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【リーク】PixiiのLeica Mマウント対応の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
フランスのPixiiが、Leica Mマウント対応の新カメラのティザー画像を公開しました。この記事では確定情報と予想に分け、発売日や予約時期、価格レンジ、スペックの要点、Pixii MaxやLeica Mシリーズとの比較までをまとめます。

この記事のサマリー

2025年10月22日、Pixiiが「We invent the future」とともにLeica Mマウント新カメラをティザー公開。

画像からは上面小型表示(従来OLED)の不在、矢印LED撤去、シャッターボタンのLEDリング、無刻印ダイヤルが確認されます。

発売日・価格・背面モニター有無など主要仕様は未公表(背面表示採用は予想に留まる)。

比較軸:現行Pixii Maxは24.5MPフルサイズ、DXOMARK総合93。Pixii Maxが32GBで約71.7万円・128GBで76.3万円、M11が約150.1万円。
速報と確定情報
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Leica Rumorsから、10月22日 PixiiがMマウント対応の新カメラのティザー画像を公開したと報道されました。公式トップに「We invent the future」を掲出し、新デザインのシルエットの一部を見せました。上面の小型表示が見当たらないなど外観変更が観察されています。発売日・価格・詳細仕様は現時点で未発表です。
確定している観察ポイント
ティザーから読み取れるのは、トッププレートの小型表示の撤去、露出オーバー/アンダーを示す矢印LEDの撤去、そしてシャッターボタン周囲のLEDリングの存在。上面の大径ダイヤルには刻印がなく、ユーザー定義の可能性が予想されます。レンジファインダー本体とMバヨネット自体は継続と見られます。
Leica Rumorsも同様の観察を提示し、従来Pixii Maxにあったトップパネルの小型表示(従来はOLED)の不在を強調。現行Maxの構成からの差分として捉えられており、「軽量・低価格版」の可能性という予想もあります。
未判明のままの領域
公式は発売日・価格・連写・背面モニター有無などを公開していません。NotebookCheckは「トップ表示の撤去=背面表示の導入」を予想しましたが、これは依然として未確定。現段階では「外観の刷新が確実、仕様は未確定」という理解が妥当です。
一方、Pixiiの現行フルサイズ機Maxは構成により32GBが$4,699(約717,000円)〜128GBが$4,999(約763,000円)で販売中。新機が廉価/軽量路線なら価格面の変化に期待は持てますが、確定値ではありません。
発売日と予約時期の見立て
ティザー公開は2025年10月22日。Pixiiは従来もティーザー→短期で正式発表の流れが多い一方、今回は仕様が大幅に変わる可能性があり、発表から出荷までのラグは読みづらいのが実情です。以下はあくまで判断の材料としての内容です。
予約開始のタイミング感
メーカー公式直販と正規小売(米B&Hなど)が並行稼働するのがPixii流。Pixii MaxはB&Hで在庫販売実績があり、新機でも同経路が有力と考えるのが自然です。直販はユーロ建て、B&Hは米ドル建てでの案内が想定されます。
「公式発表=予約解禁」のケースが多く、人気焦点距離のMレンズと同時確保を狙うなら、発表直後の予約待機が安全策。
初回出荷の読み方
Pixiiは少量ロットで段階的に供給する傾向があり、初回ロット完売→納期数週〜のケースも珍しくありません。
価格レンジと「賢い購入戦略」
Leica Rumorsは「より安価・軽量版の可能性」に触れています。現行Pixii Maxは32GBが$4,699(約717,000円)・128GBが$4,999(約763,000円)、M11は$9,840(約1,501,000円)。新機が廉価寄りなら53~68万円の帯に収まるシナリオは考えられますが、ここはあくまで予想です。
値付けの根拠とブレ幅
トップ表示の撤去や外装簡素化はコスト抑制に寄与する一方、背面モニター採用ならコスト増。内部ストレージ容量の選択肢も価格を動かす変数です。結果として「Maxよりやや下」を基準に±7.5万円程度のブレを見込んでおくことが妥当です。
いずれにせよ、M11の高価格帯に対して「新品で買えるフルサイズRF」としての価格優位は維持しやすく、レンズ側に予算を残せるのがPixiiの魅力です。
デザイン刷新の注目点:トップパネル表示の撤去(従来はOLED)・LEDリング・無刻印ダイヤル
ティザーだけでも操作感に影響する変更が読み取れます。トップの小型表示が見当たらず、矢印LEDも撤去。シャッターボタン周囲にLEDリング、上面ダイヤルは無刻印で、機能割り当ての自由度が示唆されます。上面ロゴも見当たらず、ミニマルな外観への移行がうかがえます。
操作系の再定義
刻印無しの大径ダイヤルは、ISO/SS/露出補正などへの割り当て自由度が期待できます。視線移動を抑え、指先中心で設定変更できるなら、レンジファインダーの「撮影中に意識を切らさない」価値と整合します。表示の簡素化は誤操作抑止にも寄与します。
リングLEDはステータス表示やセルフタイマーなどのフィードバックに活用可能。ファインダーから目を離さず把握できるインジケーターは、街撮りやイベントでの歩留まり向上に役立つ可能性があります。最終仕様は公式発表待ちです。
背面モニター採用の可能性
「トップ表示撤去=背面表示採用」の言及があるものの、確定情報ではありません。採用されればメニュー操作や再生の完結性が大幅に改善し、スマホアプリ依存の度合いが下がることが見込まれます。消費電力の増加と重量増には留意が必要です。
スペック予想:最低限「期待してよい」ラインの整理
公式未発表のため確定値はありません。レンジファインダー継続とMバヨネット維持はティーザーから読み取れます。センサーは現行Max同等(24.5MP BSI)を踏襲するシナリオが自然ですが、ここは推定。電子シャッター主体や内蔵ストレージ採用も継続する可能性が高いと見られます。
踏襲が見込まれる基本仕様
Maxのスペックは下記が公開されており、新機も方向性は大きく外さないはずです
項目 | 内容 |
---|---|
センサー | 24.5MP フルサイズ BSI CMOSセンサー |
ISO感度 | 100〜25,600 |
シャッター方式・速度 | 電子シャッター 1/32,000〜2秒 |
記録媒体 | 内蔵メモリ 32GB または 128GB |
記録形式 | DNG / Monochrome DNG / JPEG |
通信機能 | Wi-Fi / Bluetooth |
電源・接続 | USB-C 給電・データ転送対応 |
レンジファインダーの枠線は35/40/50mmおよび75/90mm(連動表示)が中心で、光学ファインダーに設定情報を投影する「インタラクティブOVF」もPixiiの持ち味。視線を外さず露出やWBを追い込めるのが強みです。
変動の余地がある項目
連写・書き込み・電池寿命は要注目。Maxの連写は1fps相当と控えめで、ここが改善されるなら快適度は向上します。逆に背面モニター搭載ならバッテリー要求が上がるため、容量や省電力制御の妙が問われるでしょう。
メモリ構成は単一容量か複数SKUかで価格が変化。動画の有無も判断材料です。Maxはスチル専用でした。用途を割り切るならスチル特化で十分、ハイブリッド派は別系統の機材選びが賢明です。
画質ベンチマーク:Pixii Max実績から逆算する期待値
DXOMARKのMaxセンサースコアは総合93。色深度25.2bit、DR 13.6EV、低照度ISO 3,108という数値が公開されています。新機が同等センサーであれば、画質面の不安は小さいと評価できます。
階調と色の余裕
色深度25.2bitはポートレートの肌階調や風景のグラデーションで効いてきます。ベースISOで粘る描写は後処理耐性も高く、RAW現像の自由度が広がります。制作現場で効く数値です。
DR 13.6EVはハイコントラストの街撮りでも白飛びと黒潰れの回避に寄与。露出マージンが確保でき、レンジファインダーの素早い露出決定と相性が良い特性です。
低照度の実力
Low‑light(Sports)3,108は、夜スナップや屋内でも素直なノイズ特性を示す水準。M11ほどではないにせよ、常用的には困らない出力です。高感度での色残りやS/Nの粘りは、作例の再現性にも現れます。
これらはMaxの公開数値。新機が異なるセンサー/処理系なら結果は変動しますが、Pixiiの設計方針から見て、画質は引き続き実用の範囲を十分に満たす見込みです。
比較:Leica M11/M10とPixii Max/新モデル
新品で買えるフルサイズRFは実質ライカとPixiiのみ。価格はM11が$9,840(約1,501,000円)、Pixii Maxが約71.7万円〜76.3万円。画素数はM11が60MP、Maxが24.5MP。用途と予算配分で最適解は変わります。新機は価格・機能の間を詰める存在になり得ます。
どちらが「自分向き」か
最高峰の解像と堅牢なRF体験を求めるならM11。新品でRFを始めたい、レンズに予算を回したい、軽快に運用したいならPixiiが候補。新機が背面モニターを備えるなら、操作面の差はさらに縮まる可能性があります。
中古M10とMaxは価格帯が交差。Maxのセンサー評価はM10超え。AF不要で撮影プロセス重視ならPixiiの体験は魅力的。メカの手応えやブランド資産価値を重視するならライカ側に分があります。
機能の割り切り
動画不要・スチル特化・電子シャッター派ならPixiiの思想に合致。高解像のトリミング耐性を重視するならM11。どちらも正解で、運用要件に従って選ぶのが合理的です。
新モデルの価格とUIが上手く噛み合えば、初めてのレンジファインダー入門としての敷居は下がるはず。発表時の最終仕様を確認したいポイントです。
Mレンズ運用の実際:焦点距離の選び方と枠線の目安
Maxは広視野のOVFに28mm相当の視野を持ち、ブライトフレームは35/40/50mmに加え、75/90mm(連動表示)に対応。新機もレンジファインダー継続が示唆される以上、実運用の焦点距離はこの枠組みが基準になる可能性が高いでしょう。
まずは35mmと50mmで「芯」を作る
街スナップと人物で両立しやすいのが35/50mm。RFの合焦感はこのあたりが最も快適です。f/1.4〜2.0の単焦点なら、夜スナップでもISOを抑えやすく、ダイナミックレンジの余裕を活かした現像耐性も確保できます。
28mmは広い視野で動きを掴みやすく、路地や室内での抜けが良好。75mmはスナップの圧縮感やバストアップに適します。歩留まりにはシャッター速度管理が鍵です。
周辺画質と距離計連動の勘所
Mレンズは周辺の色被りや口径食の出方が設計次第で変わります。開放のクセを楽しみつつ、作品用途なら1段絞る運用が安全。距離計連動の精度はボディと個体差も絡むため試写推奨です。
新品だけでなく中古の定番(Summicron、Voigtländerなど)も選択肢。Pixiiの価格帯ならレンズに回せる予算が生まれます。まずは一本に資金を集中し、画角制限で腕を磨くのも有効です。
まとめ
Pixiiの「Leica Mマウント対応・新カメラ」は、デザイン刷新と価格最適化が期待される注目株です。現時点で確定しているのは外観上の変化と「We invent the future」のメッセージ。発売日・価格・背面表示などは未発表のため、予約は正式仕様の確認後が安全です。Pixii MaxやM11/M10との比較軸、レンズ運用、保存とワークフローまで整理したので、必要条件と予算を決めて発表日に備えましょう。
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