
【リーク】ライカ Noctilux‑M 35mm F1.2の発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ
「本当に出るのか? いつ? いくら?」と多くのユーザーから関心が高いレンズ、「Leica Noctilux‑M 35mm F1.2」。この記事ではFOTOS表示やM11系ファーム2.2.2と主要なリーク報道をもとに、発売時期の見通し、価格の目安、予約の動き方、競合比較をまとめました。

この記事のサマリー

FOTOSに“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”表示、ユーザー報告が状況証拠

主要リークで「2025年7月発表」示唆、現時点(2025/9/15)も公式未発表

価格は既存Noctilux/Summiluxの米国価格を基準に$14k〜$16k級を予想(推定)

比較軸:Voigtländer 35/1.2(VM III/IV)、Zeiss Distagon 35/1.4 ZM、Sigma 35mm F1.2 DG II | Art(L/E)
リークの根拠を精査:FOTOSの“1:1.2/35 ASPH”とファーム2.2.2

信頼度が高い一次情報は、M11系にファームウェア2.2.2を適用後、非6ビットのSummicron‑M 35/2装着時でも、Leica FOTOSで写真が“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”として記録されるというLeica Forumでのユーザー報告です。Leica Forum投稿のスクリーンショットをLeica Rumorsが紹介しており、アプリ/ファーム内部に35/1.2の文字列が存在する可能性を示唆します(あくまで状況証拠)。

一方でM11系ファーム2.2.2自体は、EUのエコデザイン規制対応(省電力関連)を主目的とする小規模更新と案内されています。機能追加より安定性維持を重視する内容です。
ファームに“35/1.2”が見える理由(推測)
非6ビット個体や手動選択の継承で誤認される一般論はありますが、“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”という具体的な文字列一致は偶然の域を超える可能性があります。将来レンズ用プロファイルの存在仮説は合理的ですが、Leica公式の確認は現時点でありません。
画像リークの整合性
2025年5月上旬、外観写真とされる画像が複数の媒体に掲載され、「7月発表の可能性」とセットで扱われました。真偽は未確定ながら、時期・文言の整合は一定と評価できます(断定不可)。

発売日はいつ?:現実的なタイムラインと備え方
Leica Rumorsをはじめとした主要なリークでは「2025年7月発表」が繰り返し示唆されましたが、本日(2025年9月15日)までに公式発表はありません。したがって直前解禁→即予約の“電撃パターン”に備えておきましょう。
短期予想:直前解禁と同時予約の可能性
大型製品では事前ティザーなしに解禁・予約開始となる例があり得ます。店頭デモは後追いの場合もあるため、「まずは予約枠の確保→実機確認→可否判断」という順序が合理的です。
価格予想の現実解:Noctilux枠と為替感度
既存の価格帯から逆算すると、Noctilux‑M 50/0.95=$14,225、Noctilux‑M 75/1.25=$15,615、Summilux‑M 90/1.5=$14,975(いずれも米国公式)です。新規の35/1.2がこのレンジを大きく外れる根拠は乏しく、$14k〜$16k級(推定)(=日本円で2,067,359〜2,362,696円)を仮置きするのが現実的です。
“35mm F1.2”のプレミアムの根拠
35mmはスナップの王道で、F1.2の浅い被写界深度は人物・夜景で独自の絵作りを可能にします。Leicaの価格設定は希少性や工芸性を内包するため、単純な原価比較は適しません。
競合との価格ギャップをどう見るか
参考としてVoigtländer NOKTON 35mm F1.2はVM IIIが約$1,049前後、2025年に登場したVM IVは約300gの軽量化が特徴。Zeiss Distagon T* 35mm f/1.4 ZMは新品実勢が約$2,390です。価格差は大きいものの、残価・サービス・個体精度まで含めた総合比較が妥当です。
確定/未確定/予想:スペック整理(暫定)
【確度高(状況証拠)】FOTOSの“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”表示。焦点距離・開放F値・ASPH採用が示唆されます(公式未発表)。
【未確定】絞り羽根枚数、最短撮影距離、フィルター径、重量、フード形状、正式名称、価格・発売日。
合理的な仮説(予想)
Mレンズの慣例とNoctiluxの系譜から、最短0.7m・フィルターE49〜E60・重量600〜800gのいずれか…といった“レンジ予想”は成り立ちます。ただし購入判断の最終根拠にはできません(予想)。
“ASPH”の意味を再確認
大口径での周辺像の乱れやコマ収差を抑えるうえで非球面(ASPH)は重要。Noctiluxの「開放から作品」を支えるキーパーツです。
競合比較:Mマウント中心+Lマウント参考
Mの35大口径はVoigtländer NOKTON 35mm F1.2(VM III/IV)とZeiss Distagon T* 35mm f/1.4 ZMが現行の実用選択肢。参考としてミラーレスAF側では、2025年9月にSigma 35mm F1.2 DG II | Artが発表され、軽量化とAF強化が公表されています(L/E)。カテゴリは異なるため、比較は描写指針の把握に留めるのが現実的です。
Voigtländer 35/1.2(VM III/IV)の実像
VM IIIは約332g・最短0.5m・52mm径。VM IVは約300g(10.6oz)とさらに軽量化されています。レンジファインダー連動域は0.7mです。
Zeiss Distagon 35/1.4 ZMの立ち位置
重量381g、最短0.7m、49mm径。高コントラストな描写で、Mの35mmで堅実な選択肢の一つです。
描写ターゲット:スナップ/ポートレート/ナイト
35mm×F1.2は“距離感を残した大きなボケ”を得やすく、夜景や環境ポートレートで優位性があります。Noctilux名に期待されるハイライトのにじみと芯の両立が見られるかは、実機レビュー解禁後に検証が必要です(未確定)。
スナップ:都市の“気配”を残す
開放で人物を置き、街灯や看板を大きくボカすなど、情報の取捨選択が容易です。F1.2ならシャッター速度を確保しやすく、夜の手持ち運用に余裕が生まれます。
ポートレート:35mmならではの距離感
寄り過ぎると歪みが出るため、半身〜環境ポトレがバランス。髪のハイライトや衣服の質感など、開放域の“ガラスの素性”は発売後の作例で確認したいポイントです。
ピント合わせの現実:レンジファインダーかVisoflex 2か
F1.2は微小な前後ブレで外しやすいため、歩留まり重視ならVisoflex 2の拡大&ピーキング併用が有効です。Visoflex 2は約3.7MP OLEDで角度可変式、米国価格は最近の直販で$955が確認できます。
実戦オペレーション
動体は顔→瞳→まつ毛の順に拡大しピーキングで山を捕捉。静物は三脚や電子水準器で姿勢を安定させ、最終位置で再合焦すると歩留まりが向上します。
アクセサリーの現実解
NDや保護フィルターは口径未確定のため、発表後に即応できる可変NDの候補だけ先に決めておくと対応しやすいでしょう。
市場動向のヒント:35mm大口径の“今”
ミラーレスAF側ではSigma 35mm F1.2 DG II | Artの軽量化・AF強化が話題。レンジファインダーのMは「手で合わせる愉しみ」という別軸で共存する構図です。
35mm×超大口径という文脈
旅スナップから人物まで幅広く使え、被写界深度の浅さで“情報の編集”が可能。選択の軸は、AF快適性か、MFの手応えと描写の個性か、になります。
“事実”と“推測”の線引き(最新版)
【事実寄り】FOTOSの“NOCTILUX‑M 1:1.2/35 ASPH”表示(ユーザー報告)/M11系FW 2.2.2の配布と目的/5〜6月の画像リーク報道/9月15日現在で公式未発表。
【推測】発売月、価格、重量、最短距離、羽根枚数、光学構成、正式名称など。
既存Noctilux・周辺製品からの逆算:携行性と費用
参考までに、Noctilux‑M 50/0.95は700g・$14,225、75/1.25は$15,615、Summilux‑M 90/1.5は$14,975(米国)です。重量級・高額帯である点を前提に、携行法や保険・購入手段を含めて計画を立てるのが現実的です。
セットアップ例(実務)
M11/M11‑P+Visoflex 2+可変NDの基本セットで夜スナップの歩留まりを確保。日中はNDで開放維持、夜はISO 1600〜3200でシャッター速度を確保します。
比較早見(価格・重さの目安)※参考値
Leica Noctilux‑M 50/0.95:700g・$14,225/Noctilux‑M 75/1.25:$15,615/Summilux‑M 90/1.5:$14,975。Voigtländer 35/1.2 VM III:332g・約$1,049。Zeiss 35/1.4 ZM:381g・約$2,390。※Noctilux‑M 35/1.2は未発表のため数値は不明(価格は上記レンジを参考)。
AF系の参考(L/Eマウント)
Sigma 35mm F1.2 DG II | Artは2025年9月発表。小型化・AF強化・ブリージング低減がうたわれています。動画・AF重視の運用では有力な代替です。
まとめ
Leica Noctilux‑M 35mm F1.2は、FOTOS表示と継続的な画像リークにより“存在可能性が高い段階”にあるものの、発売日・価格・詳細仕様は未確定です。価格は既存Noctilux/Summiluxのレンジから$14k〜$16kを目安(予想)とし、予約連絡網と決済準備を整えつつ、正式発表で最終判断するのが安全です。比較軸はMのVoigtländer 35/1.2(VM III/IV)、Zeiss 35/1.4 ZM、参考にSigma 35mm F1.2 DG II | Art(L/E)。最後は用途と運用スタイルで選び分けましょう。
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