10/24発売 銘匠光学(TTArtisan) AF 23mm f/1.8(ニコンZ)の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

10/24発売 銘匠光学(TTArtisan) AF 23mm f/1.8(ニコンZ)の予約開始日・発売日・価格・比較最新情報まとめ

ニコンZのAPS‑Cユーザーにとって「35mm相当の明るい単焦点」は常用レンズ候補の本命です。TTArtisan AF 23mm f/1.8は、軽量・金属外装・STM駆動のオートフォーカスに加え、驚きの低価格が注目ポイント。AF 23mm f/1.8のニコンZ用について、予約開始日や価格、スペックと実写傾向、純正・他社との比較まで、購入判断に直結する要点をまとめました。

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筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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10/24公式発表あり予約受付中、メーカー販売価格$127(約19,400円)・国内販売価格23,400円(税込)と低価格。

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210g・金属鏡筒・0.3m最短・52mm径・9枚羽根など実用的な仕様。

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描写は中心シャープで価格以上、CAは良好に抑制とのレビュー。一方で逆光では条件によりフレアが出る報告あり。

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AFはSTMで静かに作動。日常スナップや動画に必要十分という評価が多い。

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比較の軸は「価格×寄り×明るさ」。純正24/1.7とVILTROX 23/1.4が有力な対抗。

銘匠光学(TTArtisan) AF 23mm f/1.8(ニコンZ対応)が10月24日発売と正式発表

TTArtisan AF 23mm f/1.8 APS‑C(Zマウント対応)は、公式発表と同時にTTartisan公式オンラインストアで予約受付が始まっています。TTartisan公式サイト、B&Sともに価格は$127(約19,400円)で販売開始されています。

商品名

TTArtisan AF 23mm F1.8

対応マウント

ニコン Zマウント

メーカー販売価格

$127(約19,400円)

販売価格

国内:23,400円(税込)

発売日

2025年10月25日

予約開始日

2025年10月25日

予約・販売URL

TTArtisan公式

焦点工房

主なスペック:210g、0.3m最短、52mm径、9枚羽根の使いやすさ

TTArtisan AF 23mm f/1.8はAPS‑C専用の23mm(35mm判換算約35mm相当)で開放F1.8。主要スペックは下記の通りで、STMによる静粛AF、金属鏡筒、フード同梱など、日常使いで効く仕様が揃っています。

項目

内容

レンズ名称

TTArtisan AF 23mm f/1.8

対応フォーマット

APS-C専用

焦点距離(35mm換算)

約35mm相当

開放絞り値

F1.8

最短撮影距離

0.3m

絞り羽根枚数

9枚

フィルター径

52mm

重量

約210g

光学・機構のポイント

光学系は9群11枚で、高屈折レンズ1枚とEDレンズ2枚を含みます。明るさとコンパクトさの両立を図った設計です。絞り羽根は9枚で、開放~中間域では円形に近い玉ボケが得られます。焦点距離は23mm(フルサイズ換算約35mm)です。

最短0.3mはテーブルフォトではもう一歩寄りたい場面がありますが、35mm相当は距離感を保ちやすく背景整理も容易。軽いトリミングと併用すれば運用の幅を確保できます。

サイズ感と付属品

210gの軽さはZ fc・Z50・Z30と好バランス。金属鏡筒でも取り回しを損なわないサイズです。前面は汎用性の高い52mm径で、フィルターやステップアップリングの選択肢が広いのも利点です。

専用レンズフードが同梱されます。逆光カットや前玉保護に有効で、購入直後から実戦的に使いやすい構成です。

ビルド・操作性・ファームアップ:金属外装とUSB更新で長く使える

外装はメタルボディ。価格帯を超える質感と剛性感が特徴です。さらにファームウェア更新用のUSB Type‑Cインターフェースは後部レンズキャップに内蔵され、将来的なAF最適化や挙動改善に対応できます。長く使える作りは安心材料です。

金属鏡筒と操作リングの手応え

金属鏡筒は剛性が高く、フォーカスリングは適度なトルクで微妙なピント送りがしやすい設計。小型Zボディでも前玉の振られ感が出にくく、撮影リズムを保ちやすいバランスです。

リング表面のローレットはグリップが効き、薄手の手袋でも滑りにくい操作感。絞りはボディ側制御で誤操作が起きにくく、スナップ適性に寄与します。

USBファーム更新のメリット

ユーザー自身でファーム更新が可能なため、AFアルゴリズムの改善や新ボディ最適化に追随しやすいのが利点です。アップデート情報は公式の案内を定期的に確認しましょう。

初期ロット特有の互換性の揺れがあっても、更新で改善されるケースがあります。ダウンタイムを抑えて使い続けられます。

描写の傾向:開放の雰囲気と価格以上の実力

複数レビューでは「価格以上の総合力」との評価が見られます。中心は開放から十分シャープで、ボケは素直。色収差は比較的よく抑えられる一方、逆光では条件によりフレアが発生する報告があります。スナップで“空気感”を残す描写が得やすいことも指摘されています。

解像・ボケ・色収差

中心解像は開放から実用域、F2.8~5.6でコントラストが伸びます。ボケは滑らかな傾向で、点光源の玉ボケも自然な形を保ちやすい一方、背景との組み合わせによって輪郭が出る場合もあります。軸上・倍率色収差はこの価格帯としては良好との評価が目立ちます。

開放では周辺減光が感じられますが、絞りや現像プロファイルで調整可能。夜景スナップでは“雰囲気”として活かせる場面もあります。

逆光耐性と実写所感

逆光では状況によりフレアやコントラスト低下が見られる場合があります。付属フードの使用や光源角度の工夫で軽減が可能です。マイクロコントラストは過度に硬くなりにくく、肌や街の質感を無理なく描きやすい印象です。

総じて、極限の解像よりも機動力とバランスを重視した写り。日常の記録からスナップポートレートまで守備範囲が広いレンズです。

AFと動画の実用:STMの静粛性、日常・Vlogとの相性

駆動はSTM(ステッピングモーター)。ピント移動音が小さく、AF音がマイクに乗りにくいのが利点です。一般的なスナップ用途では実用的との評価が多く、低照度や高コントラスト場面では稀に迷う報告もあります。

静止画での使い勝手

日中スナップでは素早く合焦し、シャッターチャンスを捉えやすい印象です。最短0.3mはテーブル・小物撮影で寄り切れない場面がありますが、環境を入れたポートレートや街撮りでは距離感を保ちやすくテンポよく撮れます。

AF‑Cでの追従は自然で、歩く被写体程度なら歩留まりを確保しやすいレンジにあります。

動画撮影でのポイント

STMの静粛性は内蔵マイクやオンカメラマイクでも有効。ピント送りは滑らかで、散歩Vlogなどの歩き撮りと相性が良好です。

焦点距離23mm(約35mm相当)は歩き撮りでも画角の揺れを抑えやすい自然な視野です。電子手ブレ補正(e‑VR)などを備える機種では、併用により安定感を高められます。

競合比較:NIKKOR Z DX 24mm F1.7とVILTROX 23mm F1.4 Z

比較の軸は「価格」「寄り(最短距離)」「明るさ」。純正NIKKOR Z DX 24mm F1.7は約135g・46mm径・最短0.18m・最大倍率0.19xが強み。VILTROX23mm F1.4は約2/3段明るく、価格は通常$239(36,500円)。TTartisan 23mm F1.8は価格の優位性が大きく、“まずは一本”の候補になりやすい立ち位置です。

純正24mm F1.7と迷うなら

NIKKOR Z DX 24mm F1.7の主要スペックは下記の通りで、近接重視や軽さ最優先なら純正が有利。

項目

内容

焦点距離

24mm(APS-C/DXフォーマット)

35mm判換算

約36mm相当(DX機使用時)

開放絞り値

F1.7

最小絞り値

F11

レンズ構成

9群8枚(非球面レンズ2枚含む)

画角

約61°(DXフォーマット時)

最短撮影距離

0.18m

最大撮影倍率

約0.19×(1:5.3)

絞り羽根枚数

7枚(ラウンド形状)

フィルター径

46 mm

外形寸法

約 φ70 mm × 長さ40 mm

重量

約135g

TTartisanは210g・最短0.3m・52mm径で、価格と金属外装の質感を重視する場合に選びやすい構図です。どちらも35~36mm相当の自然な画角で、用途の重複は大きいです。操作連携や将来のファーム供給体制は純正が優位。差額をアクセサリーや現像環境に回すか、近接性能を優先するかで判断が分かれます。

VILTROX 23mm F1.4 Zとの使い分け

VILTROX 23mm F1.4 Zの主要スペックは下記の通りです。

項目

内容

製品名

VILTROX AF 23 mm F1.4 Z

対応マウント

Nikon Z(APS-C/DXフォーマット)

焦点距離

23mm(35 mm判換算:約35 mm相当)

開放絞り値

F1.4

最小絞り値

F16(製品仕様に記載)

絞り羽根枚数

9枚

最短撮影距離

0.30m(30cm)

フィルター径

52mm

レンズ構成

11群10枚(製品スペック)

重量

約300 g(10.6 oz/製品仕様)

外形寸法

Ø約69mm × 長さ約73mm(表記:φ69×73mm)

VILTROXはF1.4で明るさ優位、9枚羽根・最短0.3m・52mm径。暗所やボケ量を最優先ならVILTROX、軽さと価格ならTTartisanが優勢です。いずれもSTMで動画適性を備えます。

絶対的な解像・コントラストはVILTROX優位との評価が多い一方、価格差を踏まえたコストパフォーマンスではTTartisanが強力。用途で住み分けが明確な2本です。

購入ガイド:おすすめユーザーとボディ別相性

“常用一本”としての安心感を重視するなら、Z fc・Z50・Z30と好バランス。約210gの軽さで街歩きや旅行に持ち出しやすく、35mm相当の画角は初めての単焦点にも適しています。

おすすめユーザー像

「価格を抑えつつ、AFの明るい単焦点が欲しい」スナップ派やVlogger、キットズームからのステップアップ層に向きます。保護フィルターは52mm、NDも同径で揃えられます。

「テーブルでしっかり寄りたい」なら純正24/1.7、「最大のボケ量が欲しい」ならVILTROX 23/1.4が候補。寄り=純正、明るさ=VILTROX、価格・軽さ=TTartisanという整理が分かりやすいです。

まとめ

TTartisan AF 23mm f/1.8(Z用)は、$127(約19,400円)という価格で210gの軽さ、金属外装、静かなSTM AF、0.3m最短、52mm径を備えた日常向けの一本です。中心は開放から実用的で、スナップやVlogに対応。寄り重視なら純正24/1.7、明るさ重視ならVILTROX 23/1.4、コストと機動力優先なら本レンズという整理で選びやすくなります。


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