトの俯瞰撮影やローアングル撮影も体勢を崩さずに行えます。タッチ操作にも対応しているため、ピントを合わせたい箇所を指でタップするだけで素早く撮影できるのも便利です。ボディ内5軸手ブレ補正(最大約4.5段)は、暗い室内や夕景でも手持ち撮影を助けてくれます。
Canon EOS R50:小型ボディに本格性能を詰め込んだエントリーミラーレス

EOS R50は、APS‑Cの約2420万画素センサーと映像エンジンDIGIC Xを採用したエントリーミラーレスです。ホワイト/ブラックの2色展開で、デュアルピクセルCMOS AF IIやバリアングルモニター、内蔵ストロボを備え、小型ボディに必要な機能をぎゅっと詰め込んでいます。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | Canon EOS R50 |
発売日 | 2023年3月17日 |
センサーサイズ | APS-Cサイズ(約22.3×14.9mm) |
有効画素数 | 約2420万画素(6000×4000ピクセル) |
ISO感度 | 常用 ISO 100〜32000、拡張 ISO 51200 相当まで設定可能 |
シャッタースピード | 30〜1/4000秒(メカ/電子先幕)、電子シャッター時 30〜1/8000秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約375〜376g |
みんなのカメラ 作例ページ |
高性能AFで家族写真に強い
デュアルピクセルCMOS AF IIは人物・動物・乗り物の検出と瞳AFに対応しており、走り回る子どもやペットの表情も追従してくれます。連写性能と組み合わせることで、決定的な一瞬を残しやすいのが特徴です。
内蔵ストロボは暗所の補助光として有効で、「少し暗くてノイズが気になる」というシーンでも、顔の陰影を和らげた自然な写りを狙えます。外付けフラッシュを持ち歩きたくない人にとって、手軽な光源がボディ内にあるのは心強いポイントです。
動画・Vlogにも対応する万能ぶり
4K/30p(6Kオーバーサンプリング)に対応し、縦位置動画の運用も容易。バリアングル液晶で自撮り動画や料理撮影もフレーミングしやすく、マイク入力端子も備えています。
さらにEOS R50 Vは4K/60p(クロップ)や前面録画ボタンなど動画寄り機能を強化した派生モデル。Vlogに比重を置く場合の選択肢として検討価値があります。
Nikon Z fc:レトロデザイン好きに刺さるAPS‑Cミラーレス

フィルム一眼レフの名機FM2をオマージュした外観に、Zマウント世代の性能を融合したかわいいカメラの代表格がZ fcです。シャッター速度・ISO・露出補正の大型ダイヤルと、バリアングルモニターの組み合わせで“操作して撮る楽しさ”を実感できます。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | Nikon Z fc |
発売日 | 2021年7月23日 |
センサーサイズ | APS-Cサイズ(23.5×15.7mm、Nikon DXフォーマット) |
有効画素数 | 約2090万画素(5568×3712ピクセル) |
ISO感度 | 常用 ISO 100〜51200、拡張で ISO 204800 相当まで設定可能 |
シャッタースピード | 30〜1/4000秒(メカ+電子先幕)、バルブ・タイム撮影対応 |
本体重量(バッテリー込み) | 約445g |
みんなのカメラ 作例ページ |
FM2譲りの外観とダイヤル操作の楽しさ
Z fcの軍艦部にはシャッター速度・ISO感度・露出補正の大型ダイヤルが並び、設定値を視覚的に確認しながら操作できます。金属パーツと貼り革の質感がフィルム時代のカメラを思わせつつ、背面にはバリアングルモニターを搭載し、自撮りやローアングル撮影にも対応します。
カラーバリエーションとして、ベースのブラック×シルバーに加え、貼り革のカラーオプションも用意されています。クラシックな形をベースに、自分好みの色で個性を出せるため、ファッションとの相性を重視するユーザーにも人気です。
はじめて一眼でも扱いやすい基本性能
見た目はレトロでも、中身は最新のAPS‑Cミラーレスです。有効約2088万画素センサーと画像処理エンジンにより、日常スナップから風景、ポートレートまで高画質で撮影できます。瞳AFや被写体追尾にも対応しているため、初めての一眼でも安心感があります。
重量は約390g(本体のみ)/約445g(バッテリー・カード含む)で、フルサイズ機に比べると軽量な部類です。小型単焦点のNIKKOR Z DX 24mm f/1.7などと組み合わせれば、ボケを活かした写真を楽しみつつ、比較的軽快な撮影スタイルを維持できます。Zマウントのレンズラインナップは拡大を続けており、将来フルサイズ機にステップアップする際にも資産を活かせる点も魅力です。
Sony VLOGCAM ZV‑E10:かわいく撮れて編集もラクなVlog向け

写真も動画も同じくらい撮りたい、特にVlogを重視したい人に人気なのがSony VLOGCAM ZV‑E10です。24.2メガのAPS‑Cセンサーと背景ボケ切替ボタン、商品レビュー用設定、顔優先AEや美肌効果など、“自分をきれいに撮る”ための機能を多数備えています。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | Sony VLOGCAM ZV‑E10 |
発売日 | 2021年7月27日 |
センサーサイズ | APS-Cサイズ(23.5×15.6mm、Exmor CMOS) |
有効画素数 | 約2400万画素(6000×4000ピクセル) |
ISO感度 | 常用 ISO 100〜32000、拡張 ISO 50〜51200相当 |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒、バルブ撮影対応 |
本体重量(バッテリー込み) | 約343g |
みんなのカメラ 作例ページ |
自撮りしやすいボディと音声機能
ZV‑E10は深めのグリップとバリアングル液晶を備え、自撮りVlogでも安定して構えやすいボディ設計です。指向性3カプセルマイクと着脱式ウインドスクリーンを内蔵し、屋外撮影での風切り音を抑えながらクリアな音声を記録しやすくなっています。マイク入力端子とヘッドホン端子も搭載し、音声モニタリングしながらの本格収録にも対応可能です。重量は約343gに抑えられています。
レンズ交換で写真も本格派に
Vlog用カメラという位置付けながら、ソニーEマウントのレンズ交換が可能な点もZV‑E10の強みです。広い室内でも自撮りしやすい11mmクラスの単焦点レンズから、35mm/50mmの明るい単焦点まで、目的に応じてレンズを選べます。ボディ側のAF性能と瞳認識が優秀なため、被写体が動いてもピントを追いかけてくれます。
動画から入っても、レンズを揃えていくことで「写真用のかわいいカメラ」としても育てていける余地があります。動画と静止画の両方を本気で楽しみたい人にとって、長く付き合えるプラットフォームと言えるでしょう。
Canon PowerShot G7 X Mark III:ポケットサイズで本気の画質を狙える一台

スマホよりもう少し“しっかりしたカメラ”が欲しいけれど、大きなレンズ交換式まではいらない。そんな人にちょうどいいのが、PowerShot G7 X Mark IIIです。1.0型センサーと明るい24〜100mm相当F1.8–2.8ズームを小さなボディに詰め込んだ高級コンデジで、カフェや旅行スナップ、夜景まで一台でこなせます。4K動画や外部マイク端子にも対応しているので、「写真メインだけどVlogもやってみたい」という人にとっても心強い選択肢になります。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G7 X Mark III |
発売日 | 2019年8月1日 |
センサーサイズ | 1.0型(約13.2×8.8mm) 裏面照射型CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2010万画素 |
ISO感度(静止画) | ISO 125〜12800(拡張ISO 25600相当) |
シャッタースピード | 30〜1/2000秒(メカ)/30〜1/25600秒(電子シャッター) |
本体重量(バッテリー・メモリー含む) | 約304g |
みんなのカメラ 作例ページ |
持ち歩きやすさとデザイン
G7 X Mark IIIの魅力は、なんと言っても“持ち出す気になるサイズ感”です。バッテリーとカード込みで約304gと軽く、ポケットや小さめのショルダーバッグにもすっきり収まります。
軽くて小さいのにグリップ感もそこそこあり、長時間の撮影でも手が疲れにくいのもポイント。スマホだけでは物足りないけれど、がっつりカメラバッグを持ち歩くほどではない、という人の“ちょうど良い落としどころ”に収まる一台です。
画質・動画・こんな人におすすめ
1.0型・約2010万画素センサーと明るいズームレンズの組み合わせは、背景をふんわりぼかしたポートレートや、手元の料理を立体的に見せたいときに有利です。スマホとの一番の違いは、「被写体を目立たせるボケが作りやすい」こと。ISO 125〜12800(拡張25600)まで対応しているので、室内や夜間でも撮れるシーンが広がります。
動画は4K撮影に対応し、外部マイク端子も備えているため、音声クオリティを重視したVlog制作にも十分使えます。チルトアップ液晶で自分の表情を確認しながら撮れるので、「まずはコンデジでVlogを始めてみたい」という人にはかなり扱いやすい組み合わせです。
SONY VLOGCAM ZV-1F:自撮りとVlogに全振りしたお手軽コンデジ

「かわいく自撮りしたい」「縦動画でVlogを撮りたい」というニーズに真っ向から応えるのが、VLOGCAM ZV-1Fです。約2010万画素の1.0型センサーに、35mm換算で20mm相当の超広角単焦点レンズを組み合わせた“Vlog特化型コンデジ”で、狭い室内やカフェでも背景を広く取り込みながら撮影できるのが特徴です。ボディはバッテリー込み約256gと軽量で、グリップも深く、片手で自撮りしやすい形状になっています。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | Sony VLOGCAM ZV-1F |
発売日 | 2022年10月 |
センサーサイズ | 1.0型(約13.2×8.8mm) Exmor RS CMOS |
有効画素数 | 約2010万画素 |
ISO感度(静止画) | ISO 125〜12800(拡張ISO 80〜) |
シャッタースピード | 1/4〜1/32000秒(電子シャッター) |
本体重量(バッテリー・メモリー含む) | 約256g |
みんなのカメラ作例ページ |
Vlog向けの機能が最初から全部入り
ZV-1Fには、Vlog運用で欲しくなる機能が最初から一通り揃っています。背景ボケ切り替えボタンを押せば、複雑な設定なしで“背景ふんわりモード”に移行でき、商品レビュー用の設定を使えば手前の商品に素早くピントを移せます。顔優先AEや美肌効果機能も備えているので、とりあえずZV-1Fで撮れば、自分の顔はそれなりに盛れるという安心感があります。
操作はシンプル、それでいて写真も楽しめる
静止画のISO感度はISO125〜12800(拡張80/100)に対応しており、屋外の日中から屋内のやや暗いシーンまでカバーできます。電子シャッターで1/32000秒まで対応しているため、明るい屋外でも開放F2.0で背景をぼかした撮影がしやすくなっています。
「まずは動画重視でコンデジを選びたい」「とにかくVlogを始めたい」という人にとって、ZV-1Fは設定で迷いづらい“Vlog専用マシン”としてかなり使いやすい一台です。
FUJIFILM X100VI:フィルムライクな描写を楽しめる大人の高級コンパクト

X100VIは、もはや“コンデジ”の枠を超えた存在と言っていい高級コンパクトです。約4020万画素のAPS-Cサイズ X-Trans CMOS 5 HRセンサーに、35mm換算23mm F2の単焦点レンズを組み合わせた一体型カメラで、描写の雰囲気から操作感まで「写真を撮る行為そのもの」を味わいたい人向けの一台になっています。重量はバッテリー・カード込みで約521gと、一般的なコンデジよりは重めですが、そのぶん質感やホールディングは“本格カメラ”寄りです。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM X100VI |
発売日 | 2024年2月 |
センサーサイズ | APS-C(23.5×15.7mm) X-Trans CMOS 5 HR |
有効画素数 | 約4020万画素 |
ISO感度(静止画) | ISO 125〜12800(拡張:ISO 64〜51200) |
シャッタースピード | 30〜1/4000秒(メカ) / 1/180000秒(電子) |
本体重量(バッテリー・メモリー含む) | 約521g |
みんなのカメラ作例ページ |
フィルムシミュレーションとハイブリッドファインダー
X100シリーズの代名詞とも言えるのが、豊富なフィルムシミュレーションです。クラシッククロームやクラシックネガ、ノスタルジックネガ、そしてX100VIから追加された「REALA ACE」など、撮影時に色やコントラストのキャラクターを選べるため、“撮って出し”で完成度の高い画を作りやすくなっています。
軽くて小さいのにグリップ感もそこそこあり、長時間の撮影でも手が疲れにくいのもポイント。スマホだけでは物足りないけれど、がっつりカメラバッグを持ち歩くほどではない、という人の“ちょうど良い落としどころ”に収まる一台です。
高画素×単焦点だからこそできる楽しみ方
4020万画素という高解像度は、トリミング耐性の高さにも直結します。35mm相当の画角で撮っておき、あとで50mmや70mm相当の画角にクロップして仕上げる、といった使い方も現実的です。APS-CセンサーとF2レンズの組み合わせは、背景を大きくぼかしたポートレートや、質感重視の物撮りにも向いています。
「写真を“作品”としてじっくり撮りたい」「フィルムライクな色と単焦点の制約を楽しみたい」人には、X100VIは長く付き合える相棒になりやすいモデルです。スナップがメインで、コンパクトさよりも“撮る喜び”を優先したい人におすすめです。
富士フイルム instax mini Evo:デジタル×チェキのハイブリッドで遊ぶ

かわいいカメラといえば外せないチェキも最後に紹介します。その中でもデジタルとアナログの良さを組み合わせたハイブリッドモデルが、instax mini Evoで、デジタル撮影→選んで→プリント、という新しいチェキ体験を作ったヒットモデルです。
項目 | スペック |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM instax mini Evo |
発売日 | 2021年12月3日 |
センサーサイズ | 1/5型 CMOS センサー |
有効画素数 | 2560×1920ピクセル(約490万画素相当の記録解像度) |
ISO感度 | ISO 100〜1600(オート設定) |
シャッタースピード | 1/4〜1/8000秒(自動切り替え) |
本体重量(バッテリー込み) | 約285g(本体のみ、フィルム・付属品除く。内蔵バッテリー型) |
みんなのカメラ 作例ページ |
クラシックデザインと「10×10=100通り」のエフェクト
mini Evoは小型レンジファインダーカメラを思わせるクラシックな外観に、レンズダイヤルとフィルムダイヤル、プリントレバーなどの操作系を組み合わせています。レンズ側エフェクト10種とフィルム側エフェクト10種を掛け合わせ、合計100通りの表現を選べるのが最大の特徴です。
レンズエフェクトで画角やボケ感、ぼかし方を変えつつ、フィルムエフェクトで色味やコントラストを調整することで、同じシーンでもまったく異なる印象の写真を量産できます。重量は約285gと軽量で、外出先に気軽に持って行きやすいサイズ感です。
選んでプリントするから失敗に強い
従来のチェキではシャッターを切るたびにフィルムが排出されるため、失敗しても一枚分のコストが掛かるのが当たり前でした。mini Evoは撮影後に液晶で写真を確認し、プリントするかどうかを選べるため、フィルム代を抑えながら遊べます。
専用アプリと連携すれば、スマホ内の写真をmini Evo経由でチェキプリントすることも可能です。デジカメやスマホで撮ったお気に入りカットを後から厳選し、「ここぞ」というタイミングでフィルムに焼き付ける使い方もできます。プリント体験そのものがコミュニケーションになり、友人や家族と写真を共有する場面でも活躍する一台です。
主要モデルを比較して、自分に合うかわいいカメラを選ぶ
ここまで取り上げた8モデルの立ち位置を、タイプ・重量・得意分野で俯瞰します。細かな数値の優劣よりも、どのポジションの一台が自分の生活に馴染むかを掴みましょう。
モデル名 | タイプ | 重さの目安(バッテリー込み) | 得意な用途 |
|---|---|---|---|
OM SYSTEM PEN E-P7 | ミラーレス(MFT) | 約337g | 日常スナップ・旅行・テーブルフォト |
Canon EOS R50 | ミラーレス(APS-C) | 約375g | 家族写真・動画・Vlog入門 |
Nikon Z fc | ミラーレス(APS-C) | 約390g | レトロスナップ・ポートレート |
Sony ZV-E10 | Vlog向けミラーレス(APS-C) | 約343g | Vlog・自撮り動画・写真入門 |
Canon PowerShot G7 X Mark III | コンデジ(1.0型センサー) | 約304g | スナップ・旅行・カフェフォト・Vlog入門 |
Sony ZV-1F | Vlog向けコンデジ(1.0型) | 約256g | 自撮り・縦動画・ライトなスナップ |
FUJIFILM X100VI | 高級コンデジ(APS-C/単焦点) | 約521g | スナップ・作品撮り・フィルムライクな表現 |
instax mini Evo | ハイブリッドチェキ | 約285g | チェキプリント・パーティ・ギフト |
軽さと汎用性のバランスを取るならPEN E-P7やZV-E10、家族写真や動画まで広くカバーするならEOS R50、見た目の満足と将来の拡張性重視ならZ fc、写真を“遊ぶ”方向に振るならinstax mini Evoが候補になります。スマホ卒業でコンパクトにまとめたい人にはG7 X Mark III、動画寄りでとにかく軽く始めたい人にはZV-1F、表現重視の“大人かわいい”路線ならX100VI、といったイメージで自分のスタイルに一番近い一台を選んでいくと迷いにくくなります。
ライフスタイル別おすすめの選び方
通勤・通学やカフェ時間まで常に持ち歩くなら、E‑P7やZV‑E10の軽量セットが快適。写真と動画を半々で撮るならR50、Vlog軸なら**R50 V(4K60p・クロップ)**やZV‑E10が有力です。レトロな世界観を楽しむならZ fc、プリント中心の遊びならmini Evoを。
かわいいデジタルカメラのまとめ
かわいいデジタル カメラは、、レトロ系ミラーレスからVlog向けモデル、ハイブリッドチェキまで選択肢は幅広くあります。大切なのは、デザインにときめくこと、日常で無理なく持ち出せる重量、そして自分がよく撮るシーンに合った機能が揃っているかどうかです。まずはこの記事で紹介した8機種の中から、自分の生活に一番馴染みそうな一台を候補にしてみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
撮影テクから最新ギア情報まで、“次のステップ”を後押しするネタをみんなのカメラSNS公式アカウント(X / Threads / Instagram / TikTok / YouTube )で毎日発信中。
あなたの作品がタイムラインに流れる日を、編集部一同楽しみにしています📷✨
みんなのカメラのアプリでは、最新のリーク情報や人気商品の予約・在庫情報をプッシュ通知でお届け!無料ダウンロードはこちら!













