【リーク】Artralab 28mm f/2.8(Leica Mマウント)の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Artralab 28mm f/2.8(Leica Mマウント)の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

「Artralab 28mm f/2.8 for Leica M-mount」のティザーが公式から公開され、ストリート派の心を掴んでいます。この記事では判明している事実と未確定情報を切り分け、価格・スペック予想・競合比較までをまとめて解説します。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Artralab 28mm f/2.8(Leica M)のティザー公開。「"3つの28"=28mm/f2.8/28mmフィルター径」のコンセプト。

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価格・発売日・詳細スペックは未公表。75,000円~120,000円に収まる可能性あり。

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Zマウント版 NOXIKA 28/2.8 の公開スペックと販売実績を手がかりに、M版の妥当性と論点を検討。

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比較軸:Elmarit‑M 28/2.8 ASPH、Light Lens Lab 28/2.8、Voigtländer 28/2 Ultron などの代替候補。

リークの核心:何が「確定」で何が「未確定」か

via: Leica Rumors

まず、Artralab自身の発信を起点に「確定情報」と「未確定」を分けておくと混乱が避けられます。ここでの整理を前提に、次章以降でスペック・価格・予約方法の具体的な解説へ進みます。

確定しているポイント

Leica Rumorsは「ArtralabがMマウント用28mm F2.8を予告」と報じ、公式Instagramの発したティザー文章から“3つの28(焦点距離28mm・F2.8・28mmフィルター径)”の記述を引用しています。少なくともティザー公開とこのコンセプトは事実として確認できます。

Artra Labの既存Mマウント向けレンズはB&H/Amazonで販売されていることは確認できます。本28mmレンズの価格・発売日などは未掲載です。

未確定として扱うべき領域

量産スペック(光学構成・重量・最短撮影距離・絞り羽根)、外装仕上げ、付属フード、距離計連動のチューニング詳細は未公表です。以下で記すM版の具体数値はすべて予想段階です。

ティザーで触れられた“28mmフィルター径”が実採用なら、たとえばE39(39mm)より小径で、レンジファインダー視界の遮蔽低減に寄与する可能性はあります。ただし、この点も最終スペックの開示待ちです。

予想スペック:Z版NOXIKAからM版を逆算する

M版は現時点で数値未公表ですが、同社のZマウント限定モデル NOXIKA 28mm F2.8 の実際のデータが参考になります。Z版の確定値をベースに、レンジファインダー固有要件(距離計連動域・外形制約)を考慮した“あり得る調整点”を予想します。

光学・寸法の“ベースライン”

Z版 NOXIKAの公開されているスペック情報です。

項目

スペック

光学構成

9枚3群

最短撮影距離

0.35m

絞り羽根枚数

10枚

質量

約180g

外形寸法

φ63×全長28mm

フィルター径

58mm

画角(対角)

約75°

M版では距離計連動の都合から近接域の設計見直し(レンジファインダー連動は一般に0.7mまで)が想定されます。その他の寸法・重量は、実機の構造最適化により変動し得ます。

描写傾向や外装設計(タブ形状・ヘリコイドのトルク感)は未公表です。Z版の“軽量・薄型志向”はM版でも踏襲される可能性がありますが、公式確定値の開示を待つ必要があります。

レンジファインダー対応で変わる点

M用は距離計カム精度が歩留まりを左右します。レンジ対応域(多くのMボディで∞〜0.7m)に合わせた近接側のチューニングは不可欠で、フード・フィルターを含めた前枠の小径化はOVF視界確保に有利に働く可能性があります。

“28mmフィルター径”が正式採用なら、フィルター選択の自由度(流通量)はE39等に比べて制約が出る可能性もあります。

デザインと言語化されたコンセプト:「3つの28」が示すもの

ティザー文には“3つの28(焦点距離28mm、開放F2.8、28mmフィルター径)”という印象的なフレーズが登場します。これは携行性・視界・操作性を意識した設計キーワードとして確認できます。

「軽やかに持ち出し、広い世界を見る」設計意図

Instagramのテキストには「過去2年、スローガンとブランドイメージを考えてきた」との文言がありますが、レンズ本体の開発期間を示したものではありません。したがって、3×28は製品の哲学的スローガンであり、最終スペックは別途の公式公表が必要です。

ティザー画像ではシンプルなデザインを表していますが、外装仕上げ(ブラック/シルバー等)や付属フード形状は未公表です。

Z版との違いが生む“Mらしさ”

Z版 NOXIKAは58mmフィルター径の軽量志向でした。M版が28mm径を採用するなら、OVF視界の遮蔽低減や携帯性で“よりレンジファインダー的”な利点が期待できますが、確定は最終発表待ちです。

一方、小径化はフィルター流通量やリング運用に影響し得ます。ステップアップ/ダウンリングを前提とした設計・案内があると実運用はスムーズでしょう。

発売日とスケジュール予想

公式な発売日は未告知です。参考情報として、Zマウント版 NOXIKA 28mm F2.8 は 2025年6月26日にArtra Lab公式サイトでプレオーダー受付が開始されました。M版の告知時期・販売方式・シリアル選択の可否は未確定です。

最短シナリオと標準シナリオ

ティザー公開から短期で正式発表→受注開始となる可能性はありますが、メーカー側の工程・供給計画次第で変動します。Z版の前例は参考材料に留め、M版は公式アナウンスの確定情報を優先して判断してください。

どこで買えるか

既存のMレンズ実績として、Artra Lab公式ストア/B&H/Amazonの掲載が確認できます。ただし本28mm(M版)の取り扱い開始日は未公表で、各社の予約導線・在庫方針は発表待ちです。

価格予想:純正・競合との座標軸で読む

販売価格は未公表です。Z版 NOXIKAが65,600円(税込)である事実を起点に、M版は距離計連動調整や機械精度分のコスト上振れが想定されます。

上限は純正Elmarit-M、下限はBrightin Star

Leica純正Elmarit‑M 28mm F2.8 ASPHは418,000円(税込)で販売されており、市場の上位リファレンスとして機能します。一方、Brightin Star 28mm F2.8には限定色(オリーブグリーン100本)の実績があり、価格帯は低めです。Artra Labは両者の中間〜下寄りレンジに入る可能性が高いです。

仮に75,000円~120,000円に収まれば価格的インパクトは大きいと見られますが、確定値ではありません。

比較①:Leica Elmarit-M 28mm F2.8 ASPHと何が違う?

純正Elmarit-Mは“最小・最軽量級の実用28mm”として確固たる地位があります。ここでは価格・サイズ・運用面の座標を置き、Artra Labとの住み分け可能性を考えます。

価格・供給・初期不良対応

Elmarit‑M 28mm F2.8 ASPH の新品はCamera Westは418,000円(税込)で販売されており、供給網・サポート体制も確立しています。描写の相違は、公式サンプルの開示後に客観評価するのが妥当です。

携行性と“見え”

ElmaritはE39フィルター系・薄型フードでOVFとの相性が良好です。Artra Labが28mm径を採用するなら、さらに視界確保に寄与する可能性はあります。フィルター資産の互換性は運用コストに直結します。

比較②:Light Lens Lab 28mm f/2.8 “Nine Element”との棲み分け

LLLの“9枚玉”はクラシカル再解釈の人気作で、真鍮外装・販売価格は148,200円(税込)。質感志向や所有欲の満たし方が純正・Artra Labと異なる選択肢です。

質感:ヴィンテージ志向か、現代機の相棒か

LLLはレビューでも“往年の味”に通じる高評価の声があり、一方でサイズや逆光耐性の指摘も見られます。どの描写を自分の作風に合わせたいかで選好が分かれます。

使い分けの現実解

日常では軽量・中庸描写のレンズ、テーマ特化にはクラシカル描写のレンズという手持ちの棲み分けが現実的です。逆光・等距離の段階絞りテストを短時間で行うと、後工程まで含めた相性が把握できます。

28mmは出番が多い焦点域です。歩留まり重視か、質感重視かを先に定義すると、選択がぶれません。

比較③:Brightin Star 28mm F2.8やVoigtländer 28mm F2との住み分け

手頃なBrightin Star、明るさのVoigtländer Ultron。価格・運用の違いで住み分けます。Artra Labは“価格を抑えつつ所有満足も得たい”層に収まる可能性があります。

Brightin Star:限定とコスト

Brightin Star 28mm F2.8にはオリーブグリーン100本の限定実績があり、入手障壁は低めです。限定色の希少性で選ぶか、運用性で選ぶかの基準を明確にしましょう。

常用するなら、ヘリコイド精度・距離計連動の信頼性・付属品の実用性まで確認してください。買い切り価格だけで判断しないことが失敗回避につながります。

Voigtländer 28mm F2 Ultronという選択肢

Ultron(VM)は0.5mまでの近接が可能(RF連動は一般に0.7mまで)で、夜スナップや室内で余裕のある運用ができます。フィルターはE39系で、アクセ資産も活かしやすい設計です。

“開放の差”は運用差に直結します。被写界深度やシャッター速度の余裕をどこまで欲しいか、自分の撮影比率で決めると後悔が減ります。

使いどころ:28mm F2.8を“日々の主力”にする運用術

レンジファインダー×28mmは、日常スナップ・旅・記録写真の歩留まりが高い焦点域です。F2.8の被写界深度と軽さは、結果の安定化に寄与します。ここでは実運用の小技を共有します。

歩留まり優先の設定と構図

日中はF5.6〜8でゾーンフォーカス、1/250秒以上・ISOオート上限1600を起点に。夜はF2.8・1/125秒を基準に、被写体の動きで調整すると失敗が減ります。逆光はフードを使い、ハイライト保護優先で露出決定するのがコツです。

フレーミングは“手前の要素+主役”で奥行きを作るとまとめやすくなります。歩き撮りは進行方向の斜め前から入ると動きが生まれます。

フィルターとフードの現実解

28mm専用径が採用される場合、保護フィルターは薄枠や純正を優先し、必要に応じてE39/E46系へのステップアップリングで資産を活用します。フードは角型なら視界、丸型なら遮光で有利です。

OVFのケラレは慣れの要素も大きいですが、小径フィルター×薄型フードの組み合わせは視界確保に効果的です。

マウント横断の参考:NOXIKA 28mm F2.8(Z版)で見えたこと

Z版 NOXIKAのスペックデータ(9枚3群、最短0.35m、180g、φ63×28mm、58mm径、画角75°)は運用イメージ作りに有用です。M版は距離計要件で近接仕様が変わる可能性があります。

いま買える代替案:待つより撮る、という選択肢

「正式発表までに撮影予定がある」なら、代替レンズで“経験”を先に積むのも手です。市場の比較軸を持つことで、Artra Labの立ち位置も見えやすくなります。

純正Elmarit-Mを短期で使ってみる

レンタルや中古で Elmarit‑M 28mm F2.8 ASPHを実際に利用すると、28mm×Mにおける基準線が把握できます。販売価格は418,000円(税込)。

合わなければ売却で差額最小という選択も現実的です。28mmの“自分にとっての適正”は現場でこそ早く判明します。

LLL 9E・Brightin Star・Ultronとの判断

LLLはクラシカル、Brightin Starは手頃、Ultronは明るさ優先。短期比較で自分の好みが浮き彫りになります。そこでArtra Labの軽快性・価格が刺さるかを判定しましょう。

迷いが深いほど撮影機会は失われます。次のロケまでに一本用意し、同条件で撮り比べるメモを残すと意思決定が早まります。

まとめ

Artralab 28mm f/2.8(Leica M)は、“3つの28(28mm/F2.8/28mmフィルター径)”という明快なキーワードがティザーで示されました。一方、価格・発売日・詳細スペックは未公表です。Z版 NOXIKA の公開スペック、既存Mレンズの内容を根拠に比較検討・予約準備をしましょう。


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